2023年10月9日月曜日

2012 ONE PIECE FILM Z

  ワンピースの映画。

この作品も尾田栄一郎本人が総合演出を担当。

  

 かなり当たったみたいで、興行収入も稼いだようです。


これで10年前か・・・、ワンピースってまじで10年で少ししか進んでないような・・・


Zという、元海軍大将だった男が、海軍を抜けて海賊滅亡を企み、ルフィ達と戦うのだ。っていうお話です。

 

 正直お話はむちゃくちゃですね。まぁ長編漫画の映画版なんて、すっきりちゃんとした物語を作るなんてハナっから無理な話。適当に整合性つけるしかありませんわ。


 しかもワンピースはキャラも多い。ドラゴンボールなら、とにかく最後は悟空とボスの対決さえ描いときゃえぇねん、ってことなんですが、ワンピはいろんなやつを活躍させないといけないから難しい。後半はめっちゃ駆け足です、ハイライト見てるんかって感じ。


 ほいで結局のところは精神論で、全然勝てなかった相手にも


うぉおおおあああああああ!!!気合だぁ!!


って感じで気合を出せば勝てます。なんでやねん。


 でも作画がかなり凝っているというか相当遊んでいて、金田サーカスみたいなパースをぎゅんぎゅん使った派手な作画をしています。

 それいるか?ってとこにもなぞのズームをしてたりしてますが、たしかに派手でおもろいですね。作画枚数も相当使っておりまして、これはなかなか良いです。金があるのですな、昨今のアニメじゃこんな金使えるのは珍しい。やっぱし手書きアニメっていいよねって話ですね。


 深いことは考えずに、わぁ、と見るにはかなり良く出来てると思います。売上好調なのも納得ですね、これまでのワンピ映画の中では明らかに一番良い。