007映画第12作、小説は長編ではなくて短編集から再構成したものとなってます。
そういうわけもあって、なんだかいくつもの物語がオムニバスになったような感じ、いろんな場所を飛び回りつつ、スカイダイビング、マリンダイビング、スケート、カーチェイス、スキー、バイアスロン、ロッククライミングまで、いろんなことをめっちゃやってます。ヒロイン的な人物も何人も登場します。
前と同じじゃん、って言われないためにあらゆる手を尽くしてるって感じですね。逆を言えば、なんでもやりゃあいいってわけじゃないのでは?とも思う。
007シリーズもついに80年代に突入しますが、映画業界ってのは80年代なかばに激変するのですよね、いわゆるスピルバーグ、ジョージ・ルーカス、キャメロン、の三人によるエンタメ映画の大流行です。それまで、のエンタメよりもさらにエンタメっていうのか、大人向け、じゃなくてさらに万人向け、になったっていうのか。
映像技術もコンピューターが投入されて劇的に変化する・・と、映画が面白くなくなる、という人もいますし、面白くなったという人もいますでしょう。映画ブームであり、映画離れ、でもある。二極化ですね。
ワタシはどっちとも言えませんね・・・キャメロンはやっぱ仕事するよなぁ・・とも思うし、CGなかった時代のほうがなんかスリリングだったのになぁ・・・とも思う。ともかく、俳優パワー、による大スターの時代ではなくなりましたね、俳優の演技なんかほとんどどうでも良くて、プロダクションのカネのかけ方、が映画の主軸となりました。
関係無いけど3D映画とか、VRとかブーム一瞬で終わったなぁ・・結局アバターだけでしたね。