これもNHKでやってた海外のアニメーション、結構いろんな映画祭で賞をとってるようです。
作画のスタイルはめちゃ~く~ちゃ~。ぶっとびまくり。
だけど後半になるにつれて作画は単調になっている気がします、前半のほうが気合が入っていた。
内容は、子犬が捨てられたり、ボケ老人に殺されそうになったり、最後には車に轢かれるというお話で、現代っぽい話ですね。わざと現代のベタを総ざらいしてるという感じもする。老いぼれが社会の足をひっぱり、バカ女がバカなことをして、真面目に働いてるやつもちらほらいる、浮ついた商業主義を一皮めくると貧困と暴力ばっかり、うんざりする。
っていう救いの無い話。
はっきりいって面白くはないです。確かに作画は独創的でありますけども、途中で息切れしてますね、映画の尺半分で良かった。
やっぱり一番関心するのはこういう映画に予算を出してる人がいる、ヨーロッパの懐の深さですね。こんな企画ぜーーーったい通らないものね。