ここ15年で最低の映画でした
面白いとかそういうこと以前に、まじで見てられなかった。みるのが苦痛でしかない。
話とか以前の問題で、この映画、ミュージカル調なんですがいきなり歌が入ってくる。
その歌が、まじで本当聞いてられなかった、おぇえって感じ。
FFX2を始めてやった時と同じですね、なんだこのクソダサ音楽、聞いてらんない。ワタシはそこでスイッチ切った。初めてでした、FFのゲームでプレイを途中で止めたくなるなんて。
まじで映画館に見に行かなくて良かったです、映画館で途中で席立ったことなんてワタシは一度もないけど、もし見に行ってたらこれが初めてのケースになりましたね。
ミュートで最後まで見ようと思ったけど見られんかった。
昨今はアニソンもゲーム音楽も日本のレベルは上がっていて、日本の音楽=クソってことは全然無くなっているのですが、これは本当にひどい。
こうして見ると、他のミュージカル映画、ってのはちゃんと万人受けする音楽なのだってことを始めて認識しましたね。雨に唄えばとか、ムーラン・ルージュとか、ミュージカル映画、好きではないけど見れないってことはなかった。あれは音楽が良かったのですわ。
クソ音楽のミュージカル映画は本当に見てらんない。耳レイプですわ。
尾田氏が選んでるのか知りませんが、尾田氏の音楽のセンスは0なんですね。
そんなの全部オマエの音楽の趣味じゃねーか!ボケが!
って言われるのは重々承知なのですが、だからこそ、好き嫌いの別れない音楽にすべきでしょうね。アイドルソングが大嫌いな人もいるし、メタルはうるさい!っていう人もいるし、カントリーしか受け付けない人もいる、演歌まじで耳腐る、ラップ嫌いってやつも多い。特に老いぼれはヒップホップ嫌いますね。
音楽ってのは理屈、じゃないですから、好き嫌いがどうやってもあるのです。
ほいでも、好みがあんまり別れないタイプの曲だってある、もし久石譲にでも頼んでいたら、久石譲の音楽いやだ!耳が死ぬ-!なんて声は限りなく少ないでしょう。
宇多田ヒカルだったら見れたはず。あるいはビョークとか、ビヨンセだっていい。わたしはファンじゃないけど、King Gnuだとか、米津玄師、とかワンピースならそのへんだってツモれるはず。
アヴェンジャーズの映画見に行ったらテイラー・スウィフトのミュージカル映画だったって感じですね。おい、ひどいよ!◯すしかなくなっちゃったよ!!って言いたくなる。
この映画はワタシの大嫌いなタイプの音楽の掃き溜めって感じでした。この手の、歌が上手いって言われてる素人の、いかにも歌上手いでしょう!っていう歌い方が死ぬほど嫌い。これだったら、ほんと、最悪だけども、まだあの多人数の学芸会レベルのアイドルのほうがまだマシ。
あと、その主役である「ウタ」ってキャラ、声優の演技もひどい。素人?この曲を歌ってる人がやってるのか知らないけど、めちゃくちゃ下手です。名塚 佳織っていう人らしいけど、ワタシこの人が声優やってるのはもう二度と見ない。
この映画の監督も、これでOKにしてる音響監督の映画も二度と見たくないですね。
作画のレベルも低いのです。ずっとおなじみ東映アニメのはずなのに、クソダサCG、作画も崩壊気味・・なんで??ベテランアニメーターがこの映画キモすぎるって逃げ出したのか?前作はちゃんと出来てたのに急に出来なくなるなんてことないはずだけど・・・
途中までしか見れなかったのでこれは正確じゃないかもしれませんが
シナリオは、アイドルが歌の力でみんなを幸せにする!!っていうマクロスFのパクリのゴミみたいな話かと思いきや、みんなの期待を集めて、神のように崇められたアイドルが暴走していくっていう話になっております。
ただそれでも、いかにもおっさんが考えるアイドル像って感じで、まるでテレビが考えるコミケ、みたいなステレオタイプな感じの捉え方ですね。
おっさんが若者文化に歩み寄るのはやっぱ良くならないですわね。尾田氏がシナリオやってるみたいですが、これは魚人島よりも千倍はクソです。
ただバカ女がわめいているだけで、小学生の相手してるみたいな内容です。
ワタシはむしろ、主人公や敵のボスが女であってもいいと思っている。それ故に、こういう失敗で、あぁやっぱ女が主人公や敵の映画ぬるくてつまんねー・・・、ぶん殴るわけにもいかないし、どうせ最後は謝って仲直り、っていうくだらない終わりしかないので。
もう一つワンパターンな女悪役としてヒステリーな悪堕ち女とか魔女ってパターンもありますが、これも正直つまらん。かっこいい女の悪役、っていう型がまだ無いのでせう。
結局女が絡むとすべてつまらん・・・、っていうふうなイメージを作ってほしくないですねぇ。
ほいでウタウタの実は、歌を聞いたやつを全部夢の世界に閉じ込めてしまう、っていうものなのですが、こういうぶっ壊れバランスブレイカーみたいなのが来るとすごい冷める。
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さて海外のレビューを見ると、的確な意見がありました
「日本のアイドルのミュージカル映画で、そのアイドルのファンなら楽しいのだろうけど、ワンピースの映画としては最低の出来。
それは好みの問題として、いかにもシャンクスの過去が語られる、というような宣伝をして映画にはシャンクスはほとんど出てこない、シャンクスを使った詐欺としか言えない、それだけは許せない
8年間もワンピースのファンだったけど初めてこんなに裏切られた
だそうです。
まさに鶏頭狗肉
鶏肉だって言ってるのに、まず肉入ってない。いかにもシャンクスの過去が語られる、みたいな煽りをして、全然出てこない、これだけで噴飯もの。
だが、その変わりに犬の肉を食わせるような、クソ音楽ミュージカルを見せるなんてのは最低の裏切り行為。
あのワンピースでもこんな下劣な吊り広告をするんだぜ、だからどんなやつでも神格化したり盲従するなっていう戒めなのだとしたら深いですね。
確かにワタシですらワンピースというブランドを信頼して、ワンピースならクソではあるまいと勝手に幻想を抱いていて、それが裏切られて怒ってるのかもしれない。
詐欺とか裏切りとはまさにこういうもので、まさかこいつが!?ってやつが裏切るから騙されるもの、恐ろしいですね。自分はまさか詐欺にかかるまいって思ってるやつが詐欺にかかるというわけ。
そういう意味では本当に反省ですね、ほんの少しでも期待したワタシが愚かでした。勝手にワタシが期待して、ちょっとは面白いものだろうと思ったのが本当に浅はかだった。
Bump of chickenだって女絡みのスキャンダルでめくらるし、トヨタだって内部はパワハラと不正だらけです。Bumpでさえそうで、トヨタでそうなら、ほかは推して知るべし。たぶんジブリだってそろそろめくられるでしょう。でもこっちが勝手に信頼しただけで、信じたほうがバカだってことなのでせう。
この映画、人気があるらしくて、たぶんこのアイドルが好きな、クソダサオーディエンスには最高の映画のようです。
ちょっと前にオレオレ詐欺の犯罪者の親玉がルフィを名乗っていて、いやそれはねぇだろ、こいつワンピース読んですらねぇ!って義憤を覚えたのですが、ワンピースを支持してる人たちってそのレベルの人間だし、関わってる人のレベルもその程度なのだと気付かされました。
それもワタシの勝手な幻想で、ワンピースやBumpが好きだってやつでも最低の性犯罪者であることだってある。ふと冷静になって周りを見回したらゾっとするってやつですね。
幻想を抱くな、戒めですね。