バイオの外伝、リベレーションズの続編。
続編となってますが、ほとんどなんの関係もない。ちらっと関連ワードがある程度、むしろバイオシリーズ全体とチラりと関連がある程度で、雰囲気もゲーム性も全然違います。
ほとんどシステム的には時系列的には前作であるバイオ6と同じです。リベ1が携帯機だったのにボリューム満点だったのに、リベ2は据え置き機なのになぜかヴォリュームは減っております。
なんと主人公は役立たずマグナム親父ことバリー。そのほかの主人公も冷静すぎる女クレア、バリーの娘の今どき少女モイラ、そいで謎の少女ナタリア。
女3人とおじさんが主人公という攻めたラインナップですね。
相変わらずパートナーシステムでして、絶対二人一組じゃないといけないのですかね?ワタシは絶対ソロのほうがいいと思うけど・・・。
バイオ6で大不評だったQTEはさすがにカットされました。
リベ1が好評だったので期待は大きかったのでしょうが、なんか・・・ん~~・・・??薄い。って感じがしますね。ストーリーも、なんとなく雰囲気で投げかけているだけ。匂わせているだけって感じでして、カフカの「審判」からたくさん引用がされているのですが、結局・・・?あれはじゃあ一体なんだったの?みたいなものばっかり。
謎の少女ナタリアに関しては結局最後まで謎のまま、というある意味どんでん返しですね。謎のままなんかい!!っていう。
あとナタリアがカワイクないですね~・・・、もうちょっと可愛げある感じに出来なかったのかしら・・・それで全然話が入ってきません。
ただ、ナタリアの声優である悠木碧さんはいい仕事してますねぇ。たまにふと聞いて、むっ?この声優上手い、凄腕の声優出てきた??って思って調べるとだいたい悠木碧さんですな。
女性声優なんてほぼアイドル声優で、こいついれときゃファンが買うだろっていうことでキャスティングされるのがほとんどですが、このキャラには演技力が必要、こいつが崩れると作品成り立たないっていうキャラにはだいたい沢城さん、アーサー王、そして悠木碧さんが選ばれますね。キャスティングするやつらもそこだけはわかってるのよね。
まぁこのゲームで特筆すべきことはそのくらいで、なんか・・ん~~~・・・・っていうゲームになってしまいましたね。クソゲーってわけでも無いんですが、進化するはずがパワーダウンしてない?っていう感が強いです。