2016年10月29日土曜日

1972  ベルサイユのばら  池田理代子

 ぎっくり腰になってしまい、仕事が出来なくなったのでマンガを読むことにしました、ずっと読もう読もうと思ってたけど手が出なかったマンガ、ベルばらです。


 1972年だったんですねーふるーーー!!でもだからといっていいのかその時代の雰囲気がありますね、戦争ベイビー、つまり団塊の世代の青春時代なんです。だいたい1965~1975年っていうのは。つまるところは数の理論でこの時代のクリエイターってのは競争率が高いので、すごいレベルが高いのですねー。つまるところはビートルズがその頂点にあるって感じなんですが、だいたい戦後の古典ってのはこの時代の作品です。


 フランス革命を歴史的に追いながら、女でありながら騎士として育てられたオスカルと、そのおさなじみで平民であるアンドレというキャラクターをフィクションとして付け加えた、歴史フィクションっていうジャンルです。


 実はこの歴史フィクションってやつは一番古典的な物語でして、三国志とかもそうです。歴史を題材にとりつつ、フィクションを付け加えていく。だって三国志にだって、誰がその場面見てたん??っていうのが一杯ありますからね。

 歴史というのも実はフィクションで事実に基づいたフィクションです、支配者が変わると歴史が変わるのもそのためでして、ころころ変更が加えられます。でも一応、オリジナル、としての歴史っていうのがあってそれをみんなで改作して遊ぼうってのは一番物語としては作りやすいです。
 面白さってのは、けっこうなところ、共有経験ってのが大事でまったく意味のわからないことをまったくオリジナルにやられても意味がさっぱしわからん。オリジナリティが大事だと言うけども、本当はオリジナリティよりも、なんでしょう、追体験。のほうが大事なのですよね。


 というわけでこの作品はすごいよく出来てますねー、少女漫画ってなんでかわかりませんが誰の発明なのかみんなおんなじスタイルで書きますよね、ガラスの仮面にしろキャンディキャンディでもみんな描き方は同じ。同じ作品の別キャラでも基本みんな同じ顔ですw 見分けはヘアスタイルだけ。まぁキャラデザする必要がなくていいよねw

 だから物語に注力出来るというのか、すごい練られた物語ってのは少女漫画が多いですよね。少年漫画ってのはだいたいは行き当たりばったりです。あるいは梶原一騎スタイル、1つの強敵を倒すとまた次の強敵が現れて・・・・っていうのを繰り返す。

 ベルばらはちゃんと物語を仕上げてから構成を固めて作画インってのがすごい伝わってきますね、まぁフランス革命という歴史を追っていけばいいので、途中からの超展開とか矛盾ってのはありえないんですけど。


 長編物語を作るってのは女のヒトのほうが絶対向いてるってワタシは思います。特に歴史モノみたいにいっぱい下調べが必要なのをまとめるってのは。つまんないことをコツコツす能力ってのは女のヒトのほうがあります、ワタシは医者とか法律家とかは女の人を信用します。
 ただ一冊の小説で誰かの人生をまったく激変させてしまう、みたいな大天才ってのはなかなか女の人にはいませんね、天才はいるけども、超天才、ってのはオトコに、しかもほんのわずかにいるだけなんですな。



 フランス革命ってのについても私自身結構調べたことがあります、けども調べれば調べるほど、なんか革命ってキレイゴトじゃないなー、革命ってのがみんなが言うように革命的でもなければすっきりしたような事実もありません、民衆が虐殺されることもあれば、民衆が意味もなく虐殺することもあり、常に正しい英雄もいないし、絶対的悪みたいなのもいません。


 結局のとこ革命は失敗して、ナポレオン帝政、そしてずーーーーーっとフランスは混乱しっぱなしでドイツに何度もやられっぱなしでして、最終的にはナチスドイツに完全にボコられてしまい、三流国へと落ちぶれてしまうわけですね。世界第二の帝国だったのに、いまでは世界のプレゼンスはかなり残念なことになってます。それは英語を学ぶ人口とフランス語の人口を比べれば一目瞭然。


 革命は失敗した。ってのは当時の1972年の学生運動に敗れた若者にはどう映ったでしょうかね??

2016年10月25日火曜日

2013 7番房の奇跡

 引き続き韓国映画シリーズ。

 2013に大ヒットした映画なんですが知りませんでしたねーーw ワタシはテレビとか殆どみませんけど、テレビを見てたところで外国の情報ってのはほんと入ってこないですよね。情報ってやつは情報を発信して利益があるものだけを発信するわけで、だからメディアから与えられる情報ってやつはすべからく信じちゃいけない、なんてメディア批判をしてるばやいじゃないぜよ。



 内容としては、タイトルからわかるようにいわゆる刑務所モノでして、主人公は知能障害を持っていて、小さな娘が1人いる。っていう、これだけでもうだいたいのことはわかったって感じじゃないでしょうかw 賞取りにきたなーって感じの映画ですね。


 賞を取る映画は決まってます、戦争モノ、歴史もの、障害者のドラマ、あと切り札であるコドモ、そして家族。ここさえ抑えておけば間違いない、斬新なSFやらバキバキドカンの映画は絶対に賞なんてもらえやしないってわけですね。
 ちなみにワタシは家族ものってのは大の苦手です。ただ、人間ってやつは家族モノが好きなんですねー。ワタシがズレてるクズ人間なんですねーwはい。まずワタシはコドモってのが大嫌いです。なんかコドモが好きなヒトってこのヒトコドモの頃幸せだったんだろうなーって思いますね。ワタシみたいなコドモの頃なんか死んでも戻りたくないってやつは少ないんでしょうなぁ。


 というわけでいい映画なんです、まぁいい映画には違いない。っていうかこの組立で悪い映画なんて作れっこないですよね。障害者が悪に目覚めてギャングにのし上がる、みたいな超展開をシない限り。



 まぁそれはいいとして、でもこんな感動系の映画が実際に客を集めるってのはすごいなーって思いますよね、こういうのって興行的には全然ダメってことが多いのですけど。オーディエンスとしての韓国人ってのは、ちゃんとしてるんだなーって思いますね。ハリウッドのバキバキドカンにだけ集まるんじゃなくて、いい映画にはカネ払って見に行こうっていう。映画館で映画なんてワタシは風立ちぬ以来見に行ってないですが。
 

 まぁそれにしたって韓国映画ちゃんとしてるなーとは思いますね、日本みたいにアイドルとか人気俳優さえ使っとけばファンはとりあえずみに来るっしょー。みたいなバンドル式みたいな方法じゃない。おっさんにもスポットがあたるというのか。ワタシは若いすべすべのオトコよりも渋いおっさんが好みであります。プラトンも言ってましたがオトコなんて25まではセックス以外のコトなんて考えられないサル状態ですから。




 ただ前にも書きましたけどEVAみたいなどうも万人向けじゃないアニメ映画に一杯客が入るのはまだまだ捨てたもんじゃないと思いますね、映画は賛否両論だけど。ただ新海誠の映画がなんでそんな流行ってるのか謎です。いつからそんなメジャーな感じになったのでしょう?一部の中2こじらし系のアニメヲタが見る系のアニメだったような気がしてたのですけど・・・?
 ワタシは新海氏のやつはあのなんだっけ・・地下の世界みたいな冒険モノ以来見てないですね、なんか・・・あれ・・?このヒト売れたら嫌な奴になっちゃうタイプのヒトかもっていう匂いがしました・・・。マンガみたいなことですけどほんとにいるんだな!って思いますよね、売れたらヒトが変わってしまうひと。これってフィクションじゃないんだ・・っておもいました。
 オトナになってびっくりすることの1つですね、あっ!ほんとうにクズっているんだ、フィクションのキャラだけだと思ってた!っていう。

2016年10月18日火曜日

1991 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY

 ガンダムOVAシリーズの第二弾のハズ。

 作画はヒジョーにキレイで、キャラデザはなんかみんなあんま印象に残らない感じです。わざとそうしてるのかもしらんけど。作画はほんとキレーに出来てるのでそれだけでもどうぞ。

 モビルスーツが主体っていうよりはなんか、艦隊とかモビルアーマーがよく出てくるっていう感じ。当たり前ですが新型ガンダムが出て来るのですけど、このデザインはちょっとびみょー。ただなんか独特のコントラストの強い塗りをしてて、手間がかかってますね。

 
人参嫌いでニュータイプじゃないので使えない、でおなじみのコウ・ウラキの元ネタです。



 ただ!ストーリーはなんか・・・しょうもないっていうか、ん~~・・・ひじょーにイマイチな気がする。なんでしょうねー、古くさーい気がしますね。実際古いんだからしょうがないじゃんって話しかもしれませんが、それよりも尚古い感じがする。
 なんか・・・みんな自分勝手にもほどがあるって感じですね、人間ドラマを重視しているとかって、だいたいただ単に恋愛描写が多いってだけだったりするのですよね。ワタシは恋愛モノって嫌いなんですねー・・・。なんにせよ自分ばっかりかよってなる。それと反対に友情モノは超弱点ですぐにうるうるしてしまいますね。
たしかオスカー・ワイルドが言ってました、友情ほど優れたものはこの世にはないって。ワイルドはホモなんですけどねーーーw

 ヒロインのニーナがおばさんくさくて好感が持てないってのもあるかもしれませんね。


 後半ガンダム3号機、デンドロビウムが隠し兵器として登場するのはまぁいいぃんですけどそれと同じくらい高性能な敵の機体、名前忘れました、はいきなりぽーんこれ使いなよー!って感じで現れるのです、なんっ・・・じゃあそりゃあ。もっと苦労して手に入れたりしないの・・?これ一機で戦艦50隻沈めるくらいの超兵器なのにですよ。
 作画はリアルですのに、プロットはなんじゃーそりゃーーの連続です。作画でごまかしてますぅ・・・。
 まずだいたいにして、コロニーが地球に落ちるのを阻止する、ってのが大筋なんですが、っていうかいっつもコロニーが落ちるのを阻止してますねガンダムは・・・。なんでそれがそんなに必要なのかがわかりません、だってコロニー落ちてもぜんぜん地球ダイジョブなんですもの。何をそんな躍起になってるんかわからん。


 とにもかくにもハイクオリティな作画と残念なプロットでもったいないな~~・・・・って感じの作品。EVAの作画とかよりも断然キレイなのに・・・。ドックにジムが3体置かれてるってだけのどうでもいいカットでも相当力の入った作画をしてますよ。

 まぁ確かに逆シャアみたいに最後はニュータイプの超能力で全部まるっと解決ーー!!っていうのよりはいいのかもしんないけども・・・うーーーん・・・・。キャラの立ちも悪い・・・。

2016年10月15日土曜日

Zbrush トレーニング  エレチュウ


 ここ最近Blenderのモデリングのチュートリアルなどをやってたのですが、なーーーんかしっくり来ない。やれトポロジー、だのリトポロジーだの、トポロジーなど、でぜんぜん楽しくないんです。はふぅ・・・疲れるって感じ。

 それでZbrushのほうに浮気して見ました。楽しい!!Zブラシは楽しいです、ヒジョーに。トポロジーだの、テクニカルなことを気にしないで自由な感じで出来ます。



 このモンスター?は公式サイトのチュートリアルを見て適当に作ったもの。最新版のZブラシではメカニカルなハードサーフェスなものも作れるようになったらしいので、モデリングはZブラシでやっていこうって感じでする。

 Zブラシで超すげー!って思ったことが1つあって、Zブラシってペイントモードでマテリアルを塗り込むことが出来るのですね!!
 つまりこの部分は銅にしよ、って思ったら、銅のマテリアルを選んでそれをブラシで塗ると、塗った部分が銅になるんです。これはまじですげー!もちろん銅に似せた光沢を塗ってるだけなんですけど、他の塗り系のソフトは色々あるけど、マテリアルを塗れるのって初めて!
 あんまし2D系の塗り師たちは知らないんじゃないですかねZブラシのこの機能。こりゃいつか2Dイラストレーターは廃業する日が来るかも、2.5Dイラストレーターに取って代わられて・・・。


 あとZブラシにはDメッシュといって、トポロジーをまんべんなくメッシュを戻すっていう機能があるんです、当たり前だろ、知ってるわボケって言われるかもしれないけど、これも素晴らしー機能ですね。
 Zブラシはもっともっとフォトショ並に一般化しても良さそうなソフトですけど、なんかちょっとカッコつけすぎてて大言壮語的で何言ってるかわかんないとこがあるのと、やっぱ高いのであんまし普及しないんでしょうな・・・・。


 まぁZブラシはモデリングだけで、シーンを作ったり、レンダリングをしたりはあんまし出来ないんで、Blenderのチュートは無駄にはならないでしょう。

こぉいうソフトウェアの勉強をやってると思うのですけど、これ勉強してるけど明日死んだらどーしよ・・・とか思いますね。免許取る時も思ってましたね、こんな時間かけてやってるのに途中で死んだらどうしよ、あとちょっとしか生きられないとしたら超無駄時間・・・って感じで。結構知ってるヒトでもう死んじゃったってヒトが多いんですよねー。

 ジョン・レノンも松田優作も40で死んでますけど、40で死ぬってむっちゃはえーーーっ!!ってのを最近実感します、そりゃ数字としてはわかってましたけど、実感として40で死ぬってのがこういう感じってのがわかって来ましたのでふわーーーっ!!って思いますね。カート・コバーンよりも、ジミヘンよりも年とっちゃったもんな・・・・。こわーー・・・。逆にこのヒトまだ生きてんの!?見苦しいからもうやめろよってのも一杯いるんですけど・・・・。


 そう考えたらやっぱやってて楽しいことをしたほうがいいよねって思います、Zブラシはやってて楽しいのでこれはグッド。絵を描いてても思うんですけど、やっぱこれって楽しいよねーって最近思う。結局これは楽しいんだよなーってことです。っつーかもう楽しいことしか続けらんねぇって感じです、集中力が持たない・・・。




 全然関係ない話ですが、FF15のラジオCMみたいなのって水島大宙こと服を着てないタイプの声優さんがやってますか?ドンキで流れてて、あっ?FのヒトがFFについてしゃべってる!服を着てないキャラなんだ!って思ってしまいました。もしかしたら違いヒトかも・・・。FF12までしかやってないのですけど・・・・。FF14なんてあったっけ?

 オンラインか・・・、オンラインにナンバリングタイトルつけるのってどうなん?って思いません?ONLINE Ⅰ とかにすりゃいいですのに。ナンバリングって確かに繋がってはないけども、大きくは1つの物語の続きって感じって気がするけどオンラインゲームって基本的にストーリー無いから・・・。

2016年10月12日水曜日

2014 divine move 神の一手

最近続いている韓国映画コーナー。


 これも本国ではかなり当たったみたいです。内容はというと、賭け囲碁で兄弟を殺された弟が復讐を誓って刑務所で囲碁の神と出会い囲碁の腕を鍛え、ヤクザの親分に格闘技を教わって、賭け囲碁のヤクザみたいな組織と対決するっていうお話。


 その復讐の相棒として集められたのは盲目の囲碁打ち、酔いどれ天使、片腕が義手のメカニック、カーペンター。そして嘘つきの サギシ。 この四人で敵と戦うという感じ。


 マンガっぽいストーリーと、囲碁で詰まったら殺し合いの殴り合いっていうアクションという、なんじゃーこりゃーwっていう映画です。 割と面白いです。格闘技を身に着けたカイジみたいな感じですね、ギャンブルで勝ち、相手がごねだしたら鉄拳制裁でボコボコにするっていう。確かにありそうで無かった映画です。肉体派のヒカルの碁ともいえます。


 基本的にはムキムキに鍛え上げたイケメン俳優の殴り合いが見どころの、腐女子きゃーーーっ!っていう腐女子映画ですが、なんか香港映画的な無茶苦茶なストーリーで囲碁とかまったく知らなくても楽しめます。



 途中、バーで主人公と敵の悪役が麻雀をやるシーンがあって、主人公が九蓮宝燈で上がります。Nines Gate だ。これをあがったやつは翌日死ぬと言うぜ。



 天和をあがったら死ぬっていう噂がありますけどね、九蓮も確かに見たことないな~~・・・。緑一色は見たこと有るけど。ちなみに緑一色、オールグリーンという役満は中国には存在せず、アメリカで生まれて、それが逆輸入されたものです。通用しないところもあるらしい。雀哲の哲也といえばワタシはこのリューイーソーって気がする、よく黒シャツかよ!ってやってましたね。
 ワタシは四槓子テンパイまで持ったことがあるけどあの時は震えましたね。スーカンはでも四暗刻狙えばいいだけなんでまったくの無駄役満、ダブ役っていうルールがありました。


英語の役満の名前って面白いですね、国士無双のことを13 Rakan’s hand、十三羅漢拳っていうのですねw なんだその技は!ワタシは国士はなんか縁がなくてあがったことないなー・・・。国士狙いに切り替えるのが遅いのでしょうね。

 ちなみに大三元はThree Dragonsです。あれは龍だったんだ。ハクは確かに龍っぽい。ホワイトドラゴンですね。チュンがレッドドラゴンで発はグリーンドラゴンだ・・・。


 發のことをリューファ、って読むのが多いみたい・・・、

1996 バハムートラグーン


「オトナになるって悲しいことなのね・・」


 スーファミ末期のSQUAREは、わたしはタイトルバックっていうのですか、あの文字を見るだけで泣きそうになりますSQUARE、っていう文字が透過処理になっていてその後ろに空が見えるっていうやつね。特にロマサガ3を思い出す。

 ほんとスーファミ末期のスクエアは黄金時代、すばらしーーーーー!!って感じ。このゲームの出来は賛否両論なんですが、ドット絵と音楽、効果音、このへんの職人のレベルは最高潮に達していて、ある意味マニエリスムみたいな超絶技巧を見せてくれます。ドット絵なのにアニメーションがあるってのは実は思ってる以上にクソ面倒な作業でありんす。こういうタイプのドット絵、横グラ、っていうヤツはほんと終わりの時代のものです。
 この翌年にはプレステが出て、FFⅦがすべてを変えてしまうわけです。さらばドット絵、ポリゴン時代の到来だ!ってわけ。FFⅦもやっぱし名作でしてワタシは未だにFFⅦのキャラがスクエアの最高傑作だとおもふものなり・・・。それでもワタシはやっぱしスーファミ末期のゲームが一番好きだなぁ・・・。

 バハムートラグーン。バハムートのラグーン。ラグーンって英語にあたる日本語ってのがわかりません。辞書で引くと潟、とかいてセキ、と読むのですがこのコトバは完全に死語ですね、誰も意味がわからん。そしてラグーンというコトバのイメージとはまったくかけ離れている。
 
 このゲームの中では浮島という意味です。ラグーンのセカイは空が無限につづいていて、浮島として国とかが存在してるのです。どういう物理法則だ!!ってのは一切説明無し。今グランブルーファンタジーというスマホゲームが流行ってますけど、あれってこのバハラグの丸パクリって感じがしました。やってないのですけどねスマホ持ってないので。

 ゲームとしてはシュミレーションなんですが、なんというか・・・、独特のゲームです。ドラゴンを育てて戦うってことで育成シュミゲーなんですが、ドラゴンはAIなので言うことを効かず、シュミゲーらしい戦略みたいなものはなく、ようはドラゴンをどれだけ育てるのかってことです。しかもシュミゲーとしての縛りみたいなのはなく、アイテム使い放題ですし、戦略を練って・・みたいなことは必要ないとこではRPGっぽい感じ。ともかく独特の感覚、を持ったゲーム。
 そしてさらに独特なのは、これがこのゲームの賛否がわかれるところでしょうけど、妙なハイテンションキャラのパレード。タイチョー、という名前のタイチョー・・・、気持ち悪いオカマっぽいジジィの指揮官、恋愛中毒のヒロイン・・・、うんこを食べるとミライが見えるという謎イベントw

 台詞回しなどもスクエアらしさが全然なくて、セガのゲームっぽい感じです。
しかしふざけまくってると思いきや、シリアスだったり、名言があったり・・。

「俺たちは自由が欲しいってのかよ、ちきしょう」

「サラマンダーよりずっとはやい!」

「おまえなんか死んでしまえ!」


など耳と目に残るコトバの宝庫です。

 ヒロインのヨヨの悪女っぷりはソクラテスの妻のように伝説となっています。


ゲームバランスとしてはかなり崩壊してます、ドラゴンが強すぎたり、武器の性能が高過ぎたり。特にフェニックスの特性。HP無限。はチート級の威力。つまりは絶対に落ちません。
 すぐにヌルゲーになってしまう、そういうわけでは失敗作。ただいろんな理由でなんとなく忘れがたいおもひで。を残していくゲームですね。


 このゲームの主役はやっぱドラゴンで、このドラゴンのグラフィックを見たいってだけでもこのゲームをやる価値があると思います。これぞスクエアって感じのデザイン。個人的にはラストギガンテスがお気に入り。ただマスタードラゴンのグラは用意されておらず、一番最初のグラに戻ってしまうというのは、えーーー!?って感じ。バハムートはかっこいいけどフェニックスがどうみても悪役・・。

2016年10月11日火曜日

1989 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争

ガンダムのOVA。OVA黎明期の作品ですね、OVAって回収出来るんだろーか?って不安になりますけども、割とダイジョブなんじゃないか、って自体のヤツです。アニメって実は実写よりも安上がりなんでしょうね、どこを削られてるかというとアニメーターの給料は惨憺たる自体で、今では海外に外注する始末なんですけど。実写の俳優は事務所の圧もありそこまで削りきれないのでしょうね。


 キャラデザインはヒジョーにダサいですw ワタシの趣味かもしんないけど、80年台アニメには謎のダサさがありますよねー、あれってなんなんだろ?やぼったい・・・。それより前のもっとシンプルな作画は、まぁシンプルやなーって感じなんですが、二段塗りとかそういうのが出来る余裕が出てくるとなんか、ださいっていうか・・、イタい女の子が描く絵っぽい感じなんですよねー。これで伝わるだろふか・・・。けどZガンダムはかなりいい作画だったのになんで悪くなるの?って感じです。

 
 ただメカデザインには出渕氏が入っていて、このヒトが入ってるか入ってないかで雲泥の違い、プラモデルっぽいガンダムから、嘘くささはあれ、なんとなくリアルで、なんとなく理屈はあるぞって感じのガンダムになります。ガンダムってのは大きいんだぞっていうスケール感を重視したって感じですね。 スパロボでいっつも出てくる使えないパイロットのバーニィとクリスが何者か初めてわかりました。
 

 鳥山明が1990年前頃に出てきて、そのダサい80年台の風潮から、スタイルを持った洗練された感じになります、鳥山明スタイル。オタクっぽい感じを、POPでスタイリッシュ、ややアメコミっぽいテイストにがらっと変えた。マンガやアニメってのがサブカルから、もはやメイン、に変わったのもこの頃だと思います。今でもナルトやワンピのジャンプ長期連載にそのスタイルは引き継がれてますものね。



 そんなことはいいとして、このOVAは6話なんですが、別に章立てする必要はなくてただ映画を6分割しただけって感じですね。
 
 シナリオはひじょーにベタです。ベタ中のベタ。戦争に憧れる少年が、戦争の悲しみを知るのだ。っていうやつ、こすられまくってるけど、まだまだこすり足りないっ!ってヤツです。少年が軍隊の逃走兵とか傷を負った兵士と仲良くなり・・・・、みたいなん。スピリットオブビーハイブとか、マシンガンナー、タルコフスキーにもそんなんありました。

 戦争と子供、っていうネタもこすられまくってるけど、まだまだこすりきってないって感じみたいです。


ベタってのはある程度型が決まってるので、総崩れ、超展開ってことにはなりません。水戸黄門で宇宙人が攻めてくることはありません、忠臣蔵がボロボロになるなんてこともない。
 ただOVAなんてコアなメディアなんだからもっと攻めたのでも良かったんちゃうとも思いますけどね。


 ただサブタイトル、これはサイアクですねーw 何この面白くなさそうな感じ。



2016年10月4日火曜日

school 2013 ゆれながら咲く花

 韓国ドラマです、しかも連ドラ。

 とあるコネクションにより見ました。


 連ドラを見るのなんていつぐらいぶりですかねー?わたしはテレビで毎週楽しみにして連ドラを見たことなんて一回もありません、あとでビデオとかで見たのは、金八先生、北の国から、探偵物語・・・そのくらいしか思い浮かばないですねー・・・。それでも北の国からは途中でやめちゃったし、ほんとにおもしれーって思って見れたのは金八の第二シーズンだけですね。あの加藤優と腐った未完のアレです、ほんとあれはすごい名作。みゆきーー!!って感じw



 けどもなんでそんな人気あるの???ってのはやっぱり見ておいたほうが勉強になりますよね、とにかく何にせよ元ネタ確認はしておくべしです。思ってたよりもそーとー勉強になりましたわ。


 韓流ブームってのがありましたよねー、あれはほんと一体なんだったんじゃろう?冬ソナブーム、チャングムブーム。たぶんあれは朝ドラを見るタイプのおばさんが食いついたんですよね、朝ドラと昼ドラを見るようなオーディエンス。ワタシは恋愛モノがニガテです、あとホラーですね。これだけはまじで見ない。恋愛ものといっても、もっと別のテーマも含んでるものは見れるけども、純愛っていうのですが、そりゃしーきび・・・。
 そしてワタシは未だに朝ドラをみる奴らの気がしれませんね。いや、なんかいつから美少女の苦労物語みたいな感じになったのですかね。なんかひやーーっ!って拒否反応が出るんですよね、古臭い感じ。



 この学校2013が何で人気があるのかってのはすぐわかりました、腐女子人気ですw 主役ともう一人のキーキャラクターである、キム・ウビンの二人の男前が、じゃれ合ったり殴り合ったりと、腐女子がキャーーーーッ!!っていうのがふんだんに盛り込まれてるのですね。たぶんこれ脚本女の人なんじゃないですかね

 

それとやっぱり、チャラチャラしてないってのもあります。オトコがナヨナヨ、あんましてない。このへんが80年台の日本っぽいのです、ワタシが唯一見た、金八も北の国も探偵物語も全部80年台ですもの。その頃の雰囲気を持ってるのですよね、オトコってのはかっこよくあるべし。っていう。かっこよくやるべしっていうか、かっこをつけるべしっていうのか。


 日本は今は、っていうか20年前くらいからずっと逆ですよね。シンジ君しかり、ネガティブでよわっちぃオトコ、あるいは、ハルヒみたいにオトコキャラはツッコミ役で無関心を装ったあんまり熱が入ってないっていうやくまわり。すごい個性を持った美少女がどんどん物語を引っ張っていくっていう構図、これがずーーーと続いてます。


 これってやっぱ徴兵制の影響ってのがほんと甚大だと思いますね。もぉ大きすぎるほど大きい。いや、もーでかいどころの騒ぎじゃないですわねーー。

 韓国俳優というともぉみんなだいたいマッチョですものね、ムキムキでないにしろ、脱いだらバキバキっていうのが多い。それも腐女子がキャーーーー!っていう要素なのでしょう。それに軍隊、っていうワードも、軍事マニアもそうだけど、腐女子もピクン、っと反応するワードですし。
 
 見てないからわかんないけど、日本の俳優はジャニーズジャニーズって感じでして、若くしてバキバキのヤツってのはあんま見ないです。筋肉を鍛えててもなんかニセモノっぽい筋肉っていうのか。


 ドラマの内容もわりかし真面目でして、やっぱり金八っぽい雰囲気。シリアス路線です。シリアス路線というのかリアリズムってのか。貧乏、格差、受験戦争、コネ、家柄、教育制度などなどっていう感じ。

 割と見れる。これがワタシの感想です、これは人気が出るのわかります。ハマっちゃうのもわかる。なるほどなーって感じ。やっぱり違う国っていう距離があるってのも面白いですよね、韓国のヒトってマジでキムチばっか食べてるんだ!!とか、ナルト人気はすげー!とか、ラーメンうまそー!!とかw


 けども近いけど遠いって気がワタシはまだまだしますねー、ハングルさっぱしわかんないし、中国も、近くてめっちゃ遠い。イギリスやアメリカのことならもうめちゃくちゃ知ってるのに、近いところほど知らないのですよね。日本の教育ってのがそうですからねー。

 

2016年10月1日土曜日

2016 Fantome 宇多田ヒカル

  あれですねー紹介する必要もないんでしょうけど。


 ワタシはやっぱ8年も休んじゃだめだよ、長いこと休んでそれで結果がよくなるなんてことはない、日々の積み重ねがやっぱし大事なんじゃない?

 っていう言うつもり満々だったんですけどw 全然悪い出来じゃなかったですね。やっぱ音楽っていうジャンルは他のジャンルとは全然違うってことですよね。


 ほかは殆どどんなものでも、スポーツは言うまでもなく、絵書きでも写真でも映画でも小説でもなーーーーんでもです。長いこと休んだら、もう昔の輝きは取り戻せない。毎日腕を磨くってことが大切なわけです。そしたらいつのまにか才能はそれほどなくても人並み以上には出来るようになる。


 あの黒澤明だって、年に2本のペースで映画を撮りまくってたころが一番輝いていて、ブランクがあった後はもー見るも無残・・・。お願いだから晩節を汚さないでおくれって思うような出来でした。みなさん、休みすぎはダメ!!水曜どうでしょうもひどかったですよ!!




 ただ音楽だけは、才能才能才能、才能が殆どすべてですねー。毎日8時間ギター弾いてるからといって、名曲が描けるわけじゃない、プレイヤーとしてはすごいかもだけど作曲ってのはほーんと才能だよなーーーって思いまする。8年休みまくっても、他の才能の無いヒトが毎日必死で努力して作ってるものよりも圧倒的にいいモノが作れちゃうのですねー。



 わりと内容もえげつないのがありますね。忘却・・・・。ほわぁ・・。ミリオンセールするようなアルバムに入ってる曲ではないような・・・。しゅごい。



 宇多田ヒカルはネクラなんですよね、だいたい女のアーティストってネアカっていうかバ◯っていうか恋愛中毒っていうか、脳味噌からっぽ、歌詞の内容は全く無し、みたいなのがほぼすべてなのですが、宇多田ヒカルは歌詞も良い、実はわたしは宇多田ヒカルはずっとファンなんですねー。数えるほどしかいない邦楽で次のアルバムをずっと待ってしまうヒトです。これからも頑張ってほしいものなりーーー。また次の8年みたいなことはやめてほしぃ・・・・・。



EVAQとのコラボっていうかただ再編集しただけじゃん、っていうプロモもやってましたね。賛否両論ありますがw あんなダークな内容を持ったものが大衆の支持を受けるってのは、まだまだ捨てたもんじゃない、いー国じゃないかーこの国はーーー。って言いたくなりますね。
 そういや庵野さんも休みすぎ体質のヒトか・・・・、割と休んでないんですけどね、実写撮ったり特撮撮ったり・・・・、休んでるのと同じですけどねーーw



Blender Sculpt ブレンダー スカルプト 練習



 スカルプトモード、つまりは彫刻モードの練習をしてまする。こんなキャラいましたよね、なんかキヲクの奥に潜んでいた。ギャザのカードイラストかなぁ・・・・。これはZブラシじゃなくてBlenderですよ、見やすくするためにZブラシっぽい色でやってますが。





 けどどこに使えばいいんでしょうかねスカルプト・・・。ハードサーフェスモデリングよりもやっててすごい楽しいんですけどねスカルプトのほうが。メカっぽいものを作るのは難しそうだし、マテリアルをどうやってつければいいのかわかんにゃいし。キャラクターは2Dで描くってのはワタシはやめたくない。



 Zブラシではスカルプトモードでもメカっぽいものを作れるようになったというのをうたってました。3DCGソフトってのは、まだまだ黎明期って感じで、これぞすべてをこなすデフォルトソフトである、ってのがないんですよね、フォトショみたいに。色んな情報が錯綜してます、MAXがいいだのMAYAがデフォルトだ、MARIのテクスチャーペイントが抜群だ、NUKEのほうがいい・・エトセトラ。


 Zブラシやってみよっかなぁ・・・・。


 ゲームの武器とかってどんなソフトで作ってるのですかね、オリジナルのソフトなのかもしんない。といって、結構イマイチですよねゲームのウェポンデザイン。ゴテゴテしすぎた感じがする、もっとスィっとしたデザインがワタシは好きなんですよね。ファンタシースターにしろ、モンハンにしても、あんましかっこよくない。FFって割と武器はシンプルですよね、ブレイバーにしても、ガンブレードにしても、割とシンプル。


  キャラデザってのはもはや認知されてて、誰がキャラデザ??ってのがゲームの根幹を決めるものですが、ウェポンデザイン、ポンデザ??w はまだまだそこまで注意が払われてないのかも。わぁ、なんかこの武器かっこいい!!ってのはあんましないですねーー。ワタシガンマニアじゃないんで、サブマシンガンとかなんて全部同じに見える。


 ラグナロクという剣がどういう形をしてるのかわかんないものにゃー・・・。七支刀は持ち歩きにくそうって感じがするくらいです。