原作は1954年の小説なんですね。
いやこれバイオハザードですやん、いくらなんでもパクリすぎでは?と思ったあなたは間違い、この小説のほうがバイオの元ネタのようです。
ガンに対するワクチンが失敗して、疫病が流行し人類が死滅する、ここまではまぁわかる、でもなんでそれが凶暴化して、身体能力が活性化して吸血鬼?みたいになるのはまったく不明。そうはならんやろ、とおもふ。
そういう狂化したやつをダークシーカーと言うのですが、このネーミングのダサさが50年代の小説が原作って感じがしますね。
それにガン、ってウィルスじゃないからワクチンっておかしくない??ってのもありますけど、3回も映画化されているので人気の小説なんですね。
映画の出来としては
う~~~ん・・・
薄ない?
なんか内容薄すぎる気がする。ペラペラです、20分にまとめられたんじゃないの?ほとんどがウィル・スミスの一人芝居なのもしんどい。やっぱ映像、って会話、が主体なんですよね、たった1人生き残るっていうのは小説ではいいかもだけど、映像だとなかなか難しい。マンガでもモノローグばっかりだとダレる。
小説や、医療関係者の都市伝説でしかなかった殺人ウィルスのパンデミック、がコロナでまぁまぁ現実になって、まさにディストピアの未来が来てしまいましたが、まさかこうなるとは思わなかったでしょうね、昔のディストピアを書いていたSF作家も。
温暖化であつすぎて人が死にまくったり、ウィルスが蔓延して外にも出られなくなったり。小説が本当になってしまった、フラグを立ててしまったわけですね。
「・・・なんてね、まさかこんなことが現実になるとは思わないけど」
完全なフラグです。カナダで50度くらいまで気温が上がったってニュースがありましたけど、コロナとかよりも、ガチンコで一番やばいのは温暖化ですよね。圧倒的にもはや手遅れ感。
夏っていうと、夏休み!っていうイメージから、暑さで死ぬかも・・っていう心配しかないもの。
米中対立とか中東の治安とか言ってますが、そんなくだらないことよりとんでもない熱波と台風による飢餓、っていうのが一番ありそうな未来ですね。