格闘マンガシリーズはいろいろありますけども、だいたいリアルファイト系と、ファンタジーファイトに別れます。
ファンタジーファイトってのは、拳圧による真空刃がぁ!!!ってやつ。そんなわけないやんってやつ。
このタフはそれが微妙でして、五年殺し、みたいないかにも中2っぽい技もあるけれど、地味でリアリティのある寝技の攻防などもあって微妙。寝技が多いってのがタフの特徴ですね、必殺技のほとんどは寝技、タイマンでは寝技が強い、っていう現実に即したものですね。ただ相手が多いと寝技は自殺行為。
刃牙も最近はファンタジーになってきてますが、まぁ格闘マンガってだんだんファンタジーになっていくものなのかもしれませんね。まじにリアルなこと言ったらでかくて強くて速いやつがどうやっても強いです。チビだけど強い、細腕だけど力がある、そんなのありえない。
ただ周りでタフを読んでるってやつ見たこと無い、刃牙はなぜか女子でも読んでる人が結構いたりするけれど?刃牙よりも作画は最初はへたっぴーでしたがだんだんと写実的でクセの無い絵になっていきます、写真加工を多用しておる。
スッキリして読みやすいと思うので、筋肉好きな女子にも受け入れられそうなもんですが、なぜか人気が無い。まぁかっこよくはない、でも刃牙も別にかっこよくは無い気がするけど・・・。
刃牙の真逆のマンガでもあります、わざとそうしてるのか?ってくらい。親父は親ばかでコドモの為に命がけで頑張るっていう親子愛マンガ。ワタシは個人的に家族ものってあんまし好きじゃないので、う~~む・・・。そして面白いのか?と聞かれるとそれもう~~~ん・・・、つまらなくは無いです。ただ必読、というわけでもない。
シリーズは第一部完ってな感じで、現在も続いております。もうすぐ30年近くやってる超長期連載になっておる、だからやっぱある層には刺さってるんでしょうね。ワタシの個人の趣味的には、まぁまぁ、ってとこです。