2026年4月2日木曜日

2023 中世ヨーロッパ全史 上 王と権力 ダン・ジョーンズ

  最近出た中世の歴史の本。

 

 中世の歴史についてちゃんとまとめた本ってないので読んでみたものなり。

最近の本らしく、歴史書にありがちな偉そうな口調ではなくて、普通のコトバで書かれている。

 日本にはもう売れない本を作る地肩ってものがないので(だいたいもう50年前くらいの本しかない)こういう売れそうもない本は英語圏でしか成立しないですね。

 驚くべきことに結構売れてるらしい。

 

 ヨーロッパにはまだ、本、というものをを読んでる人間たちが生息してるらしい、我々はジャングルの奥地へと・・・

 

 やっぱヨーロッパは非常に保守的というか、伝統を手放さない頑固さがあるようですわ。 

 

 そして歴史ってやつは非常に受け入れたくない真実を教えてくれるものです。

 

 例えば、難民を受け入れてはならない。みたいなこと。

 西ローマ帝国末期、フン族(匈奴)、によって住処を失ったゴート族をローマを受け入れたのですが、受け入れられたゴート族は、もちろん歓迎されず、孤立し、反乱を起こし、さらにはローマを略奪し、火をかけ、帝国を滅ぼすのに一役買います。

 ローマは、フン族にゴート族が虐殺されるのを、非人道的だってことで、助けたのですが、結果は最悪な結果に。というわけ。

 もちろんローマの受け入れ方が悪かった、もっと待遇をよくすれば・・みたいなことが言えます。だけど実際問題無理ですそんなこと。いきなり現れた難民、すぐに溶け込めってほうが無理って話、逆に難民に援助を多くしたら、ふざけんなまず自国民を助けろボケカス!って不満が出てくるに決まってる。

 受け入れたくないけど、これが歴史の教訓なり。

 

 現代でもまったく同じ事、難民を受け入れる→社会で孤立→犯罪者に→難民救済案を出す→自国民が文句を言って排他的になる→社会不安が増大して、内部崩壊。 

 

 じゃあ受け入れずに、難民に武器を与えて、戦わせりゃいいのでは?

これももちろんやってみました、結果、難民と侵略者が戦いましたが、どちらにしろローマさんありがとう!みたいなことにはならず、勝ったほうが、この土地は俺達が勝ったのだから俺達のものだ、と約束を反故にしました。

 

 要するに難民は、どう扱っても最悪な結果にしかならないイベントってことです。すべて最悪な結果にしかならないバッドイベント。

 

 ほいで、結局人間の意思とかは関係なく、繁栄とか豊かさをもたらすものは

 

自然気候

 

 です。やれ名君がよい治世だったとか、法律が整えられたとか。この宗教の特質がどうだとか、人間の行動に繁栄の理由を求めがちですが、まじでそんなのは些末な枝葉。 

 気候が安定し、豊作であれば、誰が何やってもうまくいくし、気候が変動し、飢饉が起きれば誰が何をしてもどうしようもない。伝染病やら病気をもたらすもの、だいたいは気候が原因です。

 ローマの繁栄をもたらしたのは?良い気候です。暗黒時代をもたらしたのは?気候の寒冷化です。なぜ民族大移動や難民が発生したのか?干ばつや洪水です。 


中世盛期がなぜ文化が安定したのか?気候が安定したからです。宗教改革や激動の中世末期をもたらしたものはなにか?寒冷期です。

 寒冷期は疫病をはやらせ社会を不安定にしていく・・・


 そういうわけで、現代社会を不安定にしているのは、核兵器でも、AIでも、石油でもない、やはり気候変動、これがすべてに波及していくことになるというわけで、人間なんかの努力では、気候変動は止められないし、暑くなるにせよ、寒くなるにせよ、必ず気候変動は起こる、ということでもある。

 

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 それと結構見逃しがちな事実ですけど、キリスト教が布教していくのは、キリストが死んでから300年近く経ってからということなのです。

 キリストが死んだ直後は、ほそぼそとした小さな宗教でしたが、200年後に急にカルト化しだして、猛烈な弾圧と迫害を受けまくったのち、これもまた急激に反転してローマ帝国の国教となる。 

 なんでその100年以上も経過して、誰一人キリストの言ったことや、人物を知らないようになってからいきなりカルトになるのかは非常に謎です。でも仏教もまた同じように、ブッダが死んで何百年もたってから、ブッダの神格化が始まるのです。

 誰かを、伝説、だとか神、として崇めるには、200年くらいの時間が経過しないと出来ないみたいです。 

 

 中世は、本当に知らないことだらけ。十字軍がイスラエルに国家を作ってたってことなんて、ほとんどのひとが知らないでしょう。

 オットー1世やら、フリードリヒ2世なんて、ドイツではおそらく、秀吉とか信長みたいな知名度なんだろうけど、日本でオットー1世がぴんとくる人間なんて1%もいないでしょう。

 その分、ネタの宝庫でもある。中世の歴史から題材を得てなにか創作しても99%元ネタが何か誰も察しないでしょう。やはり中世はおもろい。

 そしてなぜか昔のほうが世界が広く感じるのですよね、現在ドイツの権力者が、イスラエルやエジプトやペルシャまで行く、なんてことはまずないでしょう。でも古代の人は、アレグザンダーのようにどこまでも行けた、壁、が少ないのです、そして未知の世界が無限に広がっている。

 古代や中世の人々は、周りが未知のものだらけ、わからないものだらけの世界で生きている、まさしく、ファンタジーの世界を生きてるって感じがしますね。そしてすぐに死ぬ、虐殺される、残虐な方法で殺される。まさにそういうところもファンタジーですね。

  

  

  

2026年3月26日木曜日

1993 ガンスターヒーローズ  トレジャー

  トレジャー先生のデビュー作


 アクションシューティングで、全く説明がないけどアクションが豊富。

スライディング、ライダーキック、ハイジャンプなども出来ます。という説明はない。


 武器アイテムは四種類で二個持てて、2つの組み合わせで能力が変化するという、カービィ64と同じシステムとなっております。


 トレジャーの連射って特徴があって、連射の速度がめっちゃ速いのです、全部つながってみえる。

 特にトレジャーの炎は特色があって、トレジャーファイアーともいうべき連射力を持っておりますね

 

 デビュー作としてはもちろん荒削りではありますが(特にイラストとかUI、フォントなどはまだまだダサいです)完成度が高くて、技術力のトレジャーとして名を馳せることになります・・・

 あとトレジャーはトレジャー節と言われるぶっ飛んだ世界観が特徴ですが、この頃はまだその片鱗は見せておりません・・・


 トレジャーは元コナミ社員が抜けて作った会社らしいのですが、コナミ感はあんまないですね・・だからコナミとソリが合わなかったのかしら・・・?

1992 ドギューン!!   東亜プラン

 こちらも東亜プランの縦シューティング

 

 派手でポップな作風はさらにエスカレートして、非常にド派手なゲームとなっております。


 初期装備がビームであり、武器が4種類から選べますが、ほぼ全部ビームですw

 

 追尾ビーム、Vレーザー、ホーミングビームって感じ。追尾とホーミング同じやんけ、って感じですが、追尾の仕方が違いまして、これはやってみそ、としか言えません。


 パワーアップアイテムがなくて、武器種チェンジと、スピードアップもしくはボム、の強化しかありません。


 スピードアップとボム、はどっちか、であり、しかもボムは一発使い切り。


 パワーアップしてゴリ押しってことがまったく出来ないので、プレイヤーの腕にすべてがかかっています。その分途中復帰はしやすい。


 弾速や敵の動きがめっちゃ速くて、えっ?これ倍速プレイしてたっけ?って感じで純粋にゲキムズ。


 ボスもただ打ち込めばいいだけではなくてギミックがあってこれは良き。


だがとにかくむずい。一杯コインを使ってクリアせねばいけないっていうゲームですね。


でも爽快で派手なのは良きです。


 タイトルはまさに東亜プラン的w


 このゲームがデビュー作となった、井上氏はのちのケイブ、の主要メンバーだとか、非常に納得の作り。

1988年10月 TATSUJIN/TRUXTON 東亜プラン

  東亜プランのマスターピースの一つの言われているシューティングゲーム


 動作が非常に軽快でスムース、BGMの耳障りのいいコンピュータサウンド


エフェクトが派手、特にターゲットレーザーとも言うべき武器、敵に自動で照準が向くレーザーですが、非常に特徴的で、この後かなり模倣されることになる。


 またボムもドクロ型のボムだったりと、絵面がポップというかとっつきやすい感じになっています。

 カプコンの1944? みたいな硬派系とは違って、今風の弾幕シューティング系のビジュアルの元祖だと言えます。


 シューティングにもいろんな系譜があると思うのですが、この達人、は一番現代のシューティングの母とも言える存在と言えると思います・・・


 

1998 04 ギャラクシーフォース GALAXY FORCE II   SEGA

  Segaがこの時期出していた、体感3Dゲームの中の一つであり、最終進化系体とも言われています。

 ネットで画像を見ていただければわかりますが、ただゲームするだけにはまったく不要?wと思えるバカデカマシーンとなっておりまして、360度体感ゲームらしいです。おそらく椅子とかが動くらしい・・・


 ゲームというよりはアミューズメント機会って感じでしょうか。

1クレジット500円、というバカ高い設定(すぐ死ぬ)

 攻略するっていうよりは、うわー、と楽しむって感じですね。


 今ではまったく見られなくなった2Dスプライト3Dシューティング。疑似3Dとも言われております。完全なロストテクノロジーで、どうやって作られているのかまったくわからん。膨大な数のデカスプライトを連続的に置いて、3Dっぽく見せてるのです。

 この手のゲームの最高峰と言われていて、グラフィックはすごい出来と言えます。


 2、とありますが、1のアッパーバージョンって感じで、2というより、今で言う1.1的なものですね。


 ゲーム自体なのですが、あたっても、当たらなくても自動で燃料が減っていって自動で死にます。アーケードらしい作り。

 燃料がなくなるまでになんとかクリアしないといけない。ぶっちゃけクリアさせる気まったくなしといった感じですね。これは無理ですわ・・・。


 この大型筐体自体が、500万、しかも壊れやすい、ということで、起動可能な筐体が一つも存在を確認されてないというグリードアイランドよりも、超レアな幻のゲーム。

 


2026年3月25日水曜日

1987 10 究極タイガー  東亜プラン

   1991年3月、ストリートファイター2がアーケードに登場、空前の格ゲー、ゲーセンブームを巻き起こす・・・


 それによって、シューティングゲームブーム、は終焉へと向かうことになります


ようするにそれまで、がシューティングゲームの黄金時代。ゲームといえばシューティング、という時代があったのです。


 ワタシは全然その時代の人間じゃないので、わからないですが、シューター、がとにかく熱い時代で、すっごい量のシューティングがアーケードで発売されていて、30年後の最近になってようやく、その時代のアーケードゲームが復刻、やっとプレイできるっていうふうになっております。

 家庭用に移植されたものもありますが、当時のハードでアーケードの再現は無理なので、かなり別ゲーとなっていて、アーケードそのまま、ってのがプレイできるようになったのは本当に最近。

 

 あの時代、について知ることが出来るようになったというわけ。


 この究極タイガーってのは、黄金時代に活躍した東亜プラン、という開発が作っておりまして、東亜プランアーケードコレクションで遊べます。


 移植を担当したのはスウェーデンのBitwave Games。まさか東亜プランも30年も後に、スウェーデンの会社に移植されるとは思わなかったでしょう。


 このゲームは、ボム、っていうシステムを流行させた走りと言われています。避けてボムで一時的に無敵、で攻略っていう、今では当たり前のシステム。


 しかし東亜プラン、タイトルが独特ですな・・・まず東亜プランっていう社名が独特だものな・・・

2026年3月24日火曜日

2003年3月6日 カオス レギオン

  カプコン先生による、3Dアクションゲーム。

 

元ネタが存在していて、ラノベ?みたいです。

 

 カオスレギオンっていうタイトルすっごいダサいですが、たぶん狙ってダサいタイトルなのよね?

 

 ストーリーは小説が悪いのか、ゲームが悪いのかわかりませんが、非常に薄い、どうでもいい出来となっていますw まぁカプコンってそうですからね。

 

 ほいでゲーム自体なのですが、おそらく、無双ゲームがブームになっていた、無双時代の作品なのですね。

 デモンズソウルによるダクソブームが来る前は、三國無双を中心とした無双ゲームブームがあったと思います。ほぼ棒立ちの敵がわしゃわしゃ登場して、こっちのアクションで一気にぶった切るっていう爽快さが持ち味のゲーム。アクション感が非常に軽い、のが特徴。

 それのアンチテーゼとして、敵がこっちを殺しにくる、そして武器が、重いっていうダクソスタイル、ほいでこっちの動きがにぶいし武器も重くて、シビア、っていうモンハン系統が生まれてきた。

 モンハン、現代のものは、またアクションと快適さ重視の、軽い、ゲームになってるようですが、初期のモンハンは、ドタドタ動いて、重たい、ってのが特徴のゲームでした。モンスター一匹狩るのにしんどい、っていう。

 

 とまぁこのゲームは無双ゲーにカプコン的アレンジを加えたもので、レギオン、という仲間、まぁスタンドみたいなの、を召喚して一緒に戦うってのが特徴となっております。無双ゲーとちょっと差別化できています。

 でもステージ進行で、ステージ前のインターミッションで強化・・・みたいなのは、ほぼ無双ゲーです。 

 

 Wikiによる真偽不明の情報ですが、この2002年、カプコンは調子が悪くって、まぁリストラをするハメになって、このゲームも途中で資金がなくなったとかなんとか・・・

 確かにこの時期のカプコン、なんだか様子がおかしいのですよね、あのカプコンが苦戦してたなんて、信じがたい話、まぁこの時期、任天堂も苦戦していた、今では考えられない時代なのですわ。 

 

 ミリオンヒットを狙うつもりが、大失敗・・・。別にゲームとしてそこまで出来が悪いということは全然ないと思うのですが、今も誰も知らない通り、知名度が高くないですね。

 じゃあカプコンが苦戦していた時、何が流行っていたのか?

 

はいポケモン、ルビサファですね。

 

 うーん、ルビサファとか発売されちまうと、もう半年は子供はそれで頭いっぱいにされてしまいますからね、他のゲームの情報が入ってこない、じゃあもっと大人は?というと、ちょうど女神転生3、が発売されてますね。これも名作・・・でもやっぱルビサファでしょうね、ほんと、あれは数年は遊べちまいますからなぁ・・・

 信じられないような数字ですが、ルビー・サファイア、エメラルド、合わせて日本だけで、500万本以上売れてる、えぐすぎ。世界だと1700万、という理解不能の数字。

 ポケモンの特徴として、長い間売れるってのもあります、3年くらい売れて続けている。 

 FFの完成形ともいわれるFFXが300万ですからね。

ゲームの主戦場である、子供、をガッツリ取られてしまった他が苦戦するのもうなづける。

 子供をファンとして獲得するってことは、その後20年の成功が約束されたようなもの。 

  

 今でもゲーム発売しようとして、ポケモンぶつけられたら、\(^o^)/オワタ、になってしまいますものね・・・。

 

 ちなみにこのあたりスクウェアもXで大成功した後に、X-2というギャルゲーを発売し賛否両論、こっからFFは様子がおかしくなり、さらに映画FFも大コケしてエニックスと合併するハメに。スクウェア黄金時代の完全な終焉となります。結構このあたりって転換点になった時代なのですわね。 

 

 ゲームの歴代売上ランキングをみても

1~17位までをマリオとどう森とポケモンが独占している。20以内80%任天堂が支配しているという状況。

 っていうか日本で一番売れたゲームあつ森なんかい・・・。まぁこれはコロナっていう特殊な状況でしたからね・・・

 

 

  あと声優の演技のレベルが驚くほど低いのが気がかり、これは・・素人?? 

 

 確かに後半、ボスが使いまわしまくりだったりしますが、ラスボスなどは結構頑張ってますし、暇だったら手を出してみるのもいいかも。

 全然売れなかったので、リメイクなどされる可能性は限りなく0なので、待つ必要はありません。