タンタンシリーズ第16巻
タイトルの通り、ついにタンタン宇宙へ・・・・。
まさに時代だなぁって感じです。時代をかなり先取りしてますけどね。50、60年代ってのはすごい明るくて革新的な時代でした。もちろん同じくらいダークサイドはあるんですけど、とにかくエネルギッシュで最高の時代だったことは間違いない。
あの頃、というのはだいたいは60年代のことです。
その雰囲気がこのマンガにもあります。特に1950年代ってのは科学万能時代。科学がどんどん人類の未来を明るくしていくに違いない!!っていう楽天主義が全盛だったのです。未来に希望が持てるってのがどんなに幸運なことか。
実際この時代は生活水準がぎゅんぎゅんと毎年のように良くなっていくハッピーな時代でして、楽しい時代だったのですわね。
このマンガも、プロットとかはほとんどなくて、宇宙へ行くためのロケットを作ろうっていう話とコメディが主になっています。おまけていどに悪いやつが出てくるって感じ。エルジェもよっぽどロケットにハマっていたみたいで、設計図などまで描いております。エルジェだけじゃなくて、本当に世界中が宇宙開発に熱中していたんですね。
ご存知のように1969年に人類は月に降り立った・・・・ってことになってますけども。これはずーーーっとほんとか??っていう議論がありますね。
ワタシもどうもこれは嘘っぱちだと思うのですよねー、こういう陰謀論みたいなのはほぼ信じないのですが、50年前に月に有人宇宙船・・???ぜってぇ無理だろって思う。現代でも無理でしょ。去年12月にようやく無人機のアルテミスが発射成功したのです。これを50年前に有人で??
毎年のようにロケットの発射は失敗してますし、小惑星にロケット着陸させただけでキセキだ!!って言ってるのに、50年前、ろくにコンピュータも無い時代に、何人も載せた巨大な宇宙船で月に着陸??・・・むりじゃね??
でネットとかで調べてみるんですが、どうもハッキリしません。なんか断片的な映像ばっかで途中、の映像とか写真が一切無いんですよね・・・。
っていうかこんなガッサガサのカメラしかない技術レベルで月まで行けんだろ、って思う。しかし全ては闇の中。結局のところわかりません。