2022年11月29日火曜日

2021 ウマ娘 プリティーダービー   Season 2

  ちょっと待ってくれよ😭


 って感じに、久々にくらってしまいました。


 こんな泣けるアニメなんて聞いてないやん。

全然思いがけなかったので、めちゃくちゃいいのもらってしまいました。


 これはえぐいですね、ずるい。


 美少女擬人化アニメ、なんてゆるふわのファンシーなの見るくらいのなめきった感じで視聴した人々はワタシも含めてめっちゃ多かったと思うのですが、Season 1よりも重めのエピソードというか、いちいち胸にグサグサ刺さるストーリー。大怪我とか挫折を乗り越える、っていうのがテーマとなっています。

 フィクションだったら、こんな毎回怪我とか交通事故で記憶喪失とかするわけないやんって思うのですが、トウカイテイオーの物語はほとんど事実なので刺さりますね。

 特にツインターボに関してはそれはずるいって、えぐいです。


 クレヨンしんちゃんオトナ帝国の逆襲、とおなじやり口ですね。クレしんの映画で、まさかそんな泣けるやつ用意してるなんて、まったく思ってないから、ズボォッ!!っていいのくらってしまった。

 ツインターボも、そんなふうに物語に絡んでくるなんて誰も予期してなかったから、ズバァアア!!っともらってしまいました。まんまとやられた。アニメで泣くなんて、ほんとオトナ帝国以来ですね。


 ターボ師匠なんてみんな現役時代を知るはずないのに、なんでそんなTwitterで人気してるのかしら?って思ってたらこういうことだったんですね。いぃとこぜーーんぶ持っていくやん。

 テイオーのキセキの復活は競馬ファンならみんな知ってる本当に奇跡の物語なんですが、ツインターボをそんなふうに使ってくるのか!っていうのはアニメオリジナルですので、これは思いついたやつあっぱれ、たぶんターボ師匠のファンなんでしょうね。

 あと競馬ファンは、ライスシャワーが死ぬんじゃないかとずっとビクビクしてたでしょうね、ライスとスズカが名前を聞くだけで競馬ファンは胸がぎゅっとなります。


 余命いくばくもない、とかガンだの白血病だので美少女が残り少ない時間をどう生きるか、みたいな、はい、いかにも泣き映画、絶対それな、っていう。

 いわゆる「病気」「障害」「家族」「動物」モノ、映画賞で確実に賞狙いにきてんじゃんっていうのはやっぱりそれなってことでくらわないのですけど、っていうかそもそもそういう、くらーい、お涙頂戴系はワタシははなから手を出さないのです。

 でもこういう不意打ちはくらってしまうのですよね。


で、たぶんこういうレヴューを見て、ふ~ん、そんな感動系なんだ、でもたかが、ソシャゲのアニメでしょ?って思って見ても、まんまとくらってしまうでしょうね。


 作画も相当気合入ってます、「アカシア」のMV作ってた会社と同じだと思うのですがStudio KAI、特にダンスシーンはめちゃくちゃ枚数割いてやってます、ちょこちょこ3DCGも入れてますが、一番作画が面倒そうなダンスは手書きなのかっていう。アイドルヲタクのアニメーター会社なのかしら。作画がほぼ韓国の人だし、どういう感じなのか謎ですが、かなり上手いです、


 第三期があるとしたら当然オグリキャップ神話になると思うのですが、マンガも今連載してますし、これはどう予備的に防御を入れても、確実にくらってしまうでしょうね、何度みてもオグリの伝説は泣いてしまうもの、アニメとかいう問題ではない。これは不意打ちとかじゃなくて完全にパンチもらいに行くパンチドランカーのやつです。



やっぱ事実に基づくってのは強いですよなぁ・・完全フィクションじゃ出せない重みがあるものね・・