謎の多い詩集、マザーグース。聖書、シェイクスピア、の次に引用が多いのがマザーグースらしいですわ。
これがマザーグースだ!という決まった本はなくて、いろんな昔の短い歌やら詩やら、ただのダジャレやら、を集めたものがマザーグースです。
特に日本語になりずらい本としても有名、というか英語以外では意味が全く通じない。その英語も昔の英語なので、今となっては意味不明のものも多いし、そもそも意味がないものも多い。
この意味がないもの、ってのをナンセンスものというのですけど、これが日本には全くないユーモアのジャンルですね。なにかっちゃあ意味を求める、強引にこじつける、東洋のやり方の真逆。まったく意味がない連想ゲームみたいなもんですわ。
幼児向けの英語の教材とかでも登場しますが、これはまったくオススメできません。マザーグースの英語はトリッキーすぎる、普通の英語、とはまったくかけはなれております。
けどもいろーーーーんなものの元ネタになったりしてるので、とりあえずは知ってないと話をうまく理解できません。
わらべ歌、とか童謡、とかでありがちですが、実は怖い意味がある・・・みたいな都市伝説も非常に多い。
でも一番こういうのがネイティブ以外には伝わらないもんですね。