2013年10月31日木曜日

Wの悲劇 1984 / ワールドシリーズ

 音楽が久石譲なので、雰囲気がモロジブリですね。Wの悲劇。タイトルからいくと、二重人格のジキルとハイドとか、同級生みたいな、カラダがいれかわっちゃった!みたいなネタなのかな~と思いきや、劇中劇スタイルのメタ演劇映画です。桜の園っていえばいいのか、桜の園っていう映画もあってややこしいけれど、チェーホフのほうの。
 やっぱ映画の雰囲気は音楽の部分が大きくて、久石音楽でわぁあれだなぁ~って思ってしまいますね。

 THIS IS 角川映画ですけど。角川映画というと、俗悪でクサイエンタメ映画で、ダサイ映画の代名詞的に言われますけど、Iはそこまで悪いとは思わない、むしろ好きですね。角川春樹というおっさん自身がゼニゲバのクズという噂をかなり耳にしてそれが悪いイメージを煽ってるのかもしんないけどw 
 でも特に演技するほうは、こういうベタの古典落語みたいなほうが、やりようがあっていいです。斬新な現代落語では、噺家としての実力はよくわかんない。題材が同じだからスポーツ的にルールがあって、個性も出せるってもので。楽しんで作れるなぁという感じがしますね。

 薬師丸ひろ子と世良公則という、今ではまぁ、ぱっと思い当たらないようなスターキャストですが、やっこさんって声がすごいいいです。こういう声のヒトってどういうわけか平成にはいない、ナウシカの声優の人もそうですけど、この声質。なんだろ~、イノセントな感じのオンナの声っていうのがいなくなりました。やぼったいとも言えるのだけど。私生活はどうかは知らないけれど擦れてない感じの声。ほんと~~~にいない。あまり詳しくないけど、いわゆる今の清純派の、なんとか葵とか上戸彩とか、新垣・・ゆみでしたか?みたいなのは、どうも、わぁ裏ではめっちゃ枕だなぁってのが、もぉ声にも顔にも出てますよね。普通に結婚したりするし。スキャンダルとかそういうことじゃなくて、演技するの大好きだからあんましオトコに興味無い、みたいな文学少女的な人間ってのはいなくなりましたね。カネがちらついてるオンナばっかし。
 もちろん昭和の、純粋無垢、もでっちあげの嘘なんでしょうけど、いまみたいにネットであけすけじゃないし、テレビに出ない、映画俳優ってのがいまして、そこが雰囲気違いますよね、いまの女優だとすぐに事務所が金儲けのためにCMに出したり、テレビで番宣したりして、カネカネ!って匂いがすごくするもの。やっぱバブルで人格変わってしまったのですね。


 話を戻りますけど、こういう、あんまり深く考えないで、あ~、やってますね。みたいに見れるほうが、映画としては本当なのかな、とも思います。こういうほうが映画っていうメディアはいいんじゃないかって。映画は何度も書きますけど短いですから。ガタガタ哲学や思想を語ったり、芸術的なことやってみたりってのは、どうも合わない。やっぱり真剣なテーマなら絵画とか、小説のほうがいいのかもしれないですね。映画でどんどん流れていくと、あんましメッセージが込められてても流れていってしまうし、見るきがしない。
 映画はそうじゃだめだ、もっと全身全霊で、これが最後の作品だ、みたいに撮らないといけないってのはたぶん世紀末のノリなんですよね。それも良し悪しで、どうしても経験が必要だったり、何度もやってみないとわかんないことってあって、たった1つの作品しか残さないってのはかっこいいけれど、やっぱり出来る事の範囲がせま~~くなりますよね。時間をどうしても食うものってありますから、技術的な問題は特に。両方いるほうがいいんでしょうね、監督はそのこれが最後だ、でスタッフとかはもっと遠い視野を持ってるような。


 映画は演劇に戻るんじゃないかと最近思います、アニメが手書きに戻っていくみたいに。新しい技術を取り入れない保守主義はよくない。っていう保守主義批判、が!逆にもぉ古臭い考えなんじゃないですかね。新しいものは良いものだ、っていう進歩主義、が今一番古くさい気がします、だっていらないもの新しいスマートフォンだのなんだの、だからなんやねんって思う、あのタブレットで写真とか見るのをCMでやってますけどありえへん!何その貧困な想像力・・・何がおもろいねんとおもふ。

 こういうことをいうのは懐古主義でダメっていうのが!ほんとうにステレオタイプでダサイ意見な気がする。どっかでまったく必要のない技術に頼りきってるってのがあると思う。



 放送室で松ちゃんがこれからは、やめること、を発見していく。って言ってたのが、的を得てたのかなと思います、新しく作ることが新しいのではなくて、やめる、こと。収斂進化ですね。足をあえて切り捨てて蛇になることで、狭い洞窟を歩けるようになる。みたいな。目を捨てて音波に頼ることで水中でもソナーが使える、深海でも確認できる、的なね。
 それがあるのかもしんない・・・・。もう新しいことは無い、と絶望する人は新しく、付け加える、ことだけを考えてる、なくしていく事、って大切なんじゃなかろうか。




///////////////

 ワールドシリーズレッドソックス勝ちましたなぁ。ゲーム自体はすぐに大差がついてつまんなかったですけど、だいたい終わりってそんなものですね。最後の1つ前が、勝負だったりする。

2013年10月30日水曜日

MAKING 120  / NBA 開幕  / 竜王戦







 なんか絵面だけみると妙にSFチックになってますね、今気付いた。服が同じだとSFチックになるんだなぁ。

 五枚か・・・悪くは無いということにして下さい。

 AMSってキャラクターはもろにIの趣味が出てしまってるキャラクターですね・・・描くのがすごい簡単だもの。


/////////////
 NBAついに開幕ってわけで二試合も見てしまうというねw そりゃ仕事進むはずねぇわ。


 HEAT つえぇ!!w 笑っちゃうくらい強いぞ・・・、そういえば去年に連勝記録を続けてたということを、優勝ということに注目して忘れてましたね。このチームほとんど負けないんだった。なんだろう、もう異次元の強さになってるぞ。 WADEが明らかに調子悪かったけど、バティエとアレンのベンチスタートがすごすぎる。アレンがガードっぽくなるとえらい威力を発揮しますね。めっちゃキレイなパス・・・。セルティックスのBIG3がバラバラになりましたが、なんか、あれだなぁ・・・。懐かしいなぁ、セルティックス対レイカーとか言ってた時代がw
 やっぱすでに3KINGSじゃなくて4KINGSですよ、アレンが機能しだしてもうヤヴァイ強さになってる。死角が! 死角がねぇすよ・・・・あんなガンガン3決められたらやりようがない。


 BULLSファンとしては、今日その強さを見せつけられて、さぁ1シーズンかけてどうやってこのチームを攻略してやろうかっていう、大きなカベを見せつけられちゃいましたね。すべてのチームがそれを考えてるだろうけど、今日の試合を見たらまた考えなおさないと・・・ベンチも厚い。ハスレムもバードマンも、コールも、穴が無い。

 三連覇は無理だろって思ってたけど、レブロンが怪我しない限りはかなり現実味を帯びて来ましたね・・・


//////////////

 竜王戦はやっぱ名人が勝ちましたね。なんか自身ありげだったもの。竜王は勝負を焦ってる感じです。二連敗、次がもう天王山でしょうなぁ。

 龍王名人誕生が濃厚だとIはおもふ。

2013年10月29日火曜日

APPLE パスワード再設定 迷惑メール / LOU REED 追悼

 いたずらメールでアップルを騙ったメールが届いてるっていう話でIも来ました。これは相当よく出来ています。
 でも名前もメルアドもがっちり乗ってるわけで、がっつり流出しとるやんけって話です。
 不覚にも普通にリンクを飛んでしまいました。しかもリンク先も、ちゃんとITUNESでした、ゴーストじゃないです。サーバやられとるやんけ。

 だってメルアドも名前も書いてあるんですよ!そりゃ、地雷を踏んでしまうって。


 でもリンク先はデッドになっていて、何も入力するところもなかったです、それでクレジット打ち込みだったらさすがにおかしいと気づくのですけど、リンクは止められていましたね。


 ただのいたずらではなくて、示威行為ってことですよね、アップルのサーバはやられてるぞ、ってアップル側に知らせているんです、事実やられているんでしょう。

 なんでそんなこつ?っていうとなんか知りませんが、クリスマス商戦で、アップルのAIR TABLETと WINのタブレットそしてGGLのタブレット、IPHONE 5などなどが激しい争いだって話です。それで相手の信用を潰しにかかってるネガティブキャンペーンなんでせう。
 

  ともかくアップルやばいね、やめよう。っていうのを煽ってるんだそうです。フィッシングして、カネを使ってやろうということよりも、アップル潰しが狙いみたいです。


 事実ヤバイんでしょうね。ということはハッカーはWINかGGLの奴だってことになりますが、アメリカ政府が大使館でハッキングしてるんだもの、民間企業だってやるよねって話。だってアメリカ政府がやってんだもの。親がやってるのにコドモにやるなって言ってるようなもの。暴力はダメといいつつ政府が戦争してるし、いぢめはダメといいつつ、パキスタン人をいじめてるんだもの、差別はダメといいつつ・・・・・R

 GGLはクリーンでクリエイティブっていうイメージを必死に作ってきたわけですが、結局のとこ、アメリカ軍に飲まれたんだな。ってのが最近明るみで出てイメージが地の底ですね。技術協力もしてるし情報も流してるんですな。やっぱり、っていうか・・・そうしないとグローバルでビジネスなんか出来ないものね。後ろに軍隊がなけりゃ。暴力団代わりにアメリカ軍を使ってるんですね~。


 そうやってハッキングとかが、ビジネスの手段として使われるようになったっていうことですね。ヤな時代ですが、どうしようもないっちゃない。クレジットカードと銀行預金をやめろってことですね。それもでも無駄ですね。いざとなったら刺しにくるし、テロでどかんもある、今では無人機を送っておしまいでもある。完全なセキュリティなんて無いし、別に今の時代にいきなり敵意むき出しになったわけじゃない。いつでもヒトはそうだったし。これからも、でしょう。
 ただそういう、憎しみ合いがカバーに隠れているか、モロで見えてるかの違いで、最近はそれがモロに見えてるってことです。企業努力や資本主義的競争というものが、ただの生産力競争の殺し合いになってるのが見えてしまってる。


 でも1つ言いたいのはなんでもありは楽しく無いってことです、なんでもありになると、やる気も何も無くなってしまう。目標も無いし。ただの繰り返し感が強まってうんざりするだけだと思います、自由ってのは、そのコトバのイメージよりは、あまり良い物ではない。心地よい不自由さ、のほうがよっぽど暮らしやすい。


 それ以上にびっくりしたのはITUNESのアカウントは削除出来ないってことです。マジかよ!使ってないから消しとこうと思ったら、削除するにはカスタマーセンターに連絡ですって。いやいや、めちゃくちゃやな・・ヤクザですやん。カスタマーセンターだってどこの馬の骨かわかんない外注のテレホンセンターでしょう。カスセンのやつが信用出来ないってのをIは身を持って知ってます・・・カスセンの教育にどれだけカネをかけてるかを考えてみなさいってことです。末端のアルバイトが何をするかなんて見え透いてるもの。といってただのテレオペに予算つぎ込めるわけないし。








//////////////

 そんなダーティなネットの資本主義的汚染の話よりも。LOU REEDが死んだってニュースのほうが驚きましたね。マジかよ!って声でてしまいました。いきなりすぎますね、つい最近METALICAと一緒にゴリゴリのメタル音楽作ってなかったでしたか?
 
 こんなくだらないセカイに生きるよりは死んだらいいなってことですかね?どうもビョーキだったって話ですが。


 何か和訳でもしとこうかと思いましたがVUもWILD SIDEなどの名曲もどっかに和訳が転がってるようです、Qは低いかもしれないけれど。まぁビッグネームだものね。METAL MACHINE MUSICとかをその和訳者が聞いてるのか聞きたいところw

 まぁIはLOU REED信者ってわけでもないですが・・・大学時代に聞いてたのを思い出しますねビートルは、それほど道徳にうるさいわけでもないけれど、ストーンズもそうですけど、どっちかというとネアカです、後期ビートルは特に愛だの平和だのうるせーわって思う人もいるかもしんない。VUはそういうネアカ嫌いの、あまのじゃくには良いバンドでしたね。アンチ・ヒーローですやっぱし。LRは。LSDなんてネアカようのアッパードラッグよりも、アウトサイダーはヘロイン一筋だってねw 


 特にこんな殺伐とした時代には必要な人なのにね。そしてこういう人は今後しばらく現れないでしょう、殺伐とした時代には、嘘がどんどん大きくなるので、嘘みたいなネアカのアイドルやら、タレントが、ヒトラー・ユーゲントか四人組か!って感じで、吐き気がするようなキレイ事をメディアで語ってくれるものです。コミュニティだ、絆だ、地域だ、国家だ、なんて歯が浮くキレイ事ばかりいってるとどんどん、突撃隊に似てくるものですね。PTAやら教育委員会がなんで腹立つのかというと彼らは独善的な右派に非常に似通ってるからなんですよね~~~ナチスと同時代の人がナチスがどれだけ腹が立ったのかっていうのが最近よくわかる。


 

2013年10月28日月曜日

MAKING 119 / MLB WORLD SERIES  4 / 竜王戦 2





  さてさて、なんかバタついて集中出来ないような日が続いていますね。そういうめぐりあわせってありますね、どうもなんだかはかどらない。


 ワールドシリーズは、まぁこれもなかなか見だすと止まらないものですし、ゴームズがっつりホームラン打ちよるし、これでフェンウェイ・パークに戻るってことは決まったわけで。アウェイでいっこずつ帰して完全に五分五分やし。

 渡辺竜王は、初戦負けて、なんか暗雲立ち込めとるし、二戦目を自分のやり方を逆に返されて意表をつかれるかたちで明日決着やし。

 飼い犬にめっちゃ手を噛まれて左手の手のひらから流血やし。


病み上がりでまだまだ体力戻らないし、親戚の不幸がありそうやらなさそうやら危ないやらで、まぁバタついてますね、バタバタしとるわ。


 生きてるといろんなことがありよるね。

2013年10月26日土曜日

Making 118  / スラップ奏法について  FLEA  / louis johnson



 EP12をこーしん。ツッタカター。


 







最近気付いたことには、WMVにすると、原画の色彩が結構変わるってことですね、っていうかJPEG圧縮で色が変わってしまうんだろうけど、かなり白っぽくなる。まぁそんなにそこを気にしすぎても仕方ない、カラーコレクション部門なんて作れるわけないんだし。




/////////////////


 



いっつも音楽はHDから流しっぱなしにしてるんですけど、MJのOFF THE WALLのベースラインがかなりすごいということにハッとして、誰がベースやってるの?まさかクインシーが弾いてるわけじゃあるまい、というとこの天才 LOUIS JOHNSONに行き着いたわけです。
 スラップ奏法というと基礎だぜそんなものは、ギタリストのオルタネートみたいなもので、というけれど、スラップ奏法は歴史が浅いし、本当に使いこなせるヒトってまだまだ少ないというきがします。まだまだここってやりようが残されてる。


 前回YOKO ONOのアルバムレヴューで、アーティストは楽器としてみなされると書きましたが、そういう時代になっても、こういういわゆる特殊奏法、はDAWでの再現は難しいので、存在理由があります。あとコルトレーンみたいなオーバーブロウ、つまるとこノイズ、寄りの音ってのはサンプラーでは再現が難しい。偶然性が大きいから。そう考えるとチャンス・オペレーションを考案したケージはやっぱ先見の明があったんですな。


 FUNKではベースは音楽の屋台骨で一番大事なんですけど、この天才がMJのビートの黒幕だったのですね。シンセベースは明らかにクインシーだけど、スラッパーはこのヒトがやってたんだ。ビデオもありました、丁寧にスラップのやり方とMUSICMAN ベースの使い方を説明してくれています、すげぇ!!W テクニクシャンやなぁ・・・


 

そして現代のスラッパーというとやっぱし、レッチリのベーシスト、今ではトム・ヨークの右腕ベーシストのFLEA(FREEじゃないですよ、ノミって意味です)、ですね。Eがスラップの仕方と自分のシグネイチャーモデルを紹介しています。Iこの人が普通にしゃべってるの初めて見たw
 かなり普通のヒトなんですねw というかむしろ真面目なんだ。いつも裸だから・・・


 Iも久々に生楽器がやりたくなった。キーボードがやられてしまって音づくりできないし、スラップでもやろっかな。




 風邪が治ったので盛りだくさんでお届けしましたw


 

2013年10月25日金曜日

take me to the land of hell YOKO ONO 2013



どういうわけかOk computerかKID A 以来、あるいはgorillazのdemon days以来、さっぱし音楽シーンを追うのをやめてしまったし、注目すべきアーティストもいない。新しいアルバムが出たら即買するようなアーティストもいなくなった。クロスビートは廃刊になるし、ロキノンにはおっさんしかいない。雑誌のレヴューコーナーの期待の新人とやらは、チャートから1年以内に消え去って、売れてるCDはアイドルばっかし。といってライヒや坂本のアルバムにも嫌気がさしたし、結局ジミヘンが今でも一番斬新だな・・・みたいな、感受性が疲れ果てた音楽好きにおすすめのアルバムです。

 

 かなり、出来がいいです。コーネリアスやらなんやらかんやら、大量にクリエイターが参加していて、どういうことになっているのかは特にわかりませんが。この1曲ずつプロデューサを変えて、音的に幅を広げるっていうやり方は、foster the torchでも上手くいってて、ヨーコ・オノ1人では、前衛的すぎるのも、耳に優しくしてくれてます。I個人はやり過ぎのオノヨーコ的アルバムも好きですけど。




 DAWが進歩して、音作りは1人、で出来る範囲が広がったおかげで、プロデューサーが作曲からマスタリング、エンジニアリングまですべて1人でやるってことが多くなりまして、アーティスト、フロントマン、シンガーも1つの楽器みたいにみなすようになりました。プロデューサーじゃなくて、コントローラーっていう感じですよね。コントローラーの才能が曲のすべてを決めるようになりました。それは良いことか悪いことかわかりませんが、年寄りのおっさんが、生録音で生音じゃなきゃダメ、サンプラーに頼りきってるクリエイターなんて全然ダメだ。みたいな断定をしてるのを聞くと、なるほどじゃあその逆こそ真なりだな、と思うわけです。天才はいつでも正しいとは限らないけれど、バカはいつでもバカです。




 海外のレヴューを見ると、真っ二つにわかれてます、YOKOはレノンのビッチじゃなかったら、誰もこんなクソアルバムには注目しないっていう意見から、現代音楽シーン、の唯一の前衛、だって評価するヒト。それで良いのだと思います、文化ってそういうものでしょう?みんなにいいかっこするものでもないし。それ以上に何枚売れたかを競う金儲け競争でもない。




 ライブもかなりすごかったです、アメリカのゴールデン番組で、歌詞を全部飛ばして、アメリカは戦争を止めて、武器を放棄せよ! ピース!!ってずっとピースサインを出してました。今みたいに、平和!キレイ事いうなよしょーもな、っていわれる時代に、歌詞を全部変えて、武器を捨てろ、ピース!なんて出来る奴は今の世界にどれだけいますか?




時代遅れのコトバとも言えるのかもしれないけれど、時代に逆らって、大衆に逆らって、自分のコトバを吐く。やっぱそっちのほうがいいでしょうね、I自身は平和主義でもなんでもないけど。社会や時代に自分の意見を曲げないことって大事だと思います。


 

 でもどういうわけか放送事故ですよね、それって。でもなんでそれが放送事故なのかちゃんと説明出来るひとはいますか?

2013年10月24日木曜日

戦国自衛隊  1979年  

  1979
 
 良い悪いではなくて、こんなに内容のない映画は久々に見た。
まぁシーンの8割以上がアクションシーンだから内容などありようもないのですけど。千葉真一やりたいほうだい映画って感じですw
 でも1979年でこんなにカネ使えるんですね、バブル前だけどカネありよるなぁ~~~~、黒澤の乱の三倍くらいヒトがいる気がする、乱はまぁヒトが
いないこと。


 なんかどのシーンを見ても、カネあるなぁ~~って思ってしまうのは悪いクセですね。だいたいいくらかかるな・・みたいに思っちゃうのは。アニメの
ニンゲンだからでしょうかね、実写はやっぱカネかかるなぁ・・と思って見てしまうのは。うわぁ・・・費用対効果悪っ!アニメだったら同じシーンを
もっと安くもっとよく出来るのに。


 けどいろいろ頑張っています、忍のヒトが馬の側面乗りをして弓を避けるシーンはすごいと思いましたね。あっ!気が効いてる。


 でもヘリがあるんだったら最初っからヘリに全員乗って本陣を撃てば勝てんちゃうんか・・っていうツッコミどころ満載です。日本脱出できるしさ。
白兵戦を挑む理由が全くない。
 あとなんかもう一度タイムスリップするにはうんちゃらかんちゃら、というのですが、何の理由でこいつがそんなにタイムスリップに詳しいのかさっぱし
わからん。
でも長すぎ、映画一本の中に2本作品をいれちゃうっていう、長すぎ映画のありがちなパターンです。これは絶対ダメ。

 そしてキャラクター多すぎ。覚えられないって。そして極めつけはやっぱ7人の侍から影響受けスギ、ってとこでしょうね。

 映画ってのは、実はかなり制約の多いメディアで、時間がやっぱ100分超えられない、そうするとやっぱ一日二日で全部決着したり、ひと目見ただけで恋したり
しないといけないわけで、なんか厚みのある、大叙事詩みたいなんは向かないですよね。映画はなんでも出来そうだけど、尺の問題で、かなりテーマは限られてくる
ものです。といってマンガだと10年がかりになってしまうし、やっぱ小説がいいのですかね。

 連ドラ、TVアニメみたいなのは、なんか、二流って扱いだけれど、厚みのあるストーリーを作れるいいメディアなんですけどね。作り手に志がなきゃやっぱ二流
のままでしょうね、続きは映画で。って、映画がテレビよりも上って自分でゲロってどうすんだよ、嘘でもいいからテレビこそ映画を超えるものだって言えって。
 テレアニを映画版で、みたいなのもヤダ。やっぱ志が低いですよそういうやり方は。先に逃げ道作るような生き方はしたくないんだ。って耳を澄ませばでも言ってました
しね。名前が一切出てこないけど・・・あれ・・・しずくの恋人は・・・・