タンタンシリーズ第19作目。
またも中東が舞台で、今回は特に紅海、レッドシーが舞台となっています。
この作品問題ありありのあり、で邦訳されてないみたいだけどさもありなんって感じです。
悪役はメディア王のコングロマリットの大金持ち、そいつが中東でクーデタを仕掛けていた理由は、裏で奴隷貿易を行っていたのだ。って話です。
いやいやいやまずいですね~、 現代の出版社なら全部お断りされる内容です、差別的内容がてんこ盛りってやつですね。
タンタンは結構ネグロの扱いがひどいってことで告発されております、別に悪党として描いてはいないんですが、文明度の低い人たちっていう扱いですね。まぁこれが心情なんでしょうけど。
しかも中東ならまだ奴隷貿易とかがありそうだよね、っていうのもダメですね~。確実にクレームが入りますでしょう。
マンガとしてはでも、結構ライトな感じでサクサク読めて面白い、やっぱハドック船長は船に乗ってるとしっくり来る。