2020年11月26日木曜日

2018  Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald  ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

  ハリポタのスピンオフ、ファンタスティックビーストの二作目、全五部作になる予定なんですって。


 う~~~ん…


 クリエイターの鉄則として、二匹目のドジョウを狙いにいってはいけないってのがあります。なんとかのリメイク、なんとかのリマスター、スピンオフ、エトセトラ。

 禁じ手なのに、誰もがそれに手を伸ばしてしまう、麻薬なんですねこれは。悪いやつが甘言を吐くわけですな

「ひぃーひっひっひ!先生!ぜひ続編を!ファンのみんなが待望しておりますですよキィーッヒィ!」


 って具合。これに一回手を出すと、一生、過去の作品の再生産をするハメになる。味がしなくなるまで同じお茶を飲むことになる。しかも一度手を出すと二度と抜け出せない。


 だからこれは、悪癖、の典型として見るべきですね、あぁ~、これやってしまったか、ひや~・・・、これかぁってことで。


 もとから構想にあった場合を除いて、続編やスピンオフやリメイクがオリジナルよりも面白くなることはまず無いですね、オリジナルでちゃんと出来んかった!カネとか時間とかで!ってことがあるなら別ですけども。


そりゃジョニー・デップも降りたくなるってものです。しかも五部作完成まであと8年もかかる予定みたい、キャスト死ぬよ?


 やっぱしストーリーが面白くないです。映画としては、これもこれで悪い例でして、CGすぎてなんだかよくわからない。さらに小説を映像にしたものにありがちで、説明ゼリフが長い。

 小説と映像ってのはテンポ感が違うんで、基本小説は映像化しても面白くない。むしろ逆に映像を小説化すべきなんですわね、あぁそういうことだったのね、ってわかる。