トップガンの36年振りの続編・・・・
36年!?
おそらく続編が制作されるまでの最長記録なんじゃないですか、同一人物で。
何よりもトム・クルーズが36年も第一線で活躍してるってことがなによりのミステリーですね。やばいカルト教団の信者であり、とにかくやばい人物として有名なトム・クルーズ。でも俳優としての重要な要素だと思います。
なにか、危険さ、ってのを持ってるってのは。この人本当にアレなんじゃないのか?って思わせる、まさにそれが演技ってものですよね。これまじでアレなんじゃないの?そう思わせたら俳優の勝ちです。
すべて役作りの為なのかもしらん。まじでそういう「危険さ」ってのを持ったような俳優っていないですね、トムの他に今いないんじゃなしですか?
そういう危険なやつ、をすぐにさらし首にしようというのがSNSですから。現代はすべての人間がゴシップ記者みたいなもんですから、やばいやつは出てこれないですよね。トムみたいに圧倒的な資金力ですべてをベールに隠すってことができない、若手のやばめのやつってのはすぐにSNSに潰されてしまう。
それはいいとしてこの映画めっちゃ評判が良かったですね、みーんなおもろかった!最高だった!何回も見た!みたいなこと言ってましたから勉強のために見てみましたが・・・
確かに、まぁまぁ出来は良いです。空中戦はこれまでのどんな映画よりもリアル、CGもめちゃくちゃカネかかってるのでしょう、本当にどこがCGなのかわからん、これが今の最新の技術なのか、って感じ。1ピクセル単位で合成されてるのか、肉眼では合成のつなぎ目がわかりませんね。まぢでどうやって撮ったのだこれ!?ってなります。
まぁフルCGがすでに現実を超えて現実より美しい時代ですから何が出来ても不思議じゃない、むしろ実写があることによって合成が面倒になってるだけという気もする。
たぶんですけど全部CGなんじゃなくて何機か本物の戦闘機を使ってると思います、もちろん空母もリアル。これはハリウッドにしか作れない映画。
でもアクションの他、ストーリーとか話の構成とか、別にたいした物語じゃないような・・・、そんなに言うほどか???何回も見るか?って感じでした。戦闘機好きはまず見るべきだと思いますけど、ほかは別に・・・っていうのがワタシの感想です。
印象に残ったのは、もうすべてが無人機になって、パイロットなんてものはもう用済みになる、君が最後の戦闘機乗りだ、って言うシーンですね。
パイロットだけじゃなくて、俳優、っていうものもそうだと思います、トム・クルーズが最後の映画のスーパースターの世代。もうCGにとって変わられるでしょう。
アバターの新作もありますし・・・・、ただアバターの新作はめっちゃおもんなさそうで心配です・・・ジェームズキャメロンいよいよもうろくしたのでは・・・と怖くなる。見てないのでわかりませんが・・・。
**追記**
あとでちょっと調べてわかったのですが、CGじゃなくてトムはガチンコで戦闘機に乗って撮影してました。あまりにもCG合成が上手だなぁと思ってたら、ガチンコだったのですね。
そんなことって出来るの???何免許・・・?日本じゃ絶対ダメですよね、一般人が戦闘機に乗ったら、日本っていうか大抵の国で絶対にダメだとおもう、いやいやもしテロとかにパクられたらどうすんねんって話・・・ハリウッドは法をねじまげますなぁ・・・