2023年1月31日火曜日

1982 Miss Rumphius (Barbara Cooney)

  there are many stories which contains ship and sea. most of all people dont know nothing about ship and its are name. but in stories, you must know about them.

 stories are adventure, far away from reality get out of ordinary, well, you need ship and begin adventure.

2011 I Want My Hat Back Jon Klassen

  very new book 2011! hooray?


it is very rare kids book end like this, i cant say how it end. i have seen this cover somewhere before i cant remember. these days i dont go to bookstore, all books are downloadable. I havent seem magazine for a long time...i miss that.

1968 Corduroy Don Freeman

 Teddy bear Corduroy is living doll, he bought by a girl and get happy. very simple story, but i think children's book must be like this.

2023年1月30日月曜日

1971 The Lorax Dr. Seuss

  it is a story of environment destroying for kids.


 i think this is ah .... too much smells of preaching.  Propagandistic i could say, too much intension to lead chindrens thinking, i dont like this kind of Brain storming. 


 well i dont like this book.

2003 Don't Let the Pigeon Drive the Bus Mo Willems.

  this is not a book for children, but for infants. Very simple, Very short,like this blog.

2023年1月29日日曜日

1936 The Story of Ferdinand Munro Leaf

 Bull named Ferdinand, he is very quiet and calm, but a little happening make him go to Matador what is gonna happen?


 story is very old and boring, but illustration is very nice pen and ink drawing. Black and white is the best contrast to show Spanish blue sky.

2000 Click, Clack, Moo  Doreen Cronin

  story of a cows got a typewriter, and they send message to the farmer in English.


Set animal act as a human is very ancient technique of storytelling, continued to this day. Cos they are FUN.

1974 Where the Sidewalk Ends Shel Silverstein

  this is not short books for children but collection of poems.


 they are very well written in delightful way, this is my favorite childrens books so far. Really nice one. you should read this. 

2023年1月24日火曜日

1976 Frog and Toad Are Friends (Arnold Lobel)

  this one is rather novel with painting, contrast to only painting book. 


Frog and toad are friends they spend nice spring and summer while they are sleeping in winter, that's all.

1978 Anno's Journey (Mitsumasa Anno) 安野光雅『旅の絵本』

  this is the first time, and maybe last, children's books written by Japanese. i dont know Mitsuo Anno. it is surprising his books are sold in English community.


 this book is only paintings, no words, strictly speaking, this is not Japanese book nor English book. This is Painting no more no less. 

1939 Madeline Ludwig Bemelmans

 1939! very old one. old one still remaining today means this is classic.


story of girl lives in monastery, one day she got appendices and send to the hospital.

 kids and sick are a big topic of many stories this combination is good. but i think it is rather overused.

2000 Olivia by Ian Falconer

 Contrary to previous one, this is new 2000.


 maybe painted by photoshop, around 21st century, most of paintings begun to be paitnted photoshop. it lasted around decades, and then more paint-oriented software appeared gradually it share is falling to this day.


 anyway dejital painting tend to be looking same, hard to make your own style.


 what im talking about? this is cute lil book anyway.

2023年1月23日月曜日

1941 Make Way for Ducklings Robert McCloskey

 1941! very old one. before the war.


 story of ducks ande their children duckling.


As I said before, i dont like babies and dont like family story, because they are so sentimental.



1955 Harold and the Purple Crayon (Crockett Johnson)

  Baby Harold with his magic crayon, he draws world he dives into it.


i think i have seen this kind of story before, but it published in 1955. THIS might be a origin of those kind of story. Baby is a hero of the story, by the way i dont like baby, that might be the reason why i don't bother to marry.


 

2023年1月22日日曜日

1991 Tuesday (David Wiesner)

 tuesday is a picture book without no text. only painting.

frong flying everywhere on tuesday night.

illustrations are very prolific and realistic.

Painting this style by waterpaint is deadly difficult. good word David.

1996 The True Story of the Three Little Pigs! By Jon Scieszka

  this is a bit new classic children's book in 90s. Tells a story about famous three little pigs by wolf's side of view. 


 Illustration's are very stylistic and has its own style. maybe this is east European taste, i dont know this author much, but he is definitely East European. very kitschu and attractive. 

1964 The Giving Tree by Shel Silverstein

  story of tree and boy, boy grew up, tree gives everything to the boy ... and then what would happen?


 very sad? story.

2023年1月21日土曜日

1987 Owl Moon by Jane Yolen

  Father and son seek out owl in the night of snow-white forest.


Illustrations are water painted and beautiful, it is no surprise this book received many children's book award.

2023年1月20日金曜日

1957 Little Bear Else Holmelund Minarik

  English reading series.


Somehow bit famous Childrens books, it is series book, it has total 5 books of this little bear series.


 Author's name is very strange, at first  i didn't think it is a name, Else Holmelund? 

I never met this kind of name, maybe northern Europe origin?

2023年1月19日木曜日

1975 Tintin and the Picaros タンタンとピカロたち

タンタンシリーズ第23作目。そして最後の作品です。


 24作目のアルフアート はエルジェが死んだ為に未完となっています、一応それらをまとめたものが出版されてますが、正直絵が全然違います、エルジェの絵って誰でも描けそうだけどそうもいかんみたい。


 南米のたぶんコロンビア?にしたお話で、タンタンたちが南米の国に降り立ち、ゲリラたちと合流し、カーニヴァルにまぎれて革命を成功させるという、まぁようするにゲバラファンタジーってことですね。

 

 革命というシリアスな物語と、カーニヴァルというコントラスト、独裁とスラム、っていう南米の太陽みたいに、陰と陽のハッキリした物語ってことなんだと思います、エルジェもかなり高齢だと思うのですが、構成がカッチリしていて、手堅くキレイにまとまっています。やるね。全然最後の物語っていう感じはしない、まだまだタンタンは元気だぞ!って感じです。

 

 最後のほうにトムソン刑事たちが死刑に引き出される場面があるのですが、死刑の直前まで紳士らしくふるまい、目隠しに対して


「我々トムソンに目隠しはいらない、死を正面から見つめよう」


 って見栄を切るところがあるんですが、これがフリになってるといえばなっています。トムソン刑事かっこえぇやん。


 これでタンタンシリーズおしまいなんですが、やっぱりタンタンがマンガ文化に与えた影響は計り知れないと思いますね。確実に一番有名なヨーロッパの漫画家、向こうではバンドデシネ作家。マンガってものの表現の領域をめちゃくちゃ広げた存在だと思います。

2023年1月16日月曜日

1967 Flight 714 to Sydney  tintin  タンタン シドニー行き714便

 タンタンシリーズ 第22作目。


 乗っていた飛行機がハイジャックされて、いつものように捕まったタンタンは脱出し・・・っていういつものタンタンのアレか・・・って感じかと思いきや、後半は思いがけない展開をします。


 言ってしまうとネタバレで面白くないのでどういうお話かは言えないタイプの物語ですね。でも今回はかなりの程度エンタメ作品となっておりまして、基本的には、オールドスタイルのタンタンシリーズって感じですね。

2023年1月14日土曜日

2022 ベスト・アルバム

  毎年年末になると今年のアルバムベスト100、みたいなのが出て、ワタシが一年で唯一新譜を精力的に漁ってみる時期になります。


 だが、ここ10年くらい、信頼できるメディアみたいなのがなくなってしまいました。音楽が配信が中心になってしまったおかげで、非常にいいアルバムを探すのが難しくなった。


 それまで音楽のアルバム探すのなんてレビューが頼りで、高い金出してアルバムを買うのだから入念に調べたりしたものです。でも今はYoutubeやらSpotifyで探せばすぐに聞ける。レヴューなんか誰も読まんでしょう、とりあえず聴いてみりゃいいのだから。音楽雑誌、的なものもほぼ絶滅したと思ふ。


 ほいでそういうストリーミングで人気の曲は?というと、ほとんど裸の女が踊ってるのとアイドルばっかしです。

 人気投票は、考えられる限り最悪の選択方法だってのはよく言ったもので、大衆ってのはバカばっかりなのだから当然人気投票の結果もクソです。それは政治家がどんな人間が選ばれてるかを見れば明らか。

 あるいは高校生に好きな本を聞くのと、文学部の教授に良い本を聞くのどっちが信頼できるかって話です。学生全員の総評よりも、教授連の本のリストのほうをワタシは信頼する。大衆ってのは高校生以下、小学生レベルのボケ具合ですから人気ランキングも信頼出来ぬ。

 

 だが専門家の弊害もあって、専門家ってのは暗くてシリアスなものを不当に高く評価するもの、それは映画賞とか見ればわかります、映画賞取るのは戦争、病気、家族愛、子供って決まってる、面白いエンタメは評価されない。音楽の専門家なるものは、ジャスティン・ビーバーが好き!なんて言っちゃいけないことになってる。そんなヤツはクビです。


 だから良い音楽を探すのは、「耳の確かな個人」、に聞くしかない。だけどワタシにはそんな知り合いはいない。


 それでも四苦八苦して色んな曲を聴いてみましたが・・・



2022年のベスト・アルバムは


宇多田ヒカルの「BAD MODE」です。


そう、非常にベタのメジャーアルバムになってまいましたね。でも「君に夢中」、のミックスが抜群に良かった。

 A.G. Cook、っていう人物がプロデューサーとして参加してますが、この人のスキルだと思われます。ず抜けて良い。この人、色んなミュージックサイトが今年の一番に上げてるビヨンセのアルバムにも参加してるので、現在のトッププロデューサーですね。

 結局音楽はプロデューサーなんですよな。

 プロデューサーに才能があればそのへんのクソアイドルでも名盤を生み出せる、特に現代みたいに打ち込み全盛だとほぼ曲の90%はプロデューサー次第です。

2023年1月13日金曜日

2001 機動戦士ガンダム THE ORIGIN 安彦良和

  安彦良和版ガンダムってことで、初代ガンダムを安彦良和風にアレンジして、リメイクしたマンガ作品であります。


 ガンダムって一体どんな話だったのかしら?ってことで読んでみました。


 作画がもちろん下手ではないんですけど、塗りがダサいですね。もっとベタ塗りの感じで描けばよいと思うのですが・・・、ってか白黒!? 

 なんで日本のマンガは頑なに白黒なんですかね、デジタルだったらトーンのほうが面倒だと思うのですけど(もちろん安彦氏はアナログで描いてるのだろうけど、DTPはどうせデジタルなんだからカラーにすればえぇやん)。白黒が生きるスタイルの人もいますけどヤスの描き方はアニメーターのそれなんでどう考えてもカラーにすべきですわね。

 印刷にカネがかかるってのが一番のネックなんでしょうけど、そうはいっても20年前の作品だから・・・。


 でも白黒ではシャアザクがどれかわからんではないか!!


・・・あとヤスの描く女はまったく可愛くない・・・だからといってこのひとゲイなのかしらっていう感じでもない、じゃあロリコンか?っていうとそうでもない。非常に稀ですが、あまりセックスに興味がないヒトなのだと思う、ヤスは。

 絵にはそのヒトの性癖が絶対出るし、それが個性、ってのがワタシの持論なのですが、ヤスの絵は例外中の例外ですね。どうもこの人は絵を描くのがそもそも好きなのかどうかもわからん。実はキリスト教徒らしいので、そういうことなのかも。

 それと顔の種類も多くなくて、ギレンと連邦の少将?の顔がまったく同じで見分けがつかない、これも白黒の弊害・・・


 だいたいストーリーはアニメ版ガンダムなんですが、シャア編はほぼすべてオリジナルストーリーです、ジオンがどういうわけで独立しようとしたのか、キャスバルがどうやってシャアになったのか、勝手に描いていいの?ってくらい完全にヤスの創作物語が展開していきます。ワタシガンダムマニアじゃ全然無いからわからないのですが、公式設定とかはどうなってるのでせう?なんか最近もまたハサウェイとか新作作ってるけど、いくつも世界線があるってことになってるのかしら?

 このマンガではシャアはニュータイプじゃないことになっとるのですが、スパロボだとニュータイプだったよね??


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 ガンダムってのは、アンチロボットアニメ、のロボットアニメなんですわね、全部逆を行ってる、いわば王道ってものの逆をいったアンチ作品、が名作、として残るってことはよくある。ドン・キホーテがまさにそうで、騎士道物語、という王道があって、それの裏、アンチ作品がドン・キホーテです。


 まずアムロって主人公が根暗、自己中、正義感がない、好きで戦ってるわけじゃない、生まれつき天才、と、それまでの熱血正義感型のド根性ヒーローのすべて逆を行ってるわけです。

 ロボットも、子供向けにわかりやすく、ではなくてリアルっぽく渋い。


 でもワタシ的に一番これがガンダムの特徴だよな、ってのは大人世代がクソばっかりってとこですね。アムロの親父はワーカホリック、ガキのことはほっておく、母親はアムロを見捨てて地上に残るような無理解で最低の母親。

 子供のことは命がけで守る、っていう少年マンガの親の描き方と逆なんです。これが一番斬新ですね。ジオンの上層部もまさにナチスって感じ、では連邦は?って言えばこっちも日本帝国軍みたいなプライドばっかりのカスばっかり。大人世代は総じてクズばっかりなのです。

 その犠牲に若者がどんどん戦争で死んでいく、あるいは、自分たちの力でなにかを変えようと戦う、っていう構造ですね。実はジオンと連邦が戦ってるのじゃなくて、大人と若者が戦ってるって話。


 でもこれはオリジナルの時代には変な感じだったと思います、今なら受け入れやすい。今の大人世代は不景気とバブルを引き起こした能無しのクソ野郎どもで尊敬に値しない、とっととくたばれ老害っていえますが、70、80年代の大人世代というのは、戦後の焼け野原から日本を経済大国に押し上げて、世界のトップまで上り詰めた世代。

 つまるとこ、ちゃんと結果出した人たちなわけで、だからパワハラが許されたし、言う事もまぁ聴いとくかって感じであった。結果を出してる、これに尽きるのです。ジャパニーズウェイ、っつって日本のやり方、をアメリカとかが研究模倣しようとしてた時代なんですから。

 なんでこの世代が結果を出せたかというに、それはたぶん、ふるいにかけられたからですね、弱いやつ、役立たず、使えない人間、要領の悪いやつ、は死んだ。強い人間だけが残り、結果的にそれが生産性を上げた。リストラってことです、役立たずを消すだけですべて好循環するようになる。


 だからなんでしょう、コンプレックスっていうか僻みっぽい感じが投影されてるのかなと思う、自分たちは、いわばカリスマ、大企業を1から作り上げた、みたいな存在にはなれない。大人はわかってくれない、って感じなのです。

 大人のほうからすれば、俺たちは成功者なんだからなんでガキから学ぶ必要があるのだ。ってことですし。

 一言で言えば、甘やかされて育った団塊第2世代のコンプレックスがガンダムって物語なのだとワタシはおもふ。

 

 やっぱそれまでとは全然違うものを作ったってのは偉いですよね。それまでのアニメはとにかくわかりやすく子供向け、だったのに、敵と味方、正義と悪を曖昧にして、わかりにくく、大人向けにした。それがガンダムの一番の功績だと思います。後半ララァが突然現れて急激にスピリチュアルな感じになるのは、好き嫌いあると思いますね。艦隊の戦略とかそういうのは一切関係なく超能力で勝負するんだ・・・じゃあ今までのなんやってん・・・とも思う。

 あとニュータイプはわかり会えるから戦わなくていいのだ、ってのも疑問。わかりあえないから戦ってるという場合だけでも無いでしょう、よくわかりすぎてるから戦うしかないっちゅーこともあるのでは???



 この物語の本当の主人公はシャアなんですけども、シャアの動機づけもなんか、・・・う~~ん・・・って感じになっていまいましたね。かっこ悪い、もっとワタシはシャアはかっこよくあって欲しいものだ。なんだかマザコンでロリコンでシスコンの自己中みたいなキャラになってしまっておる。

 


 総評というとやっぱ作画がダサいのが気になる・・・、上手い下手じゃなくて、ダサい。

1962 Tintin and the Castafiore Emerald  カスタフィオーレ夫人の宝石 タンタン

  タンタンシリーズ 第21作目


 カスタフィオーレ夫人がマリンスパイク屋敷へやってきて、そのエメラルドが無くなる・・?というお話。


 シェイクスピア風の喜劇でして、たくさんのキャラがいて、同時にいくつもプロットが進行していく・・っていうにぎやかなお話となっております。


 ただ今回も問題ありでして、ジプシーが登場します。ジプシーってやつはヨーロッパ人以外には馴染みのない人々で、ロマ、ともいいます。ヨーロッパを旅する遊牧民みたいな存在で、占いやら怪しいことをしている正体不明の集団とも言われていて、まさにシェイクスピア的な装置とも言えます。

 ジプシーはまぁ厄介者とされていて、犯罪が起こればすぐにジプシーのせいにされる、偏見を持たれてるわけですね。


 タンタンたちはジプシーを養護するのだが果たして・・・?ってやつです。


 わざとタブー的な要素をねじ込んでいるという、マスコミにありがちなやり方をしてるというわけです。今でいうとこの炎上商法ですね。

2023年1月11日水曜日

1959 Tintin in Tibet タンタンチベットをゆく

  タンタンシリーズ 記念すべき第20巻。


 作者エルジェが一番気に入ってるシリーズらしく、レビュー的にもタンタンの最高傑作に挙げられることが多いタイトルです、ワタシもそう思う。


 これまでのタンタンシリーズと違って、悪役、というものが存在しません。

夢で親友のチャン、が危機に瀕しているというお告げを見たタンタン、チベットに飛行機が墜落したチャンを助けるために、ヒマラヤを目指します。


 全編を通してほぼ、ずっとヒマラヤの自然と格闘し続け、チャンを探し続けます。お気づきの方もいると思いますが、非常にスピってる内容でして、タンタンは導かれるようにチャンを探し続ける、巡礼みたいなお話になっていて、全体的に宗教色の強い内容。


 最後の秘境ヒマラヤ、がなんで秘境なのかわかる感じですね。


 つい最近、ナスDがヒマラヤに登るドキュメントやってましたけども、文明疲れというのか、すごい勢いで時代が変化する時代に、変わらないヒマラヤとチベット、がクローズアップされるってことなんでしょうか。

2023年1月9日月曜日

1958 The Red Sea Sharks tintin タンタン

 タンタンシリーズ第19作目。


 またも中東が舞台で、今回は特に紅海、レッドシーが舞台となっています。


 この作品問題ありありのあり、で邦訳されてないみたいだけどさもありなんって感じです。


 悪役はメディア王のコングロマリットの大金持ち、そいつが中東でクーデタを仕掛けていた理由は、裏で奴隷貿易を行っていたのだ。って話です。


 いやいやいやまずいですね~、 現代の出版社なら全部お断りされる内容です、差別的内容がてんこ盛りってやつですね。


 タンタンは結構ネグロの扱いがひどいってことで告発されております、別に悪党として描いてはいないんですが、文明度の低い人たちっていう扱いですね。まぁこれが心情なんでしょうけど。

 しかも中東ならまだ奴隷貿易とかがありそうだよね、っていうのもダメですね~。確実にクレームが入りますでしょう。


 マンガとしてはでも、結構ライトな感じでサクサク読めて面白い、やっぱハドック船長は船に乗ってるとしっくり来る。

2023年1月6日金曜日

1956 Tintin and the Calculus affair ビーカー教授事件 タンタン

 タンタンシリーズ 18作目


 今回は久々の一巻本で、カルキュラス教授が超音波兵器を開発して、それを狙う、ボルジュリア?なる架空の国の秘密警察が教授を誘拐したのを助けに行くというお話。


 舞台はジュネーブが中心になっていて、都市部でのカースタントなど、車が登場するシーンが非常に多くって、戦後いかにモータリゼーションが一気に進んだかって感じですね。まるで007みたいな話でして、こういうアクションモノ、にもタンタンの影響が残ってるんだなぁって感じですね。

 

 新しい驚くべき新兵器が・・・っていうのも、いかにも当時のそれっぽい、原爆から水爆、超兵器の開発競争が激化しまくっていた時代でもあります。


 核戦争がいつ起こってもおかしくないっていう時代なんですが、やっぱり景気がいいからなのかどっか明るい雰囲気もある、変な時代です、50年代ってやつは。非常に語られることが少ない時代、誰も覚えてないのかもしれん。

2023年1月4日水曜日

1954 月世界探検 Explorers on the Moon: Adventures of Tintin タンタン

  タンタンシリーズ 第17巻


前作からの続きで、月での冒険が描かれています。


 内容がぎっしり詰まっていて、月の冒険から、密室での裏切り者などのサスペンス要素、そして酸素が無くなりそうな中からの脱出という、密室脱出冒険、と色んな要素がぎっしり入っています、ハドック船長の酔っ払い、トムソン兄弟の謎の病気など、これまでの色んな要素をすべて詰め込んだような総集編みたいな作品になっています。

 

 1954年ですから、まだ人間が月に行ける、ってのはSFだったと思われます、月に海があったんじゃないか、みたいな話もまだまだ全然月に関する情報が無いなって感じですね。でも作画はなんかそれっぽく描かれている。


 ギチギチに内容を詰め込んだかなりの良作だと思います。

2023年1月1日日曜日

1953 Tintin Destination Moon タンタンの冒険 めざすは月

  タンタンシリーズ第16巻


 タイトルの通り、ついにタンタン宇宙へ・・・・。


 まさに時代だなぁって感じです。時代をかなり先取りしてますけどね。50、60年代ってのはすごい明るくて革新的な時代でした。もちろん同じくらいダークサイドはあるんですけど、とにかくエネルギッシュで最高の時代だったことは間違いない。

 あの頃、というのはだいたいは60年代のことです。


 その雰囲気がこのマンガにもあります。特に1950年代ってのは科学万能時代。科学がどんどん人類の未来を明るくしていくに違いない!!っていう楽天主義が全盛だったのです。未来に希望が持てるってのがどんなに幸運なことか。

 実際この時代は生活水準がぎゅんぎゅんと毎年のように良くなっていくハッピーな時代でして、楽しい時代だったのですわね。


 このマンガも、プロットとかはほとんどなくて、宇宙へ行くためのロケットを作ろうっていう話とコメディが主になっています。おまけていどに悪いやつが出てくるって感じ。エルジェもよっぽどロケットにハマっていたみたいで、設計図などまで描いております。エルジェだけじゃなくて、本当に世界中が宇宙開発に熱中していたんですね。


 ご存知のように1969年に人類は月に降り立った・・・・ってことになってますけども。これはずーーーっとほんとか??っていう議論がありますね。


 ワタシもどうもこれは嘘っぱちだと思うのですよねー、こういう陰謀論みたいなのはほぼ信じないのですが、50年前に月に有人宇宙船・・???ぜってぇ無理だろって思う。現代でも無理でしょ。去年12月にようやく無人機のアルテミスが発射成功したのです。これを50年前に有人で??

 毎年のようにロケットの発射は失敗してますし、小惑星にロケット着陸させただけでキセキだ!!って言ってるのに、50年前、ろくにコンピュータも無い時代に、何人も載せた巨大な宇宙船で月に着陸??・・・むりじゃね??


 でネットとかで調べてみるんですが、どうもハッキリしません。なんか断片的な映像ばっかで途中、の映像とか写真が一切無いんですよね・・・。

 っていうかこんなガッサガサのカメラしかない技術レベルで月まで行けんだろ、って思う。しかし全ては闇の中。結局のところわかりません。