タンタンシリーズ 第17巻
前作からの続きで、月での冒険が描かれています。
内容がぎっしり詰まっていて、月の冒険から、密室での裏切り者などのサスペンス要素、そして酸素が無くなりそうな中からの脱出という、密室脱出冒険、と色んな要素がぎっしり入っています、ハドック船長の酔っ払い、トムソン兄弟の謎の病気など、これまでの色んな要素をすべて詰め込んだような総集編みたいな作品になっています。
1954年ですから、まだ人間が月に行ける、ってのはSFだったと思われます、月に海があったんじゃないか、みたいな話もまだまだ全然月に関する情報が無いなって感じですね。でも作画はなんかそれっぽく描かれている。
ギチギチに内容を詰め込んだかなりの良作だと思います。