ワンピースの映画。
この作品も尾田栄一郎本人が総合演出を担当。
かなり当たったみたいで、興行収入も稼いだようです。
これで10年前か・・・、ワンピースってまじで10年で少ししか進んでないような・・・
Zという、元海軍大将だった男が、海軍を抜けて海賊滅亡を企み、ルフィ達と戦うのだ。っていうお話です。
正直お話はむちゃくちゃですね。まぁ長編漫画の映画版なんて、すっきりちゃんとした物語を作るなんてハナっから無理な話。適当に整合性つけるしかありませんわ。
しかもワンピースはキャラも多い。ドラゴンボールなら、とにかく最後は悟空とボスの対決さえ描いときゃえぇねん、ってことなんですが、ワンピはいろんなやつを活躍させないといけないから難しい。後半はめっちゃ駆け足です、ハイライト見てるんかって感じ。
ほいで結局のところは精神論で、全然勝てなかった相手にも
うぉおおおあああああああ!!!気合だぁ!!
って感じで気合を出せば勝てます。なんでやねん。
でも作画がかなり凝っているというか相当遊んでいて、金田サーカスみたいなパースをぎゅんぎゅん使った派手な作画をしています。
それいるか?ってとこにもなぞのズームをしてたりしてますが、たしかに派手でおもろいですね。作画枚数も相当使っておりまして、これはなかなか良いです。金があるのですな、昨今のアニメじゃこんな金使えるのは珍しい。やっぱし手書きアニメっていいよねって話ですね。
深いことは考えずに、わぁ、と見るにはかなり良く出来てると思います。売上好調なのも納得ですね、これまでのワンピ映画の中では明らかに一番良い。