2026年1月28日水曜日

Live2DとSpine の違いについて

  イラストをアニメーションさせるソフトとして、Live2DとSpine、というのがありまして、もちろん他にもソフトがあるのですが、ほぼ開発が止まっていたりして、実質二択です。

(Blenderでも無茶すりゃ出来ますが、もちろんそれ用のソフトウェアじゃないので非常に面倒です)

 

 でどっちがいいのかしら??って思いますよね?

 

実際私もそう思いまして、調べてみたがよくわからん。

 

 で実際触って試した見た。

 

自分で使ってみて初めて理解。

 まず問いの建て方が間違っている、という哲学でよくありがちな結論。

どっちか?というのは適切ではなくて、何をしたいか?で選ぶべきです。

 

LIVE2D  とあるようにLive2Dはリアルタイム(生配信)でイラストを動かすのに適したソフトです。つまり生配信向けってことですね。

 

 Spineは、動画(スプライト)を作る、ためのソフトです。リアルタイムで動かすとかはできない。

 

 SpineはBoneを入れてスケルタルアニメーションをするためのソフトだ。っていう説明がよくされますが、これが誤解を産んでいます。

 スケルタルアニメーションというと、海外の安物アニメで有りがちなカクカクした動きを作るものだとおもわれがちで、というか最初はそのためのソフトだったのですが、Spineはそれだけじゃなくて、Live2Dみたいなメッシュアニメーションも出来ますし、最近のバージョンでは物理演算にも対応しております。

 但し、Live2Dみたいに、複数のメッシュを一気に動かす(メッシュデフォーマ)ことは出来ません。

 けれど細かいメッシュの動きなどをつけることが出来て、時間をかけて、アニメーション、を作ることが出来ます。操作系も、3Dソフトウェアを2Dに落とし込んだ感じで、汎用性が高くていろんなことが出来、キャラアニメだけじゃなく、エフェクトなども作れます。

 Live2Dもうまくやればアニメーションを作ることが出来ますが、裏技みたいなテクニックを多様に駆使しないといけなく、煩雑です。

 

 だからゲーム用の2Dアニメーションを作るなら、Spine一択です。

 

 非常に誤解を産んでいる要因の一つが、アズールレーンなどのソシャゲが、Live2Dスキン、ってのを販売しているんですが、あれはSpineで作られています。

 最初はLive2Dも使ってたみたいですけど、複雑なアニメーションはSpine、とたぶんAfterEffect、を使って作られています。これはBrowndust2なども同じだし、NikkeとかもSpineです、動き方でわかります。

 

 Live2Dはサブスクリプション、ライセンスが高い、などの理由でゲームではもうほぼ使われなくなっています。

 但しSpineも問題があって、ドル建てでしか販売しておらず昨今の円安の影響で、めちゃ値上がりしてしまいました。クレジットカードが無いと買うことも出来ない。

 しかし買い切りなのは嬉しいところ。 

 

 あとSpineは日本語の情報がほぼ皆無、海外でも少ないです。 といってLive2Dも情報が多いわけではないし、ゲームへの導入の仕方など、公式のマニュアルもほぼ何も言ってないに等しい。

 

 3Dが圧倒的主流で、2Dのインディーゲームも、グラフィックにあまりこだわってるゲームは少なくてこの2Dを動かす系の業界自体がニッチなものなのでせう。ほんとインディーゲームってグラが弱いのですよねぇ・・・。

 ワタシは、ドット絵のクオリティが高いゲームが大好きなので、もっと復興してほしいものですが、Spineも高いし、スプライトの技術は失われるばかり、これでは廃れる一方でしょうな・・・

 Cupheadみたいな特異点的超絶クオリティのゲームが生まれてますけどね・・・あれはでも普通の人々には真似することはまず無理でしょう。まさに狂気のゲームです。