荒木飛呂彦作とありますが、原作脚本をあらーきーが担当してるというだけで、短編が6本ありますが、飛呂彦が作画してるのはそのうちの一つだけですので、あらーきーを求めて買った人はちょっとだまされたような感じですね。
アラーキーのアシスタントさん達が描いてるようですが、かなりクオリティはブレブレです。
歴史上に実在した奇人のドキュメンタリー的作品ですので、プロットがどうとかいう問題ではありません、だって事実なんだもの。
こういうドキュメント調ってやつは、歴史もそうですけど、ありものなので自分で考えなくて良いという利点があります、リアリティも当然ありますし、構成、ってのを練習するのは良い。ただ創作ではないので盛り上がりに欠けたり、尻すぼみになってしまうのも当然あります。
まぁぶっちゃけ若手作家の習作って感じでして、買うほどのことは無い本ですね。