メタルギアソリッドのナンバリング3作目。
スネークたちのクローンファーザーである「ビッグボス」の過去が語られるという物語です。
途中から過去に話が戻るってのはスター・ウォーズ以来ナンバリング作品では必ずある展開になって参りましたね。
未来のことを描く、ってのは、禁じ手です。未来であればあるほど、嘘っぱちばっかりになってリアリティを失う、そんなの当然の話で、知らないことを描きようがない。過去の物語、のほうが圧倒的に資料がある、ありすぎるほどに。
20世紀ってのは映像の世紀、特に戦後のことはあらゆることが記録されてると言ってもいいです。調べればなんでも出てくる。
なんだか今回のメタルギアは007の映画でも見てるみたいな、懐古趣味って感じです、古き良きアクション映画って感じ、メタルギア2、みたいなSFっぽい世界観は鳴りを潜めて、伝統的なアクションと物語になりましたね。
確かに良く出来てはいるんですが、う~ん・・・、裏切りが無いというか手堅くまとまってるなぁって感じがしますね、ゲームとしての表現も、ほぼ完成していて、完成しちゃったなぁっていう感じもある。
普通のゲームっぽい気がする。ワタシ的には2のほうが挑戦的で良かったかなぁと思いました。