ファミコンで発売された、戦車に乗って戦うRPGのスーファミでのリメイク作、よってリターンズ。
竜退治はもう飽きた!、というドラクエを完全にライヴァル視したゲームであります。
自由度がとにかく高くて、ストーリーはほぼ無いと言っても良い。戦車を乗り回して世界を旅して、賞金のかかったモンスターをハントして金を稼いで、戦車を強化して、ラスボスを目指していくって感じです。
攻略の順番とかもほとんど無視していくことが出来ます、通行止めの場所とか無いので。いきなりバカ強い敵が出てきてすぐ死ぬってのは、サガシリーズっぽい。強い武器、戦車を手に入れうだけで戦闘力が爆発的に上がるという、ドンパチなバランスもサガっぽいですね。
地道にレベル上げするドラクエの逆ということです。戦車が強けりゃいいので、レベルを挙げなくてもいい・・・ということではなく、戦車が通れない生身出なきゃいけない場所、ボスもいるのでやはりレベルは必要。
けれどレベルは戦車で強敵をぶっ飛ばして一気にドカンと挙げられるので時間はかかりません。
戦車をカスタムして戦うってわけで、非常に独特のシステム。スーファミらしくむっちゃ不便の点も多いです。いちいち戦車に乗り込むのが一苦労。アイテムの説明も端末で調べないといけないで面倒。
またUI周りも非常に面倒で、装備を変えたりするのでも手数が非常に多い。
でも戦車のカスタムの仕様など非常に凝っています。まず穴を開けないと大砲などが装着できなかったり、武器に重さがあり、エンジンやシャシーの性能も大事など、むっちゃわかりにくいですが、奥深いシステムとなっています。
ただ初見ではどれがどういう効果なのかまったくわからず相当むじぃ。どうカスタムすればいいかもさっぱしわからんでしょう。
なんにせよ、確かに脱ドラクエを掲げただけあって、非常にユニークで他にはない感覚のゲームです。
エンディングも、ラスボスを倒した後に、親父にあって、モンスターハンターを引退すると宣言すると終わる、という謎仕様。
ちなみにラスボスも誰一人ラスボスを倒してくれ、みたいに頼まれない、主人公が勝手にやったこと。
もうすでに世界は滅んでるので、世界を滅ぼしたマザーコンピューターを倒すのにどういう意味があるのかもわからん・・・・
モンスターハンター?
データイーストは消滅後権利問題で二転三転していましたが、現在なんとCygamesが権利を保持。なんでも保持するやんCygame、フロムとサイゲは最近非常に調子がよろしいですからね 、2025年現在、新たな新作も計画されているようで、まぢで息の長いゲームですね。