ワンピースのアニメ化10周年ということで制作されたアニメ映画で、監督に尾田栄一郎本人が参加しております。
ワンピースの映画というとあまり面白くないというイメージですが、これは・・・、まぁまぁ面白くないですね。
でもワンピースってのをぎゅっと二時間にまとまると確かにこういうことだよねって感じです。
ワンピースってのはなんかアニメになると面白さがなくなってしまうマンガですよね、ドラゴンボールはそんな感じはしないけども・・?
やっぱワンピースってのは「長い」ってのが、その面白さの根源にあるのかもしれませんね。ワーグナーのオペラみたいなもんで。とにかく長い。大河ドラマっていうのでしょうか、長いっていう前フリがありきのもの。
前も書きましたが、こんなに我慢の効く作家はいませんね、同じネタを10年もひっぱれますものね、普通の作家なら、もっとぎゅっとまとめて、ぱっと種明かしをしてしまいます、それをずーーーーーーーーーーーーーーっとひっぱるのなんてなかなか出来たもんじゃない。
それでももう14年?も前の作品なのでCGがダサいですね。東映アニメーションですか・・・東映アニメーションって、最大手?ですが謎の多い会社で、誰が作画とか、監督とか、そういう内部情報がまったく出てこないですよね。メイキングドキュメンタリーとかもまったくない。
スーパーブラック企業なのか、その逆に情報管理がいきとどいためっちゃしっかりした会社なのかどっちかでしょうな・・・