荒野の七人の続編、荒野の七人は、七人の侍へのオマージュ。
オマージュというかリメイク作品なのに続編を作っちゃうってのがいかにもアメリカ的な発想だと思いませんか?人気ある限り続けりゃえぇやんっていう。
金になる限りとにかく続けさせる、というジャンプ思想はアメリカから来てるみたいですね。
それはともかくこの映画プロットがものすごい荒い。スカスカの台本でやっている。2ページくらいしかないんじゃないの?ってくらい。
けど俳優の味はものすごいある、ユル・ブリンナーは続投なんですが、相棒役としてロバート・フラーが出演してるんですが、この人マンガみたいな、ザ・アメリカン、ザ・カウボーイっていう面をしてますね。
CGみたいに私達が思い浮かべるアメリカ人っていう顔。
この時代はそれだけが勝負ってとこもあるから、俳優の顔にパンチがありますね、こうカメラにぱっ、と写った時の写りこそすべてっていう感じ。
評価はやっぱり続編としてプロットが荒すぎる!ってことで散々なんですが、ロバート・フラーのアメリカンっぷりを観るだけでも価値があるかも。