なんか誰もこの映画について語っていない感じがしたのは気の所為でしょうか?
シン・ゴジのときはみんなやいやい言ってたのですが。
まぁ感想は一言で済みます。
アニメのほうがいいか。
実写はアニメーション描くのが面倒だからやってる手抜きとしか感じられぬ。写真よりも絵のほうがやっぱりいいですよ。
写真展と、美術展、どっちに行きたいっていったら当然美術展でしょ。
(ほいで俳優の演技もやっぱちょっとさむいか・・・台詞回しがアニメのそれなんで、実写でやるとやっぱ変ですね)
でもこの映画は特撮、っていうものに対する感謝というか、特撮を生かした映画を作りたいっていうことだと思うのでまぁ已む無しなのかも。
映画の物語は、ウルトラマン第一シリーズを一本の映画にハイライトでまとめてるって感じで、展開がサクサク進みすぎて、ハリポタみたいですね。急ぎすぎって気もする。でもところどころ光るところもある、それは監督の才能ですわね。アングルとかカット割りとか、やっぱ現存する映画監督の中でもピカイチだと思う。
今ではあんまり聞かない言葉ですが、ビデオマニアなんですわね、庵野氏は。ビデオドロームね。動画というもののマニアなんです。フレーム単位で映像をしゃぶりつくすっていう。
今そんなかじりついて、ビデオ、というものを分析、解析的に見てるやつはおらんでしょう。あまりにも動画がありふれてるからか。
そうやってフレーム単位で映像を作ってる人間もいないですしね。