2020年7月1日水曜日

2019  パラサイト 半地下の家族 parasite

  そこまでみんながやいやい言うなら見てみよう、っていうか見ないと誰かにネタバレされそうなので見ました。

 アカデミー作品?賞をアジアの作品が初めてとったってことで話題になりましたが


そもそも、アメリカ以外の作品、が選考の対象になってたんだ?ってことを知らなかったですよね、ワタシも知りませんでした。外国語映画賞ってのもあるし、じゃあ外国語映画賞はなんなん?ってことになりませんか?

 それにセカイのすべての映画を見るって実質不可能だしどうやって選ぶの?ってこともあるし。

 まぁそんなことはどうでもよくて、映画の内容なんですが。

 まぁまぁです。

やっぱハードル上げすぎですよね、そんだけ良い良い言われたら、あぁ・・・なるほどねーっって感じです。悪くは全然無い。よく撮れてる。ちゃんとしてる。

 でも世界観がぶっ壊れるほどの衝撃、とかそういうのではない。あぁ、これよなー、韓国映画ってこれよなー、ビッグブラザー?でしたっけ?あれから韓国映画ってこれよなーって感じ。あぁまたこの血糊の感じだ、ってやつ。


 まぁそりゃ日本の映画に比べれば断然、爆裂、最高にクオリティ高いです。日本の映画みたいに、アイドルやらモデルやらをキャスティングで客稼ごう、ってことをしてませんもの、顔じゃなくてちゃんと演技力が評価される、俳優、って職業が存在してる。日本に俳優なんて職業ない、アイドル、アイドル、アイドル、声優、声優。ってとこでしょうか。でもそりゃしょうがないってことだと思います

 以前ある台湾映画で言ってましたが、日本はアニメーターや漫画家のプレミアリーグなんだ、って。そういうことだと思います、バスケやりたいならアメリカに、サッカーやりたいならヨーロッパに行けってことです。


 とにかく結論としては、映画の流れが変わるようなエポックメイキングな作品ではないってこと、ただ今年他にすごい映画が無かったんでしょうね、っていうかそんな毎年毎年すごい映画なんて出てこない。10年に一本くらいなもんです。

一つ前に見たラ・ラ・ランドと比べたら、そりゃ断然にこっちのほうが良い、だからアカデミー賞がそのレベルなら、そりゃアカデミー賞獲りますよ。