2024年10月10日木曜日

1999 スーパーロボット大戦64

  スパロボって名前のつけかたが意味わからんのでこれが何作目の作品なのかわからん。


たぶん 第三次、第4次、F、そして64だと思うので、実質6か7くらいになるのでせうか。

 参戦作品は基本イツメン、ガンダムとゲッター、マジンガー、が中心ですが、ガンダムWが参戦してるのが新しいのだと思う。1999年ですから。

 あとオーラ、ダンクーガ、コンVなどもイツメンでいます。


 64の強みはやっぱりローディングが短いこと。サクサク進むのが非常に大事。でも戦闘ムービースキップは無い。

   

 近年のスパロボに比して、たぶんややむずい。ザコの敵でも二発被弾したら沈むし、ニュータイプでも30%くらいで当たる。スーパー系はつまり100当たるということ。敵の火力が高め。後半敵のファンネルも全部即死です。結構命中も高い。まぁ小学生じゃないかぎり閃きや鉄壁維持して、ほぼ無傷で倒せるけども・・・小学生が脳直で突っ込ませるとガンガン沈められることになります。

 もちろん、ザコにもスーパーの攻撃は当たらぬ。あとこっちの攻撃力も、特にリアルガンダム系は弱い。

 ガンダムW系だけは異様に強い。たぶん当時人気だったからバイアスがかかってるんでしょう。さらにフルカスタムでボーナスもあるので、特に強い。

 ガンダムWカスタムをフルチューンしてしまうとマップ兵器ですべてを消し飛ばしてしまうのでゲームバランス崩壊します。そんだけヒイロは当時人気だったのだ。


 オーラ系は弱体化。オーラ切りがエネルギー食うようになってしまったので、単騎特攻オーラ無双出来なくなった。

 それでもまだまだ強い。運動性を上げてヘイト集め役にはやっぱりダンバインしかいない。

 まったくダンバインのアニメ見たことないけど、スパロボで強いから知ってるって人多いのでは。

 知らない人に説明すると、ダンバインはもとから運動性が高くて弾が当たりにくいのですし、さらにパイロットが優秀、またさらに妖精が乗ってるために能力ボーナス、さらにさらに、パイロットの聖戦士という特殊技能、さらにさらにさらに、分身、切り払い、オーラバリアとただでさえ当たらないのに回避技能も三段構え、さらにさらにさらにさらに!サイズがめちゃくちゃ小さいのでサイズ補正によって回避性能がボーナスが入る。

 正直相手が終盤ボスとか、必中持ちじゃない限り、敵命中率は0%になるというインチキユニット。明らかにバランスブレイカーなのですが、ダンバインってのがそういうストーリーだから仕方ないというわけですね。

 前の作品とかではそこにさらに、オーラ斬りはエネルギー消費無しで打ち放題だったので、一人で敵軍を殲滅させることが出来ました。

 ダンバインのデザインも蟲っぽくてワタシは結構好きです。デザイン結構凝ってる。


 説明が全然ないってのもこのゲームの特徴。マジンガーZ、カイザーOrゲッターは合体攻撃などあり。

 一応隠しですが、銀嶺、が乗ってる銀嶺Typeは気力で変身可能になる&銀嶺は超能力、という能力があって、回避、命中が非常に高くなる。スパロボですがニュータイプです。実はめっちゃ強い。

 同じように、超能力持ちのゴッドマーズ、そして見逃しがちですが、マリアフリード、もスパロボですが、超能力により、リアル系に劣らない命中回避をえられます。

 よってマジンガー系の最強パイロットはどう考えてもマリアフリードなので、マジンガー使うならマリアを乗せましょう。


シャイガンも強いのですが、立ち上がりが遅すぎる・・、気力下げられるとあとはでくのぼう・・。活躍せずに終わるケースが多い。

 ゲッターは相変わらずエース・・・、だが他にもエースはいっぱいいるので、三次の時みたいにゲッター神にすべて頼る必要はない。


 というわけでそこそこ難易度もありつつ(といっても普通のシュミレーションとすればヌルゲー)、いいバランスの良いスパロボとされています。

 単騎特攻、一人で殲滅は出来ない・・・と思う。スパロボは基本はぬるい、お祭りゲーですし仕方ない。


 序盤、中盤と地上ステージが多いのが結構きつい。飛べない地上タイプはまじで機動力終わってる。ミノフスキークラフト必須。

 アムロ、カミーユ、ジュドー、とガンダム主人公は弐回行動レベルが30代前半で優秀なのですが、ガンダムの強い機体がなかなか手に入らないので困る。ジュドーにいたってはずっと乗る機体が無い。

 ジュドーと一緒に仲間になる、ビーチャ、という誰やねん、っていうやつが数少ない奇跡持ち。(たぶん妖精、フォウ、ビーチャの三人だけ)なのでジュドーよりも実は強いがまず見逃すでしょうね。フォウも乗る機体がない!!なんてこったい。フォウは隠しキャラで加入条件もややこしいので、たぶんガンダム系では一番強い。

 ファンネル持ちが加入するのはずっと終盤・・・やっぱオーラに頼るしかねぇか。

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 ワタシ初めてちゃんとストーリーを読みました、いつもガンスキップしてたのですが。お祭りゲーにストーリー求めるやつなんていない。

 でもこの64は割と独自のストーリーで出来がいいとの噂でしたので。


 中盤の後半くらいまで、ずっとふらふらと俺達は何をすればいいんだ・・・?っていうモラトリアムがあるのがシナリオの特徴だと思います、最終的にはシャアが裏切って逆シャアのシナリオへと帰着します。そのあとに一応オリジナルボスもあるんですがこいつはザコ。シャアたちはダミーが大量があって攻撃が全然通らずにかなり鬱陶しいです。ほぼ全員ファンネル持ちだし。


 途中で大きな分岐が中盤のはじめくらいにあって。OZルートとそれ以外、まったく別の話になります。

 だから両方埋めるとものすごい時間かかる。さらに細かい分岐も色々あるので。シュミレーションゲームってのは時間食べ蟲ですね。ボリュームは花丸、めっちゃ遊べる。


 でもやっぱり戦闘スキップできないのですげー時間かかるのでタイパ重視の現代人にはおすすめできないかも・・・。据置機だし。携帯機で暇つぶしするには非常に良いですね。いつでも止められるし。

 

-470 老子

 国家が何かを禁止すると、人民はますます貧しくなり

文明の利器が現れると国家はますます混乱し

法律が増えると、盗賊がますます増える

 統治者が無為無欲になればそれだけで、人民は正しく治まる


 人間の罪で最悪のものは欲望を持ち続け、満ち足りることを知らないことだ 

すべての争いは人間の欲望が原因である



読めばすぐわかると思いますが、老子ってのはどうやら実在の人物じゃないし、この本も一人の人間によって書かれたものじゃないってわかります。

 文体も内容も一貫性がない。どうやらモデルになった人物はいたようですが・・・中国では老子は神様とか仙人という扱いっぽい。


 「老子」がのちに、道教、タオイズムという哲学になっていきまして、儒教と道教が中国の哲学、みたいに言われますが、ワタシが思うには儒教は哲学ではなくて、ただの教訓、教えです。ほかの百家争鳴、の人々もそう。実践的教え、であって、哲学、ではない。

 哲学といえるのは道教のみ。

 

 哲学ってのは、どうやって生きるか、あるいは死ぬか?というのを考える学問。


 儒教には、どうやって宇宙が始まったか?みたいな説明はないです。道教にはそれがあって、正しいと思うかどうかは別として、宇宙の誕生から、人間はいかに生きるべきか?というのを教える、まさしく哲学、です。

 なぜ生きるのか?を考えるには、当然、そもそもなんで生まれたのか?を答えないといけないからそういうわけです。


 その主張は仏教に近くもあり、違うところもある。

 無為。仁義礼智、このような劣った美徳はいずれも否定する。ただ無為自然、万物の根源である、道、さえあればよい。ほかはすべて捨てろ。という非常にラディカルな主張。


 仏教は色欲は否定しますがたぶん学問を否定してないですが、老子はそれすらも不要。学ぶことも智慧もいらないといいます。何にも出来ないでくのぼうこそが、道、へ近づく。


 樸  そぼくの「ボク」、何もせずにそのままの状態。これが良いとします。


 仁義礼智の批判は明らかに儒教批判なので、これは時代が下って書き足されたものなのでせう。礼なんてものは虚飾にすぎないと一刀両断しておる。



 全部逆張りして適当なこと言ってんじゃねぇジジィ、と言いたいような部分もたくさんある。けど、道、というだけあって、道の境地、にたどりつける、みたいななんていうのでしょう、解脱思想みたいなものある。

 

 ただこの時代において、反文明、反進歩主義、ってのは非常に鋭いです。文明が発達しすぎれば滅びる。便利さや生産性の肥大化は混乱を生むだけだと見抜いたところはやはりこれは古典ですね。

 

2024年10月8日火曜日

1912 失われた世界  The Lost World ロストワールド  ドイル

  作者はもちろん皆さんおなじみコナン・ドイル。


 ドイルはホームズを生み出して、探偵小説というジャンルを決定的にしたうえに、さらにこのロストワールドで、恐竜モノのSFというジャンルを確立します。

 こんな2つもジャンルを開拓する、なんてのを成し遂げたのは、作家の中でも非常に稀ですね。


 先達としてはやっぱしジュール・ヴェルヌ、ということになります。ヴェルヌはそもそも、大衆向けの娯楽小説、というメディア全体、を生み出したという功績がるあるとおもいます。

 というかエンタメ、ってものの創設者なのかもしらん。芸術、アート、ではなくてエンタメ。


 アートとエンタメ、どっちが上ということはないとワタシは思う。どっちも大事。よく言いますけども、まさに寿司とカレーもしくはラーメン。どっちも好きだしどっちも食べたいであろ?


 ドイルって人は、やっぱ人の心を掴むのが上手いというのか、非常に読みやすいし、こうだったらいいのにな、っていう読者に期待を持たせてそれを満足させるってのが上手い。

 冒頭主人公は、グラディスっていう女性がかぐや姫みたいに、偉大な冒険をしたら結婚してあげると言われて、冒険に出ることになります。

 平凡な作家なら、大冒険を終えてハッピーエンドってことになる。でもこの小説では、グラディスは、実は厄介払いをしただけで、冒険から返ってくるとくだらない男と結婚してる。

 すごくそれがなんかカタルシスというか、スカっとしますね。


 滅んだと思われたいた恐竜がもし生きていたら??


 というアイデアだけでもうこの小説は勝ったも同然なのですが、ひとひねりの加え方が上手ですね。

 もちろんこの小説からロスト・ワールド、ジュラシック・ワールドは影響受けてます、著作権払ってるのかどうかは知らん。


 ただやっぱ小説の限界も感じる作品でもある、恐竜の名前を言われてもビジュアルが全然浮かんで来ない。マンガだったらなぁ・・・と感じますね。


 実は毒ガス帯、という続編が存在していて、その続編も有名な作品・・・というわけで毒ガス帯に続く・・・

2024年10月1日火曜日

2016 ONE PIECE FILM GOLD

 ワンピースの映画13作目らしいです。


 13!やってますねぇ。


ポケモン、コナン、ワンピース、ドラえもん?しんちゃん?だいたいこの恒例アニメ映画を作るのに日本のアニメーターの半分くらいの能力が使われておりますね。別にまぁ悪いわけではないけど・・・

 

 評判もよく、確かにこれまでの映画で一番出来が良かったと思います。尾田氏本人が参加されてるってわけで、やっぱ原作者が入るとこうも違うかねって感じですね。


 できるなら最初っから本気出して勝てばいいのでは??っていうツッコミは無粋というもの、毎年お決まりの忠臣蔵みたいな話なのですから。


 その忠臣蔵みたいなのを、いかに自分流にこなすかっていうのが一番実力の出るやり方でもある。同じマシンで走るみたいなもので。


 でもやや長い、120分くらいある、アニメ映画としてはかなりしんどい。


 作画も、だんだん、やり方がわかって来た。これまでの蓄積から、こういうのがいいよねっていう積み重ねがあって完成されてるって感じですね。



 でも気になるのは、やっぱゲスト声優、普段声優じゃない芸能人が声優やってんですが、これがまぁひどい。これが映画のクオリティをガクっと下げてますね。それもちょい役とかおもしろキャラ枠で使うならまだしも結構大事な役にそういう芸能人使ってるのはまぢでダサい、一気に萎える。

 

 そんな芸能人が出てるから映画見に行こうなんてやついるぅ?? マイナーな映画で少しでも客寄せしたいってのはわかるけど、ワンピースの映画だぜ??一体なにを考えとるんや。


 やっぱ声優の発声ってのは独特なもんで、舞台とか映画とかとはまったく違うもの、っていうかまだ舞台俳優のほうがいい。テレビ俳優はまじで音圧が全然ないからてんでダメ。この悪しき風習はほんとやめてほしいですね。


 

 

2024年9月28日土曜日

1929 七つの時計 The Seven Dials Mystery

  バトル警視もの、とされてますが、ほとんど主人公はバンドル、という女性。

変な名前・・バンドル??


 アガサが好きな、女性だけど行動力にあふれている活発な美少女。1929年という時代を考えると、フェミニストな女性。

 

 冒険小説と、ミステリーのちょうど半分って感じで、トリック重視でもないけど、一応トリックみたいなものはあり、バンドルが無茶な冒険をするっていうアクション要素もあります。


 まだまだ、アガサの若い頃の作品ですが、だんだんと、アガサのスタイルってのが固まりつつあるって感じ。


 アガサは女性を描くのが上手いと前かきましたが、それは当然であるのですけど、男、の書き方もやっぱり特殊って感じがしますね。イケメンが多く登場する。

 女性の作家ってのをワタシはあんま読まないのですけど、あぁ・・・、っていうイケメンが出てきますね。ふーむ。これは上手いとは言えないのですけど、なるほどねって感じ。


 もちろんトリックは言えないのですけど、これも、ちゃんとしています。なんじゃあそりゃあってことにはならない。

  

 傑作ってわけじゃないですけど、登場人物の数が多く、なんか学生たちの冒険みたいな感じがあって独特の味わいがある作品です。ややジュベナイルものって言えるのかも。

2024年9月19日木曜日

1989 R-TYPE II

  超名作R-TYPE初代から続いて作られたⅡ。

ですが、まぁ初心者お断りの難易度でして、あまり名作とは呼ばれてません。


 難易度は、まぁでも、理不尽、弾幕ゲーとかよりはまぁできるっちゃあできるって感じです。がアーケードで1プレイ1コインでプレイすると考えると、鬼畜としかいいようがありません。

 初見じゃぜってー無理、ってとこも多いし、死んで装備はがされたら終わりですし、何回も死にまくって攻略法を見つけていかないといけないので・・・。

 なんにも知らない子供がゲーセン行ってクリアするってのはまず無理ですね。やる気勢のオトナが100円タワー積み上げて、一日かける意気込みがなければ・・・


 いろんな移植がなされていて、それぞれに内容が全く違うわけですが、オリジナルはプレステ版のRーTYPES、っていう1,2セットになってるゲームでプレイできます。


 ただ実機は処理落ちするのに、移植だと処理落ちしないのでむずくなってるとかなってないとか・・・・


 でも1989年でこのグラフィックはほんと圧巻って感じです。1999年でも十分通用するグラフィック。

 そして独特のエログロハードSFのデザインですね・・・・。R-TYPEというと卑猥な形のボスが出てくるで有名・・・

 

 武器は赤(リングレーザー)みたいなのが一強、ほかは罠です。でも罠がめっちゃ避けづらかったりしていやらしい・・

 ラスボスはアンチがあってそこにノズルを突っ込めば終わり、だが知らないと超ホーミングミサイルで必ず死ぬ。という理不尽ボス。

 あるいはオプションを飛ばして、うまい具合にひっかけるってやりかたもあるけど、これもグリッチっぽいやり方・・・正攻法があるのかしら・・・?


 エンディングは割と悲しい、ニ周目行くとグッドエンディングある・・・けどそっからは人修羅の世界、常人の立ち入る場所ではない。

1999 ドンキーコング64

  わたしは3Dレア社のゲームあんまやってこなかったのですな。この頃スマブラ死ぬほどやってて他のゲームをやってなかったみたい。たぶんそういうヒト多いのでは?そんぐらいスマブラ持ってないやつは、子供の社会では死んでるのと同じだった。


 ドンキーシリーズの64ですが、ほぼシステムはバンジョーカズーイの使い回しと言われておる。

 ほいでその通りなんですが、違うのはドンキーたちが5キャラいてそれを交代しつつ進めていく、という非常にパズル的難解さが際立つげーむ。

 このキャラを変えるってのが、ロードが長かったらまじでうざいのですが、そこがロムカセットの真骨頂。キャラの変更やテレポの読み込みの速さはすごい。

 サイズがそもそも小さいってのもあるけど、こんなにスムーズにテレポできるゲームはサイズが肥大化した昨今のゲームでは考えられない。

 ロムでしか成立しないゲームシステムですね。


 アクションなのにすっっっごい時間がかかる、ボリュームがあるというのか・・・フルコンプまでの道のりは、やり方を全部わかってても10時間。わかってないと30時間はかかる、さらに下手くそだと100時間はかかる。というか下手にはまずクリア不能。超えられない壁がある。(まったく参考にならないですがバグ技満載のRTAで5時間半です、これはでも一見の価値あり)


レア社おなじみの隠しアイテムとか収集アイテムがてんこもりぞーであります。


 マップも複雑で、しかもコンパスみたいなのが無いので、どこにいるかすぐにわからなくなる。もちろんゲーム内マップなどない。


 さらに64時代特有のカメラの視点の悪さと操作性の悪さもあって、ひじょーーーにむずい。水中の動作とかはまさに苦行。もちろん後半になればなるほど難易度上昇・・・

 でもそれはフルコン狙えばの話で、クリアするだけならなんとかやれるのではないでしょうか?

 マリオ64に慣れていると逆にこのレア社の操作がしっくりくるまでに非常に苦しむことになります。


 でもゲームのボリュームでマリオ64に対抗できるアクションゲームはこのドンキー64しかありえない。バナナは201本。 君は集められるか?


 完全クリアのタイムみたいなのを見ると、ドンキー64は時間的にマリオの2.5倍も時間がかかる。死ぬほど遊べるドン!


 クリアには100本(バグを駆使すれば0本)、半分はスルーできるのでクソムズバナナは全部スルーしても全然OK、クリアするだけなら操作に慣れさえすれば小学生でも可能。ただ完全クリアはガチじゃないと無理ですね。

  だが! 悪名高きラスダンの最後の扉で、 レアコイン、とN64コイン、が必須だとわかる。これがわけのわからんゲキムズミニゲームをクリアしないと手に入れられず、その難易度が異常に高いので、このドンキー64をムズゲーにさせてる大きな要因。

 さすがにこれはレア社やりやがったな、って感じ。バンカズもクリアに必須なアイテムめちゃくそ多くてむずかったのですが、こりてないレア社。

 でもヨーロッパのゲームってなんかそういうのありがちなんですよね、ものすげー高いハードルクリアしないとラスダン入れてやらない、っての。昨今はなくなりましたが。

 レアコイン、ってのはレアなコインじゃなくて、レア社のコインのことね。


あと設計図は数に応じてラスダンのタイムリミットの時間が増えるのであったほうがいい、一番集めやすいし。


 あとラスボスはなぜかボクシング?をすることに・・・

なんじゃあそりゃあっていうヒトは、ユーモア、を解さないひとですね、これが本場イギリスのユーモアじゃい!

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 3Dアクションって色々あると思うのですけど、このゲームの難しさはほんと、デモソみたいな死にゲーよりも、はるかにむずい。この手のゲームで最強難易度だと思う。スーマリサンシャインが高難易度だって言われますが、それをはるかに凌ぐ難度。それがドンキーコングというメジャーゲームなので、まじで小学生は絶望して投げたでしょうね。

 難易度も、同じ種類の難易度ではなくて、難度の質が異なる・・っていうか本当にまったく別のゲームが始まるw

 でもその難度から、コアゲーマーを惹きつけてやまない。クソ難度ミニゲームをクリアした時の達成感は脳汁出ます。カルトゲームです。


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 レア社がなくなってさみしい限り。この頃任天堂とレア社はライバルになるくらい名作を連発してたのに・・・。

 レア社消滅はまぁレア社のせいで、内部分裂、空中分解。本当にもったいない。

今はゲームはもうほぼFPS、3Dアクションと任天堂のほぼ3択。プレステがもう子供には絶対に手が出ない値段になったので、更に任天堂一色。ゲーム売上ランキングとか上位10で9つ任天堂、一個だけFFとかモンハンとか、ってな状態。

 ハードゲーマーはFPS、子供は任天堂、に二分化されてしまった。

 本当にwish you were here. レア社がいてくれたらイギリスのブラックユーモアを効かせた誰にでも楽しめる痛快なゲームを作ってくれたのに・・・

 誰もが感じてると思いますが、最近のゲームはどれもこれも似通って来ている。一番プレイヤー人口が多くて売れそうなゲームを作りますから。アイドルと同じ、全員顔が似通ってくる。全部同じやってなる。

 マリオのライバルはやっぱドンキーしかいない。少年漫画じゃないですけどやっぱライバルがいないと苦しいものなのです。