2012年11月27日火曜日

世界アニメーション歴史辞典 ゆまに書房

https://www.youtube.com/watch?v=uuGaqLT-gO4

 Muto by blu

世界アニメーション歴史辞典 ゆまに書房
を読みました。この上の奴は内容はともかくやりたい放題wさすが南米、アナーキーやね。

 もっと薄くて、1つ1つのトピックをしっかり語るべきのようにおもえたり・・・アニメの傑作を並べたというけれど、傑作じゃないのも多いし、図抜けて完成度が高いのはどれかというのがいまいちわかんない。そしてどうやら欧米の宮崎駿コンプレックスがちらちらとしています、序文をシルヴァン・ショメが書いとるしね・・・。しかし作者がアメリカ人じゃないので、ディズニーは最高だった!ドリームワークス。ピクサーは世界一流だ!だけで終わってないのは良い所。ひろ~くカバーしてます。
 ともかく、映画とかってなんにせよ、伝説だとか、傑作だとかいうけれど、そういわれてるほとんどはたいしたことない宣伝文句だったりして・・・・


 よって本物中の本物をリストアップ
・ナウシカ
・ファンタジア
・話の話、霧とハリネズミ
・メトロポリス(イラン版)
・耳をすませば(載ってない!!)
・EVA TV版(中盤)
・ガンダム (中後半 載ってない!!)

やや甘い採点
雲の向こう・・・(載ってない)
illusioniste



 
 確かに他にも結構いい作品はあるけれど(フル3DCGには辛いです)ちょっとこのへんだけは完成度が別格だと思いますね。短編で世界を作るのは難しいですね・・・・ノルシュテインはすごいってことです。

2012年11月26日月曜日

earth making blender 




http://www.blenderguru.com/videos/create-a-realistic-earth/

 ビデオマニュアルをもとに、地球を作ってみました。3時間もかかってしまいました。使い方を完全に忘れてしまってたので・・・.

 というか3Dソフトごとに操作の仕方が違うのが超まどろっこしい、変な個性出してくんな・・・・zbrush blender poser とすべて違うのは嫌がらせとしか思えない。

 しかしていろんな場面で使えそうなのでBOOKとしてとっておくにはいいと思いました。


ダウンロード
https://docs.google.com/open?id=0B9bHZ7qFblqhVTNnQ0JDT0VvTWM

 著作権フリーにします、どうぞ使ってください。気が向いたらコメントでも。

2012年11月25日日曜日

Yantra - James Whitney

http://www.youtube.com/watch?v=nvWwlZSXaR0


 音は後付でHenk Badings  なる人物が担当しています。
 
 ゆまに書房とかいうふざけた名前の出版社のアニメの歴史の本を読んでおります。初期アニメはやっぱ、ディズニーのファンタジアがずば抜けていますなぁ・・・欧米アニメってだいたい内容が皆無で好きじゃないのですけど、ファンタジアは本当にイカレタ完成度ですね、白雪姫やピノキオは糞映画だと思うけれど・・・っていうかディズニーの指揮者ってストコフスキーだったんですね、そいつぁすげぇや!

 

simple question about EXP softwares

 時々思う素朴な疑問なんですけど、INDYには絶対に手がとどかないソフト群ってありますね、nuke とかautodesk系、それがハリウッドで標準なのだうんぬんなんですけれど。確かにそれらのソフトのQLは高いし、機能も高い、ハードもまぁずば抜けたスペックを要求しやがるわけです。そしてどんどん進化してる。
 けれど、実際のアウトプットとして、ハリウッド映画なんてしばらく見てないし、PIXARがすごいといいますけど、トイ・ストーリーの1からちっとも変わってないし、はっきりいってクソガキ向けでちっとも面白くない。それは映画だけじゃなくてゲームも、資本も、人材をガンガン使っていけるはずなのに、全然ゲームをやろうって気は起こらない。
 ソフトウェアの進歩と、完成品の面白さの相関性が、相当ひっく~い気がしてならない、なんでなんだろう?これは本当に最近の不思議です、私は、デジタルは人間の暖かさがないとかくだらないことほざくような人間じゃないし、今の世代には小津映画は見るに耐えないと思うけれど・・・失敗策のBTVのソナタみたいに、演奏技術が必要な割に、音楽的効果が少なすぎる気がする・・・ちょっと一回何かが違ってんじゃないかって振り返ってみたほうが良さそうな気がする・・・VRAYとかで現実と見まごうばかりのレンダー!というけれど、えっ・・・それじゃあ実写でいいんじゃ・・・って思ったりする、必要なのは、現実よりもはるかに魅力的な世界を作れる じゃないの?

 またアニメーションってそんなに意味があるのか?とも最近思います、キャラが動いてしゃべる、ほんとにそれって必要なのかしら?それってそんなに楽しい?


 UNITYというゲーム作成ソフトが最近話題ですね、一番おもしろいと思ったのはチーム、というゲームのプロジェクトがたくさんあってその制作にどんどん参加できる、ような枠組みができつつあるということ。こういう、クリエイターのギルド(ルイーダの酒場的な)、仲間を集められるフレームワークって、絶対にできたら楽しいと思う。twitterだのfacebookだののうっす~い人間関係じゃなくて、自分に役に立つ人間を探せる場所。私はヒトは自分に役に立つ人間しか愛さないと思うから。愛するってことは利用すること・・・・

2012年11月24日土曜日

響きの考古学 1998 藤枝守


音楽についてペラペラ語っていると、自分の芸術を解説するのは誠意を欠いている。邪道だ、みたいな事を言

う人がいる、そういう奴はだいたい阿呆だ、って一蹴してしまえばそれまでなんだけれど。もっと徹底的に反

論してやりたい。感覚と情熱が音楽なのだ!とか抜かしてる奴は、ギターとかピアノが感情や情熱だけで作ら

れていると思っているのでしょうか?
 どう考えても、ギターやピアノは、数学的計算にもとづいて作られていて、むしろ感情が介入している部分
のほうが明らかに少ない。そしてチューニングも明らかに、与えられた比率を無批判に取り入れているのに、

音楽は、小難しい理論など不要だ。みたいな事を言うのはまったくナンセンスである、パンクは国家や政府の

あり方を批判したが、音楽理論にはむしろなんの批判もしなかったというか、むしろ最も純粋なP5の信奉者で

あるといえます。 
 同様に政府を批判するひとも、政府を批判する、というスタイルをただ受け入れてしまってるだけで、政府

の批判のそもそもの理由を考えないやつばっかり。
 何にせよ、既存のフレームワーク、システム、ロジスティック、伝統、習慣ってのを無思考で受け入れると

、善良な阿呆が出来上がる、この善良な阿呆こそが、あらゆる悪の、アンプリファイアになっています。
 というわけで、音楽のそもそもの骨格を考えるのにこれは結構いい本です、ただこういう本はだいたい妙に

薄くて、実際的方法の解説が少ない、テーマが大きすぎて筆者の趣味を紹介するだけ、自分の宣伝ばっかりっ

てのが惜しいところ、けれど市場性の無い音楽を紹介する本はほとんど無いので貴重です。最もよくないとこ

ろは情報がちょっと古いってとこですね。1998年の本ですから。

2012年11月23日金曜日

HP 一応完成 スーパーリファレンス ソーテック

 SOTEC DW   スーパーリファレンス 
WILEY   DW bible を見て作りました。
 

 レヴュー
 日本のマニュアル本ってだいたいそうですが、ぱぱっと表皮をなぜる感じで、とりあえず完成すればよいという方針。
 英語圏の本では wileyのbibleなどは、1400ページもありやがって、まじでコツコツ一からマニュアルしてくれます。だからもっとしっかりしたもの作るのはそっちを読むべきなんでしょうね。ともかくADOBEのヘルプはクソ使いづらい、これだけは確実。

 西洋人は巨大な本を作りたがりますね。それはどんなことでもそうかも、西洋的には原理からコツコツだけれど、東洋人は、上っ面と実用性を求める。本歌取り体質・・・
 

2012年11月22日木曜日

awards for animators?

 キャメロン監督がアヴァターが全然映画賞的なものをとってないのはまぁいいとして、アニメーターにはそもそも賞そのものがないのはどうなんだと言っておりました。
 確かにアカデミーにもカンヌにもアニメーション映画賞はあるけれど、主演にあたる、演技をさせるアニメーター(動画でも3Dでも)には賞はありません、ほとんどの映画が半分以上CGIを使ってるのに、俳優だけに賞があって、莫大な金がもらってるのはいかがなもんですか?声優としての吹込みは実際一週間、やっつけなら一日で終わって、何年も動画を作ってたアニメーターはスタッフロールに一行名前がのるだけ。ほとんど名前が知られてないでしょう(金田伊功、庵野、駿。ディズニーのG7 特にタイトラ、ラセター、くらい?) けれど凄腕アニメーターってやつはいて、その人がいないと成立しない、ってものがあるんですよね。
 っていうかそもそも吹き替えの人間を明かすのはどうかと思う、嘘でもいいから、あれはアニメーションのキャラクターがしゃべってるんだっていう前提を言うべきなんじゃないの?声優がアイドル化してるのも絶対嫌ですね、声優は絶対に顔を割らせちゃ駄目だし、ロールにも名前を乗せるべきじゃないと思う。それってみっきーのなかのアルバイトが顔出してるのと同じじゃん。
 金はどうでもいいとして(どうでもよくないと業界人はいうのでしょうけど)、何かきちんと評価しないとダメでしょうね。アニメーションはスタッフロール無しのほうがいいと思う・・・、アニメのキャラそのものに賞をあげればいいのかな?


 と、久々に真面目なことなど書いてみました。


HP更新