2011年11月7日月曜日

桜の園 1990

これもとあるきっかけで探してた映画、やっと見れました。日本の古い映画ってどうしてこう見つからないのだろうか。

 内容はふつーの映画でした、けどフツーの映画って好きです。ドリーム感がないビューティフルドリーマーって感じですか。僕はいつか恋愛でも殺しでもないのに最高に面白い映画を撮ろうというのが目標としてあります、はたしてそれをどうやってやればいいのか、それをずっと探しているのですがちっともわかりません・・

 桜の園、原作は見たんだけど忘れてしまった、大学時代にロシア文学はほぼ徹底的に読んだんですけどね・・・ラスコーリニコフの衝撃が強すぎて他は忘れてしまったなぁ・・・確か劇中劇がある劇だと思った、それを捉えて、劇の中の劇の中の劇の中の・・・っていうメタ演劇を意図してるなら深いなぁ・・

 あと久しぶりにこのなんというか・・演劇コトバでしゃべってる映画を見た、昔はこういうしゃべりかたは嫌いだって言ってたけれども、実はありなのかもしれない、というかそういうコトバをしゃべっているのを好むヒトがいるんですよね、理想のコトバ、喋って欲しいコトバ・・・・ドラマをもっとドラマドラマさせてしまうけど、それがドラマなのかもね。