2023年6月30日金曜日

2017 Thor: Ragnarok マイティ・ソー バトルロイヤル

  マイティソー、というかトールというか、マーベル映画というか、の作品であります。


 トールとありますが、ハルクも出てきます、トール&ハルクって感じですかね。

 

 すごい、なんか、いろんな要素のある映画で、全然別の映画三つをマッシュアップしてリミックスしたみたいな映画。

 全然違う映画やん、ってくらいシーンごとに雰囲気がちゃう。


 要するには、死の神ヘラを倒そう、というパートと、異世界でとらわれの身になってグラディエイターになってしまった、反乱を起こして逃げ出そう、っていう話と、ハルク大暴れ大活劇!っていう三つのお話が、ごちゃごちゃに混ざってるというわけですな。

 

 もう0から新しいものってのは無いから、別の要素を混ぜ合わせてその化学反応を見る、という時代になって久しいですが、これもその試みと言えます。


 なんのこっちゃわからん、なんじゃい?っていう感想の人もおると思いますけど、とにかく派手で、明るく暗すぎないようにして、バキバキドカンという映画で、私は結構いいと思いました。やっぱハリウッドはこうでなくっちゃ。

 一時期、なんか難しいこととか、いいこと言いたいとか、社会問題とか、演出をダークな感じにしてみたりとか、そんなくだらないかっこつけでハリウッドらしさが失われてしまいましたが、やっぱハリウッドは全然内容の無いバキバキドカン映画でなくっちゃ。誰に批判されても、それを貫くことが大事ですわね。それがハリウッド映画道でしょ。


 芸人の感動物語みたいなのが流行ってますけども、私は常にふざけ続ける、真面目になんか絶対やらない、という芸人道、をもった芸人が好きです。

2023年6月24日土曜日

-500 士師記 聖書 The Judges bible

  士師記、という言葉はまったく意味がわかりませんが、英語ではJudges、和訳では「裁き人たち」の章となります。


 ヨシュアがイスラエルの征服をなしとげてからの、続くリーダーたちの話が語られます。そのリーダーたちを、裁き人、と呼ぶようです。


 モーゼがそうであったように、リーダーは立法者であり執行者であるので、判決を下すもの、であるので、裁き人、ってのはピッタリの名前ですね。


いきなり聖書のスピード感が上がってかなりの数のジャッジが列挙されているのですが

まず初めて女性でリーダーとなったデヴォラ、が印象に残りますね、女傑が聖書で出てくる初の例だと思う。

 そしてナジライト、神に選ばれて、髪を切ることを禁止された存在「サムソン」が出てきます。サムソンは、ごりごりの脳筋の豪傑でして、こういう豪傑こそ、ほかの歴史ではよくでてくるタイプの人間です。素手で何千人も殺した、みたいなほら話を含めて、やっと普通の歴史の人物って感じ。死に際も派手で豪快です。

 結構民衆はこういうわかりやすいパワー型人間を愛しますね。


 ほいでかなりめちゃくちゃではちゃめちゃな事件がつらつらと書いてある、ちゃんと想像すると目を覆いたくなるような出来事ですが、まぁこれが古代というものでしょう。

 

2023年6月22日木曜日

1989 ファンタシースターII 還らざる時の終わりに

  *黄金の石の入手方法ですが、ほかの攻略サイトの情報は間違っていますので訂正

カインズを仲間にいれた状態で、ピエタのロトと会話を何回かして博士の情報を得る

モジックハットをかぶって!! アウクバルの住民と話す


 マジックハットともうひとつ、モジックハット、という装備があります。デゾリア人で会話にならないNPCはマジックではなくて、モジックをかぶることによって会話可能になります。間違えやすいので注意。


 黄金の石を持って再度ロトに話すと、持ってるだけでこうげきりょくがあがるアイテムが手に入ります。このゲームザコ敵がバチクソ強いので必須アイテム。


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 ファンタシースターの続編。

 

鬱ゲーの始祖と言っていいのではないでしょうか、それまでのRPGってだいたい悪いやつがおって、お姫様をさらわれて、それを取り戻す、みたいなドラクエ1みたいなお話ばかりか、ウィズみたいにほぼまったくストーリー無いってものだったとおもうのですがこのPs2は序盤から非常に、えぇ・・・、ってなるような展開、中盤以降はずっと犯罪者扱い、中盤の最後にもかなりがっくりくるシナリオがあり、さらにラストには・・・


 みたいな終始いいことが起こりませんw 終わり方も、衝撃的なラスト、と言われる通り、えーーーっ!?っていう終わり方をします。


 このゲームボス、がめっちゃ少ない 4体?? のですが、ザコ敵が驚異的に強いです、まずほとんどダメージが入らない。どういう計算なのかわからんが、唯一ダメージが通用するのはルドガーの銃、ほか剣は通用するやつにはまぁまぁダメージが入るのですが、後半敵がメカばっかりになってからはまじでまったくダメージが入らない。

 よってアイテムによる魔法攻撃だけが頼りになる。


普通のザコにもバフ、デバフ、総力戦でいかないとあっさり死にます。ダンジョンの構造前作は3Dで今作はオーソドックスなドラクエ式2Dなのでやさしいかと思いきや、きぃーーー!!!ってなるくらい複雑ですw

 最近のロープレではめったにお目にかかれない難しさ。あぁ~~、昔のロープレだわぁって感じですね。これがあるからレトロロープレはやめられないのかもしらん、とにかく難易度が高い。


 

と私は思う、そっから攻略法を考えていく、最近のゲームは勝てない敵がいないまま終わってしまったりするので、そうなるとゲームが始まらないまま終わってしまう。


 武器などの値段もとにかく高い。


 唯一の攻略法としては回復アイテムが安いということです、回復は魔法で行うべからず。アイテムアイテム!アイテムが頼りです。リュックにパンパンにはちきれるまで回復アイテムを買い込むのが吉。


 メンバーですが、主人公、ルドガー、これは絶対に入れないと攻略できない、ほいで回復役のアンヌを入れたくなりますが(実際私はそうしましたが)実はアンヌは必須ではありません、とにかくアイテムが大事なので、素早さを重視してシルカ、さらに全体攻撃のアーミアが使えそうにみえて、攻撃力低すぎてダメージはいらないので、ここは必殺技の強いヒューイがオススメ、とにかく硬くて強いメカ特攻のあるカインズでも可。アイテムがかりは盾二枚装備すると前衛よりも固くなります、アイテム使うだけなのでこれでOK。

 

 デバンドというバフが超強力でダメージが全員半分になります、雪の冠というアイテムで使えるのでこれが超必須。まず戦闘になったらデバンドをかける、これがセオリー、じゃないとすぐに全滅する。


 まぁいまさらこのゲームやる人いないか・・・・


-550 ヨシュア記 聖書 Bible Joshua

  モーセ五書が終わってここからは「歴史書」という扱いになります。どうやらヨシュア、には実在のモデルがいるらしい。


英雄ヨシュア、の戦いの記録が殆どになります。


 ヨシュアの戦略ですが、とにかく「殲滅」、これにつきます。街を攻略したら一人残らず皆殺し。女子供にも容赦なし、もちろん内部の罪人も死罪。とにかく厳しい。


 ただ見知らぬ土地に侵入し、そこを制圧し、そこに定住するというのであれば、これは冷静な判断と言えます。生かしておくと、結局ろくなことにならない。これは歴史の教訓であります。遺恨は残り続けるし、結局和解なんてできない。

 特に敵地で戦争してるのであれば、捕虜にしたり、和平を結んだりしても、劣勢になったときに裏切るに決まっていますので、合理的に判断したら、全滅作戦というのが最善ということなのでせう、事実この戦略でイスラエルはこの地域に勢力を確保したというわけなので。


 もちろん残虐非道の誹りはまぬがれませんがこういうときに「神の命令により」という論理が役に立つわけですね、ヨシュアの命令で・・・では弱い、「神の命令で」殲滅させた。これが大事だということなり。

2023年6月19日月曜日

-500 申命記 聖書 Deuteronomy

  モーセ五書の最後の巻


 モーセが死ぬにあたって、イスラエルの人々にこれまでの歴史と、法律、をおさらいする、という内容と、モーセが死んでからのことが描かれています。


 繰り返し、あのイスラエルのあたりにはたくさんの「巨人族」がいたが、神の威光によってそいつらを倒した、という話があります。

 たぶんちょっと背の高い民族、身体がでかい人々がいたのでしょう。


 モーセは、こんだけ丁寧に説明しても、ワタシが死んだら、すぐにお前らは神を忘れて破滅するに違いない!と決めつけていて、実際に神も、イスラエルの民はすぐに堕落すると予言しております。

 いかに懇切丁寧に、何度も何度も何度も何度も教えたとしても、法律は破られる。非常に簡単に10個ほど!たったこれだけのルールなのに!?


 確かにモーセのルールは非常に簡単

唯一神だけを信仰すること

偶像崇拝しないこと

殺すな

盗むな

浮気するな

嘘をつくな

贅沢するな


 だいたいはこんな感じです、このすごくシンプルでほぼ当たり前みたいなルール、永久に守られることはありません。2500年、何の進歩も見られず。


 これで最大の預言者モーゼの物語はおしまいです・・・

-500 聖書 民数記 Bible Numbers

  民数記、英語だとNumbers、ですが、それだけ見るとなんのこっちゃわからん。


聖書の四巻目ですが、数、というのは、この章でモーゼがイスラエルの人口調査をしているからです、それでだいたい60万人ということになる。


 微妙にリアルで微妙に嘘っぽい・・・、エジプトから逃げてきた流浪の民が60万人も移動できるか?60万もの人を統率できるものか?って感じですね。

 しかも砂漠を40年もさすらうということになります。だからNumers、ではなくて砂漠の章と言われることもある。


 内容は人口調査もあれば、律法もあるし、イスラエルがだんだんとあの地域で勢力を拡大する様子の描写もあります、アーロンは死に、モーゼも余命宣告される。


 たぶんかなり嘘もありつつ、現実にも近づいてきている、ちょうど中間って感じですね。


 あととにかく厳しい、原理主義的っていうのもあります、戦争に勝ったら、相手の女も処女を除いて皆殺しです、もちろん神の教えに従わない人も死刑、とにかく死刑です。これが砂漠の掟ということなのかもしれませんね。そんなにちんたら考えてる余裕などない。

2023年6月16日金曜日

-500  レビ記  聖書 Bible  Leviticus

  聖書の第三巻


 レビ、というのは、氏族の名前で、このレビ族が、ほかの偶像を作っていたイスラエルの氏族を3000人抹殺したとありますので、レビ族はいわば原理主義者というか、武力的なパージによって氏族の中で権力を握ったのかもしれませんね。


 レビ記はほとんどが立法でして、法律の条文がつらつら書かれているようなことで、物語はまったく進展しませんので非常に退屈です。


 ですが、法、というのはそういうものなのかしりませんが、その影響力は大きく、このレビ記、がホモセクシュアルは石で打ち殺せ。ほかの性的マイノリティもすべて死刑としていることによって、現代においでも、文字通り、根が深く、血、の部分にまで食い込んでる、正統派至上主義、みたいなものが生まれております。

 要するにはマイノリティは殺せ、というのがこの立法の教えなので。

 とにかく非寛容、これにつきます。


が、それ以外はとても普通のことを言っています、外人にやさしくせよ、みたいなこともある。ただ、とにかく、正しいのはこれで、それ以外は認めない。これが旧約のコア思想ですわね。