ブルース・リーの師匠であり、詠春拳の達人であった、イップ・マン の一応伝記映画ってことになるのでしょうか?
どこまでほんとかわかりませんが、イップマンが日本に占領された中国で、中国人の誇りをかけて日本の空手と対決するっちゅーお話です。
この内容だけ聞くとなかなか面白そうな格闘映画やんけ、と思いそうですが中身はかなりシリアスで暗いです。まぁ日本帝国軍の残虐非道で鬼畜なことw これがでも中国の日本のイメージなんでしょうなぁ・・・
盧溝橋事件のことを、英語だとマルコポーロ事件って言うのやね・・・。歴史の授業だとこのへんまさに腫れ物に触るって感じで、教師の主義主張によって、やんわり、まっこんなことがありました。みたいなことで終わらされる、日中戦争の実際の経過みたいなことは全然わからん。
歴史の教科書には、侵略戦争、ってはっきり書いてあるのかしら?なんかワタシが習ったころは、石原寛治などの陸軍が勝手に起こした事件、それにひきずりこまれた・・むにゃむにゃってうやむやに責任転嫁しておりましたが・・・
ロシアのウクライナ戦争がまったく理解できないとほとんどの人が思ってるんでしょうけど、一番同じようなことをしてる国だから一番わかりそうなものですね。
映画自体はかなり当たったらしく、伝記映画なのに続編がいっぱい作られるという謎の展開を見せています。
アクション映画なのに重苦しくてシリアス映画なので、あんま楽しい、とかそういうんではないですね。ちゃんと作られてはいます、が確かに日本人は見るのがしんどい映画なのは間違いない。中国人は胸がすく思いで見れるのかもしらん。