2018年4月21日土曜日

太宰治 モテる男の究極系   ア、秋 畜犬談 美少女 皮膚と心 デカダン抗議 おしゃれ童子

  今回は一口レビュー


 ア、秋
 芸術家はいつも、弱者の友である

畜犬談
 病気、というテーマと犬

美少女
 ツンデレ少女現る

デカダン抗議
 デカダン作家といわれている本当のリアリズム

皮膚と心
 女は、ミライがない、そのときにこそ美しい

おしゃれ童子 
 高校生が芸者を買うのである



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太宰を扱うたびにこのヒトほどモテる人間はいないと描いてますが、やはりこのヒトはモテる為に生まれた男だと思ふのであります。


 大地主で大金持ちの子息、おしゃれ好き、革命家、芸術的天才、痩せ型、ジャンキー、破滅型、芥川賞などの世間的な名声、セレブリティ、刹那主義

 女が好きそうなものをすべて兼ね備えている。乙女ゲーならば、やりすぎだろ、こんな人間いるわけない、特に革命運動家は余計だって気がする、盛り込みすぎ。
 ルックスに関しては、動画で見ることが出来ないので雰囲気が伝わらないですが。

 お金持ちというポイントは途中で実家に義絶されてしまって貧乏になってしまうのですけど、実はそこが一番大事なポイントで、もし実家との関係が良好でお金持ちのママであると、それはモテているのではなくて、カネ目当ての女に付きまとわれている、あるいは遊んでやっている、ことになってしまうのですね。モテる、っていうのは、貢がせないといけないので、お金持ちではいけないのです。


 何よりヒトから愛されてる人間というのは、欠けている、人間だと思います、他人を必要としない、完璧な人間は、愛される、という余白がない。○、には取り付く島がない

2009 final tantasy Xlll

  今!?

 って感じでしょうけど、ついに中古でPS3を買ったのでこれからPS3のゲームレビューが増えていくに違いありません。そして仕事はどんどん遅れるでしょうw


 どのレヴューとかを見ても、一本道が長すぎる!!自由度が低すぎる!という評価がデフォルトみたいになっていますが、実際にプレイするとたしかにそうです。


 ずっと序盤は聖府、っていうまぁいつもの帝国に追われてそれから逃げるっていうのが続きます、街、すらなくダンジョンを一つクリアすると次のダンジョン、ダンジョン探索をずっと繰り返す感じです。ショップはセーブポイントからアクセス出来るだけで、実際の店舗みたいなものはないし、街、もありません。
 というか結局最後まで、いわゆる、街、はありません。通行人に話しかけて、お店があって、みたいなの。街的なところを通るだけってのはありますけど、敵に追われているばっかりで建物の中に入ることはない。

 
 かなりの終盤になってようやく、ワールドみたいなのと、サブミッションなどが出来るようになりますが、これも移動の制約などがあって、自由にサブイベ攻略出来るのは更に後。

 
 買い物なども出来るのですけどカネがありませんので、特に何も買えないし、武器の改造も出来るんですけど、これもやっぱり素材が不足していてあまり何も出来ません、というか武器を強化しても序盤ではほとんどなにも変わらない。
 キャラクターの成長はレベルじゃなくて成長ボードみたいなので成長を選ぶみたいな感じなんですが、これもまた、序盤は伸ばせる項目が限られているので、誰がやっても基本同じ。
 戦い方も、基本的にチュートリアルで教えられるおすすめの戦い方をしないと勝てません。


 終盤までずっとチュートリアル、と言われてますが、まさにそのとおり。

 


 以下ネタバレ。

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 ストーリー
 

 でも自由度の低さはほんとは問題じゃなくて一番の問題はスノー君のリア充爆発っぷりだと思います。

おれがオマエを守る

オマエがいないなんて絶対ありえない

オマエがいるほうがシアワセだって気づいちまった

オレがみんな守ってやる

ずっと一緒だ

セラ!

 セラ!

    セラ!


 オマエは乙女ゲーのヤツか!!っていう感じで、女性ユーザーに媚を売りすぎっちゅーか、腹が立ってきますw なんなんだこいつ、オレもライトニングみたいにスノーうちちゃー!!ってなるw ドハマリっぷりはあのテイルズリバースの主人公を彷彿とさせます。ルックスは金髪にバンダナ、無精髭、ネックレスというチャラ男全開ファッション、他のキャラはペラペラの水着みたいなのを来てるのに何故かコートにブーツという1人だけ季節感0。(女性キャラはほぼへそ出しの薄着ばかりで♂どもはコートというどういうこっちゃという季節感です)


 ゲームの最初からスノー君とヒロインのセラはラブラブで、これも序盤にプロポーズして成功してキスしたり抱き合ったりいちゃついてばかり。一体何を見せられてんですか・・・。でもスキップするとストーリーわかんなくなるわけで、クソが、爆発しろ・・って思いながら二人の熱々っぷりを見せられるハメに。


 それとやっぱりムービー、イベントが多すぎる、2,3回バトル、イベント、2,3回バトル、イベント、ボス、イベント。テンポが非常にわろし。

 そこいる!?ってくらいいきなりムービーが差し込まれることも多々あります。STEAMでも配信されてたのですが、なんと容量が50GB近くあって、そのうち45GBくらいはムービーが占めていて、ゲームの部分は5GBくらいという、恐ろしいほどのムービー地獄、全部つないだら普通に映画くらいの尺あんじゃねぇの?

あといちいち名言を吐きたがるというか、いいセリフを吐きたいみたいな欲が強すぎて、なんかセリフにリアリティが無いという気がします、そ~んなにかっこつけてばっかりしゃべんないでしょうに。時代劇風です。


 ストーリー自体は、最近のFFはずっとこういう調子だ、っていうのを踏襲してます、わりかし重ためで、家族っていうのを重視してるのはもちろん北米市場での売上を狙ってるからで、世界市場で受け入れられやすいものを作ってるなという感じ。JAPゲーマーからすると、なんかシリアスばっかりで遊びがないし、家族家族うるせーなおっさん・・・っていう感じもする。

 大衆が無知で愚劣、いがみあってばかり、それに裁きがくだされるっていうのは現代のセカイを反映しています。暗黒大魔王が・・、っていう感じではなく、政治色がやや強いって感じですね。ワタシは結構、暗黒大魔王が・・・っていう何も考えないでプレイ出来るのも好きですが


 ただ全体としてストーリー自体はそこまで悪くはないと思います、よくもわるくもないといったところでしょうか。こんな超大作タイトルで尖った物語を採用することも難しいので仕方無いですよね・・・

 エンディングは・・え!?・・なんでそうなるん???っていうポカーンって感じもありつつ

「僕らは奇跡を起こせる!」

みたいなえっそれで押し切るの!?っていう展開です。奇跡起こせるんなら仕方ないか・・・。じゃあ・・別に・・あの屍骸になるうんぬんはなんやってんってことにもなるような・・・。
 ラスボスは闘い方がわからないとあっさり負けるし、闘い方がわかってればここまでこれる成長であれば負けないという程度。

 ワタシのクリア時間は可能な限りミッションをこなして44時間でした。良いRPGの基準はワタシとしては50時間は遊べるゲームだと思うので、ちょっと足りない。やっぱミッションっていうかサブイベが少ないような。メインストーリー以外に遊びが少ない。裏ダンジョンみたいなのも無い。
 ゲームプレイ時間のうちおよそ8時間くらいはムービーを見せられた気がする。

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 システム

 戦闘はオプティマというのをセットしてアクティブタイムバトルをしますが、これは非常に説明しずらい、ようは作戦指示を出し続けながらリアルタイムでコマンド選択するっていう感じです。

 今回の肝はブレイクで、一定以上のゲージを貯めると相手のディフェンスをブレイクして大ダメージを叩き込めるっていうやつなのですが、ほぼこれがこのゲームのすべてと言ってもいいです、いかにブレイクして、ダメージを叩き込むか、です。
 だから素の攻撃力とか武器の攻撃力ってのは実はあまり関係ありません、それよりも即効でブレイク出来るかどうかが問題。ブレイクしないとダメージがそもそも入らないってのもいるし。
 さらに最近のゲームの傾向なんですけど、サポートとかバステの威力が相当高いので、これも重要。重要というかきちんとバステを入れないとダメージ通らない、あるいはワンキルレベルの攻撃くらいまくってドンジリになる。特にJAMMERが重要な気がします、スロウ、フォーグなどが入らないと自爆でドカーンってなったり、亀に踏まれて終わってしまう。


 思ったよりも難易度はちょい高め、ライトゲーマーには厳しいと思われます、特に召喚獣戦は意味がわかんないとドハマリする危険性あり。先に書いたとおりこのゲームレベル上げがあまり最初のほうは出来ないので、なかなか大変。後半はとにかくENH、JAMでバステ、バフを入れまくるのがポイント。



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 評価点

・そうはいってもグラフィックの綺麗さは圧巻、PS2に慣れ親しんでた目には、ウソだろー!ってくらいキレイです。現実よりもキレイだ。日光の性質で服がキラキラしたりするのもすごいですし、水の表現も非常にキレイ。
 3Dモデルにキーアニメーションをつける面倒臭さを知っていると、うげー、クソめんどくせぇって思ってしまうのですがw やっぱりそれにしたってキレイですね。莫大な人件費がかかっておる。
 ムービーももはやすごすぎてなんのこっちゃわからん、一体何がしたいの?ってくらい作り込まれてます。なんか映像の派手さを追求するあまり、まったく関係無いことをしたりもします。(あのコクーンに帰還するイベントのバイクレースは一体何だったの??)

 スタッフロールを見てそういうことか!と思ったのですが、ストーリーボードを金田伊功が担当、だからあぁいうZ軸のパンっていうのか、ズバーン!っていうショットがストーリーを無視してムービーにたくさん入って来てたのですね、金田サーカス。金田伊功ってまだ生きてたの?って調べたら2009年に死んでたんですね、ほぼ遺作になりましたね。

 
・ワールドマップで小さな段差みたいなのをほっ!っと飛んでくれるのがすごいありがたい。ゼノブレイドっていうゲームで小さな段差でもジャンプしないのでめっちゃ腹が立ちました、いやそれくらい飛べ!!っていうw このゲームはちゃんと少しの段差どころか、ものすごいノミみたいなジャンプ力で動けるのはありがたい。(ファング姉さん飛べるんじゃないの?っていうツッコミもあるんですけど)


・キャラのバランスが良好でベンチ固定キャラがいないところ。終盤になるとキャラ育成は完全に自由になるので、好きなキャラを使っていけます。
 それはまぁでもゴリゴリに鍛えればの話、基本的には、打たれ弱さを除けば、ファング、ヴァニラ、ホープの、JAM JAM ENH というバステ、バフ地獄が一番強い(気がする、特にボス系)。特に中盤あたり、ファングしかスロウ、フォーグ、を使えないので必須。ファングはワタシが思うに一番主人公っぽいし。スノーはリア充すぎてムカつくので使いたくないw 

 ヘイストが使えるのは途中までサッズだけなんですが、HELが二人いないと安定しないので難しい。
 一応主人公のライトニングはオールマイティ故に器用貧乏で一番イマイチかもしれません。サッズを使いたい場合にアタッカーもヒーラーも出来るライトニングをセットで使うのが良いかも。
 攻略サイトによって、ライトはいまいち、とかホープがいまいち、いやサッズは火力が、いやいやスノーはDEFにしか使えねぇし、などと評価がまちまちなのは、キャラごとのバランスが取れてる証拠といえます。とにかく好きなの使えばいいやん。ただ、ファングが強いってのはたぶん一致するはず。JAMとATKをこなせるのは素晴らしい。

 あんまり気が付きにくいですけど、このゲーム、アタッカーに一番特化してるのはファングです。あっそうなん?って感じですが、ライト、スノウよりも一番攻撃力が高いのはファングなんです。
 おそらくみんな最終的に操作はファング、あと好きなヤツ誰かって感じですね。(開幕JAMで動きを止めるってのが非常に重要なので)。

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 問題点

・これが一番だと思うのですが、ルーラ的なものが無いので、基本ずーーーと元の場所に戻れません。戻って宝箱回収したい、とかあのザコ敵と闘いたい、みたいなのがものすごーーーくめんどい。プレイアビリティが悪いというやつですね。一本道が嫌だっていうよりかはこの、一回進むと戻れないってのがストレスなんです。
 確かにストーリー上戻るとめちゃくちゃになってしまうんですけど、ほぼ全部二度と戻れないダンジョンってのはロープレプレーヤー的にしんどい。
 テレポが出来るようになってからもテレポ解放ミッションみたいなのがあって、それをこなさないとテレポ出来ない。更にその解放ミッションのベヒーモスがやたら手強かったり。いやいや!ここに強敵配置する意味ある!?っていうくらい手強い。テレポのポイントもすごい少ない。
 更に更にコクーンに帰還したあとはまたもやなかなか戻れない。セーブポイントで移動でいいじゃん。


・ショップがデジタルショップで店舗がないのがなんか味気ない。
ショップはセーブポイントからアクセス出来て、ショップ、という物理的なお店は存在しません、それがなんとなく味気ない。というかワタシは初めてゲームでショップがあって、こんにちわ、とか毎度あり、っていうのが必要なんだっていうのに気付かされましたw
 無くなって初めて気づくのですが、ショップに個性がなさ過ぎるだろ。それに伴ってなんか市民っていうのか、このセカイの住民、みたいなのが影がすごい薄い、生活感がない。グランパルスにいたっては人っ子一人いない。


・召喚獣がかっこ悪い。
 なんか今回召喚獣はドライブモードといって乗ったりするためにキカイの乗り物っぽいのですが、なんか・・・、ん~・・・、ワタシはもっとファンタジーテイストの召喚獣が好きですね。可愛げがないぜ・・・。特にヴァニラの乗り物は妙なサソリで、うそぉん、ヴァニラそんなゲテモノに乗るの?っていう感じ。まぁ自分でヴァニラを操作しないので滅多に登場しないんですけど。
 いつもグラフィックが気になるバハムートも、非常にかっちょわるい。そしてグラフィックは派手ですがたいして威力もない、全滅しそうな時に緊急回避で使うくらいです。(それもフルケア使えばいいだけの話なので)、亀を転ばせる時くらいしか使わないですね。


・キャラデザが偏ってる気がする。
ライトニングとセラ、は姉妹なんでまぁ似てるのはわかるんですが、ヴァニラとセラも似たような顔立ちと髪型をしてます。髪の色もピンク、ピンク、赤茶と同系色。
 これは説明書を見たときから思ってましたがなんか同じようなキャラが3人もいるけど・・っていう。だいたいFFっていうと1人は人外キャラ(ケット・シー、レッドXlll、スタン、キマリ、黒バニー)と、お調子者キャラみたいなのがいるんですが、そういうのは今回いません。サッズもコメディキャラでは全然ないし。美男美女への偏りが・・・。
 
 あとドッジの声優よ!まぢか・・・、下手すぎるぞ、なんでOK出たのかわかんないくらいスティックリーディングです。


・ワールドマップがないので世界感が伝わりにくい。結局どういう物理構造を持ってる世界なの?ってのが最後までよくわからんかった。コクーンなる空に浮かんだ月みたいなのに文明が存在していて、その下は全部グランパルスみたいなんですが、グランパルスってのが星なのか、無限に続く平面なのかもよくわからん。ゼノブレイドとFF13は非常に似通ってる思うのですが、ゼノブレイドはワールドは、超巨大な巨神、でそのカラダの上にセカイがあるという設定はふむふむなるほどね、と思われました。(ストーリーはひどい出来でしたけど)、ゼノブレはあらゆるメディアでめっちゃ褒められていて、FF13はワリと叩かれていたのはこういうところかも。


 ダンジョンとかもそれぞれまったく別の空間で、一貫性みたいなものがなくて、つまりこれはどういう世界なん??ってのが最後までわかりませんでした。
 あとファルシってのはなんなん??ってのもわからんかった。
「ファルシだ!」
 ってのをしょっちゅう聞くのですが、ファルシの形ってのがまた千差万別で、大きなキカイの塊だったり、変な仮面を付けた生き物だったり、空を飛ぶ蛇だったり、トゲトゲのボールだったりと、いやだからファルシって何なん!?っていうかどれがファルシなん?ってのを最後までずっと思ってました。

 

1994 孤独のグルメ  漫画

SPAという(ゲスなゴシップ)雑誌に掲載されていたグルメ漫画。

 グルマ漫画といいつつ、食べているのは、そのへんの普通の店で食べる料理で、しかもキャラクターはただのおっさんという、異色極まりないグルメ漫画です。究極だの至高だの、一般人には一生食わないであろう高級料理にうんちゃらかんちゃら言って食べたりしないし、料理人が包丁で切るだけで食材が鍋に飛び込んでいったり、美少女の服が無くなったりもしませんし、モンスターを倒して食べることもない。 
 極めてスローというか、リアルタッチの漫画です。

 そして実はグルメが問題というよりは、食い物を通して、その土地というか人間を観察するという、人間観察漫画です。作画が完全に写真トレスでして、あぁちゃんと取材して取ってきた写真を境界線検知で出して絵を書いておるな、さすが週刊誌。っていう絵面で、旅をしてるという感じがすごいします。


 ワタシは食い物の話をするやつとオンナの話をするヤツが大嫌いです。クソかよって思う、やれあの店が美味しいだの、こういう食べ方が通だの粋だの、その土地の名産だの、はいはい死ね死ね、って思う。カロリーメイトだけ食って生きればいいのだ人間なんて。

 あとオンナの話ですね、上戸彩がカワイイ、あのアイドルがどうした、裏では性格悪いらしい・・・みたいなの、反吐が出る、クソかよ。おっさんが女の話をしてるのはほんと聞くに堪えないです。

 この2つの話っていうのはたいてい面白くないヤツのする話でもあります。こういう話をした途端ワタシのココロのシャッターガラガラ、っていうのが音に聞こえるハズです。


 そんなワタシにも読めるグルメ漫画。

2018年4月16日月曜日

最近の邦楽  サカナクション 魚図鑑  くるり

 最近邦楽をガサガサと物色しています。

サカナクションって知っていますか?よくスーパーとかで音楽が流れていますけど、だいたいは懐メロっていうのか古い音楽が多いです、でもたまに新し目の音楽なども流れていてその中で、おや、この曲まぁまぁいぃじゃんと思ったのがありました。

 
 たぶんこれがくるり、っていうヤツなんだろうなと思いました。だいたい邦楽好きの好きなバンドというのは決まってます

きのこ帝国、ゆらゆら帝国、くるり、サカナクション、SUPER CAR、ACID MAN、キリンジ サチモス・・ このへんが、音楽好き、の邦楽好きがあげてくるバンドですね。知らないヒトは全然知らないバンドなどもいます。ワタシも全然詳しくない


 椎名林檎、東京事変、YUKI、UA、BABY METAL、ゆず、スキマスイッチ、いきものがかり、ワンオク・・・

 このへんがニワカっちゅーのか、メディア露出もしてるへんの、いわゆる、一般的な、音楽が好きな人々、が聞いてるところなのでしょうか、このへんもワタシは全然詳しくない。

 そして一番売れていてオリコンの上位を独占してるのはもちろん有象無象のアイドルで、このへんはワタシは大嫌いwあとはアニソンが売れ筋でしょうか。


 それとまぁ後はミスチル、スピッツ、長渕、サザン、BUMP、宇多田ヒカル、ユーミン、中島みゆき・・・みたいな、好きなアーティストでそれ言う!?っていうドメジャーというかレジェンドもいます。好きな映画は七人の侍みたいな、それ言う!?それ言われたらもう何も言えねぇ!ってやつですね。


 でも何も知らないで、日本っていうところではどんな音楽が流行ってるのだろうか?と外人が検索して、今のランキングを見ると、うわ~、なんていう幼稚な音楽文化してんだろ、やっぱアジアクソダセェ、って思われるんでしょうね。あるいは、萌ぃ~!ジャップ最高!ってなるか、二極化。
 みんながわかるヒット曲、歌謡曲、みたいなものが無くなったと言われてます、確かに確かに。おっさんの鼻歌レパートリーにすら入ってくるような曲ですね。


 結果からいうと、ワタシが、これがくるりなんだろうな、なるほどこれは人気があるだろうな、と思っていたのは、実はサカナクションだったんですね。くるりも聞いてみましたが、あんまりワタシにはいまいちでした。
 サカナクションはダンス・ポップっていうのかシンセ・ポップっていうのか、よぉするに今流行りのバンドのスタイルですよね、よく出来ていますし、リリックも内容が無くてなんにも考えないで聞ける感じで良いです。BUMPとかミスチルの曲って詩がおもすぎたり、突き刺さりすぎて気軽に聞けないときがありますよね。ご飯たべながらうるうるしてたらなんじゃいこりゃって話ですし、これから仕事って時に感動しててもしょうがない。サカナクションはまさにそういうニュートラルな気分にもってこい。
 もっとガシガシフィーチャーされてバンバン売れても良さそうなものです、現代のミスチルやスピッツクラスな扱いで、売りまくれそうなもんですのにそこまで激アツなものとしてプッシュされてない気がする。メンバーのルックスも全然知らん。

 ちなみに「魚図鑑」というベスト盤がつい最近発売になりました。聞いたことない人は是非どーぞ。

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 ちょっと追記なんですが、チャットモンチーをみなさん知ってますか?正直女性のSSWで、歌は良いなぁと思うことはありますが、何じゃこの作曲能力!天才かよ!っていうのはめっっっっっっっっったにいるもんじゃない、、だいたい女性のアーティストって曲は外注ですものね。
 そのチャットモンチーが解散するんですってね。解散といっても、3人から2人になって、ここでもうあぁオワタな・・空中分解・・と思ってたファンも大勢いたのでしょうけどね。そこからさらに解散、ソロ活動をするのか、それとも完全引退なのか知りませんが。いや、一つの時代オワタな・・・っていう感じ。
 高畑勲も死んだし、これも時代オワタ。って気がした。


 
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余談ですが、最近洋楽と邦楽ってレベルが同じになってきた、洋楽を聞く意味ってのが無くなってきてるなってのを感じます。英語が聴きたければ洋楽で、くらいの違いしかない。

 ワタシは若い頃から断然洋楽派で、ほぼ洋楽して聞いてこなかったので邦楽には非常に疎いです。でもワタシが思うに2006年頃から洋楽、を聞く必要は無くなってきています。

 なんでそんなに時期がハッキリわかるのだ?っていうと、昔の日本の音楽ってまぁアレンジもダサければ、もっと根本的に音、自体が良くなかったです。海外レコーディングってのが行われていたことからもわかるように、純粋に音、が良くなかった。よって洋楽好きはJーPOP!?クソかよ、Radiohead知らないの??耳腐ってんのかよ!!ってだいぶ上段から邦楽を見下ろしていました。音楽が好き=洋楽、邦楽=クソミーハー、実は音楽なんかまったく好きじゃないヤツ、っていう図式でした。


 しかし2006年頃から、DAWが庶民にも一般化して来て、音、の質がグン上がりしました、サンプラーの高音質化、ソフトシンセ、エフェクトの充実、ちょい小金持ちの宅録でも素人にはスタジオ録音と大差無い音質が得られるようになり、プロも、もっとハッキリ言うと、世界中のスタジオが全部ProToolsで統一されましたので、デジタル録音ですから、音質は、今やセカイのすべてのスタジオでだいたい同じになりました。もちろん生音の録音は設備がものを言うのですけど、生録よりも加工したサンプラーのほうが音が良かったりします。


 だから洋楽は邦楽より断然優れている!っていう図式はあのあたりで崩壊したんだと思います、アレンジなども、欧米の技術を吸収しつくし(パクりまくり)ましたので、洋楽と邦楽、レベルに違いは無くなっていると思います。


 また洋楽に明確な時代の寵児、的なアーティストが存在してないってのもあります。OASISの時代、レディへの時代、レッチリ、エミネム、コールドプレイ、っていう、今とりあえずこれ聞いとけば間違いないやろ、みたいな存在が特に2010年以降出てきて無い気がします、レディー・ガガ?ジェームス・ブレイク?エイミー?アデル?ノラ・ジョーンズ?ブルーノマーズ?カニエ・ウェスト?JAYZ?リアーナ?ビヨンセ?ケンドリック・ラマー?

 ん~、っていう感じですね、ケンドリック・ラマーの曲を流して、あぁ~この曲知ってる!ってほぼならないでしょうし、胸に刺さる曲っていうよりもサラサラーと気軽に流して聞くような音楽が主流になりつつある。ヘッドフォンで爆音を鳴らして、無限リピート、この曲は一音も聞き逃してはならない!ってほどマジになって聞くような曲じゃないって感じなんですよね、もっとなんか簡単にアルバム作ってる感じがする。
 KID A、とかはそのくらいのマジさで聴き込んでいましたが、最近そういうアルバムにはお目にかかってない。
 だいたいにおいて歌いながら踊ってるヤツをワタシは信用してないw いや踊ったら息切れして歌えないからね!!もっと真面目に歌えよってワタシは思う。けど今では踊ってないやつを探すほうが難しいというのが時代の流れ。


 そんなのクソ迷信だろ、って思ってましたが、やっぱり音楽のデジタル配信ってあんまり良くないのかもしれませんね・・・。
 誰も彼も手軽に簡単にすぐに金持ちになる方法を探していて、じっくり真剣にコツコツやるってのがすごく難しくなってるという気がします。特にこの、すぐに!いますぐに!っていう根気のなさ、ってのがビシビシ肌に感じます、これはまたバブル炸裂しますね。中国の。また不況か・・・。
 


2018年4月3日火曜日

にけつッ!! チャンス大城

http://video.9tsu.com/videos/view?vid=125063


 チャンス大城という地下芸人、が登場しております、久々にテレビで笑ってしまいましたw おもしろすぎるぜピストルの話w

 あぁテレビってこぉいうのが面白かったんだよなぁ、っていうのを思い出させてくれましたね、カットされたところ超面白そうなのになぁ・・。


 テレビが規制が強くなったといいますが、テレビを規制してるのは放送倫理機構や政府の圧力ではないんですよね、そんな法律や条例みたいなのはない。
 テレビの規制を強くしてるのはテレビ自身と、金を出してるスポンサーです。スポンサーに媚びる為に自主規制をテレビがかけてる、規制ばっかて面白くない、って人は、じゃあオマエがスポンサーになってカネを出せ、ってことです。


 よく賛否両論っていいますけど、じゃあ100%賛成だったり100%否定なんていうことがあるのか?って話です、そんなの大政翼賛会的なヤツが反対者を全員追い出したりしない限り100%賛成にはならんでしょうに、否定が99%であっても、1%の人間がスポンサーであれば、番組は存在出来る。