2022年4月28日木曜日

MTG ニューカペナの街角

  MTGAに新ブースターが明日追加されますね、カードギャラリーを見てみると・・・

 

 三色デッキ作ってみようぜ!がコンセプトになってますね、多色、しかも三色の数が相当多い、三色デッキシナジーを持つカードも多数搭載。三色土地も復活。

 

 盾ギミックは黒絡みの除去デッキには相当鬱陶しい性能、ただ盾能力を持つのにいいクリがあんまいません。

 

 緑にも宝物生成能力が増えて、赤緑、の宝物デッキは良さげ。宝物ドラゴンが大暴れしたこともあって、宝物ギミックって実際使ってみると相当強いということがわかりましたからね。

 

 カードパワーはなかなか高めな気がする、カミガワも吸血鬼シリーズもいまいちだったこともあって、カペナはスタン変遷したら主力になる予感。

 

 現状ブースターが7こ?もあって、カードが多すぎ状態です、相変わらず、強い速攻デッキが不在っていう環境なので、結構どうしよう・・・?って感じになっている。エンチャデッキがやや流行っておる肌感。

 

 ワタシ的注目カードは、まぁニクシリスとか見りゃわかるよっていう強カードもありますが

 

青5 盗聴  これでしょ。

 なんだかテキストがややこしくて意味わかんないのですが、ようするに、5マナのエンチャントで毎ターンドロー2になり、おまけとして秘匿で追放したカードも唱えられるよってことですよね?

 現状4マナドローソースでソリンがいますが、PLは割られやすいけど、エンチャは除去用意してない場合も結構ある。宝物絡みで3,4ターン目でこれを出して、相手がエンチャ除去なかったらもう勝ちです。 盗聴出したもん勝ちって状態になりそう。


あともう一枚


青1 断れない提案  1マナでクリ以外にカウンタースペル、宝物二個デメリットってことなんですが、これは自分にも使えるわけで、上記の盗聴呼び込み剤としても使えるし、1マナで割られるって相手も思ってないので奇襲的カウンターとしても使える、速攻系のデッキと絡ませてもおもろい

 

ロマンデッキとしては

黒5 受難の天使 ダメージの代わりに自分のデッキを削る、を利用したタワー、リアニデッキもハマれば強い、ただやっぱりクリはすぐ除去されるのでハマりずらいですね。



最後に

青1 路上芸術家、エラント   これなんですけど、あなたがコントロールしていて唱えられていない呪文をコピー出来る  は?そんな呪文ある?禅問答?って効果なんですが、どうやら、コピーした呪文、をさらにコピーすること、がそれにあたるようです。

 非常にわかりずらくて誤解を招きやすく、さらに爆裂速攻で禁止カードになりそうな気配もある。あっ!そういう使い方か!え・・・それやばくね?っていう。こういうとこがMTGが初心者お断りなところかも。

 

 ってわけで多色呪文は上げてません。三色デッキはやっぱ事故りやすくて遅すぎます、やっと揃ったところで打ち消されてコンボ作動せず、に絶対なる。 

 損切り、というさらなるデッキ破壊カードもあって、スタン変遷まではデッキ破壊が強いですね、あの蟹まじで鬱陶しい、あとカードが墓地に落ちるアニメーション遅い。釜猫並みにうぜぇ。

 そういうわけでも、受難リアニのタワーデッキつかいたみある。


あと赤黒ニクシリスデッキは必ず来るでしょうね。

 

2022年4月27日水曜日

2011 ダークソウル

 
*初心者へのアドバイス

*アイテムは途中で売れるようになるので捨てないのが吉、まぁ売ってもたいしたカネにはならないのだけど。
 中盤の最後で、セーブポイントをワープするアイテムが手に入ります。が、それを突破するには本作最難関のボスを突破しないといけんので、苦難の道。ぶっちゃけもうそこを突破すれば勝ち。ワープを利用してバチバチに強化可能。

 ワタシはデモンズで脳筋タイプにしたので今回は理力タイプにしてみましたが、序盤が厳しいので初心者にはオススメしません、ゴリ押し脳筋タイプが安定します。どこにも書いてありますが、ハベルシリーズの防具でひるまないようにして、近距離でゴリ押しが愚直で一番強い。テクニック不要、昭和のガチャオシです。
(攻略サイトなどを見ると、月光の大剣、を利用した魔法戦士のテンプレなどがありますが、月光の大剣が手に入るのは、ラスボスのほんの一歩手前。強力な魔法が手に入るのも、そのラスボス手前でして、ゲームの攻略にはほとんど役に立ちません。魔法戦士は対人以外で使う理由は0です、対人ですと魔法はガードでカットすることが出来ないので非常に強い、月光の大剣も武器なのに遠距離攻撃出来て、ほぼガード不能なのでトリッキー。ただ月光、は使うと耐久度を消耗するので、攻略には全く向いてないし、その時点になったらソウルの槍とか使えるのでやっぱりいらない)
 とにかく今回は盾、が重要なので、大盾装備可能な脳筋が強い。さらに今回は武器の強化も充実していて武器の属性つけて、相手の弱点に合わせれることができるので、物理のほうが簡単です、武器の種類も多いし、シチュエーションで使い分けるのも楽しい。
 魔法タイプはボスなどで距離とって戦えるので有利ですが、道中がきつい、敵が近すぎると当たらない、囲まれたら終わり、でかい盾持ってる敵が倒しづらい、魔法の弾数制限もあるし、攻撃食らったらほぼ即死なので、とにかく色々苦労する。さらに相手が二人タイプのボスは吐くほどしんどい。
 とくに魔法を買えるようになるまでがしんどいです、初心者は序盤でココロが折れると思うのでオススメしません。 
 屋根の上のガーゴイル二体、めちゃくそ苦戦します。さきに不死街下層への鍵を手に入れたら、ボスに向かわずに、下層でグリッグスを救出、どうにかカネを貯めてソウルの矢の強化版を手に入れましょう。(あと指輪もなんとか買う)じゃないとガーゴイル二体に焼き殺されて終わり。ソウルの矢一本じゃどうあがいても勝てぬ。他にもNPCのサポートを呼ぶ、という方法もありますが、失敗して人間性を失うのはこの時点では結構なリスク。何回かやられて敵の動きを学習するのが良き。最下層まで行けばネズミを利用した人間性稼ぎが可能になります。
 みなさんやってるようですが、レベル上げ技として、飛竜でソウル稼ぎ、さらに2万で紋章を買って、森で魔術師を崖に落とす方法でソウルを稼げます、攻略サイト参照すべし。これで記憶スロットを開けて魔法を全部買うとかなり安定する。
 
 呪い状態、というバステがあるのですが、ほんとにとんでもないえぐいバステなのでこれだけは注意しましょう。最下層で落とし穴に落ちなければ大丈夫。
 攻略情報見ない派でもマップだけは見るのをオススメ。じゃないと難易度えぐすぎる。セーブポイント見逃すのはまじで激痛。なのにセーブポイントの場所隠してあったりする、どんだけSなんですか。あとどこに行けばいいのかもノーヒントじゃわからぬ。

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  ある海外のランキングでは、史上最高のゲーム、という賛否両論しか巻き起こさないタイトルを授与されたゲーム。
 ソウルライク、ソウル系のゲーム、という一つのジャンルとして成立しましたね、ドラクエっぽいゲーム、モンハンっぽいゲーム、ソウルっぽいゲーム。海外では断然ソウルとポケモンの知名度が高い。
 ゲーマーたるものこれをやらないわけにはいかない、というわけでエルデンリングが発売されたこのタイミングで今更チャレンジ。
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 ワタシデモンズソウルは攻略しております。あまりにも攻略するのがしんどかったので、ダクソにも正直ビビってましたw
 ダークソウルはデモンズ、よりもセーブポイントがあるので、格段に攻略は楽になりました。デモンズみたいなステージ攻略ではなくて、めっちゃでかいマップをどっからクリアしてもいいよ方式なのでゲーム性は結構違う。デモンズ、がアクションゲームでしたが、ダクソは、アクションロープレっぽく、どんどん強くしていく、育成要素が多い気がします。
 デモンズは、死にたくない!死にたくない!!ってガクブルしながらプレイさせられましたがw ダクソは、普通におもろいです。いやこのゲームおもろ、って声に出してしまいました。

 ただ、すぐ死ぬ、のはいつもどおり。囲まれて串刺し、即死。いきなり強敵、即死、いみわからんトラップ、即死、突然ドラゴン、即死。これはいつもどおりです、でもセーブポイントから復活出来るので精神ダメージはかなり少ない。


 2周目に関して注意、2周目から敵が強くなりますが、それだけです。
レベルが1に戻ってステ振り直しとかできません
 新しいビルドを試したかったら別のセーブでまた最初からやるしかありません、一度上げたステータスは二度と戻せない。オートセーブなのでセーブを残すことも出来ないのであまりにもシビア。よって2から改善されました。
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 総評するまでもないんですが、このゲームおもろ。おもろ、以外の要素がほとんどないです、ストーリーもちょこっとにおわせるだけですし、あとは雰囲気、があるだけ。いろんな育成タイプも選べるし、アクションのバラエティ豊かさっていうのか、リアル感っていうのか、重さ、がちょうどいい。
 キングダムハーツは軽すぎてあんまり斬ってる、という感じがない、モンハンは重すぎて、爽快感が無い、あとモンハンは技量もそうですが装備に依存が高すぎる、弱い武器だとそもそも戦えない、正直素材集めるのとか時間無い人にはうんざり、周回プレイはさせないでほしい。あととにかく固い敵がこれも時間ない人には鬱陶しい。
 ソウルシリーズはその重さ、が絶妙で、楽しいですよね、初期装備でもテクニックだけで補えるし、テクニックを武器で補うこともできる。レベル上げでいくことも出来るけど、レベルも上がりすぎない。自分が上手くなっている!という達成感が味わえる。最高のゲームかどうかは知りませんが、名作であるのは間違いない、デモンズはまじで素人お断りゲームでしたが、ダクソは万人向けのおもろゲーです。
 GCCXで是非、デモンズとダクソをやってほしいですね。ゲームがそこまでうまくないひとでも頑張ればクリア出来るのか、ゲームの難易度ってのはどのくらいがベストなのか?というデータとしても非常に興味があります。
 デモンズはある程度ゲームができる人じゃない攻略不能でしたが、ダクソは、ココロさえ折れなければたぶん誰でもクリア出来る・・のかな?ゲームってのは誰でもうまくなる・・、のかな?
 

2022年4月16日土曜日

2003 ワイルド・スピードX2 2 Fast 2 Furious

 ワイルド・スピードの二作目。

 

 とにかく車をぶっ飛ばして、バキバキに破壊するという、まさにアメリカな映画です。

 

一作目は割りとシリアスだったのですが、二作目は本来の姿?である路上でのカーレースを主体としたバカ映画へと変貌を遂げつつあります。


 とにかく難しいこと考えないで車をブンブン走らせたい、という人にはうってつけの映画?明らかに意図的に、くだらない映画として作られていて、かなりそつの無い出来になっていると思います。

 

 やれ人種だの、やれ平和だの、やれ同性愛、病気、うんちゃらかんちゃら、難しいことは一切無い。ワタシはハリウッド映画とはかくあるべしだと思います。そこがハリウッド映画の潔さですね。バキバキドカン、のしょうもない映画といくら罵られても、それを貫くべき。

2004 中国の歴史 ファーストエンペラーの遺産 鶴間和幸

  講談社学術文庫っていうとなんかくだらない本ばっかり出してる会社というイメージがあるのですが、これはなかなか力が入った本です。

  

 中国史のざーっと読める本で一番新しいシリーズなので手に取ってみるのも良いかと。 


 内容は雑多なことを、色々ざぁっと触る程度に書いてる感じです。なんでそこそんな語るの?(西域支配、宮殿の建築)とか、ほんとにさっと触っただけで終わるところとか(董卓についての記述めっちゃ少ない、いきなり現れていきなり殺された)、みたいな感じなのですが、まぁ全部細かく見ていったらそれこそキリがないわけで、ざっとでいいから全体像を掴みたいって人には良いと思われます。

 

 ワタシは史記を呼んでたのですが、当然ですが史記は武帝の時代、武帝についてもほとんど書いてませんのでこれに乗り換えた次第。漢書はなんか読む気がしませんよね、劣化版史記って感じが否めないですし。

 

 

 ワタシはやっぱり、中国4千年の歴史で始皇帝が一番重要な人物だと思いますね。始皇帝の評価はまぢで千差万別、焚書坑儒は最悪の独裁行為とされておりますし、秦がすぐに滅んだことからも、後継者育成を怠ったワンマンであり、不老長寿を求めた晩年はイカれたと思われがちです。

 そうかと思えば、始皇帝こそ、リアリストで合理的、情やコネではなくて、法による支配、法治国家を作った、理想的な君主、哲学王とも言える。 

  ワタシが思うに、一番中国人、というか東洋人っぽくない人間なんですよね始皇帝ってやつは。このタイプの人間ってアジアには非常に珍しい。だから中国というよりも、アジア全体の歴史の中で、始皇帝だけが一番スタンドアウトしています。まぢ特異点。

 始皇帝がいなかったら、本当にアジアの歴史はまったく違ったものになっていたと思いますね。

2022年4月6日水曜日

1964 チャップリン自伝

 その名の通りチャップリンの自伝。


 誰でも知ってるチャップリンですが、本当に映画の創成期に活躍した人、っていうイメージが強いですが、サイレントからトーキーという、過渡期の時代を体現する人間でもあり、「独裁者」による、反戦映画の代表的な作品を作ってもいる。

 その活動歴が50年以上もあって、ほぼ映画の歴史の半分、そして重要な半分、はチャップリンの時代って感じもします。

 

 そしてチャップリンのあと、はカラー映画の時代になる。

 

 トーキーよりもサイレントが良い、とはいいませんが、映画はやっぱカラーになるべきではなかったという気もしますね、白黒、っていうはっきり現実と違う、別の世界、が映画ってものだったのに、アニメとかははっきり現実と違いますからカラーでも違和感無いけど、カラーの実写映画ってどうも、入っていけない感はありますよね。入っていけないというよりも雰囲気が出ない、なんか演技してるけどこいつあれの人だな~・・・みたいな。

 

 チャップリンもやっぱり、サイレントのほうが良いと思う、しゃべってるチャップリンはどうも違和感がある、やっぱチャップリンはマイム、独裁者は、そのずっとしゃべられなかったチャップリンがついに口を開いて演説をするという超大なフリが効いていたわけですが、そのあとはやっぱう~む・・・という感じです。

 

 チャップリンは極貧の少年時代を過ごすのですが、この時代がやっぱ一番おもろいですね、成功してからは基本カネと女と虚栄の話ばっかりになる。

 母親が窮乏による栄養失調で発狂、チャップリン達兄弟は救貧院へと送られる、そこから脱出して俳優を目指す。まさにマンガみたいな物語。エンターテイナーってのはこういう人生じゃなきゃだめですね。

 スーパースターっていうのは必ず貧しい生まれじゃないといけないといいます、普通のスターなら金持ちにだってなれる、だけど時代を動かすスーパースターは貧しい出自じゃないと、人口の90%は貧困なのですから。現代はこういうスーパースターの生まれる素地が少なくとも先進国には無いですね。

 なんか特殊な環境じゃないとそこまでの貧困ってことはない、移民、難民、虐待とかそういうこと。でもそういう特殊な貧困、ってのはマイノリティでして、それでもだめなんですよね。貧しければ良いというわけじゃない。

 

 ワタシが印象に残ったのは、アメリカって全然自由の国じゃないよなぁってことですね。いっつもアメリカってのは敵がいないとだめで、反保護貿易、反自由貿易、反ファシズム、反ナチズム、反共産主義、反ヴェトナム、って敵を作って、それを敵と思わないやつは非国民である!!っていうやり方をするのです。

 いっつもネガティブモチベーションの国なんですわ、誰かの悪口を言うことで団結してまとめようとする。常に誰か敵を作らないとバラバラになってしまうから。結局はナチスとやり方はまったく同じなんです。

 

 現代でもまったくそのやり方。どーーーーも、昨今の戦争、何から何まで胡散臭い気がしませんか?なんかあらゆる人間がきな臭い、戦争ってのはそういうものなのかもですね。全員きな臭い。信頼出来る情報ってのが全く無い。全員嘘をついてるという自覚もなく、ただあやふやな情報を流している。知ったかぶりするバカもいれば、アジテーションをするアホもおる。誰も信用するな、これがやっぱり正解のようです。

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 チャップリンは「反共産主義者じゃない」、ということで国外追放みたいな扱いを受けることになります、いわゆる赤狩り。共産主義者、だからじゃなくて 反共産主義者じゃない

から追放、これがアメリカのやり方。ハリウッドはチャップリンを追放したっていう汚名を晴らすことが出来ませぬ。

 

  それなのにチャップリンをアメリカの文化、みたいな調子で吹聴するんです、信じられんぜ。黒澤明も、日本の宝、みたいな持ち上げ方をしてますけども、実際は、黒澤映画は収益が悪いから黒澤は日本映画界から追放みたいな扱いを受けて、海外の熱心なファンが予算を集めて映画を作ってたような次第。

 それなのに黒澤映画はすごい、リメイクしよう、みたいなことやってる。一体どの面さげてそんなことが出来るのだ?って感じです。だからワタシは日本の映画って嫌いなんです。日本映画界も、日本映画を見てる奴らの嗜好も大嫌い。

 

 

2022年4月3日日曜日

2008 メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS

  メタルギアのシリーズ、一応4です。ナンバリング的には。

 

 ビッグボスクロニクルが終わって、またソリッド・スネークへと戻ってきて、このメタルギアソリッドの大きなクロニクルも一応完結編という形になっております。

 

 ゲーム的には問題ありあり、恐らく世界一ムービーが長いゲーム らしく、ムービーはおよそ 9時間 普通の映画5本分。

 でほとんどムービーばっかしでゲームとしておもんなかったり、とにかくムービーが長くて、もはやゲームがおまけだったり、話がとにかく長くて、今までの総集編ってこともあり、いろんな伏線も回収したり、むりくり繋げないといけないおかげで、ぶっちゃけなんのこっちゃわからん。ムービーを抜くとゲーム自体は10時間ほどで終わってしまいます。

 

 とにかく会話が多くて、いや、戦場でそんなベラベラしゃべる時間ある? 大体みんな最後の言葉を話すために時間が残ってますが、即死とかしないわけ?とかもう、問題は山積しております。

 だいたいのやつは何をしても死なない不死身だし。

 

 ただものすごい力作なのは間違いないです、むしろ力作すぎた、色んなものをとにかく詰め込みすぎてる感がいなめない。物語も、ストーリーも、ムービーも完全にオーバーキル、入れ込みすぎ。 


 シナリオも良く出来てるとは言い難い、むりくりのツギハギだらけです、実は死んでなかった、をやり過ぎ。嘘だった、間違ってた、夢だった、幻想だった、記憶喪失、自動車事故、がん、病気、韓国ドラマか!! 何度も言いますけど 実は死んでなかった、だけは物語を書くものとしてやってはいけません。

 でも頑張っているということは伝わります、努力してる、というのは非常に伝わる。力技ですね。 


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 これはワタシ個人の感想ですけど、やっぱSFってのは良くないと思いますね。非常に簡単に言いますと、未来はナノマシンによってすべての人間がAIによって精神を支配されることになるぞ、それを防ぐために頑張れスネーク!!っていうゲームなのですが、核融合発電とリニアモーターカーとナノマシンってのはできるできるっていいつつ、半世紀経ってる代物、結局完成しないで終わりそう。

 現実は、前近代的な、しょうもない侵略戦争が2022年になっても起きていて、ウィルスにも結局は何も打つ手がない現在です。ナノマシンのナの時も出てこない。

 

 ナノマシンねぇ・・・。マザーコンピューターが暴走して・・・、ビッグブラザーが・・・っていう、ディストピアの未来像としてはちょっともうダサいというか、こすられ倒したしろものですよね。

 未来のことを想像で描くとどうあがいてもペラペラになってしまう、過去の物語であった、ビッグボスのストーリーのほうがやっぱしっくり来てた気がしますね。なーんか、気合を入れて作ってるのはわかるんですけど、ふ~ん・・・、っていう感じでSINK IN、してこない。

 

 ただこれはでも好みの問題かもしらん。SFが好きな人もおるし、時代物が好きな人もおる。ただいったいいつまでナチスを相手に戦ってんだよ、っていう気ももちろんする、三国志も戦国も幕末もこすられすぎた。 

 時代物は簡単にディテールを増強することが出来る強みがある、ただし結果が決まっていて自由度が無い。SFはどうやってもペラペラになりやすい。ワタシはやっぱファンタジーが好きですね。世界のルールそのものが違う世界の物語、なんでもありに陥りがちですが一番自由度が高い。