2024年4月4日木曜日

1868 little women 若草物語

  英語で児童文学を読んでみるか、という軽い気持ちで手を出したのがまちがい、こんな長い話だとは思っていませんでした。

 まぁその前に聖書も読んだのでそれよりはマシとは言えますが、相当きつかったです・・・pdfで850ページくらいある・・・。



 内容は、マーチ家の4人の姉妹が、成長していくっていう話です。

正直言って全然おもしろくありません。進研ゼミのマンガみたいに、要するには恋愛、結婚、家族、子育てが、女の全てなり。良い男と結婚すると、あらゆること全てがうまくいく。

 恋愛ものも家族ものも大嫌いなワタシにはめちゃくちゃキツかったです


 けれども、女性、が興味を持つものは結局のとこそれしかないってわけです。戦争も金儲けも、遠い世界のことで、大事なのは恋愛、恋愛、恋愛、結婚、そして子供。

 これは男がいつまでたってもバトルや戦争の話しかしないのと同じで、絶対に変わらないということなんです。


 正直ここに絶対に埋まらない溝がありますね、女性は恋愛が人生の全て、だと思ってるが、男それはたくさんあることの一部です。そんなずっと恋愛のことばっかり考えてるバカはいません。


 それと、あとはプロテスタントの精神というわけです、清貧、労働、信心。清く正しく生きればすべてがうまくいく、という、文字通り、信仰、盲信ですわね。

 でも結局のとこ、その狂信、がアメリカを作ったのです、真面目に働くやつがいなけりゃ、どんな社会だってうまくいくわけない。でも次第に、それが崩れていく時代でもあります。バカ正直に働くやつを利用して、金儲けしようって悪く立ち回る人々が現れる、資本が巨大化して、めちゃくちゃするようになり、やがて世界恐慌で破滅が訪れる。

 その破滅の前の善き時代、の産物なのだと言えます。