2020年7月6日月曜日

1989 バック・トゥ・ザ・フューチャー  PART 2  Back to the Future Part II

 バック・トゥ・ザ・フューチャーが好きなヒトっていますよね、たぶん今・・40才くらいの年代。スピルバーグ世代っていうのか。

 パート2はミライへ、っていう話だと思ってましたが、ミライに行くのは冒頭の20分ぐらいであとはまた過去へと向かう話だったんですね。


 まぁミライ、ってのを描くのは難しいですよね、当たり前ですが現在の技術ではミライのものが作れませんので。創造で未来図を描くってのは非常に難しい。

 どっちかというと戦後、未来予測ってのは下振れして外れることが多いですね。予想したよりもあまりミライは発展しない。
 60年代くらいにはもっとミライはすげーテンポで発展してくに違いない!21世紀には人間は月に住んでるし核融合エンジンも完成してる、病気はなくなり、年を取ることもない、みたいな途方もない夢を描いてたもんですが、2020年現在、セカイはウィルスに脅かされ、アメリカでは未だに人種差別のデモが起こり、そして今日は大雨で洪水におびえて暮らしてるというわけ。


 この映画はそんな暗いミライではなくて、バブリーで好景気、ノリノリんも80sに作られてますんで、暗いところは微塵もない。終始明るい。タイムリープものはすべてですがよく考えると無茶苦茶なんですが、とにかく楽しい映画作ろう!イェー!!みたいな陽のエネルギーで作られてますんで、そういう、なんか元気になれるっぽいものが好きってヒトに好まれてるんでしょうね。みんなが楽しんで作れば楽しいものができる、みたいなこと。