ポケダンシリーズの二作目。時、と闇の2タイトル、さらに改良版の空、が出ました。ワタシがやったのは空。
素直に質問に答えた結果、初代でパートナーだったピカチュウになりました。ワタシとピカチュウには強い絆が・・・・長くなるので割愛。パートナーはイーブイにしました、ピカブイというエースコンビ。
実はこのゲームものすげー奥が深いです。通常ポケモン、には場所、の概念がありませんけど、ポケダンには場所、という要素があり、さらに全員同時に行動するので、普通のポケモンよりも戦略が深い。対人間と戦うゲームじゃないのでそこまで戦略を追求するゲームではありませんが、非常にシステムとして奥が深い。
ただむちゃくちゃ強い技、バランスブレイカー、大量にあります。特にマップ全域攻撃の恐ろしさは健在。モンスターハウスで全体攻撃を連発で食らって何も出来ずにKOってのが一番怖い。そして連続技、みだれづき、系の威力の高さもそのまま。そしてバステの凶悪さも今作も同じです、ただ前作よりもやや麻痺とか睡眠にかかりずらくなったような。
前作はシナリオが最高でゲームとしてはヌルでしたが、今作はシナリオはまぁ前作が良すぎたので仕方ないという感じですが(といっても決して悪くはない、だけど二打席連続ホームランを期待するのは酷ってもの)ゲームとしては歯ごたえがあります。前作ヌルだったラスボスも、今回はかなりの歯ごたえ。
全体的に火力高め、のゲームバランスなので、カウンター系、積みステからの一発KO、事故死がよくあり、不思議の〇〇・・の中でも見た目の可愛さと裏腹に難易度が高い。かなりすぐ死ぬ。あとパートナーが死んでも全滅扱いなのが辛い。ボスに弱点くらって即死、が相当あるので。まぁふっかつのタネ大量持ち込みしかありませんな。
空バージョンではパッチールカフェ、というのが登場して、グミでドーピングしまくれるようになりました。とにかくグミを集めてミックスジュースにして飲みまくることでじわじわステータスを上げていけるので、どんなポケモンでも強くできる。弱ポケモン救済措置ってとこでしょうか。
///////
ちなみにピカチュウなどでんきポケモン、初代はボスが伝説鳥ポケばっかりだったので優遇されてましたが、今回中盤の難関ダンジョンで、電気ばっかり、砂ばっかり、そして岩ばっかり、という地獄のデスロードが待っています。特にすながくれサンドパンがゲロむかつく。しかしピカチュウ自体は高速移動からの放電連発ができるので集団戦では避雷針がない限り無敵。
ちなみに水ポケは肝心のラスダンで本当の地獄、死神ポリゴンに殺されまくります。というかラスダンはどんなポケモンでもかなり地獄。ふっかつ種なしでの攻略は不可能ってくらいしゃばい。
なんとなく今回いわ、エスパー系がすごい強い気がします。何故かエスパー系から信じられないくらいのダメージを食らう。サイケこうせん、サイコキネシスの威力がしゃばい。
ネタバレですが今回も街に帰ってこられない、というロード、の期間があって、っていうか半分以上、街にいられないので、結構ドキドキハラハラ・・・っていう期間があります。ミライ編はしんどい。あと結局のところ主人公とパートナーだけで戦う、ってのがほとんどすべてなので、かなりタイプによってしんどいところがあります。
総じてかなり歯ごたえとやりごたえ、やりこみ要素満載の良ゲーといえます、なんでもう続編が出ないのか謎っていうぐらい。まぁプログラミングが地獄なのかもしれません、すさまじいい種類のポケがいますからな。
2019年2月23日土曜日
1998 Serial Experiments Lain
絵に描いたような世紀末アニメ。実際絵に描いてるんですが。
EVAの大ヒット、あるいはもののけ姫のロングランヒット、90年台は実はアニメブームの時代だったのですね、振り返ってみれば。
EVAショック、が業界に激震をもたらし、EVAチルドレン、みたいな、それまでのアニメ、明るく楽しく、正義は勝つ!みたいなものとは真逆の、内省的、精神世界中心、破滅エンド、みたいな調子の作品がたくさん出てきました。
もちろん二番煎じはほとんどが失敗したのですが、このLAIN、はその中での珍しい成功例?みたいなものです。
AX?なるそのアニメブームに便乗して創刊された雑誌の連載小説?がはじめで、
そっからアニメ、ゲームへとメディアミックスをした作品とのこと。その雑誌もゲームも知らん・・・。もちろん今は無くなった雑誌でしょう。
ちょうどこの時代がネット、が一般化する時代にもあたっていて、なんかネット、がココロ、も媒介する。っていうある種神話じみたネットワーク崇拝みたいな調子がありました。メガテンとかもそんな調子でした、ほかにもほんといろいろそういうのがありました。
今ではネット、はあまりにも一般化、衛生化、されていて、当時持っていたある種「魔力」みたいな魅力は失われてしまいました。むしろココロをつなぐ、どころか、いろんな壁、を強調する働きをしてるようにも思えますね。人種の壁、国家の壁、言語の壁、政治的圧力の壁、商業的壁、貧富の壁、知能の壁。そういうウォール、が目には見えないものだったのに、ネットが、逆に可視化、してる気がします。自由になるどころか、現実と同じか、それ以上に分厚い壁で遮断されている。
ネットは人間は絶対にわかりあえない、っていうことを逆に繋がりによって照明している、ってのがワタシの見解。もちろん今までだってそうだったのですが、不可能、を証明、して照明してるんだと思います。
特にバカの壁、っていうのか、こいつむちゃくちゃクズだな、こんなクズがいっぱいなのか、こいつとはわかりあえない。っていうクズとの壁が一番明確になってますね。みんなで・・・、っていうことを言わなくなった。バカとは付き合うな。っていうようになりました。嫌いな人間とは関わり合いになるな、無視しろっていう。
オトナの平和主義みたいなことを言ってるようで、実はそれってクズは見捨てろっていうことで、今まで言ってたキレイゴトとは真逆のこと言い出してるなって思うのですけどね。
ネットが普及するまでは腐ったみかんは見捨てるな、だったけれどネットが腐ったみかんは捨てろ、という世論へと変えた。
でもこのアニメは現代を先取りしてるところもあって、ある種その予想が当たっているのかも。20年後のミライ。
プロトコルってコトバを使った初めてのアニメだと思いますね。現在でも、プロトコル?ってなんのこと?ってのが大半だと思う。
自殺、電線、電車、電柱、無機質な都会の建造物、信号、なんか意味があるようで無い情景描写カット、甚大なEVAのイメージの影響を受けておりますが、キャラデザは丸い顔の村田蓮爾スタイル。カワイイ系、の作画なのですが、みんな瞳孔開きっぱなし、みたいな目をしてて、ギャップが怖くて良い感じです。
全体としてどういう話なん??っていうと、いわゆる雰囲気もので、こうこうで、こうだ、っていうちゃんとした説明はされません、これもEVAと同じですね。つまりどういうことなん??ってのをいちいち説明しない。終わり方も、えーーー!?これで終わりー??というのも同じ。まぁ時代ってやつですなぁ。
EVAの大ヒット、あるいはもののけ姫のロングランヒット、90年台は実はアニメブームの時代だったのですね、振り返ってみれば。
EVAショック、が業界に激震をもたらし、EVAチルドレン、みたいな、それまでのアニメ、明るく楽しく、正義は勝つ!みたいなものとは真逆の、内省的、精神世界中心、破滅エンド、みたいな調子の作品がたくさん出てきました。
もちろん二番煎じはほとんどが失敗したのですが、このLAIN、はその中での珍しい成功例?みたいなものです。
AX?なるそのアニメブームに便乗して創刊された雑誌の連載小説?がはじめで、
そっからアニメ、ゲームへとメディアミックスをした作品とのこと。その雑誌もゲームも知らん・・・。もちろん今は無くなった雑誌でしょう。
ちょうどこの時代がネット、が一般化する時代にもあたっていて、なんかネット、がココロ、も媒介する。っていうある種神話じみたネットワーク崇拝みたいな調子がありました。メガテンとかもそんな調子でした、ほかにもほんといろいろそういうのがありました。
今ではネット、はあまりにも一般化、衛生化、されていて、当時持っていたある種「魔力」みたいな魅力は失われてしまいました。むしろココロをつなぐ、どころか、いろんな壁、を強調する働きをしてるようにも思えますね。人種の壁、国家の壁、言語の壁、政治的圧力の壁、商業的壁、貧富の壁、知能の壁。そういうウォール、が目には見えないものだったのに、ネットが、逆に可視化、してる気がします。自由になるどころか、現実と同じか、それ以上に分厚い壁で遮断されている。
ネットは人間は絶対にわかりあえない、っていうことを逆に繋がりによって照明している、ってのがワタシの見解。もちろん今までだってそうだったのですが、不可能、を証明、して照明してるんだと思います。
特にバカの壁、っていうのか、こいつむちゃくちゃクズだな、こんなクズがいっぱいなのか、こいつとはわかりあえない。っていうクズとの壁が一番明確になってますね。みんなで・・・、っていうことを言わなくなった。バカとは付き合うな。っていうようになりました。嫌いな人間とは関わり合いになるな、無視しろっていう。
オトナの平和主義みたいなことを言ってるようで、実はそれってクズは見捨てろっていうことで、今まで言ってたキレイゴトとは真逆のこと言い出してるなって思うのですけどね。
ネットが普及するまでは腐ったみかんは見捨てるな、だったけれどネットが腐ったみかんは捨てろ、という世論へと変えた。
でもこのアニメは現代を先取りしてるところもあって、ある種その予想が当たっているのかも。20年後のミライ。
プロトコルってコトバを使った初めてのアニメだと思いますね。現在でも、プロトコル?ってなんのこと?ってのが大半だと思う。
自殺、電線、電車、電柱、無機質な都会の建造物、信号、なんか意味があるようで無い情景描写カット、甚大なEVAのイメージの影響を受けておりますが、キャラデザは丸い顔の村田蓮爾スタイル。カワイイ系、の作画なのですが、みんな瞳孔開きっぱなし、みたいな目をしてて、ギャップが怖くて良い感じです。
全体としてどういう話なん??っていうと、いわゆる雰囲気もので、こうこうで、こうだ、っていうちゃんとした説明はされません、これもEVAと同じですね。つまりどういうことなん??ってのをいちいち説明しない。終わり方も、えーーー!?これで終わりー??というのも同じ。まぁ時代ってやつですなぁ。
2019年2月19日火曜日
超雑談 2019 冬
というわけで、雑談。
・最近若手芸人のラジオを聞いていて気づいたのですが(霜降り明星のだましうち、ミキの兄弟電波など)、なんかめっちゃハガキ職人のレベル低くないこの番組??放送作家イカれてるのか?あるいは関西には作りメール職人(放送作家の見習いとかでハガキ職人のフリしてメールをしてる人々)いないの?って思ったのですが、いや、違うわ、そうじゃねぇわ!
若手芸人のラジオって、若い女が聞いてるんだ!!お笑い好きの人に向けて番組を作ってるのじゃないんだ!って気づきました。ファンの質が低いんだなぁ・・。
若手芸人を応援してるのって、若い女なんですねぇ、まぁ実際お金落とすのは♀だし、男が芸人のグッズ買ったり劇場までわざわざ行きませんものね。
じゃあお笑い好きの人は一体なにを見たり聞いたりしてんだろう?テレビもバラエティはだいたい♀向けだし(アメトークの観覧は女性だけです、そしてわざわざ見てる人のモデルとして、若くて美人のタレントまで用意して、あなたはこの人に自分を重ねるんですよっていうおせっかいまでやってる、気色わりぃ・・・)。
アイマスとかクソアイドルを見るべきなんでしょうか、♂向けに作ってる・・、でもお笑い好きの為ではない。お笑い好きのオトナに向けたものってどこにもねぇってことなんですかね。アマゾンプライム?・・
というか逆にお笑い好きのオトナ、がいねぇのでは?そんな層がそもそもいないんじゃないかしら。いても1%くらい・・・。
//////////
・冬物バーゲンがいよいよ終盤なのでいろいろ買い揃えています。
*ドンキで買った、裏ボアジャージ 1000円。
見た目ジャージなのに裏地がボアなんです。これはどうかなぁ・・賭けだな・・・と思って買ったのですが、これは・・・!死ぬほど温かい。タイツいらずだ!当たりだ!
*SHARPの加湿セラミックファンヒーター 10500円。
だいたいこの辺が底値かなと思って買いました。ワタシ、エアコンつけると肌がガサガサで即死、石油ストーブはすぐに頭が痛くなるので室内でもダウン、ホカペ、こたつ、で凍えているのですが、ついにファンヒーターをゲット。まだ本格稼働してませんが、来年はこいつが活躍してくれることを願う。
・最近若手芸人のラジオを聞いていて気づいたのですが(霜降り明星のだましうち、ミキの兄弟電波など)、なんかめっちゃハガキ職人のレベル低くないこの番組??放送作家イカれてるのか?あるいは関西には作りメール職人(放送作家の見習いとかでハガキ職人のフリしてメールをしてる人々)いないの?って思ったのですが、いや、違うわ、そうじゃねぇわ!
若手芸人のラジオって、若い女が聞いてるんだ!!お笑い好きの人に向けて番組を作ってるのじゃないんだ!って気づきました。ファンの質が低いんだなぁ・・。
若手芸人を応援してるのって、若い女なんですねぇ、まぁ実際お金落とすのは♀だし、男が芸人のグッズ買ったり劇場までわざわざ行きませんものね。
じゃあお笑い好きの人は一体なにを見たり聞いたりしてんだろう?テレビもバラエティはだいたい♀向けだし(アメトークの観覧は女性だけです、そしてわざわざ見てる人のモデルとして、若くて美人のタレントまで用意して、あなたはこの人に自分を重ねるんですよっていうおせっかいまでやってる、気色わりぃ・・・)。
アイマスとかクソアイドルを見るべきなんでしょうか、♂向けに作ってる・・、でもお笑い好きの為ではない。お笑い好きのオトナに向けたものってどこにもねぇってことなんですかね。アマゾンプライム?・・
というか逆にお笑い好きのオトナ、がいねぇのでは?そんな層がそもそもいないんじゃないかしら。いても1%くらい・・・。
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・冬物バーゲンがいよいよ終盤なのでいろいろ買い揃えています。
*ドンキで買った、裏ボアジャージ 1000円。
見た目ジャージなのに裏地がボアなんです。これはどうかなぁ・・賭けだな・・・と思って買ったのですが、これは・・・!死ぬほど温かい。タイツいらずだ!当たりだ!
*SHARPの加湿セラミックファンヒーター 10500円。
だいたいこの辺が底値かなと思って買いました。ワタシ、エアコンつけると肌がガサガサで即死、石油ストーブはすぐに頭が痛くなるので室内でもダウン、ホカペ、こたつ、で凍えているのですが、ついにファンヒーターをゲット。まだ本格稼働してませんが、来年はこいつが活躍してくれることを願う。
2019年2月17日日曜日
2016 we are X
X japan と Yoshikiについてのドキュメンタリー、イギリス制作です。
ワタシXに関しては全くの無知、予備知識一切無しでした。
名前は非常に良く聞く、小泉元首相がファンだと言ってたり、なんかスキャンダルを引き起こしたり、ヴォーカルが洗脳されていたり。
ヴォーカルが洗脳??どういうこっちゃ??
とうっすら思っていましたが、詳しく知る機会がなかった。正直なんか非常に印象が悪かったですね。わけのわからん人たちの集まりという感じ。ワタシは結構音楽聴くほうなのですが、HR、HMだけはあんまり聞かないので、さらにあんまし好感が持てなかった。
でもなにかのきっかでちょっとYOSHIKIを見て、あれ??なんかこの人、危ない感じじゃない、めちゃくちゃ優しい人なんじゃないの?って思いました。ワタシのクズセンサーが全然反応しなかった、この人は、ガチ、でいい人の方の人だ。なんでワタシの中でいろんな悪いイメージがあるのか?これはちょっと調べてみないと・・・
というわけでこのドキュメンタリーを見て、あぁそういう感じか!っていろんな疑問が氷解しました。
やっぱYOSHIKIは、この人は、ガチ、なんだと思いますね。本当にいい人だ、珍しい・・。これはXが熱狂的なファンを持っているのもうなづける。
結局音楽って才能、だと思われてますが、才能、だけではファンはあまりつきません、長続きもしない。結局その人の器、みたいなものを問われると思う。
クズでも才能ある人はいます、が、まぁ良い人で更に才能ある人には勝てるわけないっちゅう話ですわね。
いわゆるヴィジュアル系、その昔グラムロックってものがあって、なぜかロックスターはものすごいハデハデなカッコをするっていうノリがあり、デヴィッド・ボウイがグラムロックのスターになり、それをさらにKISSがハードロックとグラムロックをあわせたような、レザーと黒、ってのが主体の、ファッションを作り上げ、それが日本で独自の進化をしてヴィジュアル系、ってものになってるとワタシは思ってるのですが、やっぱりそれって社会に対する反抗、レベルなんでしょうね。
世紀末というとコギャル、とヴィジュアル系というファッションムーブメントがありました。どっちも、社会に対する反抗でした。日本ってのはほんとクソ保守的な社会、未だに髪は染めるな、髪型はこうしろ、みたいなことが学校の校則になってる、社会はさらにそうで、バイトでも髪型はこうこう、就活にはこういう髪型・・って決まっている。頭おかしい社会です。そういうのに対する反発として派手なファッション、というだけで、社会に対する対決姿勢となるのですね。
世紀末はそういう若者、の社会に対する反抗が目立った時代であったと思いまする、21世紀になって、どんどん、そういう反抗的なのがむしろダサい、スタンドプレーするな、っていうさらに保守的な考えが若者に広まっている気がする。若者の保守化。これが顕著。日本だけではないです、世界全体で、保守、排他主義、これが顕著。
メンバーの脱退、自殺、などなど、世紀末的なニュースに事欠かないバンドX、やっぱりXが90年台を代表するバンドなのだなぁ・・と思いましたね。
ワタシXに関しては全くの無知、予備知識一切無しでした。
名前は非常に良く聞く、小泉元首相がファンだと言ってたり、なんかスキャンダルを引き起こしたり、ヴォーカルが洗脳されていたり。
ヴォーカルが洗脳??どういうこっちゃ??
とうっすら思っていましたが、詳しく知る機会がなかった。正直なんか非常に印象が悪かったですね。わけのわからん人たちの集まりという感じ。ワタシは結構音楽聴くほうなのですが、HR、HMだけはあんまり聞かないので、さらにあんまし好感が持てなかった。
でもなにかのきっかでちょっとYOSHIKIを見て、あれ??なんかこの人、危ない感じじゃない、めちゃくちゃ優しい人なんじゃないの?って思いました。ワタシのクズセンサーが全然反応しなかった、この人は、ガチ、でいい人の方の人だ。なんでワタシの中でいろんな悪いイメージがあるのか?これはちょっと調べてみないと・・・
というわけでこのドキュメンタリーを見て、あぁそういう感じか!っていろんな疑問が氷解しました。
やっぱYOSHIKIは、この人は、ガチ、なんだと思いますね。本当にいい人だ、珍しい・・。これはXが熱狂的なファンを持っているのもうなづける。
結局音楽って才能、だと思われてますが、才能、だけではファンはあまりつきません、長続きもしない。結局その人の器、みたいなものを問われると思う。
クズでも才能ある人はいます、が、まぁ良い人で更に才能ある人には勝てるわけないっちゅう話ですわね。
いわゆるヴィジュアル系、その昔グラムロックってものがあって、なぜかロックスターはものすごいハデハデなカッコをするっていうノリがあり、デヴィッド・ボウイがグラムロックのスターになり、それをさらにKISSがハードロックとグラムロックをあわせたような、レザーと黒、ってのが主体の、ファッションを作り上げ、それが日本で独自の進化をしてヴィジュアル系、ってものになってるとワタシは思ってるのですが、やっぱりそれって社会に対する反抗、レベルなんでしょうね。
世紀末というとコギャル、とヴィジュアル系というファッションムーブメントがありました。どっちも、社会に対する反抗でした。日本ってのはほんとクソ保守的な社会、未だに髪は染めるな、髪型はこうしろ、みたいなことが学校の校則になってる、社会はさらにそうで、バイトでも髪型はこうこう、就活にはこういう髪型・・って決まっている。頭おかしい社会です。そういうのに対する反発として派手なファッション、というだけで、社会に対する対決姿勢となるのですね。
世紀末はそういう若者、の社会に対する反抗が目立った時代であったと思いまする、21世紀になって、どんどん、そういう反抗的なのがむしろダサい、スタンドプレーするな、っていうさらに保守的な考えが若者に広まっている気がする。若者の保守化。これが顕著。日本だけではないです、世界全体で、保守、排他主義、これが顕著。
メンバーの脱退、自殺、などなど、世紀末的なニュースに事欠かないバンドX、やっぱりXが90年台を代表するバンドなのだなぁ・・と思いましたね。
1982 さようなら、ギャングたち 高橋源一郎
いわゆるアヴァンギャルド小説っちゅーのか、悪くいうとなんのこっちゃわからんというのか。
ただ単にその場で思いついたことを適当に書きなぐってるだけじゃん。
ともいえるし
登場人物がいて、こうこうで、こうなった・・、みたいな小説のルールを意図的にぶっ壊して、どうして前後の文脈がないといけないのか?なんで常識にとらわれないといけないのか?なんで現実を模倣しないといけないのか?というように、意識、されないものを、非常に意識的に外している、技巧的で理論的な作品、とも言えるでしょう。
そしてだいたいはセックスの話です。
簡単に言うと、面白くはありません。だけどそれがどうした?面白くあれなんてくだらないルールだって言われればそのとおり
「・・・詩人は完全犯罪を目指していた、完全犯罪とは、解釈不可能な詩である・・・」
と本文中に種明かしもしてあります。解釈不可能なものを作ったのですな。
でもどうして1980年代の今になって?っていう感じがします。この手の前衛文学みたいなのは、戦前に流行ったので、好景気の80年台になんでこんな様子なのだ?っていうことを思いますね。
ただ単にその場で思いついたことを適当に書きなぐってるだけじゃん。
ともいえるし
登場人物がいて、こうこうで、こうなった・・、みたいな小説のルールを意図的にぶっ壊して、どうして前後の文脈がないといけないのか?なんで常識にとらわれないといけないのか?なんで現実を模倣しないといけないのか?というように、意識、されないものを、非常に意識的に外している、技巧的で理論的な作品、とも言えるでしょう。
そしてだいたいはセックスの話です。
簡単に言うと、面白くはありません。だけどそれがどうした?面白くあれなんてくだらないルールだって言われればそのとおり
「・・・詩人は完全犯罪を目指していた、完全犯罪とは、解釈不可能な詩である・・・」
と本文中に種明かしもしてあります。解釈不可能なものを作ったのですな。
でもどうして1980年代の今になって?っていう感じがします。この手の前衛文学みたいなのは、戦前に流行ったので、好景気の80年台になんでこんな様子なのだ?っていうことを思いますね。
2019年2月12日火曜日
Grammy 2019
グラミー賞の季節ですねー、寒さも底を迎えたという感じでしょうか。
いやクソ寒ぃわ!!
なんなんですかここ3日くらい!殺す気か!って感じ。
グラミー今年はレッチリが来てました。いや他のアーティストと比べることでよくわかりますけれどレッチリかっこよすぎかよ、未だに最強のライブバンドですね。
ライブでこそ生きるっていうアーティスト、なかなかこういうタイプのアーティストっていないですね、アイドルみたいにダンス踊って・・っていうのはめちゃくそ増えましたけれど、演奏、でライブパフォーマンスをするっていうのは少なくなりました。アイドルはカラオケですから。
だいたいオケを打ち込みで流してそれに合わせて演奏するってのが主流になってるので、アドリブでやるってアーティスト自体がすげー減ってる。昔でいうと実は WHO、ってすごいライヴバンドなんですよね、パフォーマンスが売りだった、楽器をぶっ壊すってのが有名ですけど演奏もすげーかったのです。あとCreamとか。
一音目からかっこいいですものねレッチリは。全然みんなのタイミング合ってなかったけれどw でもだからこそ生演奏、って一発でわかる。2小節目にはすでにグルーヴしてるのですもの。ファッションもめちゃくちゃw
ふと思ったんですが、なんで日本のアーティストには服を脱いで裸になるっていうのがいないのですかね?イギー・ポップイズムっていうのか、海外ではだいたいすぐに服を脱ぎだすものですのに。日本に限らず熱い、ライブパフォーマンスってのが流行ってないのかも、みんなかっこつけてスカしてやがる。
いやクソ寒ぃわ!!
なんなんですかここ3日くらい!殺す気か!って感じ。
グラミー今年はレッチリが来てました。いや他のアーティストと比べることでよくわかりますけれどレッチリかっこよすぎかよ、未だに最強のライブバンドですね。
ライブでこそ生きるっていうアーティスト、なかなかこういうタイプのアーティストっていないですね、アイドルみたいにダンス踊って・・っていうのはめちゃくそ増えましたけれど、演奏、でライブパフォーマンスをするっていうのは少なくなりました。アイドルはカラオケですから。
だいたいオケを打ち込みで流してそれに合わせて演奏するってのが主流になってるので、アドリブでやるってアーティスト自体がすげー減ってる。昔でいうと実は WHO、ってすごいライヴバンドなんですよね、パフォーマンスが売りだった、楽器をぶっ壊すってのが有名ですけど演奏もすげーかったのです。あとCreamとか。
一音目からかっこいいですものねレッチリは。全然みんなのタイミング合ってなかったけれどw でもだからこそ生演奏、って一発でわかる。2小節目にはすでにグルーヴしてるのですもの。ファッションもめちゃくちゃw
ふと思ったんですが、なんで日本のアーティストには服を脱いで裸になるっていうのがいないのですかね?イギー・ポップイズムっていうのか、海外ではだいたいすぐに服を脱ぎだすものですのに。日本に限らず熱い、ライブパフォーマンスってのが流行ってないのかも、みんなかっこつけてスカしてやがる。
2019年2月9日土曜日
1989 ビアス傑作短編集 つかのまの悪夢 東京美術
というわけでビアスの短編集の上巻を読み終わりました。
すぐに気がついたことなのですが、ビアスとワタシ、気が合います。
わかるーーー!!ということばかり。
人類は自滅する わかるー!
家族は崩壊する わかるー!
死、だけが最後の手段で自殺に肯定的 わかるー!
権力者だけでなく無知な民衆も嫌い わかるー!
運命は悪夢であり、なんの意味も理由も無く死ぬ わかるー!
悲観主義、と言われてますが、そうでないと思います、真実主義、ってワタシは言いたい。嘘っぱちに逃げないで事実をありのままに受け取りたい。事実をありのままに言うことが悲劇的だって言われるなら、人生が悲劇なのであって、悲観的に、それを言ってるのではなくて、事実を、脚色しないで伝えているだけなのだってわけです。
ワタシは登場人物がバサバサ死んでいく物語が好きです、シェイクスピアイズムですね。実は生きていたのだ!!っていうのがすごく嫌い。その後幸せに暮らしました。いやいや幸せに暮らすなんてムリだし、って思う。死、で終わる。物語としてはこれが正解だと思います。
家族モノが嫌いってのが一番共感ですかね、ビアスには家族愛的な匂いが一切無い。明らかに自分の親や家族が嫌いだったんでしょうね、すっごい共感。ドライで冷徹、しかし的確で鮮明。ほんとに名文家ですこの人。後編もあるので今はこのへんで・・・
蛇足ですがこの本の裏表紙にビアスの写真が載ってるのですが、賢い人間ってだいたいこのタイプの顔だよなっていう感じです。顎ががっしり、古いタイプのイケメンって顔で、目は射抜くようにするどいけれど、その視線は虚空を見ているっていう顔。ドストエフスキーとかタルコフスキーとか、たいていこの手のタイプの顔つきです。
すぐに気がついたことなのですが、ビアスとワタシ、気が合います。
わかるーーー!!ということばかり。
人類は自滅する わかるー!
家族は崩壊する わかるー!
死、だけが最後の手段で自殺に肯定的 わかるー!
権力者だけでなく無知な民衆も嫌い わかるー!
運命は悪夢であり、なんの意味も理由も無く死ぬ わかるー!
悲観主義、と言われてますが、そうでないと思います、真実主義、ってワタシは言いたい。嘘っぱちに逃げないで事実をありのままに受け取りたい。事実をありのままに言うことが悲劇的だって言われるなら、人生が悲劇なのであって、悲観的に、それを言ってるのではなくて、事実を、脚色しないで伝えているだけなのだってわけです。
ワタシは登場人物がバサバサ死んでいく物語が好きです、シェイクスピアイズムですね。実は生きていたのだ!!っていうのがすごく嫌い。その後幸せに暮らしました。いやいや幸せに暮らすなんてムリだし、って思う。死、で終わる。物語としてはこれが正解だと思います。
家族モノが嫌いってのが一番共感ですかね、ビアスには家族愛的な匂いが一切無い。明らかに自分の親や家族が嫌いだったんでしょうね、すっごい共感。ドライで冷徹、しかし的確で鮮明。ほんとに名文家ですこの人。後編もあるので今はこのへんで・・・
蛇足ですがこの本の裏表紙にビアスの写真が載ってるのですが、賢い人間ってだいたいこのタイプの顔だよなっていう感じです。顎ががっしり、古いタイプのイケメンって顔で、目は射抜くようにするどいけれど、その視線は虚空を見ているっていう顔。ドストエフスキーとかタルコフスキーとか、たいていこの手のタイプの顔つきです。
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