ゾクゾクとトレードが発表されてますけど、うそぉ!みたいなのが結構ありますね。なかでもやっぱSPURSとCAVSはゴリゴリカネを使ってますね、SPURSは確かに毎年引退間際のダンカン、ジノビリの後釜を探さないといけないから必死ですけど、オルドリッジとウェスト獲得ですって!えぐいな。オルドリッジ、ウェスト、レナード、パーカー、ダンカン、ジノビリ6th マンで闘うの? ひきょーだわw 全員オールスターチームじゃん、しかも玄人好みの派手さよりも堅実なプレーが出来るツワモノばかり、穴無いぜこれは・・・。
キャブスをゾクゾクと戦力固めしてますね、ジョー・ジョンソン、モーウィリアムズ獲得・・・
レブロン、カイリー、ラブ、ジョー、後1人はどうですか、モズコフか、ウィリアムズ、シャンパート、・・これも4人はオールスター選手という、ひきょーですw
それにクリッパーですよね
ポール、グリフィン、ピアース、レディック、バーンズですか。なんとなくスマートなチームですね、マッチョ感が無い。
それにしたって大本命はこれではSPURSですね、GSW包囲網がちゃくちゃく結成されていると・・それとレイカーズがあまりの成績の悪さにてこ入れに動いてますけどね。あのレイカーズがねぇ・・・、一時期なんてもぉ見飽きるぐらいレイカーズのイエローばかりを見てたのに、いまではハイライトでもチラとしか出てこない。おそろしす。
もうSPURSのレジェンドが有終の美を飾って引退っていう絵が見えるようですな・・・、ポポビッチも引退すんじゃないですか、今度優勝したら・・・。
スラムダンクで晴子氏はスパーズのシャツを着てるのですけど、渋いなぁ~(SPURSというと厳しい規律とチーム優先の固いバスケで有名)と思ったもんです。でもSPURSのユニフォームかっこいいですよね。モノクロ。割りとロゴも好き。
2015年7月7日火曜日
2015年7月6日月曜日
1972 犬神家の一族
聞いたことはあるけど実際には読んでないシリーズでも大きなものですねこれ。犬神家の一族、ことあるごとにパロディにされたり、湖から足が突き出てる死体、のシーン、あれは映画なんですかね?を見たりしましたけど、一体どういうお話なのかというのはまったく知りませんでした。それが金田一耕助シリーズだってのも知りませんでしたわ。
スケキヨもあるいみ日本のガイ・フォークスみたいな有名なマスクになっているのにね。
さてこっからはネタバレなので注意。
探偵物のオチを書くのは本来はタブーですけどこんだけ有名な話だし、かなり昔の作品だから別にいいでしょう、それに犯人が誰かってのが問題になってるような類いの作品でもないし。というより犯人はほぼ最初から割れてますわね、超美人の珠代、最初に怪しいとされる人物、最初から怪しい人物が真犯人なんて、まぁ何周もして裏を書いたものじゃない限りそれもありえない、何より美人が犯人ってのはまずない。あまりにも当たり前すぎるからです。そしてその召使の猿蔵、知恵の足りない怪力の持ち主ですが、これが犯人ってこともない、カジモドじゃないけど、白痴が犯人ってのはまずないです、ゴリラが犯人でも無い限り。三兄弟は殺されてしまうし、松竹梅の誰か、になりますけど、最初っから描写がやたら多い松、性格描写や見た目の設定がはっきりしてる松が犯人に決まってます、姉妹の夫が犯人でした、では、誰!?っていう20世紀少年みたいな残ないことになっちまいますから。
そういうことではなく雰囲気ものなんですねこの作品、猟奇的で、信州長野の澄んだ空気と秋から冬、っていううら寂しくて、おどろおどろしい感じ、ホラー要素もかなりあるのです。
トリックはよく出来てるとは到底おもえませんなぁ・・、だって偶然偶然、偶然が重なった、ってそんなのわかりっこねぇじゃんって感じだし、Iが勝手に思ってるだけかもしれないけど探偵小説ってちゃんと考えれば最後の謎解きのシーンまでには読者が賢ければすべての謎が解けるっていうふうになってないといけないものだと思うのです、そりゃ消去法で犯人はわかるのですけど、はっきりすべての謎が見えてくるわけじゃない、ってのは本来はダメだと思うのですけどね・・・、Iの勝手な考えなのかもだけど・・。
それに文体もそれほど優れてるってわけでもないです、特に気になるのが話法は三人称、いわゆる神様目線なのに、言い忘れていたが・・・、とか おそろしいではないか・・・、みたいな完全な神様視点ではなく、ある事情通の後日談みたいなスタイルになってるのですね。ドストエフスキー話法っていうのか、あんましそりゃ成功しませんよね・・・。それとなんで昔のヒトってのはやたら四文字熟語とか漢語をぶっこみたがるのですかね?それでなんか文章が優れてるわけでもない気がする・・・、そういうことが出来るのは夏目漱石だけで、無闇に漢語をぶっこむのはやめて欲しいです。
なんて文句たらたらですけど、これが流行ったってのはわかる気がします。それは探偵小説ってだけじゃなくてホラー、怪奇!みたいなのと絶妙に組み合わされてるのがハマるのでしょうね、スケキヨの仮面、残虐な殺人方法・・ってのもそのこわーーーっ!!きゃー!っていう一般受けに一役買ってるんでしょうね。Iホラーが大のニガテでぜっっっってぇにリングとか見ない。なんでカネ払って怖い思いしなきゃいけねぇんだよってタイプなのであぁいうのが好きなヒトの気持ちはまったくわからんのですけど根強い人気があるんですよねーそういう、ホラーテイスト。ホラー大嫌いなIでも、結構楽しめます。エンタメとしてやっぱりそこはよくまとまってるからだと思います。
探偵物ってのは、ミステリーっていうのですか、エンタメ要素としてはほんと大事ですよね、Iも次回作は面白いものを作りたいってのがあるので、勉強中です、謎、っていうのはオーディエンスに続き、を見たくさせるのに必要なんですわね。ものすごい美しい映像とかはすぐに飽きる、でも謎。謎ってやつは気になってしまうのです、人間の心理で怖いもの見たさ、好奇心、そこをもうこちょこちょやるわけで、しょうもな・・・とか思っていても、ちくしょう、犯人気になる。って最後まで読ませてしまうわけですな。
あとやっぱ時代設定でしょうね、戦後まもなく、ってことで、戦争経験者の作家にはそういう技が使えます、戦後の混乱、とか、兵隊で取られていたから・・とか。兵隊帰りの佐清も静馬もだから死体の使い方とかに慣れてるのが納得出来る、松は4人もヒトを殺すわけですけど、兵隊として佐清とかはもっと多くのヒトを殺してるわけですからね。平和で四人も殺せば殺人鬼ですけど戦場では殺せば殺すほど英雄なわけ。だから松が悪いっていう感じはしないで、むしろその意思の強さにあこがれてしまいます。
犯人の動機、モチベーションってのは探偵物の肝なわけで、ただの快楽殺人者とかキチガイにしてしまうと、とたんに探偵っていうよりはヤバイやつとの戦争、になってしまう。けど普通の人間がそんな面白おかしい殺人をするのはおかしい、ってわけでどういうモチベーションがあったのか?ってのがコアになるわけですけど、この小説では母が溺愛する子を思う為の犯行ってことになるのですけど・・・・それはでもベタ中のベタですよね、人間の証明でもそうだったけど。ん~~~~、母は強しっていうのか・・・、それってでも納得出来るようで納得出来ない、っていうか愛情から来た殺意だったんだ、みたいな納得はIは出来ませんなぁ~、でもほんとむっかしぃですね、モチベーションを考えるってのは。所詮嘘ですから、リアリティを持たせるのは骨が折れる・・・・。
酒鬼薔薇聖斗の獄中小説?か何かが話題になってるみたいですね、まぁ出版社にしたら話題になること自体が目的みたいなこともあって、まんまとそれにのっけられてるだけなんでしょうけど、別にIはそれを悪いとおも思いませんわね。だって戦争に行った作家全員が、実際に戦場に行かなくてもそれを支持した全員共犯なわけで、みんなヒトを殺したことくらいあるだろうに、そりゃ現代でも同じですわ。シリアやあのへんの内戦、自分たちがオイル欲しさに独裁政権を担ぎあげたくせに、何もしらんぷり、ってのは殺人を黙認なわけですし、やっぱり全員共犯です。少年Aはその残虐さ、がやっぱ問題なわけですけど、Iは別にアミニズムにかぶれてるわけでもないので別に死体に何されたってどうでもいいですけどね。蘇りにも期待してませんし。まぁしかしわざわざ首を切る必要は無いですよね。武将に見せたら褒美くれるわけじゃないし。
でもやっぱし話題にのっけられるのがイヤなので読みませんけどね、わざわざカネ払って読むようなもんじゃねぇです。
この小説を読んでる間、梅雨でずーーーーと雨でした、まさに小説にぴったりの暗鬱ッて感じの空気にどっぷり浸かってしまったけど、それはまぁそれで良かったのかもです。入って行けましたね。そいでこの作家、横溝正史の70才くらいの作品なんですね、それもびっくり、そんな老人の書いたって感じは全然しない。ほえぇ、やるねw 他の金田一シリーズも読もうかな・・・・。
スケキヨもあるいみ日本のガイ・フォークスみたいな有名なマスクになっているのにね。
さてこっからはネタバレなので注意。
探偵物のオチを書くのは本来はタブーですけどこんだけ有名な話だし、かなり昔の作品だから別にいいでしょう、それに犯人が誰かってのが問題になってるような類いの作品でもないし。というより犯人はほぼ最初から割れてますわね、超美人の珠代、最初に怪しいとされる人物、最初から怪しい人物が真犯人なんて、まぁ何周もして裏を書いたものじゃない限りそれもありえない、何より美人が犯人ってのはまずない。あまりにも当たり前すぎるからです。そしてその召使の猿蔵、知恵の足りない怪力の持ち主ですが、これが犯人ってこともない、カジモドじゃないけど、白痴が犯人ってのはまずないです、ゴリラが犯人でも無い限り。三兄弟は殺されてしまうし、松竹梅の誰か、になりますけど、最初っから描写がやたら多い松、性格描写や見た目の設定がはっきりしてる松が犯人に決まってます、姉妹の夫が犯人でした、では、誰!?っていう20世紀少年みたいな残ないことになっちまいますから。
そういうことではなく雰囲気ものなんですねこの作品、猟奇的で、信州長野の澄んだ空気と秋から冬、っていううら寂しくて、おどろおどろしい感じ、ホラー要素もかなりあるのです。
トリックはよく出来てるとは到底おもえませんなぁ・・、だって偶然偶然、偶然が重なった、ってそんなのわかりっこねぇじゃんって感じだし、Iが勝手に思ってるだけかもしれないけど探偵小説ってちゃんと考えれば最後の謎解きのシーンまでには読者が賢ければすべての謎が解けるっていうふうになってないといけないものだと思うのです、そりゃ消去法で犯人はわかるのですけど、はっきりすべての謎が見えてくるわけじゃない、ってのは本来はダメだと思うのですけどね・・・、Iの勝手な考えなのかもだけど・・。
それに文体もそれほど優れてるってわけでもないです、特に気になるのが話法は三人称、いわゆる神様目線なのに、言い忘れていたが・・・、とか おそろしいではないか・・・、みたいな完全な神様視点ではなく、ある事情通の後日談みたいなスタイルになってるのですね。ドストエフスキー話法っていうのか、あんましそりゃ成功しませんよね・・・。それとなんで昔のヒトってのはやたら四文字熟語とか漢語をぶっこみたがるのですかね?それでなんか文章が優れてるわけでもない気がする・・・、そういうことが出来るのは夏目漱石だけで、無闇に漢語をぶっこむのはやめて欲しいです。
なんて文句たらたらですけど、これが流行ったってのはわかる気がします。それは探偵小説ってだけじゃなくてホラー、怪奇!みたいなのと絶妙に組み合わされてるのがハマるのでしょうね、スケキヨの仮面、残虐な殺人方法・・ってのもそのこわーーーっ!!きゃー!っていう一般受けに一役買ってるんでしょうね。Iホラーが大のニガテでぜっっっってぇにリングとか見ない。なんでカネ払って怖い思いしなきゃいけねぇんだよってタイプなのであぁいうのが好きなヒトの気持ちはまったくわからんのですけど根強い人気があるんですよねーそういう、ホラーテイスト。ホラー大嫌いなIでも、結構楽しめます。エンタメとしてやっぱりそこはよくまとまってるからだと思います。
探偵物ってのは、ミステリーっていうのですか、エンタメ要素としてはほんと大事ですよね、Iも次回作は面白いものを作りたいってのがあるので、勉強中です、謎、っていうのはオーディエンスに続き、を見たくさせるのに必要なんですわね。ものすごい美しい映像とかはすぐに飽きる、でも謎。謎ってやつは気になってしまうのです、人間の心理で怖いもの見たさ、好奇心、そこをもうこちょこちょやるわけで、しょうもな・・・とか思っていても、ちくしょう、犯人気になる。って最後まで読ませてしまうわけですな。
あとやっぱ時代設定でしょうね、戦後まもなく、ってことで、戦争経験者の作家にはそういう技が使えます、戦後の混乱、とか、兵隊で取られていたから・・とか。兵隊帰りの佐清も静馬もだから死体の使い方とかに慣れてるのが納得出来る、松は4人もヒトを殺すわけですけど、兵隊として佐清とかはもっと多くのヒトを殺してるわけですからね。平和で四人も殺せば殺人鬼ですけど戦場では殺せば殺すほど英雄なわけ。だから松が悪いっていう感じはしないで、むしろその意思の強さにあこがれてしまいます。
犯人の動機、モチベーションってのは探偵物の肝なわけで、ただの快楽殺人者とかキチガイにしてしまうと、とたんに探偵っていうよりはヤバイやつとの戦争、になってしまう。けど普通の人間がそんな面白おかしい殺人をするのはおかしい、ってわけでどういうモチベーションがあったのか?ってのがコアになるわけですけど、この小説では母が溺愛する子を思う為の犯行ってことになるのですけど・・・・それはでもベタ中のベタですよね、人間の証明でもそうだったけど。ん~~~~、母は強しっていうのか・・・、それってでも納得出来るようで納得出来ない、っていうか愛情から来た殺意だったんだ、みたいな納得はIは出来ませんなぁ~、でもほんとむっかしぃですね、モチベーションを考えるってのは。所詮嘘ですから、リアリティを持たせるのは骨が折れる・・・・。
酒鬼薔薇聖斗の獄中小説?か何かが話題になってるみたいですね、まぁ出版社にしたら話題になること自体が目的みたいなこともあって、まんまとそれにのっけられてるだけなんでしょうけど、別にIはそれを悪いとおも思いませんわね。だって戦争に行った作家全員が、実際に戦場に行かなくてもそれを支持した全員共犯なわけで、みんなヒトを殺したことくらいあるだろうに、そりゃ現代でも同じですわ。シリアやあのへんの内戦、自分たちがオイル欲しさに独裁政権を担ぎあげたくせに、何もしらんぷり、ってのは殺人を黙認なわけですし、やっぱり全員共犯です。少年Aはその残虐さ、がやっぱ問題なわけですけど、Iは別にアミニズムにかぶれてるわけでもないので別に死体に何されたってどうでもいいですけどね。蘇りにも期待してませんし。まぁしかしわざわざ首を切る必要は無いですよね。武将に見せたら褒美くれるわけじゃないし。
でもやっぱし話題にのっけられるのがイヤなので読みませんけどね、わざわざカネ払って読むようなもんじゃねぇです。
この小説を読んでる間、梅雨でずーーーーと雨でした、まさに小説にぴったりの暗鬱ッて感じの空気にどっぷり浸かってしまったけど、それはまぁそれで良かったのかもです。入って行けましたね。そいでこの作家、横溝正史の70才くらいの作品なんですね、それもびっくり、そんな老人の書いたって感じは全然しない。ほえぇ、やるねw 他の金田一シリーズも読もうかな・・・・。
2015年7月4日土曜日
1936 少年探偵団 怪人二十面相 江戸川乱歩
江戸川乱歩の子供向け推理小説シリーズとして少年探偵団、っていうのがあってその第一作目がこの怪人二十面相なんですが、怪人二十面相というタイトルだけでは一作目かどうかわかりませんよね、第一話 怪人二十面相、とかにしてくれりゃいいのに。図書館でどれが1巻なのか探してしまいました。
まぁ最初は1巻で完結として書かれたのかもしれませんわ。大事なのはこの本が1936年だってことですよね。どうもIが感じるのは、日本の歴史、ってこの1910~1939、大日本帝国の時代ってのがばっさりブラックボックス化されてるっていうのか、日露戦争に勝ってから第二次大戦まで、っていうのがなんとなくよくわかんないことになってますよね。そりゃ文字だけでは、大正デモクラシーだとか、盧溝橋事件だとか言われても、実感として、どういう生活だったのか?っていうのが全然伝わってこないのです。帝国の日常、ってのがさっぱり実感がわかない、何食べてるのとか何を着てるのとか、何が楽しみなのか、とか。それと並んで、戦後から1960年くらいまで、もなんかぼやかされていてちっとも伝わらない、いきなり東京オリンピック、もはや戦後ではにゃい。ってぶっ飛ばされるわけ。朝鮮戦争についてヒトコトもしゃべりたくないってのが真相ですけど。つまるところは朝鮮戦争で日本は裏商売にせいをあげて戦争商人として働いて漁夫の利を得た。これで財閥がヤミ金を蓄えて復活したってことなんでしょう。
たぶんその理由はその時代が黒歴史っつーのか、闇が支配してるっていうのか、愉快で楽しすぎる時代だったのですわね。裏社会っていうのか、財閥がやりたい放題やり、ヤクザが暗躍し、軍人が好き放題えばり散らして植民地でファックしまくり、エログロが流行るっていう・・・倫理のカケラもない、ハッピーな時代だったわけです。戦後はその逆で、奴隷のようにアメリカに媚びへつらい、お◯◯こくぱぁで外貨を稼いでたというわけ。
この小説を読む限りでは、1936年が、戦争間近の緊迫した時代ってのはちっとも伝わってこないです、明智探偵は海外に旅行に行き、タクシーを乗り回し、ホテルで食事、なんて、今の成金とちっとも変わりません、変わるのは明智探偵が下関から船で海外から帰ってくるってとこくらいです。明智探偵は黒のスーツを着てて、見た目も今と変わらない。
推理小説としてはガキにもわかるようにトリックが見え見えだったり、ほぼネタバレやん、みたいな丁寧な説明がしてあったり、そんな簡単にいくかよ、っていう二十面相の作戦だったり、うまいとは言えませんけど、まぁガキにもわかるようにしなきゃいかんのでそりゃ仕方ないのでしょう。でもこの少年探偵シリーズが、流行って、当時のガキはみんな知ってたってのが大事なんですよね。戦後も含めて、当時育ったガキのココロにちゃんと根付いてる。共通体験ネタなんです。そういう共通体験をフリに使うことってのは、一番簡単に共感を得る方法なんですな。
Iは今、そういうコトバだけは聞いたことあるけど実際まったく知らん、ってのを確認してくのをやってます・・・・・、フリをちゃんと作るってのはマジで大事ですね。昔なら聖書やシェイクスピアをフリに使えばいいのですけど、今はまったくそれは通じないですからね。
/////////
ちなみにクリッパーのジョーダンはマブスに移籍ですって、これでチャンドラーを放出でどこがチャンドラーを獲得するかですね、チャンドラーこそ、Iが思うにクリッパーにマッチする基礎が出来る優秀なセンターだと思うな。ほいでロンドとベリネリはキングスへ移籍。ロンドのプレーIは好きなんですけど、どうも性格にすげー難ありらしくてw プライドの塊みたいなタイプらしいので、ちゃんとハマるかはHCの手腕しだいでしょうね、セルティックス時代はやっぱドックが上手くロンドを操っていたんですな~。最近のNBAはことあるごとにドックの偉大さが身にしみてわかります。
/////////
ちなみにクリッパーのジョーダンはマブスに移籍ですって、これでチャンドラーを放出でどこがチャンドラーを獲得するかですね、チャンドラーこそ、Iが思うにクリッパーにマッチする基礎が出来る優秀なセンターだと思うな。ほいでロンドとベリネリはキングスへ移籍。ロンドのプレーIは好きなんですけど、どうも性格にすげー難ありらしくてw プライドの塊みたいなタイプらしいので、ちゃんとハマるかはHCの手腕しだいでしょうね、セルティックス時代はやっぱドックが上手くロンドを操っていたんですな~。最近のNBAはことあるごとにドックの偉大さが身にしみてわかります。
2015年7月3日金曜日
雑談 DISSIDIA FF OST ピアースクリッパーズに移籍 bjork
雑談コーナー。最近どっぷり梅雨でクソみたいな天気でテンションもまっったくあがらず死にたい度急上昇してるでしょうけど。
最近音楽を聞いてます、というのはダンスをちょっと始めたからですね。
まずDISSIDIAというPSPのゲームのサントラ、植松伸夫、とアーティストになってますけど、40曲くらいあるのに(まぁアレンジが殆どですけど)全部作曲やってるんでしょうかね?そんなタフネスがあるのでしょうか・・?
かなりよく出来てますねー、いつからかクラシックな感じから、ハード、ちょっとデス寄りなロックにハマった時期がありましたよね、一曲はいっつも入ってる。これも植松氏が全部やってるんでしょうか?ものすごいアレンジ上手いし、音作りもよぉできとるさけな~、って思うのですけど、歌ものはQがガクッッッッと下がる気がしてしゃあないですね。やっぱまったく別の才能なんでしょうね、歌ものとインストの才能って、坂本龍一も久石譲もクインシー・ジョーンズも、軒並歌もののセンスはひどいですものな。別にクラシック的な作曲法が歌もの弱いってわけでもないんですけどね、バカラックとかは歌もの抜群に上手い。やっぱあれでしょうね、歌じゃなくて音を聞いてしまうんでしょうね?えぇ歌やなぁっていうのよりも、いぃ音だなぁ、のほうに耳が言ってしまうのでしょう。極論歌ものなんて演奏なんて殆どの人は聞いてないですからね。
それとBJORKの新作、新作っつっても半年くらい経ってますけど・・・wも聞きました。ぱっと聞くと・・ん・・?イマイチ・・・って感じですけど、ヘッドフォンをして大音量で聞くと、なるほど!ってわかります。エレクトロのビートとクラシックの弦楽器がバック、っていうスタイルで作られているのです、最近ずっとそうですよね。バンドサウンドを避けてるっていうのか。こぉいうでも大音量で聞かないとじぇんじぇんわからん、っていうのは、ミュージシャンと一般人ではなんかヴォリュームに関する感度が違うのですよね。ミュージシャンとかスタジオでは超爆音で聞いてますからね、ドキュメンタリーとかで見てもわかんないけど実際にスタジオとかに行くと、えっ!?こんな音量でやってんだ、耳がキンキンする!っていう音量でやってます、クラシックの作曲家ですらそうでしたもの、こんなにデカイ音で聞いてるんだ・・ってカルチャーショック。よくオーディオ機器で99とかまでメモリあるけど15くらいで十分で誰がこんな大音量使うねん、って思うけど、ミュージシャンは余裕でぐいぐいヴォリュームをあげるのですよね。
だからBJORKのチームも、スタジオで爆音で聞きながら、いぃねぇこの低音、って感じでプロダクションやってるのですわね。ある程度いいヘッドフォンとかじゃないと聞き取れません。イヤホンじゃでんでんダメ。
特にFAMILYっていう曲が良かったです。
////////
話変わってピアースがクリッパーズに三年契約っていうビッグトレードがありましたね。トレードっていうよりピアース引退すんじゃねぇか、って思ってたのでまず現役続行ってのがグッドニュースでした。そいでクリッパーズだとドック・リバースとのコンビ復活でこれもすげー楽しみ。たぶんドックが説得したんじゃないですかね?ほいで大事なトコだけ大事に使うって感じになると思います。これはクリッパーには超いいニュースですけどウィザーズはどうすんでしょう?誰かウォール、ヴィールともう一人点取り屋がいりますよね~。
クリッパーも、ポール、グリフィン、ジョーダンをキープ出来るのですかね?ジョーダンはトレードって噂になってますけど。ん~、確かにジョーダン放出でいいかなって気もする。スターがいるチームですからもっとセンターはビッグプレーするような選手じゃなくて、地味で泥臭い、そいでフリースローもちゃんと入るような基本に忠実なセンターがいいと思いますよね。パワープレーはグリフィンがいるんだし。
最近音楽を聞いてます、というのはダンスをちょっと始めたからですね。
まずDISSIDIAというPSPのゲームのサントラ、植松伸夫、とアーティストになってますけど、40曲くらいあるのに(まぁアレンジが殆どですけど)全部作曲やってるんでしょうかね?そんなタフネスがあるのでしょうか・・?
かなりよく出来てますねー、いつからかクラシックな感じから、ハード、ちょっとデス寄りなロックにハマった時期がありましたよね、一曲はいっつも入ってる。これも植松氏が全部やってるんでしょうか?ものすごいアレンジ上手いし、音作りもよぉできとるさけな~、って思うのですけど、歌ものはQがガクッッッッと下がる気がしてしゃあないですね。やっぱまったく別の才能なんでしょうね、歌ものとインストの才能って、坂本龍一も久石譲もクインシー・ジョーンズも、軒並歌もののセンスはひどいですものな。別にクラシック的な作曲法が歌もの弱いってわけでもないんですけどね、バカラックとかは歌もの抜群に上手い。やっぱあれでしょうね、歌じゃなくて音を聞いてしまうんでしょうね?えぇ歌やなぁっていうのよりも、いぃ音だなぁ、のほうに耳が言ってしまうのでしょう。極論歌ものなんて演奏なんて殆どの人は聞いてないですからね。
それとBJORKの新作、新作っつっても半年くらい経ってますけど・・・wも聞きました。ぱっと聞くと・・ん・・?イマイチ・・・って感じですけど、ヘッドフォンをして大音量で聞くと、なるほど!ってわかります。エレクトロのビートとクラシックの弦楽器がバック、っていうスタイルで作られているのです、最近ずっとそうですよね。バンドサウンドを避けてるっていうのか。こぉいうでも大音量で聞かないとじぇんじぇんわからん、っていうのは、ミュージシャンと一般人ではなんかヴォリュームに関する感度が違うのですよね。ミュージシャンとかスタジオでは超爆音で聞いてますからね、ドキュメンタリーとかで見てもわかんないけど実際にスタジオとかに行くと、えっ!?こんな音量でやってんだ、耳がキンキンする!っていう音量でやってます、クラシックの作曲家ですらそうでしたもの、こんなにデカイ音で聞いてるんだ・・ってカルチャーショック。よくオーディオ機器で99とかまでメモリあるけど15くらいで十分で誰がこんな大音量使うねん、って思うけど、ミュージシャンは余裕でぐいぐいヴォリュームをあげるのですよね。
だからBJORKのチームも、スタジオで爆音で聞きながら、いぃねぇこの低音、って感じでプロダクションやってるのですわね。ある程度いいヘッドフォンとかじゃないと聞き取れません。イヤホンじゃでんでんダメ。
特にFAMILYっていう曲が良かったです。
////////
話変わってピアースがクリッパーズに三年契約っていうビッグトレードがありましたね。トレードっていうよりピアース引退すんじゃねぇか、って思ってたのでまず現役続行ってのがグッドニュースでした。そいでクリッパーズだとドック・リバースとのコンビ復活でこれもすげー楽しみ。たぶんドックが説得したんじゃないですかね?ほいで大事なトコだけ大事に使うって感じになると思います。これはクリッパーには超いいニュースですけどウィザーズはどうすんでしょう?誰かウォール、ヴィールともう一人点取り屋がいりますよね~。
クリッパーも、ポール、グリフィン、ジョーダンをキープ出来るのですかね?ジョーダンはトレードって噂になってますけど。ん~、確かにジョーダン放出でいいかなって気もする。スターがいるチームですからもっとセンターはビッグプレーするような選手じゃなくて、地味で泥臭い、そいでフリースローもちゃんと入るような基本に忠実なセンターがいいと思いますよね。パワープレーはグリフィンがいるんだし。
2015年7月2日木曜日
1904 ノッティングヒルのナポレオン The Napoleon of Nottinghill
レビュー
この本の設定は1905年のロンドンの80年先のミライ。というわけで1985年、そしてその20年後の2005年がだいたいの場所なんですけど、不思議な偶然というわけでオーウェルの1984と一年違いのミライを描いた小説なんですね、チェスタトンの1985、ってわけで。
内容はこっからネタバレしますけど、ロンドンは愚者専制政治という国王をくじ引きで選ぶという政体になっています、それでたまたま選ばれた国王、クウィンは天性の道化であり、あらゆるものがマネーゲームと化した近代世界を中性的な王政みたいなものへと戻そうとする、その冗談を真に受けたアダム・ウェインという青年がノッティングヒル帝国を作る戦争を始めるっていうお話です。
アイデアはすげー面白いし、特に前書きがよく出来ていると思うのです。
チェスタトンってヒトは元は詩人で、しかも親が勝手にじゃなく自分でカトリックになった、しかもデブというなんでしょうね~・・、こういってはなんですけどクズみたいなヤツなんでw
ただ善人ほどくそ面白くもないイキモノはいないわけで、悪人こそが面白いものを生み出すのですな。
この小説を読んでなんか違和感というか飲み込めない感じを覚えるヒトは、本を書くようなヒトは偉大で賢くて良い人なんだっていう思い込みがあるのですよね、チェスタトンって人は、それほどクズ中のクズってわけじゃないけど、お人好しの善人なんかじゃ絶対ありません。
ノッティングヒル帝国というロマンティックな擬古典主義の帝国っていうのは、これはナチスそのものですわね。チェスタトンの予測はびったし一致したわけです。ナチスは現代の観点では信じられないような神話的なロマンティックな政体でした。
すごくいい文句があるので下に書き出してますけど一番刺さる文句はこれじゃないですか?
「ヒトを老いさせるものは帝国であれ大企業であれ矮小なものです、ヒトを若くするものは戦争であれ恋愛であれ偉大なものです」
アダム・ウェインのセリフですけど、アダムということからもわかるようにウェインは始まりのヒト、という役割を与えられてる。暗く沈滞して無気力な時代を戦争が何度でも若返らせてくれるというのは、110年後の現代を生きてるIたちにはすげーわかってしまうことですわね。世界は老いてる、これはほんと間違い無いことだと思います・・・・
チェスタトン自身この小説は若書きの作品で、あんましうまくいってないと言ってますが、確かにその通りで、アイデアはすごいいいし、やりたいこともわかるんだけど、ちょっと中だるみっつーか、テンポが悪いですわね、あんましギャグがうまく決まってなかったり、そこ広げる?みたいなとこでページを使いすぎてたり。
話法を次々と変えたり、詩、擬古典的な書き方とかを駆使してるのですけど、それもちょっとなんか、これも使ったれ!みたいであざとい気がする、荒削りです、ようするに。でもこういう荒削りだけどアイデアとひらめき、そしてなんかエネルギーが伝わってくるってのはいいものですね。
邦題は「新ナポレオン奇譚」となってますがこれはもうサイアクもサイアク、くたばりやがれって感じで、全然的外れです。すげーおもんなさそうなタイトル・・・。ナポレオンってそれほど関係ないし。ノッティングヒルっていう小さな街の名前とナポレオン、対比こそ意味があるタイトルなのに、なんじゃこれ。Iがタイトルつけるなら・・別にそのままノッティングヒルのナポレオンでいいと思うけど・・・そうだなぁ・・・
ロンドン大道化戦争
ってとこかな・・・。あるいは浅草国の信長。
そいで訳文もなんかふるめかしくて冗談が伝わりづらいし、なんか上手いと思ってるのかしらんけどことわざやら述語をぶっこんでくんなって思います、で、よくみたら訳してるヒトがもう死んでるヤツとババァってわけでこりゃあかんで、って感じ。大昔の全集のやつを文庫にしてるだけなんです、ひどいなぁ・・・。
昔この本のカバーイラストを宮﨑駿が書いてたんですね、これは初めて知りました。まぁ駿氏の好みそうなものはふんだんに含まれています、っていうかチェスタトンと駿氏の世界観は似てるって気がすごいしますね。本当の本当はまったくいい人じゃないヤバイヤツ、あっちがわのアレなんだってところ。びみょーーに生まれる時代を間違えてるってところとか。
ともかくこの本は今の時代にこそ刺さる小説なので是非興味があれば読むべしです。
///////////
書き出し
予言者遊び。
(予言者にミライを語らせてそれとはまったく異なるミライを実際に成すことが人類の楽しみだった)
しかし20Cになり、賢者が多くなりすぎ、予言も多くなりすぎ、予言を裏切ることが出来なくなった。
人類は個々でみると理性なども備えたニンゲン、であるが、全体として人類は気まぐれで不可解で愛嬌があるオンナ、である。
(よって1985年のロンドンはほぼランダムに王を決定する愚民専制政治という政体となった。それは民衆という烏合の衆よりは、どれを選んでも愚劣なことでは同じだが、個人、のほうがマシだと考えたから。民主政治こそサイアクの政体である、革命は迷信であるとして・・・)
革命は信仰である。革命は論理ではなく何か神聖で奇跡的な、信仰によってのみ遂行出来る。そうでなくてはすべての秩序をひっくり返すようなことは出来ない。
・セカイはますます近代化され、ますます実利的になり、ますますあくせく忙しくなり、ますます合理的になることによって、ユーモアを台無しにする・・・
古いポスター、15年前の戦争のポスターだ
なんでこんな古いものをとっておくのです?
最後の戦争の記録だからです、戦争ってのが趣味なんだ
日常世界の平和を世の終わりまでかき乱す選択
太く短い人生、短くて愉快な人生を選びとったのだ
クロムウェルが発見したのと同じことを発見した
分別のある商人こそが最良の名将になるのだということ、人間を売り買いできるものは、人間を指揮して殺す事もできる
社会が戦争が出来ずに沈滞していると、最も曖昧で、最も当たり障りのない、最も楽観的な新聞が生き残るのだ・・・
帝国は1つの様式、1つの生き方を生み出し、何度でも世界を若返らせるナザレのようなものです。
かつて暗い時代に賢者たちは鉄道はもっと速くなり、世界は1つの帝国になり、月まで鉄道が走ると考えました、Iはそうではなく、きっともう一度十字軍に行ったり、市の守護神を奉るようになると思いました・・・
ターンブル指揮官
「おれには青春があった」
ターンブルは斧を持って敵陣に突っ込んでいった・・・
愚か者よ、貴様らは慌ただしく地上の王国をめぐりあるく、自由主義者であり、賢者であり、世界主義者であるだろう。だがそれらはすべて悪魔がイエスに与えようとしたものであり、にべもなく追い払われた・・
ヒトを老いさせるものは帝国であれ大企業であれ矮小なものです、ヒトを若くするものは戦争であれ恋愛であれ偉大なもの
すべてのものが同じように見えるのはそれが新しいからです、ヒトを夢中にさせ陶酔させるのは古いものだけです、古いものほど古びていかない
この本の設定は1905年のロンドンの80年先のミライ。というわけで1985年、そしてその20年後の2005年がだいたいの場所なんですけど、不思議な偶然というわけでオーウェルの1984と一年違いのミライを描いた小説なんですね、チェスタトンの1985、ってわけで。
内容はこっからネタバレしますけど、ロンドンは愚者専制政治という国王をくじ引きで選ぶという政体になっています、それでたまたま選ばれた国王、クウィンは天性の道化であり、あらゆるものがマネーゲームと化した近代世界を中性的な王政みたいなものへと戻そうとする、その冗談を真に受けたアダム・ウェインという青年がノッティングヒル帝国を作る戦争を始めるっていうお話です。
アイデアはすげー面白いし、特に前書きがよく出来ていると思うのです。
チェスタトンってヒトは元は詩人で、しかも親が勝手にじゃなく自分でカトリックになった、しかもデブというなんでしょうね~・・、こういってはなんですけどクズみたいなヤツなんでw
ただ善人ほどくそ面白くもないイキモノはいないわけで、悪人こそが面白いものを生み出すのですな。
この小説を読んでなんか違和感というか飲み込めない感じを覚えるヒトは、本を書くようなヒトは偉大で賢くて良い人なんだっていう思い込みがあるのですよね、チェスタトンって人は、それほどクズ中のクズってわけじゃないけど、お人好しの善人なんかじゃ絶対ありません。
ノッティングヒル帝国というロマンティックな擬古典主義の帝国っていうのは、これはナチスそのものですわね。チェスタトンの予測はびったし一致したわけです。ナチスは現代の観点では信じられないような神話的なロマンティックな政体でした。
すごくいい文句があるので下に書き出してますけど一番刺さる文句はこれじゃないですか?
「ヒトを老いさせるものは帝国であれ大企業であれ矮小なものです、ヒトを若くするものは戦争であれ恋愛であれ偉大なものです」
アダム・ウェインのセリフですけど、アダムということからもわかるようにウェインは始まりのヒト、という役割を与えられてる。暗く沈滞して無気力な時代を戦争が何度でも若返らせてくれるというのは、110年後の現代を生きてるIたちにはすげーわかってしまうことですわね。世界は老いてる、これはほんと間違い無いことだと思います・・・・
チェスタトン自身この小説は若書きの作品で、あんましうまくいってないと言ってますが、確かにその通りで、アイデアはすごいいいし、やりたいこともわかるんだけど、ちょっと中だるみっつーか、テンポが悪いですわね、あんましギャグがうまく決まってなかったり、そこ広げる?みたいなとこでページを使いすぎてたり。
話法を次々と変えたり、詩、擬古典的な書き方とかを駆使してるのですけど、それもちょっとなんか、これも使ったれ!みたいであざとい気がする、荒削りです、ようするに。でもこういう荒削りだけどアイデアとひらめき、そしてなんかエネルギーが伝わってくるってのはいいものですね。
邦題は「新ナポレオン奇譚」となってますがこれはもうサイアクもサイアク、くたばりやがれって感じで、全然的外れです。すげーおもんなさそうなタイトル・・・。ナポレオンってそれほど関係ないし。ノッティングヒルっていう小さな街の名前とナポレオン、対比こそ意味があるタイトルなのに、なんじゃこれ。Iがタイトルつけるなら・・別にそのままノッティングヒルのナポレオンでいいと思うけど・・・そうだなぁ・・・
ロンドン大道化戦争
ってとこかな・・・。あるいは浅草国の信長。
そいで訳文もなんかふるめかしくて冗談が伝わりづらいし、なんか上手いと思ってるのかしらんけどことわざやら述語をぶっこんでくんなって思います、で、よくみたら訳してるヒトがもう死んでるヤツとババァってわけでこりゃあかんで、って感じ。大昔の全集のやつを文庫にしてるだけなんです、ひどいなぁ・・・。
昔この本のカバーイラストを宮﨑駿が書いてたんですね、これは初めて知りました。まぁ駿氏の好みそうなものはふんだんに含まれています、っていうかチェスタトンと駿氏の世界観は似てるって気がすごいしますね。本当の本当はまったくいい人じゃないヤバイヤツ、あっちがわのアレなんだってところ。びみょーーに生まれる時代を間違えてるってところとか。
ともかくこの本は今の時代にこそ刺さる小説なので是非興味があれば読むべしです。
///////////
書き出し
予言者遊び。
(予言者にミライを語らせてそれとはまったく異なるミライを実際に成すことが人類の楽しみだった)
しかし20Cになり、賢者が多くなりすぎ、予言も多くなりすぎ、予言を裏切ることが出来なくなった。
人類は個々でみると理性なども備えたニンゲン、であるが、全体として人類は気まぐれで不可解で愛嬌があるオンナ、である。
(よって1985年のロンドンはほぼランダムに王を決定する愚民専制政治という政体となった。それは民衆という烏合の衆よりは、どれを選んでも愚劣なことでは同じだが、個人、のほうがマシだと考えたから。民主政治こそサイアクの政体である、革命は迷信であるとして・・・)
革命は信仰である。革命は論理ではなく何か神聖で奇跡的な、信仰によってのみ遂行出来る。そうでなくてはすべての秩序をひっくり返すようなことは出来ない。
・セカイはますます近代化され、ますます実利的になり、ますますあくせく忙しくなり、ますます合理的になることによって、ユーモアを台無しにする・・・
古いポスター、15年前の戦争のポスターだ
なんでこんな古いものをとっておくのです?
最後の戦争の記録だからです、戦争ってのが趣味なんだ
日常世界の平和を世の終わりまでかき乱す選択
太く短い人生、短くて愉快な人生を選びとったのだ
クロムウェルが発見したのと同じことを発見した
分別のある商人こそが最良の名将になるのだということ、人間を売り買いできるものは、人間を指揮して殺す事もできる
社会が戦争が出来ずに沈滞していると、最も曖昧で、最も当たり障りのない、最も楽観的な新聞が生き残るのだ・・・
帝国は1つの様式、1つの生き方を生み出し、何度でも世界を若返らせるナザレのようなものです。
かつて暗い時代に賢者たちは鉄道はもっと速くなり、世界は1つの帝国になり、月まで鉄道が走ると考えました、Iはそうではなく、きっともう一度十字軍に行ったり、市の守護神を奉るようになると思いました・・・
ターンブル指揮官
「おれには青春があった」
ターンブルは斧を持って敵陣に突っ込んでいった・・・
愚か者よ、貴様らは慌ただしく地上の王国をめぐりあるく、自由主義者であり、賢者であり、世界主義者であるだろう。だがそれらはすべて悪魔がイエスに与えようとしたものであり、にべもなく追い払われた・・
ヒトを老いさせるものは帝国であれ大企業であれ矮小なものです、ヒトを若くするものは戦争であれ恋愛であれ偉大なもの
すべてのものが同じように見えるのはそれが新しいからです、ヒトを夢中にさせ陶酔させるのは古いものだけです、古いものほど古びていかない
聖剣伝説 children of mana DS
聖剣シリーズを1から全部やってるってのは珍しいんじゃないですかね?かくいうIも4はやってないんですけどね。ただあのGBの1をやってるヒトは超少ないと思います。もとはファイナルファンタジー外伝聖剣伝説、だったのを知ってるヒトも激少ないでしょう。ターラーラー・・っていうリズムはでも初代から変わりませんね。
I聖剣2がすごい好きでしたね、2のデザイン、マナの木のデザインってのがすげー良かった。子供だましの絵じゃなくて、なんでしょう、ちょっと純絵画タッチなのですよね、それだけじゃなくボスキャラのデザインとかもすげーカッコ良かった。攻略本の出来もかっちょいい感じでしたわ。
ゲームとしての聖剣2はボスに対してほぼ魔法連発するだけのゲームバランスが壊れたゲームでしたし、聖剣3はケヴィンだけがやたらめったら強くて他のキャラが霞むっていうこれもゲームバランスぶっ壊れてました。
今回のDS版は魔法があんまし使い物にならんし、ダンジョンがループ構造で不思議のダンジョンみたいになってます。聖剣シリーズってやたらダンジョンが長くてザコがうーようよしてるってのは相変わらずですね。腐るほど敵がおる。
不思議のダンジョン系のゲームって嘘みたいに急に飽きませんか?Iだけかな・・・、なんか楽しくなってきた!アイテムも揃ってきて!っていうとこから、急激に飽きる。ラスボスもめちゃ弱い。ラスボスの1つまえのボスのほうがめちゃ強かったです、
いや弓矢のロビンフッドってのが強すぎるだけなのかもだけど・・・。
DSのゲームってのはスーファミのゲームをやってるのと同じ感覚です、スーファミクオリティが、やっぱゲームとして人間に親しみやすいボリュームなんでしょうな。モバイルゲームとしてはそれなりですが、なんかもひとつ足りないっていう気がしないでもない・・・。ジェムの種類がすくねーっつーかつけられるジェム少なすぎ。ってとこかも。カスタムするにしたってだいたい必須のものをつけたら9割埋まってしまうのですもん、選びようがない。あと装備にレベル制限があるので、どうせ装備できない、って思って宝を開ける楽しみがないです、装備出来るレベルになったらもうその装備いらね、ってなってたりするし。
I聖剣2がすごい好きでしたね、2のデザイン、マナの木のデザインってのがすげー良かった。子供だましの絵じゃなくて、なんでしょう、ちょっと純絵画タッチなのですよね、それだけじゃなくボスキャラのデザインとかもすげーカッコ良かった。攻略本の出来もかっちょいい感じでしたわ。
ゲームとしての聖剣2はボスに対してほぼ魔法連発するだけのゲームバランスが壊れたゲームでしたし、聖剣3はケヴィンだけがやたらめったら強くて他のキャラが霞むっていうこれもゲームバランスぶっ壊れてました。
今回のDS版は魔法があんまし使い物にならんし、ダンジョンがループ構造で不思議のダンジョンみたいになってます。聖剣シリーズってやたらダンジョンが長くてザコがうーようよしてるってのは相変わらずですね。腐るほど敵がおる。
不思議のダンジョン系のゲームって嘘みたいに急に飽きませんか?Iだけかな・・・、なんか楽しくなってきた!アイテムも揃ってきて!っていうとこから、急激に飽きる。ラスボスもめちゃ弱い。ラスボスの1つまえのボスのほうがめちゃ強かったです、
いや弓矢のロビンフッドってのが強すぎるだけなのかもだけど・・・。
DSのゲームってのはスーファミのゲームをやってるのと同じ感覚です、スーファミクオリティが、やっぱゲームとして人間に親しみやすいボリュームなんでしょうな。モバイルゲームとしてはそれなりですが、なんかもひとつ足りないっていう気がしないでもない・・・。ジェムの種類がすくねーっつーかつけられるジェム少なすぎ。ってとこかも。カスタムするにしたってだいたい必須のものをつけたら9割埋まってしまうのですもん、選びようがない。あと装備にレベル制限があるので、どうせ装備できない、って思って宝を開ける楽しみがないです、装備出来るレベルになったらもうその装備いらね、ってなってたりするし。
2015年7月1日水曜日
ごぶごぶ 幻のラーメン屋 オレンジ
https://www.youtube.com/watch?v=Ju0-cqVnnZ0
ごぶごぶっていう番組はたまに大ヒットを打ってくれる最近では稀なナイスな番組なんですけど今回のエピソードはその中でもTシャツ肉離れ事件に並んで屈指の名エピソードになりました。
北海道のスイーツ特集という企画に興味が持てないH氏が、北海道にうまいラーメン屋があったからそこ行こうぜ、という発言から始まる一時間の大捜査線ですが、やっぱDTのH氏は持ってますなぁ・・・お笑い運を、ここまで降りてくるかね!ってくらいのキセキの展開ですわ、すげー。
ほんとH氏ってのはお笑いを嗅ぎ分ける嗅覚が並外れてんですね、松ちゃん=天才、というのに注目しすぎてわからないかもしれませんが、ダーハマの強運は鷲巣もビックリです。
やっぱり松ちゃんというボケをスカウトする、っていうビッグプレーもダーハマの強運なのですものね、そういうわけで芸能界一の引きの強さなんですなぁ・・・
やっぱテレビの面白さってのはハプニング、なんですよね。大事件が起こって、それを映すのがテレビ。
ごぶごぶっていう番組はたまに大ヒットを打ってくれる最近では稀なナイスな番組なんですけど今回のエピソードはその中でもTシャツ肉離れ事件に並んで屈指の名エピソードになりました。
北海道のスイーツ特集という企画に興味が持てないH氏が、北海道にうまいラーメン屋があったからそこ行こうぜ、という発言から始まる一時間の大捜査線ですが、やっぱDTのH氏は持ってますなぁ・・・お笑い運を、ここまで降りてくるかね!ってくらいのキセキの展開ですわ、すげー。
ほんとH氏ってのはお笑いを嗅ぎ分ける嗅覚が並外れてんですね、松ちゃん=天才、というのに注目しすぎてわからないかもしれませんが、ダーハマの強運は鷲巣もビックリです。
やっぱり松ちゃんというボケをスカウトする、っていうビッグプレーもダーハマの強運なのですものね、そういうわけで芸能界一の引きの強さなんですなぁ・・・
やっぱテレビの面白さってのはハプニング、なんですよね。大事件が起こって、それを映すのがテレビ。
登録:
投稿 (Atom)