2016年10月18日火曜日

1991 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY

 ガンダムOVAシリーズの第二弾のハズ。

 作画はヒジョーにキレイで、キャラデザはなんかみんなあんま印象に残らない感じです。わざとそうしてるのかもしらんけど。作画はほんとキレーに出来てるのでそれだけでもどうぞ。

 モビルスーツが主体っていうよりはなんか、艦隊とかモビルアーマーがよく出てくるっていう感じ。当たり前ですが新型ガンダムが出て来るのですけど、このデザインはちょっとびみょー。ただなんか独特のコントラストの強い塗りをしてて、手間がかかってますね。

 
人参嫌いでニュータイプじゃないので使えない、でおなじみのコウ・ウラキの元ネタです。



 ただ!ストーリーはなんか・・・しょうもないっていうか、ん~~・・・ひじょーにイマイチな気がする。なんでしょうねー、古くさーい気がしますね。実際古いんだからしょうがないじゃんって話しかもしれませんが、それよりも尚古い感じがする。
 なんか・・・みんな自分勝手にもほどがあるって感じですね、人間ドラマを重視しているとかって、だいたいただ単に恋愛描写が多いってだけだったりするのですよね。ワタシは恋愛モノって嫌いなんですねー・・・。なんにせよ自分ばっかりかよってなる。それと反対に友情モノは超弱点ですぐにうるうるしてしまいますね。
たしかオスカー・ワイルドが言ってました、友情ほど優れたものはこの世にはないって。ワイルドはホモなんですけどねーーーw

 ヒロインのニーナがおばさんくさくて好感が持てないってのもあるかもしれませんね。


 後半ガンダム3号機、デンドロビウムが隠し兵器として登場するのはまぁいいぃんですけどそれと同じくらい高性能な敵の機体、名前忘れました、はいきなりぽーんこれ使いなよー!って感じで現れるのです、なんっ・・・じゃあそりゃあ。もっと苦労して手に入れたりしないの・・?これ一機で戦艦50隻沈めるくらいの超兵器なのにですよ。
 作画はリアルですのに、プロットはなんじゃーそりゃーーの連続です。作画でごまかしてますぅ・・・。
 まずだいたいにして、コロニーが地球に落ちるのを阻止する、ってのが大筋なんですが、っていうかいっつもコロニーが落ちるのを阻止してますねガンダムは・・・。なんでそれがそんなに必要なのかがわかりません、だってコロニー落ちてもぜんぜん地球ダイジョブなんですもの。何をそんな躍起になってるんかわからん。


 とにもかくにもハイクオリティな作画と残念なプロットでもったいないな~~・・・・って感じの作品。EVAの作画とかよりも断然キレイなのに・・・。ドックにジムが3体置かれてるってだけのどうでもいいカットでも相当力の入った作画をしてますよ。

 まぁ確かに逆シャアみたいに最後はニュータイプの超能力で全部まるっと解決ーー!!っていうのよりはいいのかもしんないけども・・・うーーーん・・・・。キャラの立ちも悪い・・・。