インドでいちばん有名な演劇。
というかこれ以外には存在しないと言ってよい作品。
でも内容は全然面白くはありません。
シャクンタラーという姫と王様が恋におちて、途中でバラモンの呪いによって王様はシャクンタラーを忘れてしまうけど、最後には呪いが解けてハッピーエンド、という非常にシンプルな内容。
でも面白くないのもそのはずで、内容はほとんどが詩、たぶん歌、で構成されていてたぶん、これはオペラ、というよりも、ダンスだったようなのです。
現代のインド映画でもおなじみのように、インドといえばダンス、であり、この演劇は踊りながら歌で披露されていたようです。
そうでなけりゃ面白くなさすぎる。
だから歌詞、だけ、しかも翻訳で読んだところで何一つ面白くないのです。西洋のオペラも内容はめちゃくちゃくだらないのと同様。
実際はどういう踊りで、どういう歌だったのかはもちろんまったくわかりません。
このシャクンタラー、だけがインドの演劇で有名になったのは、ゲーテの影響で、ゲーテがファウストのなかでシャクンタラーから引用みたいなことをしたおかげで、インド演劇のなかで、この作品だけが知名度があります。
というわけで、インド演劇、は台本だけ読んでも何もわからないということですね。