今更見ました。
ワタシ映画館で映画見るのあんまり好きじゃないのですよね、マナーの悪い客いると腹立つし、周りに人がいると映画に集中出来ない。何より膀胱の活動限界が90分なので、いつトイレ行こうか・・って考えてしまってこれも映画に集中出来ない。
一人用の映画館があって、トイレ休憩でもあれば理想なんですけどね。
内容はもちろんみなさんご存知のスラムダンクの山王戦を映画化したもので知ってるのですけど、リョータが主人公になっていて、ちょこちょこと追加シーンがあります。が、基本的な流れはマンガの通りであります。
追加されたのはリョーチンには死んだ兄がいて、いつもその影を追っていたのだったっていうことなんですが・・・ショージキお涙頂戴でベタな話でワタシはいらなかったかなぁ・・・って気がしました。
作画が変わっていて、たぶん試合のシーンは全部3DCG、他のシーンは手書きがちょこちょこって感じだと思います。
スラムダンクみたいなリアル調の場合は、3DCGにしやすいので親和性が高いですね、鼻があるキャラだと3D崩壊しにくい。でも塗りとか色々工夫が見られております、手塗りとの違和感が出ないように、これはかなり上手にやられてると思います。特に髪のテクスチャはかなり頑張っている。髪が一番違和感が出やすいのです。ただ、指、がやっぱ不自然かも。ここも3DCGの弱点で、手の関節のうごきはひじょーーーーにむずい。
手書きでも一番書くのが難しいのは手だとされておる。手を描かせると一番そいつの力量がわかるのです。
今後こういうアニメーションが増えるだろうなぁって感じ。でもやっぱこういうリアル系のほうがよくて、もっとスタイライズされてると難しいですね。
まぁ内容は当然最高に面白いので、そりゃ面白いです。3DCGにしたことで作画枚数に縛られず、コート半分走るのに20分かかるなんてこともないわけで。でもなんかアニメ見てるっていうより、ゲームを見てるって感じもする・・・。でも総じて、よく出来てると思います。
昔のTVアニメでは山王戦までやられてないので、ようやくスラムダンクのアニメが完結したって感じですね。
みんな思ってるでしょうけど、スラムダンク2 NBA編が読みたいですわ。井上雄彦先生は最近仕事してるのかしら?? バガボンドもリアルも未完のまま終わりそう・・・