なんだかいろんなところで話を聞くので元ネタ回収。
タイトルの通り宇宙に行く話なんですが。冒頭の40分まじでいらないです。
オレには娘がいるんだ、オレには家族もいる・・農園もある・・・・
オレの娘はどうした!
娘に挨拶をしなきゃ・・
娘と約束するんだ・・・
おい!オレの娘はどこにいるんだ!
ずーーーーーーーっっっっっと呪われたみたいに娘が、娘が、ってうじうじするだけの時間です、とっとと宇宙行け!!まじでここで見るのやめようかと思った。テイルズリバース並のしつこさ。
映画が3時間近くありやがるのですが、三分の一は本当にただの家族大切アピールのためだけの時間。
でも冒頭10分で予算を全部ぶっこんで少しでも客の興味をひくってのがハリウッドのやり方なので、ノーラン兄弟はまじで相当な権力を持ってるのですね。
ワタシじゃなくても普通のプロデューサーなら冒頭の一時間カットして宇宙から始めろ!って言いますもの。
あといちいちしゃべるのに毎回そんなかっこつけてしゃべらないといけんかね、普通にしゃべれ、とワタシは思った。
そして次の一時間は21世紀宇宙の旅の現代版、ここはなかなか楽しめます、ほーん、今の映像技術だとこんな感じか・・・
でもクリストファー・ノーランはなるべくCGを使わない主義らしいので、別に現代の技術ってことでもない。もちろんなるべく、でして、ブラックホールなどはごりごりのCG、実写で撮る方法なんてあるわけねーものね。
ほいで最後の一時間からはぶっ飛び超展開です。これは賛否両論ありましょうが、まぁ・・ベタ、ではないのは確かです。 めちゃくちゃですやん、とも言えるし、新しいとも言えます。
ワタシ的には、やっぱ家族愛ってのは最後まで鬱陶しかったですね。少女と若い女だけは助かるっていうお約束も納得いかない、またそれかよって感じ。
総じてワタシはクリストファー・ノーランとは気が合わないですな・・・昨今の映画賞はほぼノーランが独占しておりますけども、なんか、肌が合わないですねぇ。
でも悪い映画、ではない、ただあと90分は短くできるけどね・・・。