説明するまでもないかもですが、ウマ娘の初の劇場版。
制作はCygame Pictures ゲーム会社がアニメ映画も作る時代になったというわけ。ほいでなかなかどうして作画もクオリティ高いです。どうやってアニメーターを集めたのかわかりませんが・・・
最近のアニメって、グレンラガンみたいな感じの作画が多いなぁとも感じますね。あの感じが主流になると思ってませんでしたが、なんていうのか、写実よりも勢い重視の描き方。もっと自由に描けばえぇやん!って感じの。これが流行るとは結構びっくり。
今のアニメーターは錦織敦史がロールモデルなのかもしれないですね。
内容はジャングルポケットがライヴァルであった、アグネスタキオン(怪我で引退・・とは明言されず)、が引退して、そっからどうやって立ち直っていくかっていうお話となっておりやす。もちろんワタシは競馬好きだからオチもすべてわかっている。
タキオンが競走馬生命を絶たれる怪我をした、ってことにはなってなくて、なんでかしらんが自分で引退したっていうお話になっている。
まぁ再生不能の怪我、ということになるとゲームと整合性取れませんし、色々問題がありますからね。サイレンススズカも予後不良にならなかった世界線なので。
内容はかなり劇場版ってことでよそ行きって感じで、シリアスで重い?ってわけじゃないけどなんとなく静かな感じになっております。
ワタシ的には、ちょっとらしさ、が出てないかもとも思った。もっと劇場版でも明るいお祭り騒ぎにしても良かったのじゃないかなーとも思いました、シリアス一辺倒では疲れてしまう、緩急、が大事、まぁこれは趣味の領域ですね。
作画もちゃんとしてるし、しっかりとまとまってるし、色々とすべてにおいてちゃんとしておるアニメ映画ですた。あまりに文句をつけるようなところもない。爆裂名作、これを見ないで死ぬのは損、ってほどじゃあないけど、暇があればぜひ見てみるよろし。
一番評価したい点は、主役に名も無い新人声優を抜擢したことでしょうね、周りがガチガチの人気声優で固めているとはいえ、やっぱりどんどん新しい時代、を切り開かないと道はどんどん狭くなっていくばかり。まさに新時代の扉、というわけですね。