三国志で誰が好きか?と言われると
だいたいまぁ
孔明、関羽、曹操、趙雲、張飛、夏侯惇・・あたりが上位に来て
司馬懿、を上げる人はかなり少ないと思われる。
だいたい孔明が主人公なんで、そのライヴァルである司馬懿がヒールに描かれがちなのもある。
しかも司馬懿の戦い方が、魏、という大国のそもそもの地力の強さを利用した、守りや耐久戦法を好むことからも、派手さに乏しいというのもある。
だけど、「天才」、孔明と戦うに及んで、戦わない、鉄壁。というやり方、これはやはり非常にクレバーと言えますね。どんな天才でも、相手のほうが最初から数で勝っていて、しかも守りに徹して、しかもホームである要塞から出てこない、となれば、手の出しようがない。
孔明の罠、を仕掛けようもないのです。
結果的に、クーデタによって司馬懿は曹操を裏切って、魏を乗っ取った、という形になりましたが、それはやはり、曹操の後継者が無能だったからです。曹丕はまぁまぁでしたが、それ以下はグズ。
まぁこれも、司馬氏がグズだった、と歴史に書いてるだけで実際どうだったかわからんとも言えますが、結果的に司馬氏に乗っ取られたということだけでもやっぱり無能だったとも言えます。
これは結構でも司馬懿と諸葛亮、決定的な違いと言えます。
諸葛亮はご存知、劉備の子どもが、アホ、の語源ともなった阿斗、で無能だったのですが、仁義、にやかましい諸葛亮は、断固として、阿斗、を廃位させないで、自分だけでなんとかしようとして、結果的にそれが蜀を滅亡させることになる。
司馬懿は曹操の子孫たちに見切りをつけて、実権を取りに行った。短いながらも晋国、として生きながらえることになった。
もちろん世間は、やはり筋を通す諸葛亮はえらいってことになるんでしょうけど、ただ自身の潔白を守るために国を滅ぼしてるのは、これは無能な政治家とも言える・・・
この司馬炎は司馬懿の子孫で結果的に晋の初代皇帝になるわけですが、ぶっちゃけたいして何もしてないともいえ、すべては司馬懿の描いた絵を実現させたという感じですね。
三国志、どうやって終わったか、というとなんか曖昧に終わるのですが、だいたい諸葛亮が五丈原で死んで終わってしまうのですが、実際にはどうだったか?という物語。
ぶっちゃけ、三国志の英雄が死ぬと、小物ばかりになって、三国すべて腐敗してざんない感じになる、というオチ。
確かに、息子、ならまだしも、孫世代になると、なんでそもそもジジイ達は戦争してたのだ?ってどうでもよくなって、すぐに降伏してしまったのですね。蜀はそんな感じで、すぐに腐敗し、速攻で降伏。
呉も、内輪揉めでもめにもめて自壊って感じです。
というわけで、ぶっちゃけ全然面白くありませんw でも別に作者のせいとかではなくて、この三国史の終わりが、面白くないのです。これは歴史なんだから、誰のせいでもないというか、得てして、歴史だからこそ最後は残念な感じで終わるもの。人類の滅亡も、派手な終わりではなくて、ただただじわじわと衰退することでしょう。
三国志、の終わりがどうなったかを知りたいもの好きしか読みませんわね。
ほいでこの晋っていう王朝もわりとすぐ終わって、五胡十六国時代になるのですが。この五胡十六国時代、日本に限らず、中国本土以外では、ほぼ情報が皆無なんじゃないですかね。情報がひじょーーーーーに少ない。歴史の教科書とかでもほぼ1行で終わらせてるんじゃないですかね。
次の行では隋になっていて、さらに次のページではもう唐になっている。ほうで唐になるといきなり膨大な情報が溢れてくる。
でもこの隋が出来るまで、実は300年もあるのです。それがほぼ3行くらいで終わる。ほんとう歴史って、情報の偏りがいかついのですよね。
とにかくハチャメチャで無茶苦茶な時代だったということだけが伝わっている。