トランスフォーマーのふるーいアニメ映画。
作画は上手い、わけではないんですけど、すげー力量、とにかく手数、っていう熱量で描かれていて、とにかく圧があります。アメリカのアニメーターが描いている・・・のか?あんまり創造つかないっすね。もちろんディズニーの伝説的アニメーターがいたのですが、彼らはすでに忘却の彼方に行ってしまった時代の話・・・
東映動画も制作に参加してるとか・・・
制作がどういうふうに行われたのか知りませんが、とにかくカネがかかっています。アメリカってのは基本的に市場規模が日本の10倍以上なわけで、制作費もまぁ10倍なのですわね。ケタが一個ちゃう。
内容はまじでまったくないに等しい。捨て台詞みたいなのはあるけど会話はしてない。
ひたすらとにかくドンパチやっている。
わたしトランスフォーマー自体にもほとんど知識がないのでまったくわからん。でもとにかく、オプティマスが死に、デストロンも死に、ウルトラマグナスとユニクロンっていうのが戦うってことです。オプティマスとマグナスはさすがにわかる。
マグナスはあの悪名高いファミコンソフトで有名ですねw
声優にオーソン・ウェルズが参加しててこれが遺作になったとか・・・
オーソン・ウェルズ??? なんだか歴史の中の人物のようですがこの時代にまだ生きてたのですね
あの「市民ケーン」のオーソン・ウェルズですよ。映画の古典中の古典。教科書に絶対乗ってる、その遺作がトランスフォーマーのアニメ???
全く人生ってのはわからないものです。そもそもなんでウェルズに声優としてオファーしたのかもわからんし・・・。
この時代特有の、線の汚し、みたいなのがありますよね。あれはなんなんだろう?そしていつなくなったんだろう?? デジタル作画になってから・・?ってこともないと思う、もののけ姫とかにもなかった。
今となっては全部アナログでアニメを作ってたってのは本当に信じがたいことです。
なんにせよとにかく気合だけはすげー入ってるアニメなので興味あるヒトは見てもよきかもですね。
人間は二人しか登場しないし、ガキとおっさんだけなので、非常に硬派ですねw
トランスフォーマーがマニア向けと言われてたのがよくわかる。