小説では第三作、映画では第11作にあたります。
1979年の作品ですが、映像技術がぐっと進歩したんだなぁってのを実感できる作りになってると思いますね。
もちろん今の合成に比べればちゃちぃですけれども、合成じゃない、からこそのすごさってのがありますね。
冒頭のスカイダイビングのシーン一体どうやって撮ったんだろう?なんにせよむちゃくちゃ危ない!ってのだけは伝わってきます。
スタントが危ない!!っていうのは最近の映画ではまったく感じられないスリルですよね。
また当時はすげー宇宙に対して楽観的だなーってのを感じます。簡単に宇宙に行けるぜ!たぶん近い将来こうなるだろう!みたいな調子で描かれているのですが、なぜかどんどん宇宙は遠くなってるって気がしますね。
ようするにペイできない、支払いに対して見返りが少ないってわけで宇宙投資はどんどん縮小しております、ぜんぜんこの映画のようには行かない。ほとんど何も進歩してないんじゃないの?ってくらい遅々として宇宙開発は進んでない気がします。
ミニチュアとかセットはすげー丁寧に作られとるなぁという気がする、物体、を作ってる分CGモデルを作ってるよりもやっぱり豪華に感じられる、人間が上を歩ける、階層構造的な構図って、CG合成だとやりずらいよねって感じますね。このセットでもむちゃくちゃカネかかっただろうなぁ・・・