2026年7月17日金曜日

1170 『ローランの歌』または『ロランの歌』、仏: La Chanson de Roland)

  だいたい中世文学で最初に名前が出る本、ローランの歌。


 シャルルマーニュ軍の英雄、ローランの活躍を描いた物語。


 ローランよりも、ローランの愛剣である「デュランダル」、が一番知名度が高いのではないでしょうか?

 デュランダルがどういう剣か?みたいな説明はほとんどなし、なにか魔法じみた特殊能力があるわけでもなく、ともかく名剣で、折れない、というのが特徴と言えるかもしれません。 


 シャルルマーニュというと、800年頃、フランス創世記の英雄ですので、それよりも300年もあとの物語ですので、もちろん話はほとんど創作ですが、シャルルマーニュ伝説、としてもとになった物語がすでに一般に広まっていたと考えられます。

 

 1170としては? すごいスッキリとした、ちゃんとした構成と構造で書かれていて、無駄がない、名作と言えます。だからこそ800年後にも残り続けているというわけですね。

 作者は不明。


 シャルルマーニュがスペイン戦争をしている時の話で、ガヌロンという男が、殿軍として使命されたことを、自分に死ねという命令ではないかと怒り、ローランを売って自分が生き残ろうとします。ローランは自分が変わりに殿軍となり、スペインにとどまって戦うことになり、多勢に無勢で必死に抵抗するが死ぬ。シャルルマーニュは裏切りに気づいて引き返すがすでにローランは死に、復讐戦を展開する。シャルルマーニュは結局勝利し、サラゴサまで支配を拡大。

 ガヌロンは裏切り者として処刑され、シャルルマーニュはまた新たな戦場へと赴く・・・


 という話。

 

 シャルルマーニュはカール大帝とも言われますが、対イスラム、に対するキリスト教の守護者であり英雄、っていうアイコンにされたのは中世になってのことだと思われり。


 千年以上もキリストとイスラム、ユダヤは争い続けてるのだから、むしろ、いつか平和が訪れると考えるほうがおかしくて、永遠にわかりあえないと考えるほうが合理的と思えますね。


 しかして、イスラム側、が書いた物語ってのを読んだことがないのですよね・・・お察しの通り、イスラム系の本ってのはめっちゃくちゃ少ない・・・しかし手を出してみるか・・・

 


 

2012 ハンターハンター キメラアント編

  何を今更言ってるのだ、というでしょうが、ようやく最近、ちゃんと読みました。

前も、ちらっだけ読んだ気がするし、拾い読みで読んでいる。

 

 なんでしっかりちゃんと読んでなかったかというに、もちろんそれは、途中までリアルタイムで追ってたけど、連載が激遅になり、間隔が空き、次の話が出た、と言うと、もう完全に話を忘れていて、また読み返さないといけなくなり・・・を繰り返して、いつしか完全に忘れていたというわけですね。


 ハンターハンターとEVAは、功罪がとても大きすぎて、複雑な感情ですね。もちろんとってもいい作品、完璧とも言える作品、文句なしにおもろい。でも悪い部分もいかつすぎて、マンガ業界のみならず、エンタメ業界に甚大な悪影響を与えてるとワタシは思う。

 まずそのグロ描写ですね。「新しいと言われるものはほとんどただのエログロ」鬼才、天才、奇才、怪作、結局のところエログロでしかない。

 この作品は、エロもグロもナシでもめっちゃおもろいのに、無駄にエログロが多く、でもそのエログロのおかげで喜んでいるファンも多い。

 結果として、残ったのは、劣化版ハンターハンター、劣化版EVAみたいな無数の作品群。模倣者たちは、作品の悪い因子だけ引き継ぐので、ただのエログロのおもんないもの、が蔓延することになってしまった。それがかなりアニメ、マンガ離れ、を起こしてると思う。

 ゴールデンタイムとか見やすい時間からアニメが消えて、マンガはおんなじような異世界転生ものばっかり。

 エログロは、劇薬、です。ステロイドです、ドーピングです。一度使うとあとはエスカレートするばかりで、もう元には戻れない。

 この二作品がバチバチにガンギマリ状態にさせてしまったために、どっしりした、スローな物語とか、壮大な物語ってのは絶滅に追い込まれてしまった。

 すぐに虫けらのように重要人物の頭がふっとぶような話ばっかしに・・・

劇薬でズブズブにしたおかげで、エンタメの寿命を激減させたと言えます・・・ベートーヴェンがクラシック音楽を終わらしたように・・・



 まぁそれはいいとして、実時間で長い時間が経過しまくってるために、キャラのデザインがめっちゃ変わっていくのですね。ゴンとかキルアは少しだけ変わってるくらいですが、猫は最初は怖いキャラだったのにどんどん萌えキャラになり、パームは一話ごとにまったくの別人、こいつ誰?? 正確や、キャラ設定、喋り方などもガンガンと変わっています。


 すごいワタシがいいなと思ったポイントは、まずイカのキャラの成長ですね。デザインは簡単なタコのキャラなのにすごいシリアスで重要な役割を抱いている。

 もう一つはやっぱりネテロ会長ですね。一応人間の正義側?のボス的な役割で、しかも能力は仏像なのに、性格は割と攻撃的というか


 「そりゃ悪手じゃろ。アリンコ」


 とまったく悟りとは別のアグレッシブな性格。老人で最強で、悟った人物、というつまんない造形じゃなくて、老いてなお人間味があって、面白みのあるキャラになっておりますね。これが完成されたキレイゴトだけ言うキャラだったらすっごいつまんない。

 逆にパームはデザインも性格もブレブレで、ちょっと失敗してるかもしんないですね・・・

 

 というわけで、問題ありありなんですが、構成やらデザインやら、作画やら、これはまた一つのマンガの完成形が出てしまったという感じですね。スポーツマンガの「答え」がスラムダンクで出てしまったように、「能力者バトル」、みたいなスタイル、このキメラアント編がもう「答え」な気がします。もうやる事が残されてない。下手したら、マンガ、というメディアの終わり。なのかも、前述のように、ベートーヴェンがクラシック音楽、を終わらしてしまった。どう考えても、もう「第九」が答え、でそれを超えることができそうもないから。

 だからもっと別の、なにか、を考える必要があります。まぁ普通に考えればそれはゲームなんですが、今までと同じようなゲームじゃなくて、なにか別の、スタイル、ジャンルを考える必要がありそうです。


 ハンターハンターの続きの暗黒大陸編、誰もこれが完結するなんて期待してませんでしょ?w


 でもやっぱ、このマンガ、万人に読め、とは言えないですよね~・・一般人向けじゃなさすぎる。ワタシは必要な、グロ、なら必要だと思う、別にグロ描写全否定派ではない。でもほんとただの無駄なグロが多いのですよなぁ、特に序盤。作者の趣味なんですが・・・このコマなんの意味があるん??ってのが結構ある・・・

 そういう意味では、まだ完成まで、まだ一歩だけ、やることが残されてるのかも。この熱量、構成、面白さ、を維持したまま、もっと不必要な要素を削っていけるかもしれません。あとはでも、整える作業というか、ディテールの仕上げって感じ。

 でも模倣者たちは、劣化させてるだけですね。ちっとも良くなってない。2012年はマンガの終わり、として後年記憶されるかも


 ワンピースもなんか終盤、全然面白くなくて、最悪な尻窄みで終わりそうで恐ろしい・・・あんだけやって、がっかりエンドはダメージいかつすぎる・・・

2026年7月13日月曜日

2004年2月26日 鬼武者3

  もちろん鬼武者の3作目で、一応明智左馬助三部作の完結編となっています。


 戦国と現代のパリをタイムリープしながら攻略を進めるっていう、ちょっと何言ってんすかねっていうシステム。でも現代ではもはやこのタイムリープしていろんな時代を飛び越えるってのが、クロノ・トリガー以降、もはやベタとなっていますね。


 あと操作がラジコンだけでなく、いわゆる普通の3Dアクションの操作が出来るようになって、完全に現代の3Dアクションと、システム、は変わりませんね。もちろん売りが一閃、あいての攻撃にカウンター、さらに弾き一閃っという防御ではじいてから一閃を決めるという、つまるとこパリィシステムが大事。

 これも現代の3Dアクションは全部これですね。


 つまるとこ3Dアクションゲームってほぼここですべて完成してるとワタシは思いますね。ぶっちゃけ20年前からほぼ進化してない。

 ワイヤーアクションみたいな、スパイディーアクションとかが出来て機動性が高いものとか、ワープなど、ちょっとした違いはあれど、劇的な違いはまじで無い。

  ここで完成したと言えると思います。


 ちなみに戦闘以外は本当にただのバイオですw 途中で女キャラになって銃を使うとバイオ以外のなにものでもない。まったく同じエンジンを使ってますねw

 特に今回はキャラを入れ替えつつ謎解きしないといけないので、めちゃくそバイオです。結構めんどい。


 難易度はそこまで高くないのですが、ガートルードというボスの二戦目、だけが鬼門、というか罠です。いくら攻撃しても死なない!こいつ体力どうなってんねん!硬すぎんだろってなりますが、実は、すべてのパーツを撃破したあとに本体を攻撃しないとダメージが通りません。

 ダメージ通ってないなら通ってない、ってエフェクトにしてほしいのですが、効いてるような効いてないような、よくわからん。ここで回復リソース全部消費してしまうことになりがち。

 その後のボスは、ほぼカウンター以外の攻撃は当たりませんが、それがわかれば簡単。このゲームはカウンターゲームなので。

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 問題点

3作目だけあって、ほぼ完成されてるとはいえ、ちょっとした問題もあり。


封印扉が面倒

 この封印扉、ある一定以上武器のレベルが無いと開きません。開けると宝がある、とかならいいんですけど進行上必ず必須。

 つまるとこ、一定以上のレベルになってないと進めない、みたいなもの。レベル上げを強要してくるのです。それってナシじゃん。

 武器や防具、などどれを強化するのか、自分で選べるように見せておいて、武器を強化しないと進めないってのは、えっ???っていう感じ。これは前作も全く同じですので、この扉はワタシは許せぬ。

 低レベル攻略とか、武器レベル縛り、みたいなのがこのせいで出来ないのですよね。

 一閃を駆使して効率よく経験値稼いでねってことなんでしょうが・・・


一閃のタイミングわかりにくすぎる

 やはりここに帰って来るのですが、パリィが出来るタイミングがわからんのです。トライ・アンド・エラーしてみるにも、このゲーム一応回復リソースがしぼられているので、何度も挑戦してたら普通に死ぬ。もっとなんかちょっと色が変わるとか、何かしらここだよ!ってのを見せてくれないと全然わかんねーっす。弾き一閃も同じく。あともちろんパリィ不能攻撃もあって、それの判断もわからぬ。

 パリィのタイミングは、短くてもいいから、わかるようにせよ

 これがこのゲームの教訓。ほいでたぶん鬼武者は受付時間も短い。ダクソ系はパリィの受付が相当ゆるゆるで簡単にパリィ出来る。鬼武者のパリィはまじで、パリィ出来そうもない感じです。

 実は!この一閃タイミングを知らせるアイテムがあります。隠しアイテムですし、それを装備出来るようにするコストも高い・・・・

 隠すなw 出来るんやんけ! 


 それで一閃のタイミングを見ると笑ってしまいます。いや猶予数Fじゃん!まじで言ってんのかよ、道理で出ないはずだわ。噂によると2F、弾き一閃で4F・・・


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 ダークソウルなどのソウルシリーズも相当この鬼武者3の影響を受けてると思われます。マーセラスのモーションと、ソウルに出てくる騎士のモーション、ほぼそのまんまです。丸コピー。でもワタシはそれで良いと思う。

 スクウェアやエニックスがパクりはだめ!とか言ってると、いや誰が言ってんねん!って思います、昔のゲームはフリーでしたやん・・。


 この手のゲームが好きなら手にとって見るべき作品、ですが、リメイクやリマスターが無くてPS2オンリー。まぁPS2なら手に入るでしょう。PS2手に入らないやつはゲーマーとは呼べないですね。

2026年7月10日金曜日

2021 中世ヨーロッパ全史 下巻 想像と革命 Powers and Thrones: A New History of the Middle Ages   Dan Jones

  下巻なりけり。

中世をまとめたベストセラー。


 中世について書かれた本自体が少ないので、さっと全体像を見るにはうってつけの本かと。うってつけというか、他に無いので一択かと。

 

 まじで日本はヨーロッパだけでなくて、世界の中世の歴史がほとんど欠落してるし、これから本を誰も読まなくなるので、さらに情報が少なくなるでしょう。

 英語で読むしかないですわね。


 ベストセラーだけあって、かなり読みやすく、一般人にもわかりやすく書いてあります。


 ほんと中世ってわからないことだらけ、知らないことだらけ。そしてひじょーーに複雑です。

まずほとんどの日本人は、中世がいつ終わったのか知らないでしょう。そんなにわかりやすい線引きがあるのか?というと、かなりハッキリしたイベントがあるのです。

 まず476年に西ローマ帝国が滅びて、ローマ帝国が終わります。これが暗黒時代、こと中世の始まり、非常にわかりやすい。

 中世の終わり、は1527ローマ劫掠、とされてます。まず「ごうりゃく」と読みます。これはかっこつけて昔の日本人が名付けた歴史的イベントの名前。

 そう、こんな誰も知らない漢字を使うくらい、大昔の資料ばかりということ。

 この時に、カール5世によって、ローマは焼き払われて、カトリックの教皇はつかまり、1000年続いた「神の国」、カトリックの千年は終わりまして、ここから近世、が始まるのです。わかりやすい。

 でもこのローマ劫掠、について一切教えられた記憶が無い。教科書に乗ってないか、ルネサンス、新大陸の発見!みたいな明るいテーマばかり教えて、こういうどす黒いテーマはスルーされてるのかもですね。

 476~1527年、と本当に予言の通り、「神の国」だいたい千年なんですね。これは神罰と誰もが言いたくなる。

 いわゆるローマ帝国、も伝説じみた王政ローマを抜かした共和制ローマも

ー507年から476年まで、とこれもだいたい千年なのです。


 現在の新たな文明、も2500年頃に崩壊するって予言が出来ます。そりゃ崩壊するだろって感じで、そんな持たないだろ、とも思えるし、だいたいそのくらいかもとも思える。人間が完全に機械に置き換えられるか、それともなにがしかの破滅が訪れるか・・・



 カトリックはみなさんご存知、免罪符、という変えば幸福になれますよ、っていう御札??みたいなものを地獄の悪鬼のごとく大量に印刷し、今生きてる者のみならず、すでに死んだ人間にも効果があります!として現代の詐欺師ですら驚愕する商売を行い、さすがにそれやべーだろ!!とルターが始めた宗教改革によって崩壊していくことになる。

 中世の人間ですら、さすがにやばすぎると思ったのですわね。


 ほいでこのプロテスタント、という集団。非常に現代のSNS中毒者に似通ってるのですよね。つまり、他人の良くない行為を、あげつらって、とにかく自分は正しい、として他人をこき下ろす。つまりは、ネガキャン集団なのです。他人が少しでも悪いことをすると、一斉に飛びついて引きずり降ろして袋叩きにする。


 プロテスタントは、印刷術、というマス・メディアと一緒に登場して、現在もい続けてる。別にキリスト教とか、宗教とは、関係なく、とにかく誰かを引きずり降ろしてリンチにしてやりたい、という邪悪な欲望に根付いていて、ワタシが思うには、帝国主義や奴隷貿易よりもはるかに良くないものです。


 中世というと、不潔で貧しく、略奪と拷問と虐殺と疫病っていうイメージで、実際そのとおりなのですが、やはりそこに魅力があります。闇の中でこそ光が輝く。まだまだもっと掘り下げていかなきゃいけませんね。

2026年7月8日水曜日

1989 魔界塔士Sa・Ga

  サガシリーズのはじめの作品でもあり、スクウェアのGB初の作品でもある、いろんなものが始まったゲーム。


 移植などが少なくて、カラー版をプレイできる唯一の環境は


 ワンダースワンカラー


わわわわ、ワンダースワンカラー!???


 というわけでほぼ入手不能の作品となっております。白黒のGB版は普通にプレイできるでしょうけど。


 当時スクウェアと任天堂はまだまだ喧嘩していて、だからFFとかはワンダースワンに出たというわけ。そのあとクリスタルクロニクルで両者は和解したので任天堂でもスクウェア作品が出るようになりました。


 ちなみに、2026年現在、ソニーは物理ディスク廃止という声明を発表して、ツイッターでバチクソ叩かれていて、Xboxも値上げに、レイオフに、と他のゲーム会社も軒並み、AI開発にシフトして、社員をクビにしまくっております。

 唯一、任天堂だけが、社員を増やしていて、誰が、今の時代の勝者かは一目瞭然。

 物理ディスク廃止はまぁ仕方ないとも思うのですけど、SONYの、批判されたら、無視して黙り込むっていう態度はクソだと思いますね。Nuro回線が終わってた時も、知らぬ存ぜぬを決め込んでましたし、広報のマニュアルとして、まず無視しろっていう方針なのでしょうね。それでユーザとのどういう関係を築いていくつもり?

 GTA6予約を受け付けたあとに、物理ディスクはなくてダウンロードするパスワードだけ配布するという、まじで資源の無駄遣いだし、このタイミングで発表するってのも本当に悪意だけですね。GTA6が最後のディスクゲームとなります、これからはデータだけになります、だったらまだ話はわかるけど、こんなの後出しジャンケンは詐欺行為ととられてもおかしくない。

 それに引き換え任天堂は、任天堂ダイレクトで顔出しして広報してます。それって実はすごい勇気で、もしユーザーを無視した金儲け主義だけの方針を発表したら、まぢで外を歩けないくらいコテンパンに叩かれるに決まってます。スイッチ2も、国内版は安くしてまずゲームをやってもらう、という金儲けだけじゃないということをちゃんと行動で示しました。

 ディスク廃止するかどうか、ってのは別にいいとして、本当の目的として、ゲーム好きなんか?ゲームを楽しんで欲しいのかどうか?ってとこが一番の問題。SONYはゲームだけの会社じゃないし、ただの金儲けの1事業に過ぎないっていう態度なら、もうプレステは絶対買わないでしょうし、ワタシが買う買わないとかの問題じゃなくて消滅するでしょう。

 でもそれって任天堂にとってもあんましいいことじゃなくて、ライヴァルがいない一強ってのはやっぱ、つまんないものです。戦う相手がいないってのはつまらん。

 現状維持は後退だ、とはいいますけど、すべての敵を倒してしまって、戦う相手がいないってのもあとは衰退の未来しか無いのですよね・・・。


話は戻しまして


 ワタシはもしかしたらサガが一番好きかもしらん。特にロマサガ1.2.3。 


 サガというゲームは、冒険してる、という気がするのですよね。冒険、っていうのは、世界を助ける、みたいな使命とか、帝国を倒す、あるいは逃げる、みたいな、目的、がはじめから決まっているのではなくて、目的、を見つけるというのが、冒険だったりするのです。一本道ゲームも確かに物語を語る上ではいいですが、やはりゲームの醍醐味、は自由に旅することにある。


 ですが、始まりの作品であり、GB、フリーシナリオでは当然ありませんし、オーソドックスなゲームなのかな、と思ったらところがどっこい、バチクソ尖っています。さすがサガw

 

 ひじょーにトリッキーなシステム。1989年のGBのRPGとはとても思えない。

人間、キャラはまぁ普通なのですが、レベルがなくて、成長はドーピングアイテムのみ、やっぱ普通じゃなかったですw ですが金でいくらでもドーピング出来るし、しかも安いので、らくらく強化可能。


 エスパーというキャラは、自動で能力が上がるのですが、コマンドがランダムで変化する、という非常に奇妙な仕様。だが、このゲーム魔法がまじでぶっ壊れで強いので激強職業。たぶんエスパーギャル?のほうが魔力が上がる。


 ほいでモンスター、これもむちゃくそ奇妙なシステムでして、敵の肉を食うと、その種族などの兼ね合いで別のモンスターへ変化する。しかし変化の法則などがほぼ謎で初見ではめっちゃ使いにくい。サガフロで復活したシステム。サガフロでも非常に使いにくかった・・・


 ゲームバランスも、ハチャメチャでしてw ボスも即死で一撃で殺せるし、魔法でも一撃でぶっ倒せます。敵の攻撃も一撃死も多いし、火力もめっちゃ低かったり、とんでもなく高かかったりと、激しい。

  敵の核攻撃はほぼ全滅確定だしw こっちの波動砲だってボスさえも滅殺しますw 先に殺ったもん勝ちの世紀末ですねw むちゃくちゃだよw ある意味リアルではありますね

先に超兵器をぶっぱなした方が勝ちという、戦後を表したもの・・? ただ強敵を波動砲で粉砕するのはドーパミンが出ますね。


 よくある、どうせボスには効かないんでしょ?っていう理不尽がないのがこの魔界塔士。ラスボスさえも一撃で倒せる武器なら一撃で倒せる。チェーンソーで神をバラバラに出来ますし、神に対して核攻撃を行うという、神も恐れぬ攻略が出来やす。

 崩壊した未来っぽい都市が出てきたりと、ちょっとメガテン風味もある。


 ちなみに、チェーンソーが神に通るのは、バグというか設定ミスで、本来、パラメータが低いと通らない、にするはずが、パラメータが低い場合に通る、にしてしまって、自分より強い敵だとチェーンソーが効くようになってしまいました。

 さらにちなみにWSC版では、チェーンソーはこちらの力99の場合のみ、神にも通るようになってる、仕様、です。バグを直さないで残したというわけです。



2026年7月6日月曜日

2003 FINAL FANTASY X-2 ファイナルファンタジーX-2 インターナショナル+ラストミッション

   FFX2の海外版、今では誰もやってません。

 というのは、FFX2ーHD、が発売されてこのゲームをやる必要はまったくないので。


 HD版はこのインターナショナル版を高画質化したものとなっています。

オリジナル版よりもイベントが追加され、ラストミッションというローグライクなゲームと、クリーチャークリエイト、という魔物を捕まえて育てるっていうシステムが追加されております。


 さてX-2、FFシリーズ最大の問題作だったのですが(FF14がさらに問題作だったので過去の話)、これまでのシリーズとまったく違うテイスト+FFシリーズの最高傑作というか完成形だったXを公式がレイプしたみたいなことになってしまって、クソゲーだとか、嫌いなゲームとして記憶されてることが多いです。


 確かにまったくそのとおり、Xの世界観を公式がぶち壊していますし、ユウナがすっごい嫌いになりますねw X2のユウナは、まぢで勘違いクソダル女メンヘラ女って感じです。 

 ほいでストーリーもダルいし、ミニゲームの出来も悪い、信じられないくらい退屈なイベント(風船を配ったり、ただヒトに話しかけるだけだったり)が多くて、ゲームクリエイターとしての正気を疑いたくなるようなものが山盛りあったり、ファンディスクみたいなものですが、ファンディスクとしても悪い出来なんですが・・・・

 

 ですが!


 この戦闘システムはかなりよく出来ていて、ようするに服を着替えることで戦闘中にジョブチェンジリアルタイムバトルとなっていて、さらにただATBなだけではなくて、攻撃のタイミングによってチェインだとかが発生して、非常にアクション性が高い。

 のちのライトニングリターンズはこのX2のシステムを流用したものとなっています。LRよりも三人なので戦術の幅が広いし、さらにクリーチャークリエイト、というモンスター育成システムによって、戦闘の育成とかは非常におもろい。

 クソゲーだが、戦闘はいい。というテイルズリバースみたいな感じですね。だいたいクソゲーっていうのは、なにか光るものがあるものです。デスクリムゾンだって、最高のオープニングムービーだったでしょう?w


 ワタシはFF5から、ジョブシステムでの育成がやっぱし好きですので、戦闘システムとしては非常に気に入りました。もっとこのシステムを進歩させていってほしかったですね・・・。


 でもジョブは使わないんですねw というのもこのゲーム、主人公たちよりもクリーチャーを育成するほうが圧倒的に楽だし圧倒的に強いのです。

 このゲームの根本は、クリーチャークリエイトというクリーチャー育成ゲームだと言ってもいい。本編はたいして面白くないし、主人公三人は弱い。クリーチャーはジョブのAPをためなくても、アイテムとアクセサリを食わせることでいくらでもドーピングが可能。

 ほいで一部のクリーチャーは、モーションがめっちゃ短くて速い。一つの大きな結論として

 リアルタイムを使うゲームでは、

 モーションが速い、が埋めることができないアドバンテージとなる

 ということ、格ゲーで言うなら、出が速くてリーチが長いキャラが結局最強なのです。主人公たちをいくら育てても、出足の速いマキナメカには敵わない。



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 問題点 

 問題ありすぎで上げだしたらキリがないのですが、これは絶対ダメだろってのがいくつかあります。


・シンラ君ってのが、チュートリアルキャラでいろんなことを教えるキャラなのですが、変な口調のせいで何を言ってるのかわかりにくい。

 キャラ付けをしたいにせよ、チュートリアルキャラは絶対変な口調にしちゃダメですね、チュートリアルなんだもの。何かの説明書が変な方言で書かれていたらいやでしょう?

 システムに関わる部分は、シンプルでわかりやすく、これは鉄の掟です。


・ただヒトと話すだけとか、ただ歩くだけ、みたいな、ほんとーーーーーーに面白くないだけのイベントが多すぎる、お使いイベントですらないです。何もお使いもしてない。ほんとうにただただ面白くないイベント。


・シナリオに関してはクソくだらないの一言。いつまでも未練タラタラのユウナがメンヘラムーブをしてるうちに、愚民どもが派閥争いをはじめるが、ユウナのダンスと歌でみんなを仲良くさせよう! 

 キャラ主体のギャルゲーとかエロゲーじゃないと通用しないシナリオですね。

 ほいでご存知の通り、肝心のその音楽のクオリティも低い。

 物語で歌を使うのは非常に危険だってことですね、メロディ、ならまだいいけど、歌、となると、当然歌手の実力や評判、好き嫌い、そういうのが絡んで、嫌いな歌だと、うぇってなります。

 こういうので上手くいってるのなんて、アビスの「カルマ」くらいなもの。

スクウェアの人間、音楽音痴ではないはずなのになぜこんなことに・・・?でもやっぱ音楽と歌ものってのは完全に別物なのかも、有名な作曲家が歌ものをつくっても、全然良くないってことは非常によくある。

 キングダムハーツでは宇多田ヒカルでまぁまぁでしたが、それでも、曲とゲームがあんまり関係ないのでは?って感じがした。ただいい歌を好きだから流してるだけって感じ。

 ハリウッド映画でも、オールディーズの名曲流しとけばセンスいい感じなるやろ、みたいなのあるけど、映画とはまじで何の関係もない。

 ワンピースの映画もまぢで最悪でしたし、歌、はゲームに入れるべきではない。まぢで天才が書き下ろしてくれるってことでもない限り。それに天才だって、そんな奇跡的に、そのゲームにあった曲を思いつくとは限らない。曲ってのはふと思いつくもので、こういう曲書いてってのでいい曲が出来るのはまずないですわ。

 ほいで歌は好みが分かれすぎる、嫌いな人には苦痛でしかない。


  非常に勉強になることは物語、プロットが、一番大事で、システムやグラ、音楽がクソであっても、最高にいい物語というだけで許せる、逆に他がすべてよくても、物語がクソだとクソゲーになるということですね。

 ヘラクレスの栄光、みたいに、ほかはすべて良くないけど物語はおもろいってだけで名作になる、ユニークゲーである「星をみるひと」も物語は良い、だからただのクソゲーではないというわけ。

  

 このゲームはやらないでいいです。特にFF、さらにFFXが好きな人は、むしろ絶対やらないほうがいい。ワタシが実験台になって解き明かしたので大丈夫。別のゲームやろう。


 

2026年7月1日水曜日

2023 ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー The Super Mario Bros. Movie

  マリオの 映画 ゲームじゃなくて!?


 そんなん誰が見んねん!


 って思うでしょう、ワタシももちろんそう思いました。


 だがなかなか評判がよい、というわけで見てみました。


 確かに、普通にアニメーションとして出来が良かったですね。お金かかっている。そこらのとりあえず、イケメンイケジョ出しておきました、みたいな実写映画なんかより100倍おもろい。

 まず映画の長さ、90分ほぼジャスト。これは見事。映画は90分、これが黄金律です。子供向けの映画ならなおさら、90超えたらもう誰も見てない。

 いかに90分で起承転結つけるか、ダラダラ会話などせずに切り詰めて、印象に残すか、これが映画というメディアの基本。この映画はひじょーに基本に忠実。もちろん派手な裏切りや予想を裏切る展開などまるでない。


 というか、おもろいわけないやん、ってハードル0Mの状態で見るので、面白く感じるのかもしれません。

 この客になめさせる、期待させないってのは非常に効果的手法なのかもしんない。ウマ娘のアニメ?おもろいわけないやん・・・号泣。みたいなことになる。


 逆にハードル上がってるとどうあがいても厳しいですよね、スター・ウォーズ完結編三部作!期待を超えられるわけない。


 GTA6、が今年発売される、ということになってますけど、最初は間違いなく酷評の嵐になると思う、アプデで改善されたりすると思うけど、まじで、神経に接続して脳でプレイできる!くらいの新機能がない限り、期待を超えられるわけない。もうすでに期待が大きすぎて破裂寸前、発売前にバブル崩壊しそうなんですから。


 このアニメでは、ピーチがさらわれるんじゃなくて、ルイージがピーチ役、ピーチは男勝りの戦うヒロインってことになってる、これは時代ですね。まぁそうなるよなっていう。

 で、主役にマリオ、ブラザーズ で、マリオ兄弟が物語の主軸、になっている。それもこの映画がよく感じる理由かも、恋愛要素が少ない。

 ただ、まだ大丈夫ですけど、もうすぐ、この戦うヒロイン、ってのがありきたりすぎて陳腐になるかも・・・すでに腐敗臭がかすかに漂っている・・・


 続編のギャラクシーが公開中ですが、なぜか、いや続編なんておもろいわけないやん、ってワタシの中ではハードルが低いままですw これは映画としてはいいポジショニングができてると言えますね。


 書き忘れてましたが、DKラップが採用されてるのが良かった、普通DKアイランドのあのテーマにするけど、こっちを選んだの大正解。このラップも最初は酷評されてましたが、今は亡きレア社のアーティファクト。ワタシのなかでDKの音楽はこっち。