2020年5月30日土曜日

2019 中華オタク用語辞典   はちこ

 中国のオタク用語を解説した本。 中国にもオタク文化がかなり流入してるってのを初めて知りましたし、オタクの考えるプログラムってのはだいたいどこの国でも同じプログラムなんだなってのもわかります

もちろん中国独特の文化ってのもありますね、やはり最大は共産主義?だってことですけど。それと大陸はアイランドよりもやっぱりドライだなって思います、アイランドは常に湿っぽいものを好む、ようするに精神論と感情論です、大陸は乾いてるので、まぁごちゃごちゃいってるけどカネだろ、っていうふうな調子。

アイドルがカネになるってことを、産業界が気づき初めて、社会全体がそれを後押しするようになっているという分析はさすがだなと思う。
 アイドルと同じものが欲しい、っていうふうになって、ファッションのみならず他の産業も潤うというわけ。

 これは贋作のロジックに似てますね。オークションで絵画を売る人間は、偽物よりも本物のほうが高く売れるので本物だ、っていう。鑑定人も鑑定料をもらってるので、本物だっていう、売る人間も、偽物よりも本物だっていうので、みんな本物だっていう。買った人間も本物のほうがいいので本物だと願う。偽物だ、って正直に言うことで得する人間が誰もいないので、偽物である、という事実、を書き換える。アイドルも同じことで、カワイイくて素晴らしい、って言うことでみんな得するので、アイドルは良い、ってことになる。社会全体がアイドルは良いもの、カネを出せ、という圧力をかける。

まさしく虚像、偶像、アイドル、というコトバ通りになっている。

マーケティングだのビッグデータだの言いますが、結局美男美女で宣伝するのが一番効果ある、という一番原始的なセックスアピールに戻ったというわけ。知ってるわそんなこと!!


 それと中国の検閲はどんどん悪化してるみたいですね、日本も検閲、検閲!!あれもダメ!これもダメ!ってなってますが中国はもっとひどいよう。だってグーグルもYOUTUBEも使えないんですものね、むちゃくちゃですわ。

 中国の本当の狙いは、実は検閲ではなくて、外国の会社じゃなくて国内のサイトを使えよ、っていうネット鎖国なんだと思ってましたが、っていうか最初は本当にそのつもりだったんでしょうけど、なんかキXXXの連中が、本当にわいせつなものは全部だめ!!

 健全な青少年

 っていうユーベルマンシュ的な目標に引きずられているようです。

また文化大革命を繰り返そうとしてるっぽい、おそろしいこと。それって経済的にも自殺行為ですからね、結局鎖国、保護主義ってのは経済的自殺でしかないってことをいやってほど悪い例を見てわかったはずなんですがね。」

 アメリカはそういうことは賢くて、結局アメリカって国は自分の国が得をするかどうか?しか考えないから、エロが売れるならエロを売る、戦争がカネになるなら戦争をする、合理的です。


 なにが面白くて中国人は日本なんか来るのだろう?ってワタシは思ってましたが、そういうことなんだなぁって納得しました。ワタシも大陸の人間だったら日本じゃないにしろ、脱出を目論むでしょうね。

 でもそんなに、わいせつ、に厳しいなら、もう外国への渡航も禁止になりそうなもんですけどね、しこたまハードディスクにわいせつを詰め込んで帰ってくるだろうから。まさか空港でHDDを全部チェックするわけじゃないだろうし。


 ともかく中国がまたやばい方向に向かっとるなぁってのがちょっと理解出来た、何を香港の人たちが揉めてるのかも、ははぁ~ん、そういうことなっていう。中国がまた没落することを願ってるアンチは喜ぶでしょうけど。

 

2015  艦隊これくしょん -艦これ- (アニメ)

 ソシャゲの艦これのアニメ版。

 今!?って話ですが見ました、もう5年も前の作品なのですね。


 ソシャゲのアニメ版なんてファンのためのもので、アニメとしてはまぁ全然おもしろくないし、面白いものをファンも期待してないでしょう。そんな深刻な展開とか複雑なプロットいらねぇよって話。キャラアニメなんだし。

 ソシャゲといっても、まぁギャルゲーみたいなものなので、とにかく、カワイイ感じを出せれば良いという感じだと思います、これでもまだシナリオを重視しすぎだと思いますけどね、もっともっと何の物語もない、全編水着回、みたいな、なにこれイメージビデオ???って感じの作りでも良かったと思うのですけどね。



 ソシャゲ自体はワタシは艦これちょっぴりしかやってないですね、正直何がおもろいのかちっともわかりませんでした。軍艦に詳しい人には楽しめるのかもしらん。あと信長の野望みたいな感じのゲームが好きな人。
 ワタシはどうもあのギレンの野望とかGジェネみたいなゲームが苦手です、どういうふうに育成するのかは自由、あなたが指揮官だ!みたいなの。
 もっと前線で銃とか武器を持って戦いたい派なので。


 作画のスタイルは京アニのそれですよね、15年前くらいから、萌えアニメの作画スタイルはだいたいこれでもう最終決定したみたい、ところどころ3DCGが入りますが、これはいまいち。ただキャラの線というかパーツ、が多いので作画は大変なんでしょうね、アニメで動かせるタイプのデザインしてないやつが多いし、全然ゲームと違うわけにもいかないですしね。

 もう面白いアニメとかを作る時代で無いのかもしらん、あつ森、とかを見るように、明確な敵がいてそいつをみんなで倒そう!ってのがダサい、もっと別の楽しさ、を見つけようぜってことなのかも。
 敵、いないし。現実的に。戦争ないし、現実的に。時代に合ってないですよね、戦争ものって。今の時代にどんなものを作るのか?いとむずかし。

 

2002 幻想水滸伝3


  幻想水滸伝シリーズの三作目なんですが、ワタシは完全にスルーしてましたね、1も2もやったのになんでかわかりませんが、存在すら知らなかった。


 いないと思いますがこれからやろうという人にこれだけはアドバイス

真・火の紋章の継承者はヒューゴにすること、ゲドは雷担当だし、クリスにつけてもクリスは火の魔法のレベルが上がらない。

あとトーマス編、を最優先でプレイすること。トーマスがめちゃくちゃ弱いので、他のストーリーで仲間にしてしまうとトーマスの仲間がいなくなりすげー苦戦する。別にトーマス編、はクリアする必要は無いんですけど。


 非常にトリッキーなゲームでして、1、2の幻想水滸伝とは全く違うゲーム、まじで何の関係もないと言ってもいいと思う。仲間が108人いるよ、っていう、本当にコアの部分だけです。

 戦闘システムもめっちゃトリッキーでして、二人一組のバディ、が3組、のスリーバディ・システム。は?って感じなんですが、さらに、場所、の概念があり、移動、とか呪文詠唱、の時間なども計算されます。攻撃したくても、敵が手前に突っ込んで来た場合、そいつを先に攻撃する。つまり攻撃したいやつに攻撃出来ない。さらに攻撃を食らうと呪文詠唱が止まるなど一筋縄ではいかない。
 あとめっちゃすぐ死ぬ。一撃即死級の攻撃がザラ。雑魚にもいきなり強敵が現れたり、イベント戦闘の敵がだいたい異様に強かったり、負けイベかと思いきや、勝つこともできる、というどっちでも可、みたいなのが多い。負けイベントの数が異常に多くて、勝てるのはラストだけ、ほかはすべて負ける。めっちゃ腹が立つ。
 さらに強化システムも特殊、金儲けの方法も特殊、、単純に雑魚をボコってレベル上げしてもたいして強くならない。FF8みたいな、やり方、がわかるとすげー爆裂すぐに強くなるし、闇雲にやってもうまくいかない。カネが足りない、と思いきや、めちゃくちゃお金が余ったり、いきなりものすげー強力な装備が手に入ったりと、なんかおおざっぱというか、ピーキーというか、非常に尖った作品となっております、結構有名なタイトルの3作目のはずなのに、ゴリゴリに尖ってる、なんじゃあこりゃあ。

 さらにゲーム全体の構成も複雑で、ドラクエ4みたいにそれぞれの物語があって、最後にみんなで戦うってスタイルなのですが、進め方の順番がフリーで、さらにそれぞれの物語がわりかし長い。そして予想通りパーティを分割したりもしないといけないので育成が非常にめんどい。

 さらに昔のゲームなので親切さが全然ない、まだまだこういう3Dロープレ、ってののノウハウが出来上がりきってないころで、移動、がめっちゃめんどう。ルーラ的な移動が無くて(すごい制限があって)非常に時間の無駄。

 とにかく問題点も山積み、グラフィックも相当荒い。けどいい部分もまぁまぁあって、他のゲームにはないオリジナリティっていうのは相当あります、そこを評価すべき。


あとラスボスは結構強め、この時期のゲームとしてはかなり強い。なんの対策もしてないと瞬殺。敵の回復役が空を飛んでいて物理攻撃が出来ない、というとんでも仕様なので、対策してないとそもそも攻撃すら出来ない。かといって魔法もたまに反射する、というむかつくボスです。
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幻水の1、2、ってワタシのイメージではなんか女子ファンが多いイメージなんですね。あんましはっきり覚えてないのですが、親友のイケメン二人がいて、その稚地味の女の子がいて、女を取り合って争って、最後には女が死ぬ、っていう
「わたしのために争わないで!!」
 って口では嫌がってるけど、内心はこれこれぇ!!って女が一番喜ぶタイプの物語だったような気がします・・・。ワタシの幻水のイメージってそういう乙女ゲーチックなエモい感じだった思い出。

 3はまったく違う、何もかも違います。ただ物語がわりかしシリアスで、すぐに死ぬ、ってのだけは同じな気がする。緻密に構成されてる・・・ってわけでもないんだけど、えぇ!?っていう展開で、ベタ、ではない、これは確かです。超展開ってわけでもないんですが、普通こうだよね・・っていうのとは違います。
 えっ!?嘘なんかい!っていう嘘つかなそうなやつが平気で嘘をつく。しかもこの目は嘘ではない、みたいな展開なのに、やっぱり嘘だったりする、そんなのありかよ。

2020年5月29日金曜日

1992 アカギ 〜闇に降り立った天才〜

 実は完結してたんですね、アカギ。ずっと連載停止状態だと思っていたのですが、いつのまにか終わっていた。

 後半はむちゃくちゃですw

 いや、もうむちゃくちゃやぁ・・。

もはやまったく麻雀してないです。

 してないけど、なぜか読めてしまうこれが不思議ですね。


 でも続きが気になるのは、やっぱりオチがわからないからでしょうね、正義が勝つに決まってる、物語はクソほどある、どうせこっちが勝つだろ、って決まってるものはゴミほどある。

 けどアカギは、ちょっとわからない。最後にアカギが負けて死ぬ、っていうパターンもあるし、やっぱりアカギが勝つというオチもありそうに思える、どっちかわからない、最後の最後までわからない。だからむちゃくちゃやぁ・・・と思いつつも読んでしまいますね。

 そして結末は自分の目で確かめろ!w

2020年5月26日火曜日

2017 アズールレーン

 いろんな事情があって、アズールレーンというアプリゲームをやってます、いわゆるソシャゲ、ガチャゲ、スマホゲームってのをちゃんとやるのは初めてかもしれません。
 いろんなのに手は出してみましたが、何がおもろいねん、ってすぐにやめてしまったりしてたので。


 このアズールレーンっていうゲーム、中国の会社が作ってるんですね、艦が美少女化されて戦うってのは、艦これの丸パクリ、その他のシステムみたいなのもものすごいパクリっぷり、ただ戦闘システム自体はまったく違って、艦これはターン制のバトル、アズールはシューティングです。

 育成シューティングってのは珍しいジャンルであんまし見ないですよね。ゲームとしてはアプリゲームの中ではダントツ面白いと思います。あとインタフェースのデザインもそうですし、キャラでのイラストのクオリティも無茶苦茶高い。中国の絵師が描いてるのか?いろんなところからイラストレーターを採用してるのかわかりませんが、絵のレベルはひじょーに高いですねぇ。


 中国のゲーム、っていうのをやったのも初めての経験かも、今まで中国のゲームって触ったことないのではないか?

 最初の敵、が日本軍ってのもさすが中国のゲームやなって感じです、中国では日本はナチスみたいなもので、ゾンビと一緒でなんの罪悪感もなく殺していい、便利な敵キャラなんですわね。でも日本軍のキャラも手を抜いてるわけではなくて非常にレベル高いです。

 総じてレベル高いぜ、中国、優秀ですね。

 ネットの技術では圧倒的に中国が強いってワタシは昨今言ってますけど、中国人の能力が高い、ってわけじゃなくて、やっぱり数、ですよね、平均的にはどこも同じなのですが、100分の1から選ばれるのか、1000分の1から選ばれるのか、どっちが優秀かなんて自明ってもの。


 ただ中国のコンテンツってのはやっぱり弱点があって、最大の弱点はエロ禁止。艦これは壊れると服も脱げるっていうソフトエロ要素がありますが、アズールには一切エロは無い。さらに政治的な発言も禁止。これはまぁ好き好きですけども。
 エロも禁止だし、そもそもキャラクターの露出もやや少ない感じ、いかにもエロ担当っていう服の面積少ないキャラもいない。普通の水着、が限度なんでしょうね。


 実は世界で一番アニメを作ってるのは中国らしいのですが、やっぱりエロ禁止、はでかくて、中国アニメ、にふれることってほぼ皆無、アニヲタなんてほぼエロ目当てでしか見てないのですし。

2020年5月25日月曜日

1983 007 オクトパシー  007 Octopussy

 007シリーズ映画13作目。

 小説は短編小説からとられております。

 例によって短編原作なので、いくつかの物語を組み合わせてるみたいで、なんだか映画としてはすごいはちゃめちゃです。ごちゃごちゃもしている。
 途中編集でぶっこぬいた?ってくらい、つながりが突然で、いきなりやないか?みたいなものもあり、さらにヒロインもおばさんですし、ロジャー・ムーアもなんだかいきなり年をとりました、そろそろ限界か・・・?


 でもアクションは張り切っていて、飛行機につかまって空を飛ぶってのは30年も前にトム・クルーズより先にボンドがやっていたのですね。

 どうやって撮ったのかわかりませんが、とりあえず無茶苦茶危ないってのは伝わりました、まぢでどうやって撮影したんでしょう??


 シリーズの中でもあんまし不人気なのもうなづけますね、なんかちぐはぐ、おじさんおばさん張り切りすぎ。もっと若くてピチピチのボンドとカワイイ女を見せてよ、っていうのがファンの心理でしょうね。オクトパシーというタイトルもなんだかいまいち感がいなめない。

2020年5月16日土曜日

2001 クラッシュ・バンディクー4   さくれつ!魔神パワー

 懐かしゲーム祭り。

 クラッシュシリーズ4なんか出てたのか。子供の頃によくやりましたねー。ようするにマリオのパクリなんですけど独特のアクションがあるゲームです。

 ワタシが何が得意っていうとアクションが得意なんでお茶の子さいさいですね。苦手なのはシューティング。あの弾幕系ゲーム得意なやつらってなんなんでしょう?うまいっていうかどこが安全地帯化覚えてるだけなんでしょうけど、相当マゾじゃないと出来ませんよねあれ。

 4は乗り物にフィーチャーしてる感じで乗り物系ステージがほぼ7割くらいあります、ぐるぐる回るボールとかロボ、飛行機、ホバー、宇宙船、爆撃機、潜水艦・・・アクションゲームといえば、ってのいうのが詰め込まれております。


 このゲームアメリカが作ってる、みたいだ、多分。洋ゲーなんでしょう。洋ゲーっぽくないですけどね、親切。

 洋ゲーってなんであんなに不親切っていうか投げっぱなしな感じが多いんでしょうかね、街を完全再現したオープンワールドだ!何をするかは自由!みたいなゲームアメリカ人はよく作りがちですが、あれ何が面白いのかワタシはあんましわからん。本当にシカゴだ!NYだ!ゴッサムシティだ!西部開拓だ!・・・うん・・・だから何??ってワタシは思うのですが、好きなんでしょうね、本当の街を再現するのが・・・。

2020年5月14日木曜日

2015 ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション Mission: Impossible - Rogue Nation

 テレ東、テレ東、ときてシリーズ最新作は他のチャンネルで放送されてましたね。


 まぁ正直駄作でしたわね。前回のゴースト・プロトコルのほうが断然良かった、パワーダウンしてしまった。

 シリーズものってのはこういうとこが難しく、前のほうが良かった、ってすぐに比較されてしまいます、それ単体で見たらそれほどたいして悪くもなくっても、ターミネーター4はクソ、なめてんのか、ロッキー5ゴミ、シリーズを汚した。FF11しょうもない、FFオワコン、みたいなことを言われてしまいます。


 それでもシリーズものは知名度、が高くなるっていう利点もあります、アプリゲーム、とかを検索してみると、まさしく有象無象の作品が爆裂インフレ状態。
 そのなかでまったく聞いたことがないタイトルに手をだすか?というと難しいですよね、やっぱりFFとかポケモン、とか知名度の高いのを手にとってみがち。


 しかしいわゆるガチャゲー、とんでもない勢いで量産されてますよね、どれも同じやん・・とも思うし、こんな勢いで事前登録キャンペーン!!みたいなことやってて採算とれんのか?とも思います。

 が、ワタシもついにガチャゲーに手を出してみました。まったく関係無い話してもうた。


 とにかくどうもなんか、地味な映画になってしまいました、まずロンドンが舞台なんですがロンドン見飽きたんですよね、っていうかヨーロッパとアメリカ見飽きた。新鮮さが無い。ゴースト・プロトコルはクレムリンが舞台だったので新鮮な感じがしたんですけどね。
 あと例によって長い、アクション映画で130分は長すぎ、アクション映画は80分、これが鉄の掟です。

2020年5月11日月曜日

1981 007 ユア・アイズ・オンリー For Your Eyes Only

 007映画第12作、小説は長編ではなくて短編集から再構成したものとなってます。

 そういうわけもあって、なんだかいくつもの物語がオムニバスになったような感じ、いろんな場所を飛び回りつつ、スカイダイビング、マリンダイビング、スケート、カーチェイス、スキー、バイアスロン、ロッククライミングまで、いろんなことをめっちゃやってます。ヒロイン的な人物も何人も登場します。

 前と同じじゃん、って言われないためにあらゆる手を尽くしてるって感じですね。逆を言えば、なんでもやりゃあいいってわけじゃないのでは?とも思う。


 007シリーズもついに80年代に突入しますが、映画業界ってのは80年代なかばに激変するのですよね、いわゆるスピルバーグ、ジョージ・ルーカス、キャメロン、の三人によるエンタメ映画の大流行です。それまで、のエンタメよりもさらにエンタメっていうのか、大人向け、じゃなくてさらに万人向け、になったっていうのか。
 映像技術もコンピューターが投入されて劇的に変化する・・と、映画が面白くなくなる、という人もいますし、面白くなったという人もいますでしょう。映画ブームであり、映画離れ、でもある。二極化ですね。


 ワタシはどっちとも言えませんね・・・キャメロンはやっぱ仕事するよなぁ・・とも思うし、CGなかった時代のほうがなんかスリリングだったのになぁ・・・とも思う。ともかく、俳優パワー、による大スターの時代ではなくなりましたね、俳優の演技なんかほとんどどうでも良くて、プロダクションのカネのかけ方、が映画の主軸となりました。


 関係無いけど3D映画とか、VRとかブーム一瞬で終わったなぁ・・結局アバターだけでしたね。

2020年5月10日日曜日

2016  Finding Doryファインディング・ドリー

 ファインディング・ニモの続編。

 あんまし、流行ってなかったような?そんなに聞きませんでしたね?

 でも出来はやっぱりピクサー抜かりなし。

記憶障害がある、ドリーが主人公です。

大きくいうと障害者ものですよね、魚ですけども。

 だいたい賞を取れるパターンってのは決まってて、戦争、病院、監獄、子供。これです。はい賞取りに来たパターンね、ってすぐわかる、障害者ものってのも病院ものの亜種ですけど、すぐに賞取れる。


 パターンは同じで、障害がある人でも得意なところや良いところがあるよ!みんな違ってみんないいやっほい!

 これです、もう障害者が出てきた時点ですべてよめる。そしてそれ以外のオチなんてつけようが無いしね。


 まぁそれはいいとして、ここ最近のCG技術はもう完全に現実、を凌駕してまして、写真よりも綺麗、です。普通の現実ってのは彩度が低いのですよね、もっとベターっとした感じ。CGは加工された現実なんで、すべてがキラキラ、スタンドアウトしてコントラストも高く、美しいっちゅーわけ。
 水、ってのは一昔まえまでむちゃくちゃCGで再現するのは難しかったのですけど、現実の水、よりも綺麗。いわゆる絵力、がありますね、CG見てるだけで綺麗。内容が仮につまんなかったとしても、絵だけ見て楽しめます。


2020年5月6日水曜日

2011 ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル  Mission: Impossible – Ghost Protocol

 午後のロードショー。

 MIシリーズ、4作目。わりかし作数が出てるんですよね、たしか5、もやってましたよね。
 結構感覚が空いての続きもの。

 このタイトルにある「プロトコル」ってコトバ、日本語にまったくならない独特の英語的なコトバです。手続き取り決め、とか訳されますけども意味不明。インターネット・プロトコル、のアレです。


 今回はロシアの核爆弾が奪われて・・・っていういつものやーつですが、まぁアクション映画のプロットなんてどうでもよい。


  アクションは結構気が利いてるなぁって思いました。

なんかやたらと走ってる、という印象が強い、世界のいろんな都市で走り回る。やっぱり走る、ってのはアクションの原点なんでしょうね。
 アニメでも、最終的には走る、ってのがアニメーターの終着点とも言えます、もっとも最近はアニメーターは動きを描くよりも可愛い女の子を描くのが仕事ですけども。


 ただちょっと長い、二作分を詰め込んでるって感じで、いろんなものを詰め込みすぎですね。そしてよくよく考えるとほとんどの任務を失敗してる、最後にはもちろんうまくいくんですけども。見てるほうが疲れる。


 しかれども、結論としてアクション映画としてはよく出来てると思います、トム・クルーズ老けたなぁ・・・、けど実際よく働きますよねこの人は。実はやべーやつ、とか性格がエキセントリックだとか、カルト宗教にハマってるとか聞きますけども、とにかくストイックに仕事をやる人ですね。そこがまたやべー奴なのかもですがw

2020年5月2日土曜日

1979 007 ムーンレイカー  Moonraker

 小説では第三作、映画では第11作にあたります。 

1979年の作品ですが、映像技術がぐっと進歩したんだなぁってのを実感できる作りになってると思いますね。
 もちろん今の合成に比べればちゃちぃですけれども、合成じゃない、からこそのすごさってのがありますね。

 冒頭のスカイダイビングのシーン一体どうやって撮ったんだろう?なんにせよむちゃくちゃ危ない!ってのだけは伝わってきます。

 スタントが危ない!!っていうのは最近の映画ではまったく感じられないスリルですよね。

 また当時はすげー宇宙に対して楽観的だなーってのを感じます。簡単に宇宙に行けるぜ!たぶん近い将来こうなるだろう!みたいな調子で描かれているのですが、なぜかどんどん宇宙は遠くなってるって気がしますね。
 
 ようするにペイできない、支払いに対して見返りが少ないってわけで宇宙投資はどんどん縮小しております、ぜんぜんこの映画のようには行かない。ほとんど何も進歩してないんじゃないの?ってくらい遅々として宇宙開発は進んでない気がします。

 ミニチュアとかセットはすげー丁寧に作られとるなぁという気がする、物体、を作ってる分CGモデルを作ってるよりもやっぱり豪華に感じられる、人間が上を歩ける、階層構造的な構図って、CG合成だとやりずらいよねって感じますね。このセットでもむちゃくちゃカネかかっただろうなぁ・・・