2017年2月13日月曜日

1992 美少女戦士セーラームーン

 ついにワタシもセーラームーンを見られるほどオトナになりましたw

 でもいま冷静に見るとこれが流行るのはわかりますね、だって美少女、戦士、セーラー服、そして魔法少女。
 世紀末というかこの時代、そしてそれから続く30年くらいのブームを完全に取り込んでますものね。すごい先見の明です。もしかしたらその影響力はEVAよりも甚大なのかもしれません。


 エロ超能力格闘ラーメン!!みたいなタイトルですものw

 
今でも時代の主戦場ですものね、美少女、戦士、っていうジャンルは・・・・
 というか美少女、というコトバ、を一般名詞にしたのがセーラームーンですよね、それまで美少女、なんてコトバ使ってなかったもの。


 作画が、独特っていうか少女漫画の背景をそのままアニメの背景っぽく描いてるのがすごい今となっては新鮮。80年台アニメがかなりもう描き込みとかがすごくなってて(ガンダムのOVAとかの作画を見ると今よりもよっぽどすごいキレイです、ワタシSEEDの作画見た時にビビりましたもの、なんでこんな下手っぴなの!?いったいどうした?サンライズ?って感じで、昔はあんなに上手だったのに)。

 すごくシンプル化されたなーって感じがします。でもこのくらいのシンプルさのほうが親しみやすいし、シンプルな作画のおかげで、キャラの動きがコミカルで元気な調子が出てるんだと思います、もっと昔のアニメの良いところが出てる感じ。三段影でコミカルな演技なんか出来ないもの。というより話しの流れはマジンガーZそのものなのでちょっと基本に帰ろう!BTTBっていうアレだったのかもですね。



 終盤だけはいきなりシリアスな展開で急にセカイが滅ぶことになったり、すぐにヒトが死んだりします。最後は命をかけてセカイを救うが、みんな記憶は失うが復活するっていういつの間にかベタとなった手法です。
  
 一体誰が初めたんですかね?セカイの滅びを救うが、転生だのパラレルワールドだのエトセトラで、キヲクを失ってまたいつもの日常が戻ってくるっていうやつ。マンガのEVAもそうだしロボットアニメとかだいたいこの終わり方をしますね。

 全員死亡、っていうバッドエンドをする勇気が無い逃げともいえますよね。


 まぁこのSMはすぐにRという続編が決まっているので全員死亡っていうオチにするわけにはいかないんですけども・・・・。


 けど夢オチとたいして変わんないですよねー、それ故にすげー便利だ。記憶を失ってリスタートならいろんな設定はそのままでキャラだけ変えれば無限に続けられるものね・・・。