FF6以来、任天堂とスクウェアは冷戦状態にあって一切交流が絶たれていました・・・
そりゃFF7は任天堂からプレステに移り、なんとなく、スクウェア=SONY陣営、というイメージがついてしまいましたね、いまでもそうです。
冷戦状態になった本当の理由はFF7はプレステで発売されたことよりも、スクウェアの陣営が64の悪口を言っていたからってのが理由らしいですが、まぁそういうなんで仲違いしたかってのは本人たちにしかわからんし、結構くだらない理由だったりしますよね。単純に嫌いだったってこともあるだろうし・・・
で、その冷戦状態を終結させるために、FFシリーズを任天堂ハードで、ってことで作られたのがこのクリスタルクロニクル。
これまでのFFとは全然別物で、しかも、ネットゲームを想定して作られた感じで、ネットゲームというよりも、今ならモバイルゲームって感じですかね。
非常にシンプルで単純なゲームで、スクウェアの作るネトゲーってだいたいこんな感じっていうアクションゲームです。
多人数プレイ、がほぼ前提って感じのゲームでして、本当にシンプル。ぶっちゃけ避けてなぐるだけ、イース1とか2とかその時代のゲームって感じです。
なぐって倒して、アイテム集めて・・・、っていうシンプルハクスラゲームなり。でもシンプルさ故に、何も考えずにプレイ出来て、ワタシは結構好きかもしれん。
ストーリーなどもほぼないです。ただダンジョンもぐって、敵倒して、アイテム集めて、またダンジョン・・・、これの繰り返し。携帯ゲームっぽい。
さらにキャラを強化するのはひたすらダンジョン周回でしてこれもスマホゲーっぽい。
ゲームのメカニズムとしてはスーファミの時代のほうがもっと凝ってたのでは?ということで、薄いゲーム、みたいな印象で、レビューなどでの評判は、薄い、かもなく不可もなくって感じになっている。
ただ世界観とか演出は、なかなか良いです。
旅モーグリのスティルツキンが登場しているので、薄くですが、FF9の世界観を踏襲しています。いろんな種族がいるのも9の名残でしょう、頭身も3~4くらいでⅨっぽい感じです。
ただ設定は結構シビアで、世界はなんか瘴気に覆われていて、ミルラのしずくとかいうもので、クリスタルを浄化し続けないと、毒でみんな死んでしまう。
そのミルラの雫を集めるために若者は命がけのキャラバンに毎年繰り出していかないといけん。FFですが、なんかテイルズっぽい話ですね。世界が汚染されて・・・っていうのは。
ただ設定は暗いけど、世界の雰囲気はどっちかというと牧歌的でチル、ポエティックな感じとなっております。
モーグリのデザインもいいですし、ウマ?ウシ?ゾウ??なぞの生物も丸くてカワイイです。ほいで、クリアするためのヒント、みたいなのも非常にポエティック・・・、だがこんなんわかるかよ!!っていうトリックでもある・・・。
でも理不尽ではあるが、味わいのある理不尽なトリックと言えますね。
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問題点
移動が遅い。マップ移動やロードなど、とにかく遅いです。ゆっくり旅をしているということなのですが、何度も瘴気ロードを歩くのは非常にかったるい。ただでさえ瘴気で移動がしずらいというのに・・・
レベル概念がない。
これは河津Pのいつものやつですが、それによって、ザコは本当にくそ鬱陶しいです、ドロップもだいたいはしょぼい、あとザコもいくらなんでも多すぎ。特に沼。もうちょっとザコを倒した報酬が欲しい
武器防具が捨てられない
それによって、アイテム欄をめちゃくちゃ圧迫します。倉庫的な場所もなくてすぐにニモパン。
種族ごとに装備品が異なる
種族ごとに装備できるものが違うので、ソロだと70%のアイテムがただのゴミになる。種族でしか装備できないものを作ってもいいけど、それは少しで、あとは汎用装備にすればえぇやん。
マップがGBAを持ってないと見れない
GBAをリンクさせるとマップとかいろんなものが見えるという仕様ですが、こういう追加でいろんなものがないと遊べないっていうRMTは、ゲームの品格としてワタシはよろしく無いと思う。それにGCにGBAをつなげるというハードル高すぎだろて。
ソロが結構しんどい
アイテムがいつでも使えるのはいいんですが、だいたいソロは多数の敵に囲まれて袋叩きにされますので、おびき出して倒す、あるいはガン無視の二択になってしまう。マルチに最適化されてるのでなかなか遊びにくい
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簡単ですぐ終わると見せかけて、ラストダンジョンだけ桁違いの強さの敵がでてきて速攻で殺されます。え?どういうこと?って今までのダンジョンに行くと、二周目、三周目と周回要素があることに気付かされ、まぁだいたい全部二周するとラストダンジョンで通用する強さになるというわけで、そこそこボリュームがあります。水増しされてるとも言えるが・・・。
特にラストダンジョン、ホーリー無いとほぼダメ入らない敵ばっかりなのにホーリー撃てないので、自前でなにか魔法を持っていくのがほぼ必須。その条件さえクリアすればOK、まぁ最後の最後で遠距離が無いと苦しいという、近接頼りを狩る敵がいるんですが・・・それはまぁ予測できていたって感じですね。
総評として、世間で叩かれてるよりはずっと良いゲーム。あと一歩ではあるが良ゲーに近い。リメイクも出たし、今でもRTAなどで走られてることからも愛されてるゲームです。
続編は改良されているという話ですが、携帯機での展開となったので、やっぱり色々限界ありというわけで、やってみても全然有りよりの有り