2012年8月15日水曜日

pereat mundus 創作ノート 1 ネタバレ

ソアラ イメージボード

作ってるところのほうが、完成された作品よりも面白いというのはよくある話。というわけでpereatのメイキングをここに流していきます。完全にネタバレです。完成した時にありのままで見たい人は避けるべし。


 今調べてる資料、完全に古典に偏りましたね。

ヴェルギリウス 「アエネイス」
新約聖書
D 創作ノート (筑摩全集 18)


 神なしで道徳をどうやって導くのか、という初期ウィトゲンシュタイン的なテーマがこの作品のけっこう重要な部分で、キリスト倫理、けれどキリスト以前の社会にも道徳は一応あった・・
 そう古代の文明も多神教の神から道徳を導いていたのならやはり、神なしの道徳のあり方を見つけることは出来ないのですが・・・それを今探しています、ホメロス、ヴェルギリウス、プラトン、アリストテレスあたり・・・
 たぶんアリストテレスはニコマコスで神無しの道徳を語っていた気がする、ホメロスなどの英雄物語でもまた・・英雄としての道徳がある・・・、けれど英雄と野蛮は同じものじゃないのか?