2026年10月5日月曜日

LSS25 バテン・カイトス 100% RTAを見た

  いろんなRTAがあるなかでも最も長いとされるRTAの一つ。


 タイムは337時間。


 でもいろいろ注釈が必要でして、なんでこんな時間がかかるかというに、ゲーム内に潤いサラサラシャンプーというアイテムがあって、それがんとゲームを2週間プレイしないと手に入らないという悪魔の代物。


 ようするにただのギャグ要素だったのですが、これがこの悪魔じみたRTAを生むことに。

何が、どういう結果を生むか、それはやってみないとわからないというバタフライ効果の明確な例ですね。

 

 じゃあほとんど放置なのか、というと、まぁそうなのですが、そのゲームタイマーをいかに止めないでコレクトアイテムをすべて集めるか?ということになり、いろいろ要素はあるのですが、要するには ほぼメニュー開閉縛り、ですね。

 メニューとかセーブとかそういうシステム的な画面ではゲームタイムが止まるので、そういうのを極力縛って、収集要素をすべて集めてクリアするというルール。


 以前このゲームについての普通のレビューを上げましたが、とにかく戦闘テンポが悪くて、ひたすら時間がかかる、というのがこのゲームの特徴。

 普通にシャンプー抜きでも100%達成には100時間くらいかかる。メニュー縛りだとたぶん150時間くらいかかるのですかね?このゲーム収集やりこみ ネタ要素がとっても多いので。


 要するに狂気じみたRTAなのです。まぁ実績全解除とか狙うと普通に1000時間かかるみたいなものはたくさんあるだろうけど・・・、まともそれをRTAすると死人が出ますのでね。

 

 このRTAはその特異な縛りとプレイシステム、いろんな歴史によって、界隈では非常に知名度が高いのです。

 ワタシも全部しっかり見てはいませんが、一応飛ばし飛ばし最後まで見た。RTAやゲームが好きなら一度は見てみると良いでしょう。こんな世界があったのか・・・って感じ。

 これに限らず、探してみると、そんな世界があったのか・・・ってのが一杯ありますね。音楽ゲーの行脚システムとか・・・


 たぶんオスカー・ワイルドが、批評が作品を作る、と言ってました。

シェイクスピアにしたって、見た人が、膨大なコミュニティとなって、このセリフはこういう意味では??って作品世界をどんどん広げていった、聖書もその典型。

 そうやって作者だけのミクロコスモスがどんどん多重的な世界となるということなり。


 ゲームもそうで、プレイヤーやファンが新たな楽しみ方や解釈を発見して作品世界を広げていく。

 やはりコミュニティが、大事で、そういうと人数、が大事なように聞こえますが、実はそうではなくて、ハードコアファンがいることが大事なんですね。

 何百年も残っているものって、大人数のファンがいたからではなくて、ハードコアファンがそこそこいて熱心に保存してたってことが多い。


 このRTAを見てしまうと、タイム12時間、とか見ても。短いな・・一日で終わるじゃんって思ってしまうようになりましたねw