2026年7月10日金曜日

2021 中世ヨーロッパ全史 下巻 想像と革命 Powers and Thrones: A New History of the Middle Ages   Dan Jones

  下巻なりけり。

中世をまとめたベストセラー。


 中世について書かれた本自体が少ないので、さっと全体像を見るにはうってつけの本かと。うってつけというか、他に無いので一択かと。

 

 まじで日本はヨーロッパだけでなくて、世界の中世の歴史がほとんど欠落してるし、これから本を誰も読まなくなるので、さらに情報が少なくなるでしょう。

 英語で読むしかないですわね。


 ベストセラーだけあって、かなり読みやすく、一般人にもわかりやすく書いてあります。


 ほんと中世ってわからないことだらけ、知らないことだらけ。そしてひじょーーに複雑です。

まずほとんどの日本人は、中世がいつ終わったのか知らないでしょう。そんなにわかりやすい線引きがあるのか?というと、かなりハッキリしたイベントがあるのです。

 まず476年に西ローマ帝国が滅びて、ローマ帝国が終わります。これが暗黒時代、こと中世の始まり、非常にわかりやすい。

 中世の終わり、は1527ローマ劫掠、とされてます。まず「ごうりゃく」と読みます。これはかっこつけて昔の日本人が名付けた歴史的イベントの名前。

 そう、こんな誰も知らない漢字を使うくらい、大昔の資料ばかりということ。

 この時に、カール5世によって、ローマは焼き払われて、カトリックの教皇はつかまり、1000年続いた「神の国」、カトリックの千年は終わりまして、ここから近世、が始まるのです。わかりやすい。

 でもこのローマ劫掠、について一切教えられた記憶が無い。教科書に乗ってないか、ルネサンス、新大陸の発見!みたいな明るいテーマばかり教えて、こういうどす黒いテーマはスルーされてるのかもですね。

 476~1527年、と本当に予言の通り、「神の国」だいたい千年なんですね。これは神罰と誰もが言いたくなる。

 いわゆるローマ帝国、も伝説じみた王政ローマを抜かした共和制ローマも

ー507年から476年まで、とこれもだいたい千年なのです。


 現在の新たな文明、も2500年頃に崩壊するって予言が出来ます。そりゃ崩壊するだろって感じで、そんな持たないだろ、とも思えるし、だいたいそのくらいかもとも思える。人間が完全に機械に置き換えられるか、それともなにがしかの破滅が訪れるか・・・



 カトリックはみなさんご存知、免罪符、という変えば幸福になれますよ、っていう御札??みたいなものを地獄の悪鬼のごとく大量に印刷し、今生きてる者のみならず、すでに死んだ人間にも効果があります!として現代の詐欺師ですら驚愕する商売を行い、さすがにそれやべーだろ!!とルターが始めた宗教改革によって崩壊していくことになる。

 中世の人間ですら、さすがにやばすぎると思ったのですわね。


 ほいでこのプロテスタント、という集団。非常に現代のSNS中毒者に似通ってるのですよね。つまり、他人の良くない行為を、あげつらって、とにかく自分は正しい、として他人をこき下ろす。つまりは、ネガキャン集団なのです。他人が少しでも悪いことをすると、一斉に飛びついて引きずり降ろして袋叩きにする。


 プロテスタントは、印刷術、というマス・メディアと一緒に登場して、現在もい続けてる。別にキリスト教とか、宗教とは、関係なく、とにかく誰かを引きずり降ろしてリンチにしてやりたい、という邪悪な欲望に根付いていて、ワタシが思うには、帝国主義や奴隷貿易よりもはるかに良くないものです。


 中世というと、不潔で貧しく、略奪と拷問と虐殺と疫病っていうイメージで、実際そのとおりなのですが、やはりそこに魅力があります。闇の中でこそ光が輝く。まだまだもっと掘り下げていかなきゃいけませんね。

2026年7月8日水曜日

1989 魔界塔士Sa・Ga

  サガシリーズのはじめの作品でもあり、スクウェアのGB初の作品でもある、いろんなものが始まったゲーム。


 移植などが少なくて、カラー版をプレイできる唯一の環境は


 ワンダースワンカラー


わわわわ、ワンダースワンカラー!???


 というわけでほぼ入手不能の作品となっております。白黒のGB版は普通にプレイできるでしょうけど。


 当時スクウェアと任天堂はまだまだ喧嘩していて、だからFFとかはワンダースワンに出たというわけ。そのあとクリスタルクロニクルで両者は和解したので任天堂でもスクウェア作品が出るようになりました。


 ちなみに、2026年現在、ソニーは物理ディスク廃止という声明を発表して、ツイッターでバチクソ叩かれていて、Xboxも値上げに、レイオフに、と他のゲーム会社も軒並み、AI開発にシフトして、社員をクビにしまくっております。

 唯一、任天堂だけが、社員を増やしていて、誰が、今の時代の勝者かは一目瞭然。

 物理ディスク廃止はまぁ仕方ないとも思うのですけど、SONYの、批判されたら、無視して黙り込むっていう態度はクソだと思いますね。Nuro回線が終わってた時も、知らぬ存ぜぬを決め込んでましたし、広報のマニュアルとして、まず無視しろっていう方針なのでしょうね。それでユーザとのどういう関係を築いていくつもり?

 GTA6予約を受け付けたあとに、物理ディスクはなくてダウンロードするパスワードだけ配布するという、まじで資源の無駄遣いだし、このタイミングで発表するってのも本当に悪意だけですね。GTA6が最後のディスクゲームとなります、これからはデータだけになります、だったらまだ話はわかるけど、こんなの後出しジャンケンは詐欺行為ととられてもおかしくない。

 それに引き換え任天堂は、任天堂ダイレクトで顔出しして広報してます。それって実はすごい勇気で、もしユーザーを無視した金儲け主義だけの方針を発表したら、まぢで外を歩けないくらいコテンパンに叩かれるに決まってます。スイッチ2も、国内版は安くしてまずゲームをやってもらう、という金儲けだけじゃないということをちゃんと行動で示しました。

 ディスク廃止するかどうか、ってのは別にいいとして、本当の目的として、ゲーム好きなんか?ゲームを楽しんで欲しいのかどうか?ってとこが一番の問題。SONYはゲームだけの会社じゃないし、ただの金儲けの1事業に過ぎないっていう態度なら、もうプレステは絶対買わないでしょうし、ワタシが買う買わないとかの問題じゃなくて消滅するでしょう。

 でもそれって任天堂にとってもあんましいいことじゃなくて、ライヴァルがいない一強ってのはやっぱ、つまんないものです。戦う相手がいないってのはつまらん。

 現状維持は後退だ、とはいいますけど、すべての敵を倒してしまって、戦う相手がいないってのもあとは衰退の未来しか無いのですよね・・・。


話は戻しまして


 ワタシはもしかしたらサガが一番好きかもしらん。特にロマサガ1.2.3。 


 サガというゲームは、冒険してる、という気がするのですよね。冒険、っていうのは、世界を助ける、みたいな使命とか、帝国を倒す、あるいは逃げる、みたいな、目的、がはじめから決まっているのではなくて、目的、を見つけるというのが、冒険だったりするのです。一本道ゲームも確かに物語を語る上ではいいですが、やはりゲームの醍醐味、は自由に旅することにある。


 ですが、始まりの作品であり、GB、フリーシナリオでは当然ありませんし、オーソドックスなゲームなのかな、と思ったらところがどっこい、バチクソ尖っています。さすがサガw

 

 ひじょーにトリッキーなシステム。1989年のGBのRPGとはとても思えない。

人間、キャラはまぁ普通なのですが、レベルがなくて、成長はドーピングアイテムのみ、やっぱ普通じゃなかったですw ですが金でいくらでもドーピング出来るし、しかも安いので、らくらく強化可能。


 エスパーというキャラは、自動で能力が上がるのですが、コマンドがランダムで変化する、という非常に奇妙な仕様。だが、このゲーム魔法がまじでぶっ壊れで強いので激強職業。たぶんエスパーギャル?のほうが魔力が上がる。


 ほいでモンスター、これもむちゃくそ奇妙なシステムでして、敵の肉を食うと、その種族などの兼ね合いで別のモンスターへ変化する。しかし変化の法則などがほぼ謎で初見ではめっちゃ使いにくい。サガフロで復活したシステム。サガフロでも非常に使いにくかった・・・


 ゲームバランスも、ハチャメチャでしてw ボスも即死で一撃で殺せるし、魔法でも一撃でぶっ倒せます。敵の攻撃も一撃死も多いし、火力もめっちゃ低かったり、とんでもなく高かかったりと、激しい。

  敵の核攻撃はほぼ全滅確定だしw こっちの波動砲だってボスさえも滅殺しますw 先に殺ったもん勝ちの世紀末ですねw むちゃくちゃだよw ある意味リアルではありますね

先に超兵器をぶっぱなした方が勝ちという、戦後を表したもの・・? ただ強敵を波動砲で粉砕するのはドーパミンが出ますね。


 よくある、どうせボスには効かないんでしょ?っていう理不尽がないのがこの魔界塔士。ラスボスさえも一撃で倒せる武器なら一撃で倒せる。チェーンソーで神をバラバラに出来ますし、神に対して核攻撃を行うという、神も恐れぬ攻略が出来やす。

 崩壊した未来っぽい都市が出てきたりと、ちょっとメガテン風味もある。


 ちなみに、チェーンソーが神に通るのは、バグというか設定ミスで、本来、パラメータが低いと通らない、にするはずが、パラメータが低い場合に通る、にしてしまって、自分より強い敵だとチェーンソーが効くようになってしまいました。

 さらにちなみにWSC版では、チェーンソーはこちらの力99の場合のみ、神にも通るようになってる、仕様、です。バグを直さないで残したというわけです。



2026年7月6日月曜日

2003 FINAL FANTASY X-2 ファイナルファンタジーX-2 インターナショナル+ラストミッション

   FFX2の海外版、今では誰もやってません。

 というのは、FFX2ーHD、が発売されてこのゲームをやる必要はまったくないので。


 HD版はこのインターナショナル版を高画質化したものとなっています。

オリジナル版よりもイベントが追加され、ラストミッションというローグライクなゲームと、クリーチャークリエイト、という魔物を捕まえて育てるっていうシステムが追加されております。


 さてX-2、FFシリーズ最大の問題作だったのですが(FF14がさらに問題作だったので過去の話)、これまでのシリーズとまったく違うテイスト+FFシリーズの最高傑作というか完成形だったXを公式がレイプしたみたいなことになってしまって、クソゲーだとか、嫌いなゲームとして記憶されてることが多いです。


 確かにまったくそのとおり、Xの世界観を公式がぶち壊していますし、ユウナがすっごい嫌いになりますねw X2のユウナは、まぢで勘違いクソダル女メンヘラ女って感じです。 

 ほいでストーリーもダルいし、ミニゲームの出来も悪い、信じられないくらい退屈なイベント(風船を配ったり、ただヒトに話しかけるだけだったり)が多くて、ゲームクリエイターとしての正気を疑いたくなるようなものが山盛りあったり、ファンディスクみたいなものですが、ファンディスクとしても悪い出来なんですが・・・・

 

 ですが!


 この戦闘システムはかなりよく出来ていて、ようするに服を着替えることで戦闘中にジョブチェンジリアルタイムバトルとなっていて、さらにただATBなだけではなくて、攻撃のタイミングによってチェインだとかが発生して、非常にアクション性が高い。

 のちのライトニングリターンズはこのX2のシステムを流用したものとなっています。LRよりも三人なので戦術の幅が広いし、さらにクリーチャークリエイト、というモンスター育成システムによって、戦闘の育成とかは非常におもろい。

 クソゲーだが、戦闘はいい。というテイルズリバースみたいな感じですね。だいたいクソゲーっていうのは、なにか光るものがあるものです。デスクリムゾンだって、最高のオープニングムービーだったでしょう?w


 ワタシはFF5から、ジョブシステムでの育成がやっぱし好きですので、戦闘システムとしては非常に気に入りました。もっとこのシステムを進歩させていってほしかったですね・・・。


 でもジョブは使わないんですねw というのもこのゲーム、主人公たちよりもクリーチャーを育成するほうが圧倒的に楽だし圧倒的に強いのです。

 このゲームの根本は、クリーチャークリエイトというクリーチャー育成ゲームだと言ってもいい。本編はたいして面白くないし、主人公三人は弱い。クリーチャーはジョブのAPをためなくても、アイテムとアクセサリを食わせることでいくらでもドーピングが可能。

 ほいで一部のクリーチャーは、モーションがめっちゃ短くて速い。一つの大きな結論として

 リアルタイムを使うゲームでは、

 モーションが速い、が埋めることができないアドバンテージとなる

 ということ、格ゲーで言うなら、出が速くてリーチが長いキャラが結局最強なのです。主人公たちをいくら育てても、出足の速いマキナメカには敵わない。



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 問題点 

 問題ありすぎで上げだしたらキリがないのですが、これは絶対ダメだろってのがいくつかあります。


・シンラ君ってのが、チュートリアルキャラでいろんなことを教えるキャラなのですが、変な口調のせいで何を言ってるのかわかりにくい。

 キャラ付けをしたいにせよ、チュートリアルキャラは絶対変な口調にしちゃダメですね、チュートリアルなんだもの。何かの説明書が変な方言で書かれていたらいやでしょう?

 システムに関わる部分は、シンプルでわかりやすく、これは鉄の掟です。


・ただヒトと話すだけとか、ただ歩くだけ、みたいな、ほんとーーーーーーに面白くないだけのイベントが多すぎる、お使いイベントですらないです。何もお使いもしてない。ほんとうにただただ面白くないイベント。


・シナリオに関してはクソくだらないの一言。いつまでも未練タラタラのユウナがメンヘラムーブをしてるうちに、愚民どもが派閥争いをはじめるが、ユウナのダンスと歌でみんなを仲良くさせよう! 

 キャラ主体のギャルゲーとかエロゲーじゃないと通用しないシナリオですね。

 ほいでご存知の通り、肝心のその音楽のクオリティも低い。

 物語で歌を使うのは非常に危険だってことですね、メロディ、ならまだいいけど、歌、となると、当然歌手の実力や評判、好き嫌い、そういうのが絡んで、嫌いな歌だと、うぇってなります。

 こういうので上手くいってるのなんて、アビスの「カルマ」くらいなもの。

スクウェアの人間、音楽音痴ではないはずなのになぜこんなことに・・・?でもやっぱ音楽と歌ものってのは完全に別物なのかも、有名な作曲家が歌ものをつくっても、全然良くないってことは非常によくある。

 キングダムハーツでは宇多田ヒカルでまぁまぁでしたが、それでも、曲とゲームがあんまり関係ないのでは?って感じがした。ただいい歌を好きだから流してるだけって感じ。

 ハリウッド映画でも、オールディーズの名曲流しとけばセンスいい感じなるやろ、みたいなのあるけど、映画とはまじで何の関係もない。

 ワンピースの映画もまぢで最悪でしたし、歌、はゲームに入れるべきではない。まぢで天才が書き下ろしてくれるってことでもない限り。それに天才だって、そんな奇跡的に、そのゲームにあった曲を思いつくとは限らない。曲ってのはふと思いつくもので、こういう曲書いてってのでいい曲が出来るのはまずないですわ。

 ほいで歌は好みが分かれすぎる、嫌いな人には苦痛でしかない。


  非常に勉強になることは物語、プロットが、一番大事で、システムやグラ、音楽がクソであっても、最高にいい物語というだけで許せる、逆に他がすべてよくても、物語がクソだとクソゲーになるということですね。

 ヘラクレスの栄光、みたいに、ほかはすべて良くないけど物語はおもろいってだけで名作になる、ユニークゲーである「星をみるひと」も物語は良い、だからただのクソゲーではないというわけ。

  

 このゲームはやらないでいいです。特にFF、さらにFFXが好きな人は、むしろ絶対やらないほうがいい。ワタシが実験台になって解き明かしたので大丈夫。別のゲームやろう。


 

2026年7月1日水曜日

2023 ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー The Super Mario Bros. Movie

  マリオの 映画 ゲームじゃなくて!?


 そんなん誰が見んねん!


 って思うでしょう、ワタシももちろんそう思いました。


 だがなかなか評判がよい、というわけで見てみました。


 確かに、普通にアニメーションとして出来が良かったですね。お金かかっている。そこらのとりあえず、イケメンイケジョ出しておきました、みたいな実写映画なんかより100倍おもろい。

 まず映画の長さ、90分ほぼジャスト。これは見事。映画は90分、これが黄金律です。子供向けの映画ならなおさら、90超えたらもう誰も見てない。

 いかに90分で起承転結つけるか、ダラダラ会話などせずに切り詰めて、印象に残すか、これが映画というメディアの基本。この映画はひじょーに基本に忠実。もちろん派手な裏切りや予想を裏切る展開などまるでない。


 というか、おもろいわけないやん、ってハードル0Mの状態で見るので、面白く感じるのかもしれません。

 この客になめさせる、期待させないってのは非常に効果的手法なのかもしんない。ウマ娘のアニメ?おもろいわけないやん・・・号泣。みたいなことになる。


 逆にハードル上がってるとどうあがいても厳しいですよね、スター・ウォーズ完結編三部作!期待を超えられるわけない。


 GTA6、が今年発売される、ということになってますけど、最初は間違いなく酷評の嵐になると思う、アプデで改善されたりすると思うけど、まじで、神経に接続して脳でプレイできる!くらいの新機能がない限り、期待を超えられるわけない。もうすでに期待が大きすぎて破裂寸前、発売前にバブル崩壊しそうなんですから。


 このアニメでは、ピーチがさらわれるんじゃなくて、ルイージがピーチ役、ピーチは男勝りの戦うヒロインってことになってる、これは時代ですね。まぁそうなるよなっていう。

 で、主役にマリオ、ブラザーズ で、マリオ兄弟が物語の主軸、になっている。それもこの映画がよく感じる理由かも、恋愛要素が少ない。

 ただ、まだ大丈夫ですけど、もうすぐ、この戦うヒロイン、ってのがありきたりすぎて陳腐になるかも・・・すでに腐敗臭がかすかに漂っている・・・


 続編のギャラクシーが公開中ですが、なぜか、いや続編なんておもろいわけないやん、ってワタシの中ではハードルが低いままですw これは映画としてはいいポジショニングができてると言えますね。


 書き忘れてましたが、DKラップが採用されてるのが良かった、普通DKアイランドのあのテーマにするけど、こっちを選んだの大正解。このラップも最初は酷評されてましたが、今は亡きレア社のアーティファクト。ワタシのなかでDKの音楽はこっち。

2026年6月30日火曜日

2004年2月19日 シャドウハーツ2 Shadow Hearts: Covenant  ノーティラス

  このブログはやったゲームや見た映画の備忘録として書いてるのですが、初代シャドウハーツの記事を見たらなんと10年前。

 2も評価が高いようなので時間があったらやりたいですね、と書いていて、なんと10年もの月日が流れていたという恐ろしい事象が発生しておりやす。

 

 まさに10年一昔ですね。


 だから1の記憶などさっぱし忘れたのですが、10年前の記事を読むとこのゲームは1で、ラストのどんでん返しでヒロインが死にます。その後、を描いたのがこのシャドウハーツ2。

 スタッフがスクウェアから独立した人間である、サクノス、によって作られていたのですが、そのサクノスも潰れて、ノーティラス、という会社になっています。 

 そのノーティラスもすぐに潰れたのですが・・・。


 JRPGに珍しい、1916年、第一次大戦の現実世界を舞台にしたゲームで、パリ、とかが普通に出てきます。でも内容は現実とはまったく関係ない悪魔みたいなのと戦う話。

 あとPS2なのにDVD2枚組、という大ボリューム。PS2で2枚組って相当珍しい気がする、なんでそんなことになってるかというと、膨大なボイスデータによるものです。ムービーゲーという悪癖にスクウェアや業界全体が足を突っ込んでしまった時代のアーティファクト。


 でもゲームはかなりコミカルよりになっております。ギャグゲーと言ってもいいくらい。犬の声がシャアで「ぼうやだからさ・・」とか言い出す始末。


 前回に引き続き、マリオネット、タロット、ソロモンの鍵、紋章、星座、ニーベルンゲンの指輪、アロマテラピー?・・・などなど、いかにもファンタジーにありがちなやつ、よくそういうファンタジー資料集みたいなのを広げると大見出しにありそうなものを、そのままぶちこんでやったぜ!っていうお約束?のオンパレードとなっております。

 戦闘システムは運命のリングにしたがってボタンを押す、となってますが、ようするにゴルフゲームのいつものやつですね。タイミングよく押せ、です。ちなみに防御にはリングは存在しない。


 システムだけでいうと、相手の攻撃の防御もできるし、ギミックも豊富っていう点ではマリルイRPGのほうがはるかにシステムとしては優れている。

 連携っていうシステムもあるのですが、使ってもいいし、使わなくても勝てる。

 独自の要素としてはRPGなのに、SAN値があるということ、戦闘のターンがかかりすぎるとSANが削れて行ってバーサク状態に。

 SANが切れるまでに倒し切るか、アイテムでも回復可能。ようするに連携を上手く繋いでSAN値が切れるまでに倒し切るってのが正しい遊び方。下手くそはアイテムで地道に回復しなよっていう狙いですね。


 他にも奇妙なシステムとして、ヨアヒムというキャラは、ヨアヒズム?という周期によって変身します。変身は自分では操作不能、周期的に変化するのみ(アイテムで操作できるようにもなる)、最初は、え??なにこれ??って必ずなります。



 前作に続いて、サブイベント、サブストーリー、隠しアイテムが膨大にあるのですが、ほぼほぼ隠しで、隅々まで探さないと全然見つからん。 このころは攻略本全盛期なので攻略本ありきですね・・・やりこもうと思ったらまず攻略本、攻略サイト必携。見ない派のヒトもいると思いますが、これは見ないと楽しめない系のゲームかも。


 隠しダンジョン、が5つくらいある。情報を見ないと、ほとんど見逃すことに・・・しかもこんなんわかるかよってものも多数・・・これはもったいない


 シナリオは終盤までずっと軽いノリなのですが、後半は色恋ものに・・・ワタシは恋愛もの嫌いなのであんまし好みではない・・・まぁワタシの趣味の問題なので、好きなヒトは好きなのかも?・・・、ウルがギャルゲーなみに誰にでもモテモテな理由がちょとわからん。

 まぁそれはメインストーリーでして、豊富なサブストーリーや雰囲気は楽しいゲームです。

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 問題点


・全体マップない。

 ダンジョンミニマップが表示されるのですが、全体マップが見れず非常にわかりにくい。またフル3Dなのにカメラ固定の奇妙なアングルでイマジナリーラインが崩壊しがちなのもわかりにくい原因


・リレミトない  なーんでこういうことするかなって感じなんですが、リレミトないんです、RPGの基本なのに・・ダンジョン出入りが多いイベントなどすごくダルいです


・主人公の強化が、グレイブヤードという精神世界に飛んで、そこで集めた経験値を注ぎ込むって感じなのですが、ただただめんどい。やはりUIとかシステムの根幹の部分は効率重視にすべきですね、変な演出があるとダルい。

 別に主人公の変身能力なしでも十分戦えるのでまったく強化しないことにも・・・

あと後半になるとソウルポイント?とやら、まったく必要ないので、このシステムまじで意味ないです、途中でこのシステムを投げたとしか思えぬ・・・



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 攻略なんですが、そもそも難易度高くないのでレベル上げなどまったく不要。ザコから全逃げでもOK。

 ただサクサクと長期戦を避けて進むってのがこのゲームのデザインですので、それを狙うならば「心眼」というアクセサリーが超重要。

 サークルのあたり目印が消える代わりに攻撃力二倍というクソチートアイテム、さらに協力が極み、っていうアクセもありますが、これは通常では入手不可。心眼もレアアイテムですが、一個は簡単に手に入るのでこれを活用。

 これを黄金バットで4倍ダメージなので速攻撃破のお供に。さらに〇〇の鍵、っていう消費アイテムで連続攻撃が可能なので、ラスボスを1ターンキルもできます。

2026年6月29日月曜日

2000 人狼 JIN-ROH 沖浦啓之

  映画です。マンガ原作みたいですが。原案は押井守、でまぁ押井守だろうねって感じの内容。


 内容は予想してたのとまったく違いました。アクションアニメかと思いきや、ほとんどは暗くて地味な話で、むしろ恋愛映画ですね。


 恋愛映画嫌いのワタシとしては好きになれない内容。

でもそれは個人の趣味の問題、映画としては・・・ふーむ。

映画賞とかでこういうのが好まれるっていう感じの内容ですね。

 ちょっとかっこつけすぎでないかい?もっと面白くして欲しいとワタシは思うものなり。


 監督は沖浦啓之、知ってるヒトは知ってますが、現役のアニメーターでは(といっても60くらい?60でもアニメーターでは若いってくらい高齢化してますけど)、一番上手いと言われている人物。

 あまり認知度がないのは、萌えアニメ系の作画じゃなくて、リアル寄りのタッチが多いということですね。

 でもエヴァQなどの作画もしていて、スタジオカラーのエースの一人みたいですね、実際どのカットが誰ソレってのはまったくわかりませんし、金田伊功みたいに、ド派手で、ぜったいこのカットはあのヒトっていう、我が強いスタイルでもない。

 しかもこの映画はアクション映画でもないので、その実力はよくわからんが、同業者に言わせると、とにかく圧倒的に上手いみたいです。

 昨今のアニメによくある派手でデフォルメが強い高速アクションは、ぶっちゃけ騙しがきくし、そもそも速いので下手でもわかりにくい。

 普通に歩く、みたいなのがいっちゃん難しいのですが・・・。もっと研究の余地がいりますね。

 絵面は正直ワタシの好みではまったくない。

2026年6月22日月曜日

2016 Rogue One: A Star Wars Story ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

  スターウォーズのスピンオフみたいな映画。


 デススターを破壊するための、破壊工作のための部隊があったよっていう、あれは6でしたか?の前日譚みたいな話ですね。


 う~~~む・・・・。


 そこそこです。


 まずヒーローもヒロインも、俳優がいまいちっすね・・・スター性が無いっていうのか。主人公女なんですけど、やっぱ女主人公ってつまんないのかもわからん。

 特にバトル、アクションが無い、殴り合いがない。アクション映画の最後と言えば、結局ステゴロでの殴り合いで決着つけるものですが、女だとそれがない。

 ジョジョの作者も言ってますが、女主人公ってのは難しい。ストーンオーシャンで挑戦してましたが、やっぱむっかしぃってのが結論ではないでしょうか。ジョリーンよりも、プッチ神父のほうがよっぽど目立っていた。

 しかもあれはスタンドが殴り合うってことでアクションを成立してましたが実写ではそれも出来ない。

 スター・ウォーズといえば、ソードでの剣戟、なのにそれもない。そもそもジェダイが出てこない。


 あとストーリーも、バカでも思いつきそうな、というか何のヒネリもありません。愛する娘のためにほにゃにゃにゃにゃ、またそれかい・・・


 でもやはりCGやら背景美術などは、ちゃんと作ってありますし、カネもかかってます。経験とアセットもたくさんあるでしょうから、そこらへんはやっぱシリーズものは有利なのです、使い回せるものが豊富にある。


 だからよっぽどスター・ウォーズファンっていうヒトなら見てもいいかも・・・