初代トイ・ストーリー。ワタシ見たと思ってたんですけどどうやら見てなかったようですね。
これは売れるわw
1995年、20年以上も前です。この時代に、ここまでのアニメーション作るのって、むしろ今作るよりもめっちゃくちゃ難しかったと思いますね。ノウハウ、みたいなものが出来てない、ソフトをプログラミングするところから始めなかったと思われます。
よってCGはもちろん現在と比べると荒い感じがしますけれど、当時としてはスーパーレンダリングに時間がかかったのでせう。だってWIN95の時代だものな・・・すごいとしか言いようがない。
もちろん関節の動きの不自然さを、おもちゃ、を主人公にすることで、自然に見せるというトリックが効いております。
80分程度に短くまとまっているのも最高に良い。ワタシはいつもは映像はだるいので1.5倍速で見るのですけど、ノーマルスピードでも、だるさを感じさせない。テンポが良い、スバラシ。
ワタシはこのテンポっていうのが、映画監督の一番重要な才能だと思いますね。テンポが悪いとどんだけ良いことをいってたりシナリオが良くても、なんか見るのがきつい。最悪内容がなくてシナリオが悪くても、テンポさえ良ければ見れてしまう。
要するにはアクション映画なんですが、台詞回しなども気が利いている。絵コンテチームの技量も高いです。
とにもかくにも恐るべき完成度。このトイ・ストーリーからアニメーションは3Dが主流になりましたけれどさもありなん、これはエポックメイキングな作品でしたね。